二歳年上の彼に浮気をされ、振られた。
サークルでの飲み会では荒れに荒れ、目が覚めると見知らぬ部屋にいた。
隣には一矢纏わぬ幼なじみ。
「お酒のせいだから、忘れよう」
なんて提案したけれど、あの熱い夜を簡単には忘れられない。
体に残る熱に
、いつもは優しい幼なじみが男になった瞬間。
甘く、それでいて必死に囁かれた「好きだよ」の言葉に。
私は、彼に、恋をした。
香月よう子さま
『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 00:33:29
4837文字
会話率:30%