この世界には23の神器が存在するという。
これらは神話における『剣魔大戦』の最終局面において、剣神と魔神が相打ちの形で滅び、砕け散った欠片が姿を変えたものだと信じられているのであった。
神格一 ・神剣『カリバーン』
神格二 ・
神樹『ユグドラシル』
神格三 ・神機『クロノス』
神格四 ・魔空『ウラヌス』
神格五 ・神火『アグニ』
神格六 ・神剣『フランベルジュ』
神格七 ・神剣『インドラ』
神格八 ・神剣『水姫』
神格九 ・魔剣『血業』
神格十 ・神剣『シャルウル』
神格十一 ・神土『ガイアー』
神格十二 ・神水『ダイダル』
神格十三 ・神雷『ソー』
神格十四 ・疑剣『サナトゥス』
神格十五 ・魔龍『九頭竜布』
神格十六 ・魔竜『ブラッドドラゴン』
神格十七 ・神馬『ザンザス』
神格十八 ・魔珠『鳳玉』
神格十九 ・神風『エルウィン』
神格二十 ・神槍『ゲイボルグ』
神格二十一・神光『アフラ』
神格二十二・神剣『ハルペリア』
神格二十三・神氷『スカージズ』
神格に所有者と認められた者は大いなる加護を受け、超人と化す。
であるがゆえに誰もがその力を求めていた。
しかし、23の神器は帝国が分裂と闘争、統合を繰り返す中で多くが行方知らずとなっている。
これから始まるのは、神格を巡る物語。
あるいは真実と愛を探す、そんな話――
シント少年は【才能】がなかった。居場所をなくし、一人過ごす日々。
シント少年はある時、本を見つける。その本は不思議で、【才能】を持たなくとも、力が使えるものだった。
シント少年はそのうち、おとなたちの思惑で外へ放り出される。追い出されたのでなく、自分から家出をしたのだと、己に言い聞かせた。
シント少年は外が危険でいっぱいであり、【才能】が作り出した格差のある世界を目の当たりにする。
シント少年は自分が持つ術――魔法を活かすため、『冒険者』と呼ばれる稼業を始めた。人の役に立ちたいと思ったからだ。
シント少年はたくさんの夢ができて、大都市に行き、ギルドを作り、仲間たちを集め、事件に挑み、窮地を、そして【神格】をも覆していく。
シント少年は多くの出会いの中で、たくさんの感情を知り、自分がほんとうに欲しいものがわかって、大きな戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 14:03:23
99027文字
会話率:45%
理不尽に傷ついている『おとな』たちへ。
理不尽だらけの世界で働くおとなたちに、そっと寄り添うお話。
※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv等に掲載しています。
最終更新:2019-04-03 11:49:38
3933文字
会話率:23%
自サイトに載せていた【連載中小説の掌編、短編集】。スピンオフ的なものだったり、あるいは後日譚のようなものも含まれていたり。ほとんどはキャラクター同士の日常みたいなものを書いている短編です。【菫の花に祝福を】、【わるいおとなたち】【手のひらの
上の舞台】などのキャラクターが多め。本当に自己満足のかたまりです。キャラクターを固めるために書いた話も多々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-03 17:31:56
76569文字
会話率:47%
マフィアのボスと探偵とその養父の話。少しグロいかもしれないです。
最終更新:2014-05-18 10:40:25
11258文字
会話率:44%
花の王国の北に、ヒュルムンデルという名の冬の王国がありました。
そこにたったひとりですむ「冬の女王」は、花の王国に暮らす人々をうらやみ、攻撃します。
女王のしわざによって雪に閉ざされてしまった桃ノ花村。
雪に降りこめられ、外で遊べず
に困った村のこどもたちは、ある作戦を開始します――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-12 23:14:06
9282文字
会話率:26%
くまのクーは動物の学校の1年生。いっしょうけんめい何かに取り組むと、やぎ先生が「がんばったでしょう」のはんこをくれます。クーは「がんばったでしょう」をもらうととてもうれしくなります。その気持ちを、もらうことのなくなった周囲の動物、おとなたち
に持ってもらおうと「がんばったでしょう」を配ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-12 06:08:09
2421文字
会話率:5%