仏教とは、幸せの探求である。
千葉県九十九里にある獄楽寺の墓地にダンジョンが出現した。寺の息子で大学生の坂場守がそれを発見し、調べるために住職である父と中に入った。
中にいたのはスケルトンと呼ばれる骨の魔物だった。
守は【仏の懐】
という謎のスキルを得て、そのスキルでスケルトンを退ける。
おおよそ10年前にダンジョンというものが各地に突然発生した。ダンジョンには魔物が跋扈し、急激に増加してダンジョン外にあふれ、住民に多大なる被害をもたらした。
人間はダンジョンに入るとスキルという能力を得るようになり、その能力で魔物を戦い始めた。そんな人間を魔物を狩るハンターと呼ぶようになった。
ダンジョンはその土地の持ち主が管理すべきと法律にあり、近隣に迷惑をかけないようにするために獄楽寺は管理することを選ぶ。
その過程でハンターになるための講習で出会ったギルド受付嬢ふたりに目を付けられ押しかけられたり死にかけたりしつつも、なんとか管理していく。
墓地にできたのは墓地ダンジョンという魔物の行き着く果て。
魔物が多くてサクサクレベルが上がるが覚えるスキルが寺に関係あるものばかり。
さすがにひとりでは無理ゲーと助っ人を考えたが寺に来るのは問題を抱えた人ばかり、そこには人間ではないものも。
「なんとかしないと」
そのたびに守はそう思ってジタバタする。
これは、いろいろあるけどみんなで幸せになろうという話(予定)
1話3000文字前後。
主人公である守がいる場面は一人称。いない場面は三人称で進みます。
展開速度緩め、たまに仏教、基本は日常、おっぱいに貴賎はない、でお送りします。
なるべく明るく楽しい話を心がけてます。基本的にざまぁはしません。たぶん。
100話くらいまでは書き終わっているのでそこまでは毎日更新の予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:00:00
17786文字
会話率:47%