辺境にある静かな城へと到着した“ゆうしゃ”一行(戦士・僧侶・魔法使い)は、城内の拍子抜けするほど緩やかな空気と、やる気のなさそうな兵士たちに驚かされる。だが、この城の主である“おうさま”は、玉座ではなく研究室にこもり、古代文明や“まおう”に
ついて熱心に調べているという変わり者だった。
ゆうしゃ達は“まおう”という謎の存在が“魔王”の背後に潜んでいると信じ、手がかりを求めて辺境の城を訪ねる。おうさまは表向きは投げやりな態度だが、長年の研究メモが詰まった“地図”や、不思議な力を感じる“古い羊皮紙”をゆうしゃ達に譲り渡す。正式な討伐依頼でも報酬でもなく、「好きにすれば」という形ではあるが、彼らは貴重な情報を手にして大いにやる気を高める。
こうして、ゆうしゃ達は“まおう”を探すための旅を始めることを決意。翌朝、慌ただしく城を後にした一行は、加筆された地図と古い羊皮紙を頼りに未知の領域へと足を踏み出す。世界のどこかに潜む“まおう”——それを突き止め、いずれは討伐まで至るかどうか。まだ誰も知らない冒険が、ここから動き出そうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 17:10:00
127225文字
会話率:42%
「まおうさまばんざい…」
夜の静寂を破ったのは、勇者・ベインの衝撃的な寝言だった。
その一言に耳を疑った魔法使い・マホーシャ。
「ま、待って、今の……聞き間違いだよね?」
だが、隣で同じく目を覚ました剣士のアルフは真っ青な顔で首を振
る。
「俺も聞いた……アイツ、寝言で魔王を称えてた……」
最強の仲間であるはずの勇者に芽生える、まさかの裏切りの予感。
一夜の寝言で崩れゆく信頼と絆。果たして、このパーティーに未来はあるのか——!?
※なろうラジオ大賞6参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:17:29
1000文字
会話率:54%
「我願う__星よ導き給え」
東京近郊の地方都市、川浜市へ建つミネルバ学園に魔戦起きる!
太陽系の星に象徴されし仮面__「深淵の面」より権能を授かりし少年少女『星守り』とその守護者である「揺蕩う騎士」たちはみずからの夢を賭けてぶつかり合う
。
年上の甥がいること以外は平凡な、サッカー小学生、古藤大作(ことう・だいさく)は深淵の仮面のひとつ『地王の面』と巡り合い星守りとなり、大作を守りし、揺蕩う騎士となる甥の秋月閃(あきづき・ひかる)とともに、深淵の戦いに身を投じる。
戦いに身を晒さず、ただ、そらにかえりたい星守り「おうさま」と、その揺蕩う騎士は一体誰か?
川浜市は風雲急を告げ止まるところを知らない。
「我ここに宣言す、深淵より來たりしもの、深淵に還れ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 11:17:09
1198文字
会話率:34%
「泣くな少年。我を見ろ。すれば世界の半分より良いものをくれてやる」
魔王と名乗る1人の男の言葉は泣き喚く子供に笑顔を与えた。やがてそのセリフは男が主役を務める番組のキャッチコピーとなった。
かつて邪悪と人々に恐れられていた魔王ディアボロス
・サタン(童貞)は長きに渡る勇者との戦いに敗北した。
勇者に復讐を誓い次に魔王が目覚めた場所、そこは異世界〈日本〉だった!
日本の生活に順応するためバイトに奮闘する魔王だったが魔王という性格故上手くいかずクビになる毎日。
そんなある日、偶然出会ったテレビ局プロデューサーに気に入られた事であろうことか子供番組のおにいさんとしてデビューすることになって…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 10:21:05
126315文字
会話率:67%
まだらのおうさまです。
そんな絵本は、ありません。
最終更新:2024-06-03 02:12:38
200文字
会話率:0%
かつて最強と謳われた「魔王」は、戦闘を捨てて「まおう」となり、怠惰すぎる生活を送っている。
そこに届いた一枚の紙きれ――魔王城が召し上げられると知って?
注:ただの勢いで書いた書き出しです。
最終更新:2024-03-19 12:05:49
3714文字
会話率:56%
むかしむかし あるところに ひどいめにあう おろかなおうさまが いました。
・・・いつから俺が愚者だと錯覚していた?
童話でありがちな、愚かゆえに酷い目に合う役回りの王様が、頭の回る人だったらっていう話です。
ちょっとでもクスって
笑えたらいいなぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:56:48
1714文字
会話率:9%
お年玉を貰い、買い物に出かけたわたし、水上琴乃(ことの)。
その途中で幼女に『まおうさま!』と声をかけられる。
初対面のはずなのに懐かれていて、謎に思う琴乃。
しかし、幼女の寧々(ねね)の話を聞いていくうちに、気になる部分がたくさん出てきて
……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 00:00:00
3594文字
会話率:35%
家族を養うため冒険者になった女勇者リーネと陰気な魔術師ヴェンデル。長い旅路の末に仲間が次々離脱して二人きりになってしまったが、ついに魔王城の前に辿り着いた。
しかし魔王は『妊婦好き』という特殊性癖の持ち主だという噂が立っていて、辺境の荒野に
女性を連れてくることが難しい他の冒険者パーティーは討伐を断念する事態に陥っていた。
けれどリーネたちは諦める訳にはいかなかった。
魔王を倒し報償金を持ち帰ることが、勇者である自分たちの使命だから……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:00:00
17596文字
会話率:49%
全てが億劫な女の子と、王子様の不思議な物語
キーワード:
最終更新:2023-03-13 08:31:17
743文字
会話率:12%
異世界から様々な転生、転移を経てやってくる英雄、勇者、ヒーローetc…。魔王故に挑まれ、倒され、引き立て役となる人生に嫌気がさし勇者のいない、英雄の出来ない世界でスローライフを夢見るのであった。
「まおうさま!転生者が攻めてきました!」「…
ここも駄目か」
頑張れ、魔王。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 16:13:44
1480文字
会話率:69%
ぼくはあたまがおかしいのでおうさまのきているふくがみえません。
キーワード:
最終更新:2022-12-28 15:11:51
539文字
会話率:0%
ライオンの おうさまの めいれいで、みなみのしまへ たんけんに いった ヒツジたんけんたい。ぶじ かえってきた かれらは、しまのことを おうさまに ほうこくします。さて、どんな しまだったのかな?
最終更新:2022-07-22 17:15:26
1441文字
会話率:30%
おうさまはニコニコとしています
おうさまはニコニコとしています
おうさまは……
最終更新:2021-01-31 07:44:11
1370文字
会話率:0%
「ゼロから世界を作る」がコンセプトの惑星創造シミュレーションゲーム『プラネッタ』。
八重樫翔太は、ある日突然ゲームの中――自分が作った惑星に転移してしまった。
だが、何かがおかしい。
地球そっくりに作ったはずの世界は剣と魔法のファンタジー
に溢れ、このままだと百年後に滅ぶという。
ゲームプレイ時と同じ小回りの利かない世界操作系アクションと、頼りにならなそうな仲間を引き連れて。
世界創造の責任を取るため、そしてゲーム外に脱出するために翔太は破滅フラグ潰しに奔走する――
※カクヨム様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 10:18:15
141957文字
会話率:44%
新米経営コンサルタント、一ノ瀬啓太は、大陸一の美貌を誇るヘリアンサス王国第一王女ティアによって突然異世界に召喚された。
しかし、どうやらティアは国を救う『賢者』の召喚儀式に失敗したようだ。
「どうしましょう、召喚のやり直しはできないし
……。そうだ!あなたが賢者のフリをしなさい!」
グローバル化?IT革命?なにそれおいしいの?な異世界で、現代知識とコンサルタントスキルを駆使し、啓太は国を救い、元の世界に戻ることができるのか――
※本日より新作「俺が創生神です」の連載を開始しました!(→https://ncode.syosetu.com/n7416gk/)
良かったら、こちらも読んでいただけると幸いです。
※カクヨム様にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 09:03:05
237959文字
会話率:45%
その日、ボクは吸血鬼に出会った――
吸血鬼に魅了されたボクが、吸血鬼エステルを虜にするまでの七日間
最終更新:2020-05-24 00:04:19
4467文字
会話率:33%
長年争い合っていた人間と魔族の大戦も、魔王・クロスの手によって収められて二百年の時が流れた。
人間と魔族の間では不干渉条約が結ばれ、人間は人間で魔族は魔族で干渉することなく適度な距離を保ち、平和な時代が訪れていた。
魔王クロスは平和が訪れ二
百年の時が経ち、魔界の統治も部下の四天王に任せきりでやることなく、暇を持て余していた。
そんな時、彼の元に一通の手紙が届く。
汚くよれよれの文章で、子供が書いたものだとすぐに分かるその手紙には、
「まおうさま。さらっていったわたしのおとうさんおかあさんをかえしてください」
そう、書かれていた。
戦争もなく、魔族の民を魔王軍四天王が平和的に収めていると思っていた魔王クロスは身分を隠し、旅人―バッツとして城下町へと降りる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 22:22:10
31416文字
会話率:46%
「CHITKU・CHETKI」
むかしむかし、あるところにおひめさまがおりました。
おひめさまはとてもあいらしく、くるくるとまかれたくりいろのかみはうつくしく。
はだはシルクのようにすべすべとしていて、はっぱのようにすんだみどりのひとみ
はできれば、ほうせきばこにしまっておきたいような
それは
それは
きれいなおめめでした。
おひめさまのおへやはとてもふかふかしたじゅうたんがひいてありました。
ふむのがもったいないくらいのまっかできれいなじゅうたんでした。
それだけではありません。
おんなのこならいちどはゆめみるてんがいつきのベッド
ビーナスがほほえんでいるちょうこくのかがみ
いろんなほうせきやリボンがついたドレスがなんびゃくちゃくもしまってあるクローゼット。おひめさまがほしいものはなんだっててにはいりました。
めずらしいとりのはね
がいこくからとりよせたこうすい
まちでみかけたおんなのこがもっていたおかし
おひめさまはとてもあいらしく、そしてまたとてもあいされて、たのしいまいにちをくらしておりました。
おひめさまにはうまれたときからじいやがおりました。
おかあさんのじょうおうさま
おとうさんのおうさま
ふたりはとてもいそがしかったので、じいやがおひめさまのおせわをしていたのです。
ーーーーーーー
※平仮名で、に声に出して読む童話。
少しダークファンタジーです。孤独なお姫様がじいやに聞いた空想の怪物に心奪われる話です。
大人の童話を目指しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:49:10
10468文字
会話率:19%
ラナは魔王に生み出された魔物。
想像主たる魔王の役に立とうと頑張るが……
カクヨムでも掲載しています。
最終更新:2019-10-17 17:47:38
6221文字
会話率:26%
―――むかしむかし、このせかいはまおうによってしはいされていました。
まおうはとてもつよく、かたてでやまをうちくだき、いどうするたびにまわりがじゃあくなくうきでつつまれました。
こまったおうさまたちは、さいごのしゅだんとして、いせかいからゆ
うしゃをしょうかんしました。
これは誰でも知っている物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 10:56:29
17528文字
会話率:42%
昔、魔法が普通に存在していた星は、文明の発展と共に知恵や技術を進歩させて、いつしか魔法は人から忘れられた物となった。
かつては、神に自分のありとあらゆる物を捧げ、代わりに魔力を賜っていた。
それがいつしか神にただ祈り、お慈悲を望む形が
神と人との形となり魔力を得る事はなくなった。
それでも、人は知恵でも技術でもどうしようもなくなった時、初めて神にありとあらゆる物を捧げようとする。
知恵からも技術からも溢れた人が捧げ魔力を賜り魔物と呼ばれ、それが集まり魔族に。
より魔力を持った者が魔王と名乗り、世界征服を企もうとする。
だが文明は進み、魔法だけでは対抗できない?
敵を知らねば倒せやしない!
魔王さま、文明の勉強はじめます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 18:38:19
5745文字
会話率:63%