――その国にはかつて、うつけと呼ばれる皇子がいた
フィラデルフィア帝国の公爵家の娘、ユーフェミアは婚約者の第七皇子に婚約破棄をされた。
次の婚約者は『うつけ』と呼ばれる第三皇子、元婚約者と母を同じくする兄弟。
憂鬱な気分のまま顔合わせの茶
会へと赴けば、どうやら新たな婚約者は噂とは大分違うようで――?
――皇帝の冠を手にするために、ユーフェミアとうつけの皇子は手を組んだ。
己の望む未来を、切り開くために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 03:32:20
11401文字
会話率:53%
――その帝国にはかつて、うつけと呼ばれる皇子がいた。
最終更新:2023-01-24 01:35:20
4817文字
会話率:52%