リリカのいつもの朝はやってくる。
焼けた卵の匂い、タコたんウインナー。そしてパパと私を起こす元気なママの声。
幾度もくりかえす朝…リリカはある矛盾に気がついた。
ベットから目覚めて行動した記憶がないことに…。
カクヨムに投稿したもの
のリメイク作品となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 07:40:00
4268文字
会話率:6%
いつもの朝、いつもの駅。最近、反対側のホームに気になる子がいる。
最終更新:2024-08-04 00:00:00
1446文字
会話率:0%
航(わたる)と瑞希(みずき)が二人で暮らすようになってから、三月が過ぎようとしていた。ある冬の朝、スマートフォンの着信表示が微かな電流を航の胸の奥に走らせた。唯(ゆい)の声を聴くのは十年ぶりだった。懐かしい声が胸の奥の扉を直接叩いた。
「
剣(けん)が、亡くなりました。」
唯は、注意深く感情の乱れを削ぎ落とした静かな口調で剣の死を告げた。返す言葉を探しあぐねているうちに、唯は葬儀の日時と場所を伝え始めた。航はテーブルの上にあった広告チラシの裏に、震える手でメモを取った。“唯は、大丈夫か”という言葉が喉元まででかかってたけど言葉にできなかった。窓際に歩いてカーテンを開くと、見慣れていた住宅街の風景ではなく、時間の流れから切り取られた旧い白黒写真のような景色が音を潜めて佇んでいた。今、唯のいる場所でも雪は積もっているのだろうかと暗い空の向こうに思いを馳せた。
「おはよう。」
振り返ると、すぐ後ろに瑞希が立っていた。いつもの朝と1mmも変わらない“おはよう”だった。パジャマの上に僕のスエットパーカーを無造作に羽織り、両手を自分の息で温めながら、僅かに首を傾げて僕を見上げていた。
「雪、酷くならないといいね。」
窓の外を見上げながらそれだけ言うと、瑞希はくるりと踵を返して朝食の支度にとりかかるために台所に向かった。
********************************
剣の葬儀で唯と再会してきた航。
「指一本触れてない。」
嘘をついた。
「いい子だね。あの人の前では。」
「でも、心には触れた。多分。」
少しだけ思わせぶりに言ってみた。瑞希の口が重くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 08:05:15
9371文字
会話率:51%
探偵事務所のいつもの朝の景色から。。。。。。
最終更新:2024-04-08 06:10:48
1394文字
会話率:15%
いつもの朝の物語、かな?
最終更新:2023-12-19 23:22:15
380文字
会話率:20%
「おはよーございま……ひっ、あ、あ、あ……」
「うーん……」
「……あうわあっ、わ、わあああああぁぁぁ!」
「う、ん? もう朝か……。しかし、鳥の囀りにしては少し大きいなぁ」
彼はそう言い、軽く笑った。自室での目覚め。しかし、その
悲鳴でいつもの朝とどこか違うことは、もうわかっていた。
それゆえ少し動揺していた。尤も、この瞬間はまだ虫が出た程度だろうとしか思っていなかったが、冷静であろうとした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 11:00:00
2809文字
会話率:57%
「じみ~~な町のじみ~な女子高生、伊藤真美の遭遇する、それはそれは長い一日!」
何かとトラブルが多いけど、悪運にだけは恵まれている。そんなじみ~~な女子高生の伊藤真美は、いつもの朝と同様に、親友でギャルの山本京子とトイレの鏡の前で雑談を
していた。
ちょっとだけ何かが違うとすれば、東京から転校生が来ると聞いた京子が、ギャルメイクをいつもより気合を込めてやっているぐらい。そうして普通に始まった一日のはずなのに、ひたすらに長く、そして自分の人生がかかった一日になることを、真美は全く気づいていなかった。
とあるSNSで好意にさせていただいている方と、ハッピーエンドを目指して短編を書くと言う企画で書き始めたお話ですが、短編と呼ぶにはちょっとだけ(?)長くなってしまった作品です。どうかご一読のほどをよろしくお願いいたします。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 18:09:54
30730文字
会話率:52%
いつもの日常、いつもの朝。
いつもの景色が永遠とは限らない。
最終更新:2023-10-21 02:26:54
1426文字
会話率:26%
なんて事ない日々を送っていた。いつもの朝、いつもの彼とのやり取り。目が見えなくても、今のこの日常が続くと思っていた。
そんな日々は突如として終わりを告げた。
気付くと女は一人だった。そして目が見えている不思議空間。そこは神様の領域だっ
た。
紆余曲折ありながら、生まれ変わった彼とまた一緒に暮らす為、女も生まれ変わる。彼を捜し求める女のカラフルな旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 20:05:22
17447文字
会話率:43%
星祭天彦。彼はある日夢を見た。それは不惑に差し掛かった、人生に草臥れ果てた男目線の半生だった。なのにどうも他人事には思えない。妙な既視感を覚えたまま長い夢から覚めたら……。
いつもの毎日、いつもの朝。知っている部屋に知っている染み。なにもか
もが期待外れの日常で、けれどなにもかもがこれまでとは違っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 18:04:13
693295文字
会話率:62%
いつもどおりの朝、家を出て仕事に向かう中、気がつくと病院の待合室にいる主人公。記憶を辿り、思い至ってはある人からこう切り出される。
ーきみは今、物体として存在していないー
やり残したことをいろいろと考えた末、主人公は再び同じ朝を迎える……
最終更新:2023-08-15 11:15:09
16963文字
会話率:17%
父の公彦は、会社へ行く途中の駅へ息子の渉を送る。それは、いつもの朝の光景。
その日、突然の地震があり、ふと気付くと辺りは一遍していた。
村ごと、異世界に飛ばされていたのだ。
親子は、剣と魔法の異世界をどう乗り越えて、元の世界に戻れるのか?
連れ去られた息子の渉を、父の公彦は必死で探す。
甥っ子に読んでもらう為、親子の愛をテーマに作品を作りました。
カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 00:00:00
132665文字
会話率:46%
始まりと創造主
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“それ”は急に現れた。
いつもの朝の教室の中で現れた。
“それ”は光った。
逃げる間も無く光の中に引き摺り込まれた。
落ちていく感覚がある。
ああ、これからどう
なるのだろうか。
異世界転移でもするのだろうか。
そんな予感がする。
だとしたら自分は生き残れるだろうか。
いや、生き残ってみせる。
でも、ゆったりとした生活もいいかもな。
…
なんだろう。
音が違う。
匂いが違う。
空気が違う。
自分は今、何処にいるのだろうか。
次に光が消えた時。
知らない森にいた。
誰も見えない。
みんな転移したはずなのに。
あれ、身体がおかしい。
これが始まり。
新たな物語の始まり。
どのくらい続くのかもわからない。
長い長いお話の始まり。
どう進むかも創造主次第。
いつ終わるかも創造主次第。
これはそんな物語。
全てを把握できるのは創造主のみ。
皆様末永くお供下さい。
by 創造主【Haku】
______________________________
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 06:00:00
58801文字
会話率:79%
ある夜、僕は屋根裏部屋を覗いた。鍵がかかって、開くはずのない屋根裏部屋だ。
そこに居たのは、僕と背格好の似た少年。なぜだか懐かしさを感じつつ、少年の様子を伺う。
気が付くと、いつもの朝だった。夢だったのだろうか。なぜ僕は、涙を流しているのだ
ろう。
突然、父さんが屋根裏部屋へ行こうと言った。そこで父さんは、ある少年の話をしてくれた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 23:28:44
995文字
会話率:44%
どこにでもいる普通の女子高生、瀬川深幸。特に何か一つに熱中することや、周囲より秀でた才能を持ち合わせず、雑多とある流行を日常に無気力のまま過ごしていた。そんないつもの朝を迎え、学校への登校中にスクランブル交差点で轢かれそうになる少女をほぼ
身代わりになる形で助ける。ほぼ無意識で自分ですら行動の意図がわからず、意識が途切れる間際、無事に助かった少女と目が合う。
そして遠のく感覚に身を任せて気づくと、見知らぬ世界へと飛ばされていた。
しかも肉体は男性という、性転換。
あげくの果てには複数の女性にお世話される「グズ男」と、周囲から認知されているほどだった。そんな現実を否応なく受け入れつつ、身体の主であるループスとしての日々を流されるまま過ごしていく。
そこには人前ではしっかりとしながらも、二人っきりになると猫なで声で甘えてくる複数の世話焼き。街中をぶらついているとお節介にも等しく、我が子のように厳しい言葉で心配してくれる大人たち。何よりもかけがえのないのは、血の繋がりもなければ赤の他人。アウトローという世間から切り離された環境で育ち、さまざまな事情を抱えた家族のような仲間たちが慕ってくれる。日々の生活が苦しいながらもお互いが支え合い、時には馬鹿をやりながら楽しく暮らしていた。
だが深幸にとっては顔や名前、これまでループスという男が積み上げてきた関係性もない相手でしかない。それでも見た目が違う事情を打ち明けると、受け入れる暖かな世界が存在していた。
そんな矢先、街中で兵士と揉めあっている十歳という幼い領主、ユリム・M・ソフィリアという少女と遭遇する。
普通であれば領民と兵士が揉める異様な光景。その理由を知る深幸は、気づくと兵士に対して拳を振るっていた。何よりも周囲にいた大人たちが一切関与せず、ソフィリアを哀れむような眼差しで見放している事実。それに誰からも助けられないと知りながらも諦めない、だけど頼りたい気持ちをひた隠すソフィリアと目が合った。
深幸の行動は国に対する叛逆の意志を持つことを示し、水面下で膠着し続けてきた事態を一転させる。これまで「グズ男」という肩書で生きてきたループスとしての一世一代、領主のソフィリアと手を組んだ共闘で国の兵士と事を構える。
平穏とはほど遠い異世界でのファンタジー生活。見た目を男性と、ソフィリアの執事として勤める百合物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 00:00:00
102597文字
会話率:42%
いつもの朝、退屈だと高をくくっていた彼女の日常に変化が齎された。それは『自分がもう一人増える』といった考え方次第では何とも恐ろしい現象だった。彼女は魔族の長『リノア・アルヴァ』。永き時を生きて平和ボケしてしまったこの世界の『最強ボスモンスタ
ー』……いわゆる『魔王』と呼ばれる存在。そんな彼女がこの現象を機に様々な冒険をして、出会い、『外の人間』を知ることになる。最後に辿るのは『共存』か『破滅』か……全ては『プレイヤー』に委ねられる。
※初めの方は血も死体も出ないと思います……恐らく。のんびり書くつもりなので、皆さんものんびり読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 11:19:38
7030文字
会話率:44%
鏡よ鏡、鏡さん。なぜ世界を滅ぼすのですか?
***
いつもの朝。
男子高校生、涼真が身支度の仕上げとして全身鏡の前に立ち、不意に右手を上げると、鏡の中の自分も右手を上げた。
現実の自分と鏡の中の自分の左右が揃うことは、鏡の世界が反転し
ていることを意味する。
涼真は不思議な現象の楽しさを伝えようと、後輩彼女の風花へ連絡すると、彼女も同じ現象を経験していた。
それとは別に日本を含めた世界で交通事故が一斉に起き、地球の交通は全て停止。
原因は鏡の反転。
次第に世界は鏡の反転により文明を維持出来なくなり崩壊し始める。
鏡の異常はあらゆる場面に及び、眼球の病気、スポーツと娯楽の衰退、超集中豪雨、空に街の蜃気楼、放射線による被爆を起こさせる。
激変する社会でも、小さな幸せを育んでいく涼真と風花。
変わる世界で主人公の涼真は何を見つけるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
5979文字
会話率:10%
ごくごく普通の新卒リーマンである山縣賢人22歳。大学を卒業したばかりの彼はいつもの朝のように母親に叩き起される前に重たい体を起こそうとしていたのだが……
最終更新:2022-04-28 19:34:21
978文字
会話率:36%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、木魚が好きな“彼”の物語――――。
最終更新:2022-01-30 18:00:00
339文字
会話率:0%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、いつもの朝を過ごす“彼”の物語―――
―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 18:00:00
427文字
会話率:12%
いつもの朝のお味噌汁。
50過ぎのおじさんとおばさんが、籍も入れずに一緒に生活している。
まあ、それもいいじゃない。
ふと思ったので、そのまま彼に言ってみた。
最終更新:2021-12-18 06:00:00
1000文字
会話率:37%