どうやらわたしはやらかしてしまったらしい。精霊の母に瓜二つの容姿に騙されたとある国の王太子様がわたしを妻にとご所望だという。長年、森で狩りをして過ごしていた野生児のわたしなんかが嫁いだら国際問題だとかなんだとか。
というわけでひとまず自国の
第三王子の婚約者ということにして断ることになりました。第三王子、好きな子がいるらしいけどね。かわいそうに。そして、まあ……初日で嫌われました。
早く森に帰りたいあほな野生児と恋する王子様(別な子に)の婚約者ごっこ。王太子に諦めてもらうためにいやいや頑張り……が、がんば、がんばります。多分。
逃ようと思った人×逃げたい人×逃がさない人
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 00:00:47
278875文字
会話率:45%
バイトの帰り道、変質者に襲われて死んだはず……が、目が覚めたら同じ顔の人間が死んでいた。どうやら彼女はこの世界での聖女様だったらしいけど、仕事は放棄気味でやりたい放題。という訳で悪業に耐えかねて聖女様を殺してしまったらしい無表情無口無愛想騎
士と共に(脅されて)、婚約者の王太子殿下に内緒で聖女業の立て直しをはかります。
周囲には嫌われてるし騎士は怖いし王太子殿下はうざ……鬱陶しいけど……まあとにかくやるしかないみたいです(こわいんで)。
無表情堅物騎士とピュアすぎ王太子とヘラヘラした魔術師とあとものすごく口の悪いのとか、変なやつしか出てこない気がします。
序盤は主人公が不憫といえば不憫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 11:35:16
37207文字
会話率:34%
どこにでもある平凡な町。たが、この町には人には解決できない悩みを解決してくれる探偵が営む喫茶店がある。それが……〝タソガレ探偵喫茶〟。そしてその日、高校二年生の田村美琴がこの探偵喫茶を訪れることで、物語は動き出す。
これは、不思議で……でも
優しい、様々な縁の果ての物語。
【注意】R –15と残酷な描写ありは一応です。短編の連載版になります。気まぐれ更新になります。書いてみたいから書いてみたってヤツなので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 19:00:00
11883文字
会話率:38%