アレシア・リオベルデはリオベルデ王国の王女にして、女神神殿の姫巫女を務める少女。銀色の髪に青い瞳という美しい容貌とともに、過去を透視する不思議な力を持っていた。アレシアは18歳の成人を前に、幼い頃に決められた婚約者、ランス帝国の若き皇帝カイ
ルの元に嫁ぐが、カイルから冷たい態度を取られる。
しかし、持ち前の自立心と好奇心、行動力により、次第に帝国の中でも自分の居場所を作っていく。
そんなアレシアにカイルは密かに惹かれていくが、カイルにはアレシアに冷たくしなければならない理由があった。
それが、帝国の歴代皇帝を苦しめる『皇家の呪い』。
アレシアはカイルと協力して、『皇家の呪い』に立ち向かう。
※物語中に殺人事件が関わってくるため、残酷描写ありのレイティングにしています
※カクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 12:10:00
128203文字
会話率:30%
「リリアーヌ来てごらん。あそこにいらっしゃるどちらかが、お前の許婚になるお方だよ」
「いいつけ?」
「ははっ、違うよ。いいなづけ、だよ」
「いいなづけ…さん?」
そうだ、と優しい父親が笑いながら言った。
その父親がめぐらす視線の先にはリ
リアーヌが持っている人形よりも綺麗な少年が見えた。そしてその隣には長剣を下げたちょっと恐そうな男の人がいた。
リリアーヌの許婚とはオラール王国の後継者候補の王子達だった。現女王の次男ユベールとは6歳違い、女王の弟ギスランとは11歳違い。年齢的にはユベールが有力だと思われていたが…神殿が決めたのはギスランの方だった!しかもリリアーヌは成人前の子供だ。とりあえず婚儀は挙げたのだが―――「盟約の花嫁Ⅱ~太陽の刻印~落陽の王子」外伝
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:46:50
19553文字
会話率:35%
皆さんは、ここでお話しする夢で結ばれたラブストーリーを信じることができますか? いくつかの偶然がたまたま重なっただけだと思いますか? 人は生まれ変わると思いますか? 主人公(昌弘)は幼い時から同じ夢を見ることがあった。誰かを呼んでいる夢。ま
た、ヒロインの紗耶香も幼いころから同じ夢を見ていた。偶然の出会いが二人を近づけ、夢がまた二人を近づける。夢と現実が交錯する中で、紗耶香の秘密の呪いは愛によって取り除くことができるのか?
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-29 11:36:05
43564文字
会話率:57%
主人公(昌弘)は、紗耶香と偶然の出会いが重なり、運命の赤い糸で結ばれていると結婚を決意する。主人公は彼女の父親から、紗耶香はその昔、好きだった人と結ばれずに21歳で非業の死を遂げた姫君の生まれ変わりで、運命の人と巡り合って幸せにならないと2
1歳で死んでしまうと寺の前住職にいわれたことを聞かされる。紗耶香は、何も知らされず、運命の赤い糸に操られるように、偶然な出会いが重なった主人公との結婚を望み結ばれる。そして幸せを体感したときに、21歳で死ぬという呪いから解き放される。全8話
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 06:24:01
24749文字
会話率:47%