『あのさん、私、生きるのやめました。』の登場人物である達音目線の話。双子の妹の死から現在までを名前を無しに見た過去になった世界である。
最終更新:2021-10-18 19:35:37
9859文字
会話率:58%
野崎彩香里は少しのことでもパニックになってしまう中一女子。暑い夏にドラマやアニメでよくあるような展開で、彩香里は恐怖から救われる。
彩香里を助けたのは中三男子、でも彼は名を名乗らない。二人は、次第に保健室で話す仲になる。彼は自分をあのっ
てのはどうと聞くと、彩香里はあのさんと呼ぶようになった。彩香里とあのさんはそれぞれが抱えるものを周りを巻き込みながらも支えていく。
これは彩香里とあのさんの青春で苦しみながらも生きてきた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 15:25:29
108223文字
会話率:79%