──「軍服を救え」なんて、わけのわからない神様の声のせい。
この世界に来て、はじめて愛を教えてくれた人に……愛した人に……殺された。
またこの世界に戻ってきて、もう二度と関わらないと決めたのに。
出会ってしまった。
あのときと、同じ声
、同じ腕、同じぬくもりを持つ人に。
そう、私が進む道には──必ず、彼がいる。
運命を壊すのは、私か、彼か。それとも、神様か。
異世界戦国恋愛ファンタジー、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:08:33
21646文字
会話率:19%
幼い頃からの婚約者に婚約破棄を告げられたのは、沈丁花の花の咲く頃。
卒業パーティーの席で同じ年の義妹と婚約を結びなおすことを告げられた。
沈丁花の花の香りが好きだった彼。
沈丁花の花言葉のようにずっと一緒にいられると思っていた。
母が生まれ
た隣国に帰るように言われたけれど、例え一緒にいられなくても、私はあなたの国にいたかった。
だから王都から遠く離れた、海の見える教会に入ることに決めた。
あなたがいなくても、いつも一緒に海辺を散歩した夏はやって来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 06:50:00
6340文字
会話率:17%
あなたがいた夏。私の人生。
私、あなたがいなくても幸せだった。
最終更新:2024-03-19 11:36:47
2456文字
会話率:0%
あなたへの想いが、耐えられなくて
最終更新:2023-02-09 04:35:04
226文字
会話率:0%
初めて、
何を失ってもいいからあの人だけが欲しい。
そう思った。
苦しいも幸せも紙一重。
私だけ?
お前だけだよ。
ずっと一緒にいる?どこにもいかない?
ずっと一緒にいるよ。大丈夫だよ。
ねぇ…。
だったら、捨ててみてよ。
そ
したら私ずっと守ってあげるから。
苦しんでもいい…それでもいいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 19:38:24
200文字
会話率:0%
深紅の髪は不吉だからと理屈をつけられて、優秀な銀髪の妹に婚約者を奪われた伯爵令嬢エル。
婚約者の事がどうしても忘れられない彼女は、国内でも最高峰といわれる魔法学院の編入試験に最下位で合格する。
この国では魔法は知性の象徴として、それを
操れる魔法師になれば誰からも尊敬される存在になれる。魔法師になれたら婚約者の心を取り戻せるはず……安易な考えで入学したはいいものの、単なる泡しか作れない水属性の魔法師は、最初は愚か者と罵られ馬鹿にされる日々だった。
しかし、なぜか生徒会長で学年首席の少年だけはエルの才能を素晴らしいと褒め、もっと頑張れと励ましてくれた。
エルの能力は現代の魔法理論に適してないだけで、古代に失われた無詠唱魔法を使えば彼女は素晴らしい魔法の才覚を発揮できたのだ。
やがて防具から生活魔法まで、さまざまな泡魔法の可能性を模索して商品化したエルは、商人ギルドと交渉して、経済的な成功を手に入れる。
卒業式も半年後に迫ったある日、エルは実妹と魔法の論説大会で対決し、勝利を収めた。
そんな彼女に妹を捨て、新たに婚約を申し込もうとするハサウェイをエルは拒絶し、足蹴にして背を向ける。
そして、半年後の卒業式。
彼女の才能だけでなく生き方にまで共感してくれた新しい恋人である生徒会長と、数多くの友人たちに囲まれて、エルは首席で魔法学院を卒業する。
他の投稿サイトでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 21:49:26
9306文字
会話率:28%
『生き返り』とは、死んだ人が三日間だけ生き返る現象のこと。
また、その現象が起きた人のことを指す。
見た目は生きている時と変わらず、見分けもつかない。
だが、『生き返り』になって三日間を過ぎると彼らは『死に還る』。
全ての人が『生き返り』
なれるわけではない。
奇跡だと言われる程度に、その確率は低い。
そんな『生き返り』たちをサポートするために、市役所には『生き返り課』という部署が設置されている。
萩本和季は、『生き返り課』で働く職員だ。
『生き返り』たちの限られた三日間に、彼は幾度も立ち会った。
だからこそ彼は知っている。
『生き返り』という現象が、どれほどの奇跡であるかということを。
その三日間に、どれほどの価値があるかということを。
―そして、彼もまた奇跡を願う。
※エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 10:46:19
134324文字
会話率:41%
縹の空(はなだのそら)
私の涙は枯れたから、前へと上へと進んでいこう。
あなたがいなくても笑えるから、奏でた想いを抱きしめよう。
私の踏み出す小さな一歩を、
いつかは消えゆくその記憶を、
心に刻んでいたいから。
最終更新:2019-09-23 00:00:00
94147文字
会話率:50%
終わりと始まりの世界をある世界の住人の視点から描く
最終更新:2018-10-14 23:15:06
1051文字
会話率:0%
「わたしはあなたがいなくても生きていける」
異世界に迷い込んで三年目。
皇妃となり何不自由ない暮らしをしていたが、夫婦仲は冷め切っていた。
(サイトに掲載済みの作品です)
最終更新:2016-02-29 12:34:26
23222文字
会話率:40%
あなたがいなくなったら嫌だよ……
最終更新:2015-11-13 22:00:00
492文字
会話率:0%
いつまでも変わらないはずのものをワタシは変えようとして、自ら苦しみの蠢く世界へと飛び出しました。しかし、飛び出した先はもはや苦しみも悲しみも、すべてが灰の風となってワタシの心をいともたやすく通り抜けていってしまうのです。
そんなときあな
たは、ワタシに今も、これからも訪れるであろう楽しさも嬉しさも苦しさも悲しさも、すべて教えてくれました。
ワタシは何も知りませんでした。あなたにとってワタシは楽園でおもしろおかしく生きている赤子同然でした。だからこそ、何も知らなかったからこそ、あなたを愛することができたのだろうとも思います。
そして、ワタシはあなたがいなくてもこうして生きることができています。すべてが在るように在るこの世界で、みんな楽しく、ときに苦しさを感じて生きています。
今、ワタシの心の中にあなたはいますか。変わらずそこにいますか。
ワタシは今も、これからもずっと、あなたのことを忘れません。
遠い遠い彼方より。
アハカ
Proto-ylems ex voto divine...
※章題は光瀬龍著『東キャナル文書』の一節より引用です。
※他サイトで完結済みです。こちらには加筆修正したものを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-06 11:37:24
146902文字
会話率:47%
恋なんて、時間の無駄。
あなたなんていなくても、あたしは普通に生きていける。
だけど、あなたがいないことを考えると、どうしてこんなに淋しいんだろう。
最終更新:2012-08-28 09:15:36
5020文字
会話率:41%