子供の頃に町を失ったシンリーは、ひたすらに強さを求めた。二十年の歳月がシンリーを人族最強の剣士へと成長させた。
ある日、シンリーの前に龍族の子供が現れた。
「俺を助けろ!」
魔獣に追われて走っている。
シンリーは龍族の強さを知っていた
ので、危険はないと判断し、素通りしようとした。
しかし、
「助けないなら、俺とお前の命を同じにする魔法をかけてやる!」
グレーライオンに頭を噛まれながら放った魔法は、シンリーへと届いた。
シンリーは龍族の子に呪われた。
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18068文字
会話率:30%