和彦は定年を迎え、コールセンターで第二の人生を過ごしていた。
妻には先立たれ、子供はいない。
そんなある日、
青春時代を過ごした北海道の平取で恋をした女性、陽子からの入電を受ける。
ほんの興味心で、登録されている住所に行くと、
そこには、昭
和40年の姿そのままの、うら若き乙女が立っていた。
陽子と和彦は時を超えて、アイヌの里、平取に戻る。
そこではCBA(宇宙友好協会)が設立した宇宙基地が本当の姿を表すのだった。
謎が謎を呼ぶ、CBAの本当の目的と、金星からやってきたというオズワルドの司令。
翻弄される二人の運命と結末。
懐かしい、昭和の歌に彩られた、昭和から平成にかける物語。
意外な結末に読者は驚きと感動を覚えるでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 07:00:00
2512文字
会話率:14%