「私を甲子園に連れて行って」それが彼女の口癖だった。
僕が赴任してきたのは母校でもある聖都学園高校。同じくそこに勤務していた南奈美が在学時野球部だった僕に野球部の監督をやれと言ってきた。そして、あの時かなわなかった夢を二人でもう一度追いか
けてみようと決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 13:00:00
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会話率:58%
数学教師の小波は、卒業式の朝、金縛りにあう。起こしてくれたのは、クラスの生徒で遅刻間の須賀。彼は遅刻で単位をおとしそうになった生徒だった。
最終更新:2018-03-27 21:00:00
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会話率:30%