※カクヨムでも公開しています
社会に馴染めず孤独な生活を送っていた古屋 真は、ひょんなことから転校生の日浦 心のお願いに協力することになる。正体不明の『死体』の遺棄という奇妙な依頼を通して、真は自分の過去、そして恵まれた環境を捨てた心が抱
える罪と向き合っていく――――。(小説集『死体を捨てに行く話』収録作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 21:00:00
11952文字
会話率:38%
『爽』という漢字について。
死者の魂を清らかな状態に保てば復活すると信じられていた古代中国では、邪悪な魂が死体に入り込むのを防ぐため死体にバツ印の入れ墨を彫っていた。そのため『爽』の『大』の部分は死体を「×」の部分は入れ墨を表している。
最終更新:2020-04-01 20:12:30
1868文字
会話率:16%
雪の積もったある朝、死のうと思った。
なぜなら、
自分は、もう既に『死んでいる』から。
だから、私は、自分の『死体』を消すために、自殺する――
※カクヨムにも掲載。
Copyright © 2018 鮎川拓馬 All Rig
hts Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 12:14:40
1779文字
会話率:3%
長瀬アキラは日常を愛する普通の高校生だ。
おんぼろアパートに姉と二人暮らしだったり、自室の押し入れに『死体』を隠していたり、幸せになるために不幸になったりしているが、本人はいたって普通に暮らしている。
そんな日常生活を送る中、ひょんなこと
から長瀬は連続通り魔事件の犯人として容疑を掛けられてしまう。それをきっかけに、友人たちとの関係も一変してしまうのだが・・・。
※この作品は、カクヨムにも投稿されています。
※これは姉と弟の歪んだ関係を描いた物語です。
直接的な描写はありませんが、R-15でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 21:00:00
131775文字
会話率:38%
pixiv晒し済。一部改変有り。
学生の時分、過去の研究記録の電算化にあたり、触れた「M氏」の論文。
そこに書かれた内容の、仄めかしと迂遠な表現に心奪われた「私」は、後年、自らの研究対象として、結果的に「M氏」の研究を引き継ぐことにな
る。
東北地方の寒村に、未だ残る習俗・文化。それらを調査する「私」は次第に違和感を覚える様になる。
村に隠された秘密。死亡したとされる「M氏」の真実。現実を浸食し続ける「違和感」。そして、ああ、口に出すのも憚られる、それは。
それは、開けてはならなかったパンドラの箱。
あるいは「私」は、── 二度と「私」の様な者を産み出さないために ──これらの資料を封印するべきなのかもしれない。
そう、もう誰も目にせぬように。目に出来ぬように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 23:44:14
13501文字
会話率:13%
西劉(さいりゅう)で思わぬ天災に襲われた。
ついに、国民に襲いくる飢餓を未然に防ごうと国王が動いた。
国王の息子、第一王位継承権を持つセイロンもその取り組みに関わる一人だった。
しかし、彼が役目を終えて帰路についた時、部下の一人が深い森の奥
で一体の『死体』を発見する。
まさにそれこそが、ツキだった。
(女の子が異世界に飛ばされたら人魚になっちゃってて、王子様に拾われちゃったよ! ってことを視点を変えて書いてあるファンタジーです、たぶん。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-07 15:44:04
35182文字
会話率:34%