小学校教諭、春咲(はるさき)遥太(はるた)は、人生で初めて恋に落ちた。いわゆる初恋だ。相手は同じ学校に勤務する音楽専科の夏川(なつかわ)菜月(なつき)、1つ年上の先輩にあたる人。
しかし、哀れかな、夏川には同い年の彼氏、秋吉(あきよし)彰人
(あきと)がいた。彼らは職員室でも公認の美男美女カップルである。
だから、春咲は知らない。そんな秋吉には、どうしても気になってしまう人がいることを。
そして、その人にも『好きな人』がいることを。それが誰なのかということを……。
小学校で繰り広げられる、ちょっと生々しい大人の世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:57:22
16033文字
会話率:35%
僕、水上悠人(みなかみゆうと)と橋本翔(はしもとしょう)は恋人同士だった、翔が幼稚園生の頃からの恋人だった。翔から告白されたのは僕がまだ高校生の頃だった、姉が離婚して翔と誠の二人の双子を連れて実家に戻って来た時だった。
小説家になろう、pi
xiv、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 17:08:45
7107文字
会話率:89%
伯爵令嬢ジェシカには、マグダレーナという名の同い年の幼馴染がいる。
名門侯爵家の令嬢である彼女とは、家族ぐるみの付き合いがあった。
けれど、ジェシカはマグダレーナのことをよく思っていなかった。何故なら、彼女は昔から事あるごとにジェシカの真似
をしてくるからだ。
髪型や服装や持ち物はもちろんのこと、趣味や趣向まで何でも真似をされるのだ。そのせいで、ジェシカは心底辟易していた。
そんなある日、ジェシカは婚約者であるエルネストから学園の裏庭に呼び出される。
怪訝に思っていると、なぜか彼はマグダレーナを連れてきた。そして、唖然とするジェシカにマグダレーナと恋仲であることを告白し、婚約破棄を切り出したのだ。
マグダレーナはしおらしい態度で「ごめんなさい、あなたと同じ人を好きになってしまったの」と謝ってきたが、ジェシカは最早怒る気力すら湧かなかった。
そう、マグダレーナはジェシカの『好きな人』でさえも真似をしてくるのだ。そして、まるで戦利品かのように奪っていく。
けれど、卒業後すぐに結婚したマグダレーナとエルネストは夫婦揃って体調不良が続いているらしく、幸せとは程遠い様子で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:31:29
7048文字
会話率:15%
いつもはツンツンな幼馴染が主人公と美人先輩をくっつけようと画策して体育祭の借りもの競争で主人公に『好きな人』をひかせようとする。
しかし主人公はその策略に気付き、冗談かつ揶揄い目的で敢えてその幼馴染を借りることにした。
動揺する幼馴染
を揶揄うつもりだった主人公は、普段とは違う恋する乙女状態の幼馴染の姿に戸惑い、昔幼馴染が好きだった頃の気持ちが蘇る。
ゴール後に幼馴染からこれまでのキツい態度は照れ隠しだったと知った主人公は思わず幼馴染を抱き締めてしまい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 21:03:21
3377文字
会話率:28%