はっきりとは覚えてないが、物心ついたときくらいに、自分の中に『何か』があることを自覚した。
得体の知れない時限爆弾めいた感覚。
その感覚は、歳を重ねるたび強くなっていく。
これがいつか最悪のタイミングで爆発するのではないかと、俺はだんだん恐
ろしくなってきていた。
そんな漠然とした不安を抱えていた俺は、高校一年の夏休みを前に命を落とした。
死因は居眠り運転のトラック。
異世界には行けなかった。
代わりに長年抑え込んでた力がドバッと解放されて、この世に舞い戻った。理屈も理由もわからずじまい。
とりあえず人生をまた続けよう。あと新鮮な生き血飲みたい。
そしたらクラス一の美少女が刀持って殺しにきた。
……なんで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 15:26:41
269888文字
会話率:27%
血液に惹かれる少女アンナは、自身の欲望を満たす為に空想の恋人を作りだす。だがある日、その空想の恋人と瓜二つな少女、カーヤと出会う。
カーヤは果たして幻覚か、それとも別の『何か』なのか。そしてアンナが血液に惹かれる原因とはなんな
のか。果たして、それらの謎が紐解かれてゆくのは、アンナにとって幸福なことなのだろうか?
……………………………………………………………
【登場人物】
⬛︎アンナ
本作の主人公。血に惹かれる性癖を持つ。恋愛感情というものもよく分からない。大の人間嫌い。
⬛︎カーヤ
アンナが生み出した幻覚(?)。銀髪に銀色の瞳を持つ幼い美少女。外見年齢と比べると言動が幼く、どこか掴みどころがない。
⬛︎ルーカス
キノコの描画が趣味な大学生。トビ色の髪が印象的。本人は童顔なことを少し気にしている。なんだか悪運高そう。
⬛︎ホルテンジア
金髪碧眼の美人。家庭環境が複雑な為か、少々自己中な面がある。
……………………………………………………………………………………………………………
生々しい人間ドラマや主人公の特殊性癖など、非常に読む人を選ぶ作品です。
一年半ほどプロットを練っていたので、おそらく完結すると文庫本三冊分ほどの大ボリュームになるかと思います。ようするに、めちゃくちゃ長い話です。
暇つぶしに読むには重たい内容ですが、ヒューマンドラマや謎解きが好きな方にはぜひ読んで欲しい作品です。ミステリー要素を入れているつもりですので、洞察力に自信のある方はどうぞ挑戦してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:26:15
12753文字
会話率:18%
佐川ハヤト、18歳。
職業、トラックドライバー。
早くに両親を亡くしたハヤトは、父の形見であるトラックで生計を立てていた。
そんなある日、ハヤトは不運にも交通事故を起こしてしまう。
彼がトラックで轢いた『何か』は、光に包まれて忽然と姿を
消してしまった。
混乱するハヤトの前に、妖しい雰囲気をまとう謎の女性が現れる。
「驚いた。きみ、転送体質者ね?」
これは、異世界から来た侵略者を――トラックで轢いて送り還す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 07:10:00
109091文字
会話率:35%
ある日、地味ギャルの天空時愛音の祖母が何かに丸呑みされてしまう事件が起きた。
その『何か』とは...『エイリアン』のことだった...!!
彼らは基本的には無害...だが時には我々地球人に牙を剥く。
祖母を殺したエイリアン達のことを探るため、
ARS(Alien Response Station、エイリアン対応局)の特攻隊1番隊で地味ギャル高校生をしながら、様々なエイリアン達と戦うことになる。
そして後に彼女は宇宙の真実を知ることになる。
『エイリアン』とは一体何なのか...。
地味ギャル高校生、何とか頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 16:51:29
5890文字
会話率:51%
【異世界ファンタジー小説のプロの主人公が挑む、メタ異世界転生ミステリー】
「あなたを救世主に選んだのは、歴史上全人類の中で、最も適任だったからです。」
元大手出版社勤務の、誰よりも異世界作品のノベライズ、コミカライズ、アニメ化を手掛け
て来た男が、何故か唯一の地球代表として、異世界の救済を頼まれる。
「ジャンヌダルクよりも、織田信長よりも、俺が救世主に適任だってこと? ただ普通な人生でしたけど?」
彼に有るのは、大量の異世界転生作品、ファンタジー作品の知識のみ。そんな自分の地球での平凡な人生から、異世界転生者に選ばれた理由と謎を推理しつつ、その異世界に「固定されたルール」と、その「救済」の意味を紐解いていく。
その『どこか歪んだ』異世界には、彼だけが到達できる『何か』があった。
『泣かせのプロ』の舞台脚本家の、壮大な、脱テンプレ・涙活異世界転生オリジナル小説をどうぞご堪能下さい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:00:00
671892文字
会話率:27%
『何か』が迎えに来た誰かの話。
キーワード:
最終更新:2025-04-19 22:00:00
4164文字
会話率:29%
横浜に住む十六歳の女子高校生、鈴木茉楠は江戸っ子気質な祖母と絡繰り仕掛けの白い鴉、ふたりと一機暮らし。人とは『何か』が違う風変わりな家庭で育ち、その違和感に疑問を抱きつつも、イギリス人の祖父が遺した遺言書の謎を解こうと躍起になりながら、マ
イペースに高校生活を謳歌していた。
遺言書の解読開始から十八日目の夕方、亡くなった祖父の身辺整理を終わらせるため、茉楠は祖父の書斎から一冊の本を取り出そうとするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 23:01:02
210356文字
会話率:42%
トンネル内で『何か』と共に死亡した主人公は、ひょんなことから異世界に転生した。
前世では『幸せ』という行為を体験したことがなかった主人公は、「異世界では『幸せ』を追求する!」と意気込むが……
幸せ至上主義者である魔法使い?の異世界
征服譚ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 21:30:00
7180文字
会話率:52%
か弱いヒロインは恐ろしい怨霊に襲われる――はずだった。
折桜裁巳(おりざくら たつみ)は、名家の令嬢にして、最強の霊能力者『蛇の目姫』。彼女の趣味は「珍しい幽霊集め」。学校帰りにおしゃれなカフェへ立ち寄る一方で、お気に入りの蛇の目傘に潜む
『何か』と共に夜な夜な幽霊を狩る二面生活を楽しんでいた。
一方、幽霊たちを救うことに信念を持つ祓い人・霧宮凪(きりみや なぎ)。彼女は裁巳を止めるべく行動し、その“弱点”を利用して幽霊たちを守ろうとするが――
果たして、裁巳を止める者は現れるのか?
そして、彼女たちが受ける除霊依頼の真相は?
折桜裁巳。彼女が現れたとき、人を怖がらせるはずだった幽霊たちは悲劇の被害者となる。
「でも、幽霊ってもう死んでるんだから何しても大丈夫ですよね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 18:10:00
96225文字
会話率:37%
記憶が無くなった『僕』に今わかる事は、ここが宇宙で、目の前に見える蒼い星が地球だと言うこと。そんなある日緑色の体色をした悍ましい見た目の『何か』が接触してきた。
最終更新:2024-11-22 07:00:00
3746文字
会話率:25%
道南・函館市のある場所に、その硝子工房はあった。
好きなことに熱中すると生活がおろそかになる職人のセイと、助手である仮面の青年ヨル。そして喋る看板猫のつつじ。
穏やかに時間の過ぎゆく工房で、二人と一匹は楽しく、どこか不思議な日々を過ごしてい
た。
この優しい日々が何時までも続いていくのだと思っていたある日、ヨルがセイに願う。
――自分の為に『星』を作って欲しいと。
セイは戸惑い、見え隠れする『何か』を感じながらもヨルの為に作り上げようとする。
いつか辿り着く場所への、導きの星を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:34:58
103486文字
会話率:16%
東京都足立区にある灰谷涼介の新居には、不動産屋も理由を知らない「門限」があった。涼介が、「門限」を破ったある晩、新居の向かいにある不気味で静かな工場の前に黒いバンが停車していることを発見する。
そしてバンを観察しているうちに・・・バンからビ
ニールシートに包まれた『何か』を男たちが工場に運んでいくのを目撃してしまう・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 00:18:24
32330文字
会話率:32%
営業回りの帰り、夏の暑さに耐えかねて、立ち寄った喫茶店。
私は、噂好きの後輩の話に無理矢理付き合わされる。
ヤスケサンと呼ばれている『何か』の噂。
うっとおしく思いながらも、彼女の話に引き込まれていく。
最終更新:2024-08-16 02:50:00
10771文字
会話率:17%
魔法により栄えた世界で領土を奪い合う魔法戦争が勃発し、数十年に渡る魔法戦争の末に、ようやく世界に平和が訪れた。
平和となった時代、とある青年が魔法の学び舎へと足を踏み入れる。
彼の名は『ジオルスタス』、戦争が終結し、戦う意味も、戦う目
的も失った一人の魔導師。
戦場に生き、沢山の同胞を失った。
沢山の敵の命を刈り取った。
そして彼の日常が、突如として崩れ去った。
戦争より早三年が経過し、十六歳となった青年は『ルグナー魔法学園』へと入学を果たす。
数々の仲間との切磋琢磨、日常、時にはトラブルに巻き込まれながら、彼は魔導師としての大切な『何か』を模索していく。
「見せてやるよ、本物の魔法ってやつを」
これは孤独に生きた青年が、仲間と共に成長し、自分の生きる道を探す、学園生活を描いた物語。
彼の六年間の軌跡を辿る日常譚が、ここに開幕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 00:00:00
304747文字
会話率:34%
剣と魔法のファンタジー全否定の底辺ワナビ作家。
絶望の果てに彼がたどり着いたのは、見知らぬ密室。
――◯◯◯◯しないと出られない部屋。目の前にいるのは自分を求めてくる美少女。
「こんな異世界、ある訳がねえ!」
倒錯と疑心の先にある『何か』に
手を伸ばした彼を待つのは天国、はたまた地獄?
【イラスト:タケひと】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 12:22:55
263002文字
会話率:25%
……これは『誰にも見つからない』王子様が、大切な『何か』を見つけるまでの旅物語。
山奥の村に住む少年・リオはある日、自分の父親がこの国の王様だと知る。「でも僕は王子様なんてまっぴらだ」と、王子様を辞めるため、15歳の誕生日に旅に出る。
「冒険者でもしながらのんびり旅でもしようかな」「かわいい女の子と仲良くなりたい」という思惑とは裏腹に、道中で様々な騒動に巻き込まれる。
王位継承権をめぐるゴタゴタや恐ろしい魔物、悪の魔法使いに不可解な依頼……。次々と襲いかかる困難と謎を、知恵と剣術そして生まれ持った『誰にも気づかれなくなる』力で乗り切っていく。けれど女の子とはどうしてもうまくは行かず、出会いと別れを繰り返す羽目に……。
この物語は、特別な力を持つ王子様がトラブルに巻き込まれたり引き起こしたり、女の子と仲良くなったり振られたりする。そんなちょっと変わった旅物語です。
【こんな方にオススメの小説です】
■ちょっと変わった主人公の話が読みたい
■あちこちの町を旅して回るロードムービーが読みたい
■推理小説のような謎解きも楽しみたい
■ハーレムは嫌いだけれど、色々な女の子との出会いや恋愛が読みたい
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更新日時は、週一回(毎週土曜日の午前0時頃)
ブックマーク・レビューや感想をいただければ、非常に励みになります。
※本作の著作権は戸部家尊にあります。
※本作の無断転載を禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 22:01:18
1387004文字
会話率:45%
ある夜、自宅マンションの一室で眠っていた男は、ふと何かの気配を感じ目を覚ました。
もしかすると、その気配もその『何か』がわざと感じさせ、男の目を覚まさせたのかもしれないが、それを目にした時、男の頭の中にそんなことが浮かぶ余裕もなかった。
ただただ目を見開き、口を震わせる。驚きの余り呂律が回らないが、懸命に言葉を吐きだそうとした。
「え、え、え、ガチ、え、う、え、うちゅう、え」
「ええ、ワタシは宇宙人です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 11:00:00
2820文字
会話率:65%
目覚めると記憶が曖昧なまま見知らぬ世界……聞かされた自分の存在は『神』なのだと言う……。
戸惑いながらも自分は死んだのだと……俗にいう異世界転生なのだと気付いた後もまだ黒い靄がかかったようにスッキリしない……。
まだ大切な『何か』を忘れて
る……。
果たしてこの先進む道になにが起こるのか『神』ですら知らない……。
【最新情報】
・小説の書き方が根本的にダメダメなのを修正中です。現在『第18話』まで完了(修正終わったものをまた直す可能性もあります……)
・人物紹介と番外編(ストーリーに絡まない)用のを別に作りました。
https://ncode.syosetu.com/n8653gs/
ストーリーだけ読みたい方の為と長い後書きを今後スッキリさせる為の場所というか……。
人物紹介とか興味ある方だけお手数ですがタイトル上部の切替or上記URLから見て下さい。コロコロ変えてほんとごめんなさいm(_ _)m
・ブックマークや評価して下さった方々ほんとにありがとうございます。゜+(。ノдヽ。)゜+。
初小説の素人のつたない文章を読んで下さって感謝です(´;ω;`)これを励みにこれからも楽しんでもらえるように頑張って書きます(*´ω`*)
↓Twitter始めました↓
https://mobile.twitter.com/rimu_tenkami
小説サイト『ノベルアップ+』にも投稿はじめました。こちらは挿絵ありバージョンです。
https://novelup.plus/story/986519844
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 12:00:00
279206文字
会話率:34%
退屈な日々を送っていた三橋駈は、いつもと違う家路をたどっていた。
その途中、桜丘神社と書かれた鳥居を見つけ『何か』に導かれるかのようにその神社を訪れた。
参拝し帰ろうとしたとき、小道を見つけ気になって進んでゆく。
小道の先には巨木があり、
その陰で女の子が泣いていた。
しかも尻尾が生えていた。
その女の子は妖狐の末裔であるという。
この出逢いがきっかけで、駈の退屈だった日々に刺激が加わっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 20:01:10
147926文字
会話率:47%
エリザベート・マリア・ローズウッドは、庶子の第一王子アレクサンダーの秘密の恋人。
エリザベートは自分の成人を記念する宴でアレクサンダーを父親に『恋人』として紹介し、二人の婚約を認めてもらおうと思っていたが、それより先に父親から正妃の子で
ある第二王子セバスチャンとの婚約を請われてしまう。
父親の様子からこの婚約の裏には侯爵家が断れない『何か』があるのだと察し、アレクサンダーに相談しようとしたところ彼の裏切りを知り、セバスチャンとの婚約を受けいれた。
半年の婚約期間を経てエリザベートとセバスチャンは結婚し、アレクサンダーは隣国との間に勃発した戦場に向かい、二人の道は完全に違えてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
64057文字
会話率:52%