雨の夜、部屋の奥から“声”がする。
誰もいないはずの空間で、何かが確かに、こちらを呼んでいる。
録音しても残らないその音は、ある日、自分の声で語り出した。
……この記録が、何かを“開く”ことになるとは知らずに。
最終更新:2025-05-24 00:00:00
8084文字
会話率:7%
2025年、東京の声優養成所「星響アカデミー」。天才的な声を持つ朝比奈玲奈と霧島悠真、努力で夢を追う佐藤葵と高木翔は、架空のアニメ『星海のクロニクル』に憧れ声優を目指す。オーディションを前に、玲奈と悠真は互いの声に惹かれ、葵と翔は努力で絆を
深める。マイク前の緊張、汗と涙の練習。桜並木の下、響き合う心。才能と努力が交錯し、4人は愛と夢の舞台へ踏み出す。純愛と青春の群像劇、星の声が今、輝く!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:05:54
1075文字
会話率:0%
愛することと愛されること。
信頼することと信頼されること。
認めることと認められること。
当たり前のようで当たり前ではない、不思議な関係性。
世の中に蔓延り続ける、ハラスメントという言葉。
そんな社会の問題に異議を唱え行動する、高校生たちの
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:42:05
30950文字
会話率:35%
お稲荷様と男は両片思い。
「泣く時は声を上げて泣きなさい。そうじゃないと、誰にも気づいてもらえないよ」と言っていたのに、男は声を上げずに死んだ。
男が死んだことを風の便りで知ったお稲荷様の、男との記憶とこれからの話。
最終的に光はあります。
神に関してのあれこれは、ご都合主義が発動してます。創作です。
Twitterの書き出し企画
#声を上げて泣けBL 参加作品(主催:トウ子様)
pixivやエブリスタなど他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 18:12:45
2328文字
会話率:20%
これは、ニホン国というなの四季の島国が舞台の物語。
第二次世界大戦から百年以上が経過した。
大戦の凄惨さを物語るのは【記録】だけであり、この国の諺(コトワザ)に『災いは、忘れた頃にやってくる』というのものがある。
そんな諺に倣(なら)う
が如く。
ニホン国を揺るがす大震災、テロ事件などが多発し、国家存続の危機へとたたされる。
よって。──時は、二〇五〇年。
時の政府が発案した政策により、新たに追加された防衛組織『自衛軍』。
そして、十年後の二〇六〇年にそんな兵力の増強および補てんの為に本土から離れた場所にある『地図に載っていない』孤島──『妖島(ヨウジマ)』に軍事教養施設/三津ヶ谷学園が創設された。
※注釈
この作品は、三津学シリーズの【幕間】【閑話譚】などの番外編だと、作者自身が思っている声劇台本をまとめた作品になります。気まぐれに編集して、声劇台本を掲載していくのでよろしくお願いします。
〈あらすじ 編集日〉2021年3月24日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 00:00:00
85831文字
会話率:50%