乙女ゲームの悪役令嬢ティルダに転生したものの、何を言っても何をしても、ヒロインを虐めてることになってしまう。
ゲーム強制力が本当に強過ぎて、悪役令嬢の私が何をしても乙女ゲームヒロインに有利に働くようになってしまっているらしい。
そんな詰
んだ状況にすっかり諦めてしまったティルダは、とある夜、月に向かって「私だって恋したい!」と叫び、それを偶然居た騎士に聞かれてしまい?!
詰んだ状況に諦めきった悪役令嬢が、そんな健気な彼女にすっかり恋してしまった純情騎士に、すべてまるっと救われる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:10:00
9243文字
会話率:34%
一ノ瀬茜は学園恋愛育成アドベンチャー【TEARS IN ONE】大好きオタクのOLだ。高校の青春時代を【テアワン】が殆ど占めてたと言っても過言じゃない程。多くの同人誌やグッズも持ってる。
【テアワン】の推しは非攻略キャラで、完全無欠のメシ
ア=ヘルズ。絵柄や声も最高ながらにして、誰よりも強い。
その【テアワン】の待望の続編が五年越しに発売された。というのも、【テアワン】のラストはバッドエンド。学園が魔物の大軍に襲われ、攻略キャラと脱出するところで終わる。
メシア=ヘルズの生死が不明のままで。
そして、【テアワン2】をプレイした結果。
メシア=ヘルズは生きてたものの、隠しボス、真のラスボスとなり、彼女だけがバッドエンドを迎えるという結末に。
茜は推しのバッドエンドに自棄酒を飲み、意識を失い、目が覚めると【テアワン】の世界……そのオープニングの場面に。
しかも、主人公として目覚めたわけじゃなく、最初に倒される悪役ライバルのヒート=ラインバルトに転生してしまう。
そのヒート=ラインバルトは【テアワン】の最後で死ぬ事に。それもメシア=ヘルズがラスボスになる理由の一つ。
彼女をラスボスにさせないためには、ヒート=ラインバルトが【テアワン】最後の場面で死なない事。
幸せにするためには、ヒート=ラインバルトがメシア=ヘルズに勝利する事。
茜はヒート=ラインバルトに成り代わって、メシア=ヘルズを救う事が出来るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:22:21
39552文字
会話率:46%
イルジアは自他ともに認めるちょっとお馬鹿な子。
子…と言ってもしっかり大人で酔いつぶれるくらいにはお酒が大好きだった。
その日はいつもより飲みすぎて酔い潰れ、男と一夜を共にしてしまい、焦って逃亡。うっかりというかしっかり妊娠してしまったのだ
った。
一夜の過ち(敵前?逃亡)してしまったけどなんだかんだ幸せになるはなし。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-27 00:09:10
3085文字
会話率:47%
目の前で妻を亡くしたヴィリック。全てを呪い滅ぼした彼の前に幼い出会ったばかりの頃の妻がいた。と言ってもまだ結婚もしていないし婚約したばかりであったが。
彼は何故か過去へ戻っていることを受けいれ歓喜する。未来を変えられると。
そして彼が手始め
に行ったのは目の前で震える未来の妻へ婚約破棄を行うことだった。
獣のような王子と呼ばれるヴィリックとそんなヴィリックに運悪く惚れてしまった少女の短編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 23:57:58
9299文字
会話率:38%
神に手違いで殺されてしまった中居明(なかいあきら)
そのお詫びとして異世界を作る権利を得た
小説家を目指していた彼なら面白い世界ができる…はずだ!
とは言っても異世界となると愉快な人達が来るのも当然の理
中居明が作る異世界に1人乱入して来る
ものがいて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 16:47:54
1079文字
会話率:75%
この世の全ての人間が幸福とは限らない。
そしてまたその逆も。
それは何故なのか。
理由は色々あるのだが、
全体的に締めているのは価値観であると言えるだろう。
価値観というのは本当に便利な言葉で、
全ての人間がこの言葉に依存していると言っても
過言ではないのだから。
例えば、「騙される人間」と「騙す人間」どちらが悪いだろう?
これも人によってそれぞれだ。
騙す人間が悪いと言う人も居れば、その逆もまた叱り。
両方悪いと言う人もいるだろう。
騙す人間が悪いと言う人は、「人様」を騙すなんて以ての外。
「人」に迷惑をかけてはならない。
など、そんな事を言うだろう。自分を棚にあげて。
またその逆は、その「人」が無知なのが悪い。
その「人」が信じるのが悪い。
など、様々な理由がある。
その全てが人間の価値観であるのだ。
この価値観によって、人は幸福であるか、そうでないかを過半数によって決するだろう。
そうなった場合、誰が幸福であるか。そうでないのかが人によって違ってくる。
このように全て価値観なのだ。
俺たち人間は1日24時間しか無い時を、
未来を見据え、過去を振り返り、今を必死に抗いながら生きていく、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 15:30:00
80132文字
会話率:20%
ここは、魔法科学を有する異世界に存在する大陸スフィア。
魔法科学と言っても 、高度な物ではなく初歩的な物であり、まだまだ|発展途上《はってんとじょう》である。
今スフィア大陸では、革命によって一つの王朝が滅び去り、イストル帝国と呼ばれる
帝国が生まれた。
イストル帝国は、周辺諸国を次々と飲み込み、十年にしてスフィア大陸の4分の1をその手中に納め、各王国は対イストル同盟を結成し迎え打っていた。
その同盟の中に、王国ザンツワーグと呼ばれる小さい王国があった。
はじめは、諸国王達はこの国を無視しており、隣国ベル=カーディフ二重王国やプロヴィス王国などの強化な大国に頼り、この二の王国を主軸に戦をしていった。
しかし、従来の戦のルールを無視した戦術によりことごとく敗北を重ね、東の魔王領カンブリアすら脅かす程になっていた。
そんな中で、ザンツワーグ王国は確かな力を見せつけ、イストル帝国に小規模ではあるものの損害を与えた。イストル帝国は、ザンツワーグの潜在的驚異を感じて滅亡させたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:35:59
133376文字
会話率:47%
鈴木リコは俳優やタレントの仕事につく二十二歳の女子。
家族構成は父親と自分。
母親は物心ついた時にはリコの近くにはいなかった。顔も声も覚えてはいない。リコの人生、十八年間は父親との生活が家族の時間と言ってもリコの記憶は否定しない。
リコは高校を卒業すると、家を出て東京で一人暮らしを始めた。芸能プロダクションに所属していたこともあり、何とか生活はできていた。東京でリコの生活をサポートしてくれていたのは、高校一年生の時からの友人の佐藤玲奈。玲奈もリコと同じく芸能系の仕事をしていた。
リコが二十二歳の六月に転機が訪れた。
四年間ほぼ疎遠だった父親の和明が、犬吠埼の崖から転落して亡くなってしまったのだ。死因は脳挫傷と、くも膜下出血。警察の捜査で他殺や自殺の可能性は少なく、事故での転落として処理された。
リコは玲奈とともに、父親が転落した犬吠埼の崖を訪れた。崖から転落するには胸の高さの柵を乗り越えなければならない。事故で崖から落ちるとは考えにくい。自殺は信じたくはない。
誰かに突き落とされたのではないか?
防犯カメラの死角になった転落場所。確認するすべはなかった。
リコの父親和明が犬吠埼の灯台を訪れた理由が不確かだった。和明の友人の話では訪れたことのない都道府県を訪れる旅に出たはずだったが、和明の出身地は千葉県だ。犬吠埼は千葉県に位置している。この場所を訪れる根拠に矛盾が発生する。
リコと玲奈は和明が訪れた土地を巡ってみることにした。その目的は、和明がなぜ死んだのかを確かめるためだ。
父親和明の死因を確かめる旅に出ていたリコは、父親の旅の理由は納得した。しかし、父親の死因は………。リコの思考は先祖がえりを起こした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:00:00
119311文字
会話率:58%
■四畳半の彼女の中【皮モノ】
★この作品は利用フリーです
★【原作 水馬泉】と表記すれば自身で漫画化ができます
ーーーーー
◯
ボロアパート二階の共有廊下
夜
▼ト
部屋の間取りは風呂なし四畳半押し入れ付き
ボロアパートには不釣り合いの
美女が帰宅する
美女、ドアを開け帰宅する
美女は小柄な美人
■美女
ただいま〜!って言っても誰もいないか!
▼ト
美女、部屋の中央に移動して、あぐらをかいて座る
コタツ机の上にあるノートパソコンの電源をいれる
エロ動画サイトを開く。画面には「エロ動画10円セール」の文字。
美女の鼻息が荒い。
■美女М(モノローグ)
この日を楽しみにしてたぞ!エロ動画10円セール!おっ、VR動画も10円か!今日は豊作だ!
▼ト
美女、興奮しながら唇を舐め回す
■美女М
喉が乾いたな。冷蔵庫からジュースとってこよう
▼ト
美女、立ち上がり冷蔵庫から開封すみの紙パックジュースを取り出す
押し入れの方に向かう最中に、足元のゴミにつまずく
押し入れの扉に向かって倒れる
扉破れる
美女の頭にジュースが大量かかる
美女、白目になり頭から火花と煙がでる
押し入れの中から宇宙服のようなものを着ている男が鎮座してる
■宇宙服の男
やっべ!!壊れた!!ヤバい!!まじか!?
▼ト
押し入れあら宇宙服の男、出てくる
宇宙服の背中が開き、汗だくの男が出てくる
宇宙服の中にはゴム風船を敷き詰めたようにみっちりしている
男は壊れた美女の頭を抱えこむ
■男
あ〜こりゃ駄目だなあ。修理に出さなきゃ。高かったんだけどなあぁ。この美女擬態スーツ。しばらくはこの娘を着てのお出かけはお預けかぁ。サンシャイン通りの散歩、楽しかったんだけどなぁ。
■N(ナレーション)
男が着ていた宇宙服のようなものは、密着型コントローラーになっており、ラジコン彼女を操作して街を徘徊してたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 21:48:09
736文字
会話率:0%
どうしようかなぁ。どうすればいいかなぁ。
あの国にも悪いことをした。
でもあの王太子も王太子だ。いくら印象を良くするためだと言っても、あの態度は無い。
八つ当たりしても許されると思う。
最終更新:2024-04-09 17:50:00
6702文字
会話率:34%
※こちらは連載版です。
名門中の名門、ヴィオーザ魔法学院に、何故か遅れて現れた新入生。
平民とは思えない圧倒的な魔法の才能、身体能力、そして恐れ知らずなでかい態度、冷酷な表情。
白髪に褐色の肌、血のように赤い目をした少年、ユリウス・ヴ
ォイド。
誰もが彼を『やばい奴が来た』と認識していた。
「現状、俺がお前に負ける方が難しい」
「ふざけんな!」
その天才的な能力、空気を読まない言動、身分すらはね除ける立ち振舞い。
これらに誰もがユリウスを「頂点を取りに来た」と勘違いしていく。
だがユリウス本人は敬愛する師匠のため、「友達を千人作る」ため、誠意をもって友達を作ろうと誠心誠意本気で頑張っている、つもりだった!
「仲良くしよう」と言っても誰も信じてくれない、それどころか実は友達の意味もよく分かってない。
自分の無表情さも言動の冷酷さも無自覚なユリウス・ヴォイド。
彼が頑張って友達を作っていき、勘違いされながら、初めて出来たお友達かもしれないジョージ君とか色んな人々が巻き込まれる、そんなお話。
本作はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 13:00:00
243022文字
会話率:29%
美術部員の高校生、柊勇也は自分の町を活性化するため、上八木イリアという金髪碧眼の容姿にメイド服を着た美少女を生み出した。
勇也はバーチャル・アイドルのイリアを使って、日々、自分の住む町のPR活動に勤しんでいた。
イリアは色んな方面
からの人気を獲得していたし、勇也も動画配信のサイトから少なくない収入を得ていたので、全ては順調に思えた。
そんなある日、勇也の町で殺人事件が起きる。それも猟奇的と言っても差し支えないような殺人事件だった。
もっとも、勇也は自分には関係ないことだと思い、事件のことは特に気に留めなかった。
平穏な日常はいつまでも続くと思っていた勇也だが、やがて、世界を揺るがすような危機に巻き込まれるることになる。
カクヨムとアルファポリスで同時連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 09:11:12
415034文字
会話率:26%
「木鉢に金継ぎするんですか?」
「はい、もう使わないので、金継ぎして下さい。
ちゃんとして、記念に飾っておきたいんです」
「山背ですが、修理した鉢をお持ちしました」
「こちらこそ、ありがとう御座います。
確認しましたんで、『たと
え水を入れても、漏れない』、と思います」
初瀬は、不思議そうに小首をかしげると、眼をいたずら小僧っぽく輝かす。
「では、試してみましょう。
ちょっと、お待ちになってください」
「えっ?」
水指の、あるべきところ。
水指のある位置に、鉢がある。
功治が金継ぎした、あの木鉢。
鉢が水指として見立てられて、使用されている。
「はい。
本当に水漏れせえへんか、試させてもらいました」
「いや、使ってくれはって」
「はい?」
「やっぱり、こういうもんは、『使われてナンボ』やと思うんで、
記念に飾るだけのもんにせず、ちゃんと使ってくれはって、
『嬉しいな』、と」
「こうすることによって、物も、寿命が延びるんですね」
初瀬が、感心して、言う。
「いや、物だけやないです」
功治が、初瀬の言を、引き取る。
初瀬の眼に、?が浮かんだので、言葉を続ける。
「人間も、です」
「人も」
「はい。
金継ぎして生きていくというか随時補修して生きていくというか、
『だましだましみたいに生きてっても、ええんちゃうか』、と」
「はい ‥ ?」
「う~ん ‥
‥ 例えば、ここに、六十歳過ぎの、癌の患者さんがいはります」
「はい」
「治療しても、そのままの生活スタイルだったら、
一番可能性の高い生存期間は、五年です」
「はい」
「でも、一方、今までの生活スタイルを見直し、
だましだましでも現状の身体に沿った生活スタイルに改めたら、
生存期間は、二十年になります」
「はい」
「片方は、六十歳後半で死ぬ確率が高いですが、
もう一方は、八十歳過ぎで死ぬ確率が高くなります」
「それって ‥ 」
「一方は、「早死に」って言われかねないでしょうけど、
もう一方は、平均寿命なんで、
換言すれば、『「天寿を全うした」と言ってもいい』、と思います」
「ああ、なるほど」
「だから、「だましだまし」と言うと、ネガティブなイメージがありますが、
金継ぎとか補修する感じで、
人生を『随時、見直すイメージ』でいたらいいんじゃないか、と」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:57:28
5250文字
会話率:32%
・助川は、ミート三九二のジムに所属するキックボクサー。
・格田トレーナーの指導の下、腕を磨いている。
・助川は、戦績優秀者八名が参加する、
ストロングエイト・トーナメントに参加することになる。
・優勝者は、世界チャンプと言ってもいい、
IKGPチャンプへの挑戦権が与えられる。
・助川は、一回戦の相手、悪代官戦法の山吹越後選手に、
必殺技のイン・ローで勝つ。
・続く準決勝も、ニセモノ戦法のコローケ清水選手に対して、
これもイン・ローで勝つ。
・決勝戦の相手は、大物と言っていい、
現JKWPチャンプ(日本チャンプのようなもの)の、
オカダカズヒコ選手。
・助川は大苦戦し、敗北一歩手前まで追い詰められる。
・が、《イン・ロー コンビネーション2.0》を繰り出し、なんとか勝つ。
・試合中、助川は、自分(精神=メンタル)の中の
相棒(身体=フィジカル)と対話する。
・対話のお蔭で、ピンチを脱することができる。
・試合後、助川は、相棒に話し掛ける。
・感謝を込めて、話し掛ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 10:56:00
8677文字
会話率:26%
私には大好きな婚約者が居る。けれど褒めても大好きと言っても軽くあしらわれてしまう。もしかして、私、あんまり好かれてない…?勘違いです。甘み多めを目指しました。
最終更新:2024-04-05 03:00:57
2343文字
会話率:63%
強さの違いは大小あれど、超能力は存在する。
大百科にまとめるべき能力の一つ目は、なんと言っても『視覚共有』に限る。
これに載ったのは、生半可な強さのものじゃない。魔眼の視覚すら乗っとる凶悪無比な能力。
だがそんな彼女も遂に異端狩りの手
によって捕えられた。
魔眼収集家として名高い彼女を捕まえれば、そのコレクションも押さえることができる…
わけがなかった。
自分の茶器を信長に渡さぬため、それを抱えたまま爆死した松永久秀なる先達も過去にいた。
歴史に学ぶとコレクターの収集物をおいそれと簡単に手に入れられた例はないだろう。
彼女はコレクションではなく、自分を先に差し出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 22:33:36
6685文字
会話率:14%
王都アレクサンドリアの商業地区で、天然石を売ってる茶葉屋さん、リタは無類の石好きである。
鉱脈があれば採掘に行ったり、時には山や川で採掘したりと石に取り憑かれてしまってると言っても過言ではない。石好きの肩書きだけなら良かったが、リタには他人
に言い難くて仕方が無いやべー秘密があった。
その能力のおかげでいろんな事件に首を突っ込んでしまって、後で後悔したり、泣いたり、笑ったりしてる。
愛と希望と夢を運んだ謎解き冒険異世界話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 12:00:00
4030文字
会話率:12%
何時までも、減量時の食事量のまま生きて居られると思うなと、自分に対して思う所があり、レコーディングダイエットを始めました。
ダイエットと言っても、減量が目的ではありません。健康維持が目的です。
ちゃんとご飯を食べて、ちゃんと体を温めて
、ちゃんと運動をして、ちゃんと体調を把握して、ちゃんと眠る。
そう言った行動が普通に取れるようになるまで、ないがしろにしがちな健康を見直そうかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 08:07:33
1454文字
会話率:0%
むかし、と言ってもどれくらい前かと言えば四十七年前。それは、仲のいい家族が住んでいた。いや嘘だ。それほど仲がいい訳ではなかった。そこには銭湯でさえ「へぇ、つけてるの!」とびっくりされるほど、女の子とよく間違えられるおかっぱ頭で肌の白い丸い
目をした七歳の男の子が両親と母方である祖父母と母の弟の叔父さんと六人で暮らしていた。やがて、一見仲のいい家族はその男の子が書いた作文で崩壊した。
ぼくのおじさんはモグラです。おじさんはじぶんのへやのなかにはいったまま、まったくでてこないのかぞくがそうよんでます。ぼくはとししたなのでもぐらとはよびすてしません。なのでおじいちゃんもおばあちゃんもぼくのかあさんもとてもこまってます。おとうさんはしょうがないなとわらってます。おじさんははたらいてもいないのにおばあちゃんやおかあさんがへやのとびらのそとまでしょくじをはこんでいるのでうらやましいです。とてもうあらやましいです。なぜならぼくもおおきくなったらおじさんのようにはたらかなくてべんきょうしいなくてもしょくじをはこんでもらえるようになりたいのでおじさんのようになりたい、もぐらいになりたいです。こんどおじさんにどうやったらなれるかおしえてもうらおうとおもってます。
時は流れ可愛かった少年は、今では中年のショボイただのおっさんに変わり果てていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 02:40:37
9114文字
会話率:44%
異世界に行ってみたい、と思ったことはあるだろうか。
自分にしかない力、頼れる仲間、胸躍る冒険。
それに憧れる者は決して少なくないだろう。
だが、現実はどこまでも理不尽で、絶望は突然やってくる。
常識も、理屈も通じず、自分だけが無力で魔法
の使い方すらわからない。
もし、そんな状況だったとしたら、異世界に行ってみたいと思えるだろうか?
今ある大切な存在を忘れて、その世界に没頭できるだろうか?
所詮、異世界と言っても1つの世界にしか過ぎない。
本質はこの世界と何も変わらない。
これは、不幸にもそんな異世界に落ちてしまった少年の物語。
そんな彼は、絶望の先で何を見て、何を選択するのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 19:03:11
415902文字
会話率:18%
婚約式と結婚式の二度しかあったことのない旦那様にすべてを任せて初夜を終えた翌朝、頭の中で昨夜のことを反芻して真っ赤になっていると、旦那様に笑われてしまいます。
旦那様は優しく接してくださいますが、愛しているとか好きだよなどの言葉を伝えてくれ
ません。
私はすっかり旦那様に恋しているのに、少し寂しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 17:00:00
4324文字
会話率:9%
異世界の旅を経験した時の話だ。断片的だが出来るだけ見たままを書いた。某国と言っても現代ではなく、違う世界の某国だ。同じ経験をした人を世界中で探したとしてもきっと見つからないだろう。異世界を旅した体験型ミステリー。
最終更新:2024-03-23 14:08:11
876文字
会話率:0%