15歳の誕生日、海の上にやってきた人魚姫は、王子様を助けました。海の底に帰ったものの、王子様を忘れられない人魚姫は、魔女に頼んで人間にしてもらいます。しかし、喋れない人魚姫は、本当のことを伝えられないまま、ついに王子様の結婚式ね日が来てしま
います。王子様への愛情から、泡になることを決意した人魚姫のもとにあらわれたのは、あの時の魔女で……!? アンデルセンの「人魚姫」の、別バージョン。ハッピーエンド(?)のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-24 15:08:09
7895文字
会話率:26%
「亡くなったら、空のお星様になるのよ」まさか、それは本当のことだったとは。婚約者に殺されたロザリーは、〈星渡し〉のジャスティンと出会う。身体をなくした魂は星になって完全に『死ぬ』、つまり〈星〉のない魂は永遠にさまようことになる。そしてジャス
ティンはその〈星〉を与える役目なのだという。しかしロザリーの〈星〉は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-24 01:58:23
5372文字
会話率:43%
小学生の頃に事故で視力をなくした行方一と、生まれつき聴力が無く音声言語を持たない桜早紀。共有するものの少ない二人の交流はヒトより不便でヒトより親密。分かり合ってるつもりでもやっぱり時々すれ違い。近くて遠い二人の日常、女の子編。サキの世界は映
像の世界。会う人みんなが内緒話。けれどもいつでも携帯メールか繋いだ手が本当のことを教えてくれる。言葉なんか使わなくてもあいつのことなんかお見通しのつもりだけど、本当にそうかな?それでも放っておけない暖かい手。さあ今日はどこへ行こうか?私の行くところならどこへでも来てね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-06-01 03:34:28
13114文字
会話率:2%