【デスシミュレータ】。KaaS(クラウド型ナレッジ・データベース・サービス)を応用した仮想思念を描画エンジンとして持つ未来世界のVRMMORPGだ。
ネットに接続された各プレイヤーが見る【夢】に指向性を与え、それを束ねることで…ゲーム世界
(大勢でみる共通の夢)を構成する。それは、現実と見分けが付かぬほどリアルに描画されたゲーム世界だ。
そして、【フォースレイヤーズ】は、そのゲーム世界の中に生み出された特異領域。
【危機的現象】とよばれる事件により、一時は崩壊の危機にまで陥ったMMORPG世界の中に、事件の後遺症として生まれた…【異世界】である。
その異世界は、【19人の魔王】が治める【17のエリア】で構成されており、そこに閉じ込められた【プレイヤー】たちは、【13日】に一度の周期で訪れる【輪転の刻】という地獄のような現象による【破壊】と殺戮の苦しみを永遠に繰り返す。
戦う以外に生きていくための糧の無い人々は、殺伐とした世界の中で戦いに明け暮れ、戦うための術として魔法を使うことができる。その同時に身につけることができる魔法の数は【11個】まで。物理的な攻撃により戦うこともできるが、その技は【7種類】しか存在しない。
そして、その技の為に使用できる武器も、たった【5種類】のみ。防具に至っては、たったの【3種類】。
そんな異常な設定の世界に生きる人々は【2つの命】を持っている。
一つは【体】に宿った命。もう一つは…【心】。【体】を損なっただけでは何度でも復活できるが、【心】を損なった時…それが、この世界での【死】を迎える時だ。
そんな【フォースレイヤーズ】のとある街へ、ある日、記憶の一部を欠損した男が辿り着く。
彼の名はアーシュ・タロット。元の世界では【最強のエフェクター使い】と呼ばれた彼が得意とする戦い方、それが【エフェクター・バトル】だ。
その名のとおり数々の特殊効果でアーシュの攻撃をサポートしてくれる【エフェクター】たちは…何と…全員、美しい女性の姿をしていた。
・・・・・
アーシュ・タロットの左目が閉じる時、MMORPG世界の中の異世界で壮絶な【エフェクター・バトル】が繰り広げられる。果たして、彼は美しい女性の姿をした【エフェクター】
たちとしっかりと繋がり、見事、【異世界】から囚われた魂たちを解放することができるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-01 14:07:23
122008文字
会話率:37%
大国シンフォニアの王都からかなり遠ざかった村のはずれの山の中でひっそりと生活しているある兄弟がいた。
その兄弟の弟の名はローウェン。彼は幼少の頃からずっと兄と二人暮らしをしていた。両親の事も全く覚えておらず、頼りになるものは実の兄だけであっ
た。
ある時、その兄が王都で四年に一回の周期で行われる“騎士認定試験”に参加する事を決意した。
“騎士認定試験”、これはひどく過酷なものであった。認定試験は二年間行われる。その間何回もの審査があり、その全ての審査に合格しないといけない。また、何よりこの試験には【死】が付きまとう。それほど危険なのだ。だが、騎士になるとこの国においての将来は約束される。故に、試験を受ける人は後を立たないのである。
ローウェンは反対したが、結局兄の意志に勝てず見送ることとなった。二年後騎士になった兄が帰還する姿を胸に抱きながら。
そして二年後、まさに兄が帰還するその日、兄が不慮の死をとげたことを聞き絶望するローウェン。兄の死の真実を探るため、今王都へ旅立つ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-01 02:00:00
1863文字
会話率:10%
刀鍛冶の主人公、寛七郎。彼は「異形造りの寛七郎」と呼ばれてた。そんな彼と、そして刀を中心にして紡がれていく、彼を取り巻く人々のお話。
刀を使う者ではなく、刀を造る者のお話。さて、刀一本、その中にどれだけの物語が、そして想いが詰まっている
のか。
基本一話完結のオムニバス形式です。それと時代物ですが歴史上の偉人などは全くと言っていいほどに出てきません。刀ものとしても少々異質です。バトルシーンなどはほとんどありません。
ハーメルンにも投稿させていただいております。
第零章 刀鍛冶 寛七郎
俺の名前は寛七郎っていうんだ。俺は刀鍛冶だった。江戸の世に名を轟かせはしなかったがしかし、それでも知る人ぞ知る刀鍛冶だった。
師匠がいた。生まれてすぐ親に捨てられた俺を拾って世の中の生き方を教えてくれた人だ。そして、俺を刀鍛冶にしてくれた、感謝してもしきれないくらいの恩人だ。
そんな師匠の下から出て行くことを決意し、俺は江戸の町から少しだけ離れた名もない山の中腹あたりに刀鍛冶の工房を構えていた。
だがまあ構えていたといっても来客なんてほとんどなく、俺が好きで刀を打ち続けるだけのくたびれた工房だった。それでも金には困らなかった。参月に一度ほどの周期で町に下りて自分の打った刀を質屋に持って行くと、それなりの値で買い取ってくれた。それで半年くらいは食事に困ることはなかった。刀を打って、それを売って、たまの来客には望みの刀を作って買い取ってもらって。そんな人生を送った。刀鍛冶なら皆そんな感じの人生だろう。
そんなどこにでもいるような刀鍛冶の俺は多分もうすぐ死ぬ。だから、俺の今迄打ってきた刀の中で特に業物と謳われた刀。それにまつわる話を書き残そうと思う。
俺の汗水たらして作った刀たちの話だ。そしてそれにかかわりを持った人々の話だ。中には滑稽な話もあるだろう。もしかしたら何の面白みも感じられないような、その場にいた当の本人たちしかわからないような、そんな話ももしかしたらあるのかもしれない。だが、できるならば笑わずに読んでほしいと思う。
まずはどの話からしようか…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-26 22:53:17
46590文字
会話率:47%
切り取り線【第二章】
あの一年間に起こった多くの謎。子供達には何も知らされずに時間と周期だけが進んでいく。緩やかになった時刻の流れの中で彼らが知ったその真相はなんなのか。神に答えを知らされたという少女の目的とは一体……
/*自作ホームペ
ージ”ヒカリイロノハナ”にて連載中*/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-04 03:00:00
27489文字
会話率:53%
世界には周期がいくつか存在する。今現在の周期に人類は存在しているが、その1つ前の周期に人類のような生物がいてもおかしくはない。
その一回り前の人類、『プロパー』は、滅ぼされていた。そしてその時、飛び散った血を浴びた生物が進化したのが我々
人類だった。
プロパーは今の人類には比べられないほどの力を持っていて、我々の祖先がプロパーならば、人類にもプロパーの力が残っていることになる。
我々もプロパーになれる可能性があるのだ。
御座流 候は目覚めたその一人、候はプロパーになった。
彼は自分の力に多少困りながらも、現代のプロパーの存在意義である“世界の保存”をすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-06 19:00:00
22298文字
会話率:47%
典型的異世界トリップ……なんだろうけど、何でここの人たちこんなに異世界人慣れしてるわけ?
数ヶ月という短周期で異世界から人やら何やらがやってくる世界に、何の因果かやってきてしまった日本人が、何とか順応しようと頑張って生きていく話。
同名投稿小説の、改行修正、分割話統合版です。第6章分までをこちらにまとめていきます。内容は全く同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-04 06:00:00
213296文字
会話率:39%
主人公、『朝霧恭夜』の上に降ってきた(?)のは、自称神様を名乗る少女?!
恭夜の平和で平凡な日常は、何処へ…
コメディにちょっぴりラブも入り物語は、予期せぬ方向へ…
連載周期も内容もハチャメチャな物語が此処に始まる!!
最終更新:2012-01-01 03:26:41
4514文字
会話率:29%
【Witch of Eclipse】
それは百年周期で開催される魔女の宴。
魔女と魔術師の七夜に渡る舞踏会。
選ばれし七人の魔術師は己が悲願を成就させんと欲し、互いを喰らい合う。
尽きる事の無い寿命を持つが故に、退屈に縛られる魔女
。
遥か高みより見下ろすは、決して届かぬ英知を求め、無様に踊り狂う愚者の舞。
紅き月の下で、今宵も宴の幕が上がる。
さぁ、魔術師よ。舞い踊れ――― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 02:56:11
4368文字
会話率:22%
そこは静寂しか許されない荒野だった。白い大地。暗い空。浮遊しているいくつもの残骸と元は赤い物体だったモノ。5つの出っ張りが有るモノから一つも出っ張りが無く、歪に一つにまとまっているモノ。
ただ、悠然と空には大きな天体がそびえ立つ、そんな
空間。そこにはもう昼と夜が一ヶ月周期でゆっくりと変化していく日々が存在していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-01 01:13:11
2623文字
会話率:0%
三百年に一度訪れる災厄、魔王。唯一、魔王に対抗できる光の力を持つ種族であるエルフ族と魔王による決戦は絶えることなく三百年に一度の周期で行われてきた。しかし、前回の決選から三百年。けして絶えることのなかった魔王の来襲が起こらない。厳戒態勢が続
くエルフの村に一人の人間の少年が現れる……そして三年の月日がたった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-31 22:07:17
617文字
会話率:47%
武装守護霊と言う人寄生して、その人を構成する記憶・イメージから自身の体を戦闘用に構築する寄生精神生命体が存在する町・星波町。そこでは一定の周期で人に寄生していない武装守護霊・通称はぐれが発生し、人を襲っていた。そして、今夜もはぐれは発生し…
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-14 01:43:56
6568文字
会話率:18%
魔の刻。それは約500年の周期ごとに訪れる。そして世界の空間を歪ませるのだ。空間が歪み、本来は決して繋がることのない世界が繋がった。鏡の世界である。今まで自分と同じ動きをする制約に捕らわれていた奴らがそれから開放されたのだ…!
最終更新:2006-01-22 19:13:28
3119文字
会話率:0%