プレイヤー名「GG」こと秋山 釣蔵は88歳の独居老人。
孫のタカシに誘われて、初めて「げーむ」に手を伸ばす。
周囲の予想の斜め上はるか上空を突っ切っていくプレイスタイルは、いつのまにか模倣不可能のオンリーワンスタイルを見出す。
身体の苦痛から解放され、自身の居場所を仮想現実に見つけた老人の夢への軌跡…
※注意事項
この小説は高齢者や認知症を誹謗中傷することを意図していませんが、不快に思われる方は閲覧を控えるようにお願いします。
残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:00:00
6361文字
会話率:51%
地方都市で4人の女の子の連続投身自殺があった。その原因を探っていた二人の高校生は、自分たちの学校の上空で舞うように動いている光を発見する。
最終更新:2022-01-01 13:43:00
8448文字
会話率:40%
ここは環境が激変して、黄昏れ時を迎えた終末の世界。
食糧難と言っていられる状況はとうの昔に過ぎ去った。
ほとんどの生命が死に絶えてしまったんだから。
人間は空を飛べなくなってしまった。
上空には常に激しい乱気流が発生し磁場も乱れている。
そのさらに上。
穏やかな雲海に姿を消したはずの魚が棲んでいるんだ。
それを狙って見上げているうちに環境適応し進化した猫が出現した。
ちょっぴり立つのが得意、頭が良い、それくらいの違いしかない猫。
そんな猫のカジケ船長と、少年の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 10:02:21
1000文字
会話率:30%
俺の名前はダフニア……その筋じゃ「からくり血煙殺すニア」なんていう、頭のネジが数本外れてそうな「二つ名」で、有名になってしまった哀れな男だ。
15歳で成人した俺に天が与えたスキルはレア中のレア、「幸運」だった。
これさえあれば農村から大都
会に出て行ってもなんとかなるよね、と思っていたら、気づけば兄に借金をなすりつけられ、食うに困って盗みに手を出したらそれが裏ギルド(つまるところチンピラの集まり)の息が掛かった店で、ヤバイやつらに捕まって、これは死ぬ、と思っていたらあれよあれよという間に下っ端構成員になっていた。
これが王都か。魔術と科学の渦巻くまさに魔都だわ。
じゃねーよ!「幸運」スキル、仕事しろよ!
「お前に与える最初の仕事だ」
ゴリラ男(誠に残念ながらこれが俺の上司だ)から手渡されたのは魔導爆薬「ダイナマイト」。火薬と魔術の相乗効果でクソほど殺傷力が上がっている代物だ。
「敵対してるギルドのボスにな、ちょいとぶち込んで来いや」
やらなかったらお前の口にぶち込むことになるからな、とゴリラ男ににっこり微笑まれれば、やるしかないってことになるでしょう?
「幸運」スキル、仕事しろよォ!?
さすがに人殺しは無理。ダイナマイトなんて捨てて、俺の身分も捨てて、王都も捨てて、田舎に帰ってやり直そう……とビルの屋上で決意した。見納めになる王都夏祭りの花火をひとりで見物していたら、落ちてきた燃えかすはダイナマイトに引火。
大急ぎでダイナマイトを上空にぶん投げたら飛んできたコウモリの大群がダイナマイトを持ち去って向かいのビルへ。その屋上で大爆発すると、コウモリの血の雨を降らせた。
折しもそこでは美女を侍らせた男が豪遊中(なんと麻薬パーティー。こちとら鉄砲玉に身をやつして世をはかなんでいたというのに!)。阿鼻叫喚の大騒ぎの中、男の手から放り出された麻薬が地上の通りにいた近衛騎士隊の手に落ちて、突入してきた騎士隊によって男はご用になった。
そう、この男こそ、俺の所属する裏ギルドを執拗に追っていた王都治安本部のお偉いさんだった。
敵対組織の組長を殺すよりもはるかに大きい功績だと褒められ、俺は裏ギルド内で出世したのである。
「幸運」スキル……そういう仕事は、俺、求めてなかったよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 18:00:00
105226文字
会話率:37%
町はずれの小さな森の中にある直径1mほどの穴から美しい輝きを放つ虹色の玉がポーン、ポーン、と小気味良い音を立てて上空に放たれ……。
最終更新:2021-10-24 03:30:52
320文字
会話率:15%
一つの山がある
その山は石や岩に覆われていて
草木などは一切生息せず、また虫や小動物などの生命体も見当たらない
その山の周辺はあふれんばかりの緑がひろがっている
他にも色々な山はあるが、この山だけが異質な雰囲気で存在
している
そんな荒れた山
その山は雨や風などの気候の変化も全く見られない
周囲からその山を見れば、その山の上空だけは常に快晴
その山に近づくと何もかもが停止しているような感覚になり
時間の概念が無いのかとさえ感じてしまう
その荒れた山を遠くに望める
森の奥深くに人々が住む集落があった
そこに住む人々はその風の吹かない山
荒れた山をいつからかこう呼び出した
【風の山(カゼノヤマ)】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 15:39:13
35868文字
会話率:80%
地表の七割が、白い雲の海に覆われた世界。
雲海の上空に建造された多数の空中都市は、利権を巡って互いに争い、ジェット戦闘機による航空戦を繰り返していた。
社会、経済、政治、そして戦争……
我々が住む「現実」とは全く異なるはずのこの世界は、
しかしどこか奇妙に、私たちの世界と良く似ている。
物語は、民間軍事企業に所属する戦闘機パイロット、イコライ・ブラドが、敵も味方も次々と死んでいくこの世界に対して、徐々に疑問を持ち始めたところから始まる。
イコライと周りの人物たちは、絶え間ない戦争の合間に、自分の人生のあり方や世界のあるべき姿について、(私たちと違って)率直に意見を交わす。彼らは、時に共感し合い、時に激しく対立する。
最初の頃、世界の片隅のちっぽけな存在に過ぎなかった彼らは、やがて世界の運命と大きく関わり、それを変えていくことになる。
これは、そんな彼らが織り成す、群像劇であり、戦記であり、人生の意味を求める問いかけであり……
そして、何よりもきっと、ラブストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 21:31:47
341294文字
会話率:52%
『レンジャークイーン』の異名で知られる四つ葉の騎士団長『エルフェミス』が上空を風属性ELビークル『ヴェーメ』で飛行する中、彼女の因縁の男性にて義賊団で知られる『トリッククローバー団』首領『フレン』とヴェーメの乗り比べをする事に。
フレンの
定めた『森の中をヴェーメでくぐり、先に森の外へ抜けた方が勝ちで、上空へ出たら反則負け』という危険なルールの元でエルフェミスは勝負に勝てるのか?
ヴェーメでの一対一のレースが今まさに始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
6653文字
会話率:41%
『人類は自分達で首を絞めた』その言葉がとても似あうその世界は、人類が人類同士で争うために作られた移動する巨大なオブジェクトによって、地上は踏み荒らされ蹂躙されていた。木は薙ぎ倒され、湖は蒸発し、生き物は殺され、街はすでに原型を留めておらず、
地上には一人の人間さえ残されていなかった。
そんな中人類は決死の思いで地上を捨て、魔法の存在するこの世界で、数多の人間を犠牲に発動した大魔法を使い、限られた土地を上空へと飛ばし、残された人類はそこへ移り住んでいった。
そんな時代から数百年後、地上を奪還するためオブジェクトの破壊を目的とする部隊に所属していた、母と父をオブジェクトに殺された少年は、母と父の『地上を奪還する』という夢を背負い地上へ強い憧れとオブジェクトへの恨みを持っていた、この世界の事を何もを知らない少年は、この残酷で綺麗な世界を生き抜き、何を手にするのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 17:45:11
5254文字
会話率:36%
何処にでも居る中年フリーター、神代修一郎。
うだつの上がらないこの男には、誰にも言えない秘密があった。
それは、生後間もなく超能力に目覚めた事である。
その力は非常に不安定なものであり自らで制御する事が出来ない危険な力であった。
感情の起伏
により発動する力を抑え込むため喜怒哀楽の感情を捨てた神代。
次第にその人生は孤独と成って行く。
年々強まって行くその力は次第に抑制が効かなくなり遂には暴走してしまう。
周辺への被害を抑えるため自ら上空へ飛ぶ。成層圏にて自爆死とゆう結末を迎える。
しかし、神代は目覚める事になる。乳児として。
そして、その世界に魔法とゆうものが存在する事を知る。
「魔法何てものがあるなら、超能力なんて普通なんじゃ!?」
歓喜する神代。しかし、彼はまだ知らない。
彼の持つ力がこの世界に於いても規格外だとゆう事を。
これは、異能を持つが故に普通に憧れるも決して普通に生きる事が出来ない。
しかし決してへこたれない男の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 08:51:36
35059文字
会話率:30%
観察者でもあった彼ら、超生命体達は、彼
らの観察対象である一個の下等生物の意識世
界を全開させた。
隊商が黄金都市を訪れようとしていた。長
い砂漠の道のりで、さしものサイボーグ=一フ
クダも疲弊しているようだった。その上に乗
っている
人々はそれ以上のようだ。
目の前に吹き荒れる砂嵐を通して、かろう
じて、彫刻が施された金色の城壁が見えてき
ている。目ざす都市一ラグーン市なのだ。
このあたりの砂漠地帯のオアシス。このミ
ューダ砂漠の富と財宝を集めている都市なの
だ。
黄金の壁の一部が外側へ開き、ねずみに似
た形のヴィーグルが出現した。
隊商を迎えるためだろうか。砂漠を越え、
ようやくこのラグーン市へ辿り着いた人々は
手を振った。
が。それに応えたのはヴィーグルの目玉の部
分から発射された機関銃のスタッカート音だ
った。
。
機銃弾は人々の体を貫き、さらにはサイボ
ーグ=ラクダの体をパラパラに吹き飛ばした。
静寂が訪れた。しはらくしてヴィーグルの
(。チから一人の男が出てきた。ヴ4Iグル
の後部へ七りを着けた格納車の中へ総ての残
滓をヴィーグタのマニュピュレーターを使い、
格納車にほおり込み、都市の中へ引きずり込
んでいく。何回もこの作業をくり返し、後に
何も残らなかった。最後には壁がヴィーグル
を呑み込み、‘何もおこらなかったのごとく、
砂が動いていた。
この一部始終を私は上空500mから消音へリ
コプターでモニターカメラを通じ、観察して
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:11:04
27911文字
会話率:20%
腐敗惑星は、宇宙の船を呼び集めて落下させていた。宇宙のローレライ。 生物を呼び集める星。そして、呼び集められた生物は腐肉となっていた。
我らは風民(フーミン)、歴史の表面にでることはない。が、我らは必ず、この星、腐敗惑星の歴史の変遷に居合
わせる。連邦の監視機構の奴らは我らの存在すら、きずかぬ。が我らは生きている。存在している』 形もなく、姿もみることのできぬ意識体がこの腐敗惑星上空部に生息していた。
その内部では新しい生命が蘇生しょうとしていた。
■山田の「妄想の地獄めぐり」へようこそ!
関西学院大学文学部ーSF研究会ー大阪文学学校ー大阪シナリオ学校ー同人誌活動
を通じての、30年にわたる、日々の妄想世界のすべてをお見せします。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/diary/201609230000/
基本データベースはここ。
■飛鳥京香・SF小説工房■株式会社山田企画事務所■
小説ごと章立てことにに入ってます。まだ未発表もありますが、、、
基本的にまだ整理できていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-17 18:00:00
49070文字
会話率:40%
ふと目が覚めた記憶喪失の少年は、真っ白な世界で謎の男によって思うがまま世界を作る神――
ワールドメイカーにされてしまった!!!!
異世界の遥か上空から放り出された空虚なエインは一人の少女
――リナと出会うことがきっかけとなり、運命
の歯車が動き始める――
彼の監視者だという小さな妖精ロナロナは二人に衝撃的な真実を告げる!
――ワールドメイカーが死ぬと同時にこの異世界もまた終焉を迎えてしまうと――
それを聞かされたエインはリナと共に世界終焉を防ぐため……神がかり的なチート能力
――権能――を使い数々の強敵や試練を潜り抜け……果てしない未来へと歩み出す!!
何も持たない少年はこの世界で生きてどう変わっていくのだろうか……?
これは……世界を守るために戦った一人の少年と……二人の女の子による波瀾万丈の冒険譚である!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 23:00:00
990645文字
会話率:46%
サルアは山奥に住み、薬草を摘む仕事をしていた。ある日、上空を飛ぶ鳥がサルアの前に何かを落とした。それは人の腕で。指にはとても綺麗な紋章をした指輪が嵌められていた。その指輪の紋章は、とある国の領を表していた。サルアは指輪を届ける為、山を下りる
決意をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 06:08:21
38348文字
会話率:31%
その予言者は当初、ただの狂人扱いされていました。しかし、予言通りに複数の大型未確認飛行物体が大都市の上空に現れてから、各国首脳は手のひらを返して彼に接触し、助言を乞いはじめました。
最終更新:2021-08-20 21:27:07
1098文字
会話率:50%
その日、聖女は上空四万二千メートルに召喚された。
王国の魔術師がうっかりミスをしてしまったのだ。しかも、その真下では勇者と魔王が世界の命運を決する戦いをしている最中だった――
この物語は、聖女が地上に落下するまでの約七分間を描いた、迫真の
ドキュメントである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 11:33:19
4303文字
会話率:11%
太古の昔から1万人に1人の確率で人類から魔法使いが誕生してきた。100年前、脈々と繋がる魔術の血統を隠し持っていたウィンザー公爵、エドワード8世が「青の公文書」を魔法界に交付した。
-青の公文書-
「私達はこれまでの歴史でなぜ優秀であるこ
とを隠さなくてはいけなかったのでしょうか。
我々は家族を、同胞を、我々に与えられた力を信頼しています。我々の同胞は今も、魔法の力を持たない家庭から1万分の1の確率で誕生しているのです。私達の始祖ノーブルもごく普通の人間から誕生しました。私達は我々と同じ力を受け継ぐ子供たちを守らなくてはなりません。生まれてくる子供たちに必要なことは、過去の柵ではなく、確かな人権と彼等を守る法制度です。」
(序文 第1章2節 抜粋)
-100年後-
「この100年で随分変わったものね。」
真っ直ぐなブロンドをしたマリンブルーの瞳をもつ少女が、ため息まじりに言葉を漏らした。
隣に座っている少女の言葉を受けて、窓の外を見ていた男の子が少し間を置いて答えた。
「どうしたの?まだ僕たち16年しか生きていないけど笑」
「うざい!!魔法史の予習をしていたのよ!あなたちゃんと勉強してて⁈」
男の子は微笑しながら少し開いていた車の窓を閉めた。ブロンドのくせ毛。女の子と同じマリンブルーの瞳だった。
「100年で変わったということは、青の公文書のところかな?イングランドで魔法憲法の雛形が完成して、実験的な人と魔法使いとの共存コミュニティの実施、魔法使いの為の義務教育機関の設立等、正直いいことづくめだと思うけどね。」
さらっと答えて得意げな顔で目を瞑っていると隣から何の反応もない。
・・・?
男の子は不思議に思い少女の方に目をやると、見開いた教科書を口に当て、青白く震えている様子が目に飛び込んできた。
「酔った。」
教科書から涎が垂れていた。
「ごめん!ミオが吐きそう!どこか止めれない?」
運転手が焦りながら叫んだ。
「すぐ高速降りるからもうちょっと我慢しろ!」
女の子は後部座席を少し倒して、息も絶え絶えに窓から空を見上げていた。
(やばい、まじ死ぬ。吐きそう、、)
(あれ?、、なんか空飛んでる人いない?)
虚ろな意識の中、はるか上空を箒に乗った人が飛行しているのを、豆粒程の大きさで、瞳が捉えた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 06:22:34
39125文字
会話率:52%
S県S市の上空に突如現れた、『チート能力者』の少年少女たち。
別世界からやって来た彼らは、神に等しい力を使いS市をあっという間に制圧・占拠する。
彼らの目的は、「悪を排除し、この世に”明るく楽しい平和なゆるふわスローライフ”を築く」ことで
あった。
地元の中学生・石動進は、仲間たちとともに、異世界人に奪われた街を取り戻すため圧倒的能力差の彼らと戦うことを決意する……。
『もし異世界人が、能力を駆使して日本を占領しに来たら……』みたいな話です。最後まで精一杯書きますので、楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 00:36:23
129274文字
会話率:45%
第2部 オデリア大陸編
サトルとコトリが王都を出発した頃。
数千年の時間の檻に捕らわれていた2体の魔物が緑の世界樹の上空に現れた。
一方オデリア大陸の青の世界樹は荒れ始めていた、ドワーフ国にはランク外の魔物が坑道で発見される。
サトルとコト
リは行く先々で面倒事に巻き込まれる。
私事ですが、久しぶりに5月にアクセス解析を見ると第1部を最後まで読んで頂ける方が何人かおられて、1人の方はブックマークをつけてくれました。
これが嬉しくて、序章を書いてから展開が広がらず1度は投げ出し物を、全てを見直して書くことができました。
ありがとうございます。
前作は時間の概念がない書き方をしていましたが、文章が長くてわかりづらいので、地球時間と同じとしています。また、距離の単位も地球と同じにしました。
ストーリと関係が薄い細かい説明も最小限にして,前作より読みやすくしたつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 22:00:00
117858文字
会話率:47%
ホワイトハウスの上空には巨大な宇宙船が浮かんでいた。
ホワイトハウスの周りは興奮した群衆で沸き返っていた。グレイやETなど宇宙人がペイントされたプラカードをたくさんの人々が掲げていた。ライトセーバーを振り回す人、ミスタースポックのコスプレを
する人,気合の入ったプレデターのコスプレをする人などがたくさんいた。マスターチーフとエイリアンのエイリアンが抱き合っていた。
時々USAコールが沸き上がった。群衆の後ろの方からはじまったUSAコールがまた人々を包んだ。皆が熱狂してUSAチャントを叫んだ。
突如宇宙船の扉が開き中から黄色い光の筋があふれ出した。そしてその筋の中を何かが下りてくるのが黒い影となって見えた。
いよいよ時がきた。群衆の熱狂は頂点に達した。皆が興奮してその影を見つめた。世界中の人間がライブ中継に釘付けになっていた。
大統領が前に進み出た。そして光の境界線の縁に立った。SPですら感激に手を震わせていた。
いよいよ影が地面に降り立った。光の筋が薄れ影の形が露になってきた。
その宇宙人は、なにか太いものを持っていた…それは箒だった。その宇宙人は背が高かった…いや頭と思ったものは三角棒だった。宇宙人は黄色い体毛に覆われていた…それは長い、金髪だった。宇宙人は女の子の顔をしていた…その宇宙人は、女の子だった。
宇宙人は魔女の格好をした女の子だった。
魔女は言った。「ヘッローォゥ!」
大統領は固まっていた。群衆は静まり返っていた。
「ヘッローォゥ!!!」魔女はもう一度言った。誰もこたえず静寂が返ってきた。
魔女も固まった笑顔で言った。「ヘッローォゥ!!!!!!……あれ…?通じてない…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 23:45:43
691文字
会話率:16%
防衛省直轄未確認現象調査対応組織、科学特別捜索本部にて勤務しているヒロセは、霞ヶ浦上空で不思議な光を見たという通報を受け偵察任務にでるが、そこで通報にあったと思われる発光体と衝突事故を起こしてしまい、消息を絶つ。ヒロセ捜索と発光体調査のため
出動する他職員は、その任務中驚愕の経験をすることになる。果たしてヒロセの身に何が起きたのか、科特本部は何と遭遇してしまったのか。その出会いが地球に何をもたらすのか。今ここに、コテコテベタベタの特撮巨大ヒーローが蘇る!(あくまでオリジナルです)
カクヨムやノベプラでも載せています。ぜひそちらの方もよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 21:59:59
12110文字
会話率:51%