出前も商う人気食堂ルーリル。そこの下働きのランとセイは兄弟分。普段は面倒見の良いランは、ただ一つ、セイが出前に行くことだけは頑として許さない。それは何故? そんなある日、黒髪の男が現れた。「やっと見つけた、青鬼。」■■■世界は地球に似ていて
違う星設定■完結済み(全四話)■作者があれなので、BLに見える可能性があります■テーマは友愛■流血表現有り(たぶんぬる目) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-02 11:00:00
12759文字
会話率:35%
僕には目も鼻も耳も口も肉もないので、そこに何があるか認知できない。何もない僕ではあるけれど、この虚無とも真空ともつかない漠然と茫漠とした空間で、茫然と何かを想うことだけは許されているようだった。
最終更新:2012-07-15 14:20:35
1930文字
会話率:2%
あらすじ
高校二年の夏休み。
火村蛍は、親友の杉原太陽と共に湖に遊びに来た。
そして、二人は夕暮れになるまで遊んだ帰り、あるDVDを拾う。
――それが事件の始まりだった。
太陽は帰郷で町を離れ、その間に蛍はそのDVDを確認した。
する
と、蛍は現実世界(リアルワールド)からアニメの世界に紛れ込んでしまう。
最初はTV番組のドッキリだと疑わなかった蛍だったが、
しだいにそれは事実起きている事だと認識すると、
帰る為生きる方法を模索し始める。
そこにノーシという人売りと出会い、
帰る為の手がかりを見出した。
しかし、蛍はアニメの世界の食べ物を口にした途端アニメ化という、
姿を『二次元』と呼ばれるアニメの姿になってしまう。
ノーシの口車に乗り、
とある国の宿屋で帰る為の情報と元の姿に戻る為の情報を手に入れようと働きはじめたホタルだった。
しかし、現実とアニメの世界に翻弄される蛍は、
働く苦労、
降りかかる容疑、
国の争いに巻き込まれる。
それでも、たった一つ、
『現実世界に帰る』
という目標の為に諦めることだけはしなかった。
そんな蛍がいなくなってしまった現実世界で、
太陽は蛍捜索の為に翻弄していた。
しかし、互いに苦労を知ることもなく時は過ぎ、
高校二度目の夏休みは終わりの時を迎える。
それは、お互いにとっての一つの区切りだった。
蛍は希望だった情報に帰る手段が無い事で
アニメの世界で生きる決断をし、
太陽は、蛍が帰るまで諦めない地獄の日々を受け入れる決断をする。
蛍は現実世界を忘れないために、
自らの姿を共に働いた従業員や、
出会った人達と写真を取ることで一つの別れを覚悟した……。
そして、現実とアニメの世界は一つの物語を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-08 18:00:00
152097文字
会話率:49%
【ネタ①】死神と少年: 仕事大好き!やる気満々のアホな死神。 死神が見えることで精神的苦痛を味わった少年。 少年はどうにかしてこの精神的苦痛のツケを死神に払わせたい。そして、少年は死神に対する最大級の嫌がらせを思いついた。
【ネタ②】死
神と少女: 仕事大好き!やる気満々のアホな死神。 昔から見えてはいたがどーでもよかった存在の死神が最愛の彼に目を付けたことに怒り心頭の少女。 他の誰が死んでもいい。 でも彼を奪うことだけは許さない。
【ネタ③】死神と老人: 仕事大好き!やる気満々のアホな死神。 昔から身体を鍛え、精神を研ぎ澄まし生きてきた老人。 老人に死神は見えない。 ある日を境に様々な危険が老人を襲う。何が何だかわからないが、危機察知・危険回避能力に優れている老人にとっては何の其の。何か邪悪な気配を感じるが、わしゃぁ負けんぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 18:32:41
5233文字
会話率:0%
今日、街で初めて君を見た。
透き通るような白い肌に、長い手足、栗色の髪。
その通りを横切る誰もが、君に視線を移していた。
君はこの辺では有名らしいから、友人が君のことをすぐ教えてくれたよ。
ユズ。
それが君の名前なんだね。
僕は例え記憶がす
べてなくなってもそのことだけは忘れないと思う。
これは、ある男の恋の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 01:22:48
2997文字
会話率:16%
旅人、ライゼはいつも何かを探していた。
何を? 誰を? わからない。
ただ、探していることだけは間違いが無かった。
手がかりは幼い頃から幾度となく夢に現れた亜麻色髪の少年。
ただそれだけを頼りに、長い長い旅を続けていた。
最終更新:2012-02-26 05:18:04
86904文字
会話率:32%
雅のいうことだけはちゃんと聞く嵐が、唯一雅に逆らうとき。それは厄介な空腹が嵐を襲ったとき。※BL表現あります。
最終更新:2011-12-23 18:00:00
1142文字
会話率:45%
(趣味人倶楽部、創作広場での投稿より転載)
晴れることのない霧が立ち込めるある湖の辺にやってきては、切なる思いを込めて光の矢を投げ込む「僕」。僕の記憶は不確かで、湖の底に顔も名前も忘れてしまった大切な人がいることだけは憶えている。
湖底で
は、同じく記憶が不確かになって、ただ僕が投げ込む光の矢を待ち望むだけの「私」。何の魔法によるのか、生きはしているが湖底に囚われて上がっていくことができない。できるのは手で泡粒を作って光の矢に答えることだけ。
ある日、僕の光の矢に返事が無くなった。泡粒が返って来なくなった。狂ったようになって身もだえ苦しむがどうしても湖に入ることだけはできない。息も絶え絶えの僕は、一筋の光明にすがることにする。それは、死者が集うと言われる火の山に行けば、ひょっとすると「私」がいるかもしれない、というもの。僕は決心する。火の山に行こう・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-10 19:15:38
13487文字
会話率:0%
幼いころの記憶というのはどれも漠然としています。だけど、あの日のことだけは今も鮮明に思い出せる。そんな思い出があなたにもきっとあることでしょう。これはそんなお話です。
最終更新:2010-09-01 20:06:10
1626文字
会話率:2%
プロローグ
朝目が覚めて夜眠りにつく そんな当たり前の日常を過ごしてきた僕の何かが
あの日 変わったことだけは断言できる。
今でも忘れられないあの旋律
いま―始まる
最終更新:2010-02-09 11:10:40
16414文字
会話率:44%
私はパズルのピースを探していた。自分の名前ですら思い出せないけれど、ピースを集めなければいけないことだけは覚えていた。パズルが完成するにつれ、次第に、自分のことを思い出していく。私は……。
最終更新:2009-08-10 23:09:29
10174文字
会話率:11%
とある名門公立校に通う寡黙な少年。東京駅に遺棄され、孤児として育ったその生い立ち以外にも、彼には大きな秘密があった。孤独な彼が唯一心を開いた少女、裕子。彼女が彼に近づいた、真の目的とは…。
※修正完了しました\(^o^)/ やはり数か月か
かる大事業になりましたが、なんとか一通り見直すことはできました…つっても、なんかチョコチョコ誤字脱字はある気がしたりしなかったりするので、見かけた方はお知らせいただけるとありがたいです。とりあえず、たて直した設定に添った展開にすることだけはできたかなと思います。疲れた…(;'∀')折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-04 10:55:14
918653文字
会話率:42%