とある魔法文明が隆盛を極めた都市で、『何でも屋』という儲からない商売を営む一家が細々と暮らしていた。長女アメリーはおつかいの途中、神の使いであったカエルを誤って殺害してしまった。カエルの聖霊にとり憑かれ、『音声魔法使い』となったアメリーは、
様々な受難を乗り越え、いつしか『聖音の魔女』として世界に名をとどろかせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 08:39:07
39749文字
会話率:45%
マンションの一室で殺害された男。出入り口にはすべてに鍵がかけられており、床にはダイイングメッセージと思しき零れたインスタントコーヒーの粉。
警部はこの謎を解くことができるのか!
最終更新:2015-05-03 14:06:18
3994文字
会話率:64%
――私のお父様を殺めたのは、私の初恋の相手だった。
ファーティマが十六歳になった年に、アケメネス女王国の女王である叔母から少女の婚約に関する話題を持ちかけられた。婚約者は、西の隣国であるセレウコス王国の王子で、レザー、という名前の少年であ
った。叔母は、今回の件が政略結婚である事実などを包み隠さずに話してくれた事もあって、すぐに了承する。その日、兄のファルザードと夕食を共にしている時に、今、アスワドがセレウコス王国にいる、と兄の発言を耳にする。自分の知る限り、アスワド、という名前がつく異性は、一人しかなかった。しかし、三年前のある日を境に、幼馴染みの少年は行方不明になっていた。
それ故に、話の真偽を尋ねた途端に、首都の宮殿でアイツを見かけた奴がいる。だから、これでアイツを殺せ、と言った兄から短剣を渡された。
ファルザードが親友のアスワドにそこまでの憎しみを抱いている理由は、只、一つ。
それは、三年前に起こった兄妹が尊敬している父親が殺害される事件が関係していた。何故なら、父親を殺した張本人というのがアスワド自身に他ならなかった。
短剣を受け取ってしまったまま、後日、セレウコス王国の首都に到着したファーティマは、レザーの護衛官を務めているアスワドと再会を果たしてしまう。花婿の王子を介しながら、幼馴染みの青年と関わる中で、彼の事が今でも好きなのだ、と再認識させられる。戸惑いを抱えている最中に、自分達が旅に出る事になった、という話をレザーから聞かされる。婚礼を挙げる前にお互いの親族の家に訪問する、というセレウコス王国の慣習がある事を初めて知る。ただ、今回の場合は、花嫁と花婿だけではなく、炊事などの細々とした事を支えてくれる者達や護衛の者達も参加する。勿論、この中には、アスワドも含まれていた。
後日、首都を出発する。旅の道中で、アスワド、レザーの二人と密接に関わるようになり、彼らと親交を結んでいる者達と交流する過程で、彼に対する二律背反の想いに激しく揺れてしまい、ファルザードの願いに対する決断を下せずにいた最中に、ある事件に巻き込まれてしまった。様々な困難を乗り越えながら、事件は解決に至った事で、父親を殺害したアスワドへの自分なりの覚悟を決めた花嫁の少女は、ファルザードの願いに対する決断を下した。
果たして、アスワドに関するファーティマが下した決断とは、一体――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 20:11:50
302529文字
会話率:44%
ある日、弟と遊んでいるときふとした瞬間に自分が元女子高生で、好きだった乙女ゲーム「フィオーレ~最愛の君に~」の世界に転生していると気づいてしまった主人公。
しかも自分の役柄はお約束の攻略キャラに殺害されるフラグが乱立するヒロインライバル‼何
とかしてそれだけは防がねば‼
ひとしきり混乱した後、主人公ははたと思い出す。
「あれ?でも私ゲームとは違って婚約者とはかなりうまくいっているし、弟とも仲良しだよな。じゃあ何も問題ないじゃん‼」
そんなこんなで幼少期を過ごした主人公の前に現れたのは見覚えのある攻略キャラたちと見目麗しいゲームヒロイン。
表向きはゲームと変わらない心優しい女の子。でも…あれれれれ⁉何てこった‼
それ、あなたじゃなくてゲームの中の私がやっていた事じゃないか!
少し楽観的な(油断しやすいともいう)主人公とその周りを取り巻く人々の笑いあり、涙なし(笑)のラブコメディーを目指します‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-02 22:07:44
4180文字
会話率:3%
※あらすじを読んでいただけますと新章『国と国、それは民』「帝宮にて…」からでも面白く読めるよう、配慮しております。よろしかったら新章からでもどうぞご覧になってみて下さい。
※以下のあらすじにはネタばれも含まれていますので、一話目から通してご
覧になる予定の方はご注意願います。
現世界から異世界へと飛び立ってしまった少年、蓮実鉄次。彼は異世界で生きていくことを決意する。少年が舞い降りた異世界では五つの国が存在し『五行の国』と呼ばれていた。
その中の一つの国『木ノ国』では宮廷で物語を聞かせて皇族たちを楽しませる新しい『紡ぎ人』を探しており、候補者は鉄火を含め三名。しかし宮中では、村の災害をめぐっての意見の対立や、紅姫、白姫と二人の姫の皇位争いとなかなか『紡ぎ人』の選考は進まないのであった。
そんな中、皇位継承権第二位の紅姫の隣国『水ノ国』への輿入れが決まるが、まだ若い王子と王女になる紅姫の二人の為、輿入れの儀は『木ノ国』で行われ、そのまま政〔まつりごと〕の勉強の為、二人は『木ノ国』に残ることになった。
しかし婚儀の夜、王子はもぐり込んでいた暗殺者に殺され、婚儀そのものの話はなくなる。宮廷の重苦しい空気を一掃する目的も含め『春の宴』が催される中、突如白姫に切りかかる武官。輿入れする先の国を無くし、行き場の無くなった紅姫が『木ノ国』を我が物にしようと白姫殺害を企てたのではないかとの疑いをかけられ牢にいれられる。そこへ、ある理由から自分の国へ帰っていた有能かつ、忠義心厚い紅姫付きの第一政務官である月影が『木ノ国』へ帰ってきたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 12:15:01
152913文字
会話率:39%
中学三年生で幼馴染の慶介が死んだ。自分を虐げた担任教師を殺害して。
思いつめて私は慶介が飛び降りたのと同じ屋上から足を滑らせて落下する。幸運にも生き残った私を発見したのは、『亀太郎』『エドガー』と名乗る奇妙な二人組。
彼らは言った。「
わたしたちと一緒に、自殺をしませんか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 00:00:00
31017文字
会話率:48%
ガラスケースに入れられて必要な時だけ必要なように動かされる
自由なんてない
ただ言われるがままに動く事だけが生きる意味
きっと俺らは自由なんて望んじゃいけない
蒼い空の下なんて俺らにはきっと広すぎるんだ
ほら、操り人形は自分一人で
は動くことすらできないだろう?
***************
2×××年、近未来の日本……
荒れる経済、増える犯罪
表沙汰に出来ない政府の裏業務を全て引き受ける
【BLACK BLOOD】という謎の組織──────
そして急激な技術の進歩と
それを裏で作り上げた謎の人物
そんな謎だらけな未来の日本で始まった物語…
※他の携帯小説サイトで投稿していたものです。内容の修正を兼ねてこちらで初投稿。
※物語の中に殺害や化学実験などの描写があります。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。また、この作品に登場する団体や人物、実験等は架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 21:29:47
327文字
会話率:22%
2050年、ハイテク刑事ロボットであるリーマンはある連続殺人事件を追っていた。
殺害された被害者はどれも第三次世界大戦の兵器開発の関係者であり、同じメッセージが残されていた。
「哲人」と・・・
哲人とは何なのか?犯人の目的とは?
様
々な憶測が飛び交う中、リーマンはただ真実を追い続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-05 22:03:38
1032文字
会話率:52%
腐女子である来栖霖は、人間観察と男装して女の子をナンパするという趣味を持った、変わった人間だった。
だが彼女は、BLゲームを買い帰路についていた6月6日の夜、通り魔により殺害されてしまう。
しかし、神々の娯楽である、とある行事により彼女は、
異世界へと転生できることになった。好きな能力を与えられ、異世界に男の身体となり、神の決めた美しい容姿で転生した霖は。
チート能力と恵まれた容姿をもった彼女はどのような人生を送るのか――。
※BL要素有り。展開早い、かも。
よければ、感想下さい。アドバイスでもいいです!!
但し、批評は受け付けません。自己満足で書き始めたので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-05 21:00:00
22412文字
会話率:23%
『スティモシーバーは完成していた!?』――2042年10月、都内では若者がショットガンで頭部を撃たれて殺害される連続殺人事件が発生していた。特別捜査官の矢内原範彦は持ち前の鋭い洞察力でこの難事件に挑んでいる。一方、私立探偵の今枝恭士郎は、頭
にスティモシーバーを埋め込まれた少女の護衛という怪しい依頼を受けていた。スティモシーバーを狙う謎の組織の暗躍、連続殺人犯『ブレイン・ブレイカー』の影、やがて事態は思わぬ方向に向かっていく……<近未来サスペンス>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 20:16:44
158555文字
会話率:56%
伊部快斗は、5年前に恋人を殺害した犯人と、自分をヴァンパイアにした謎の人物を探していた。
彼の同居人の森岡雄真は、世間を騒がせている「ヴァンパイア事件」の担当刑事。
ある日、「ヴァンパイア事件」の犯人と思われる人物が殺害されて、事件は大きく
動き出す……。
知識や資料がほとんど無い状態で、しかもちゃんと小説を書くのが初めてなため、だいぶヒドイことになると思いますが、深く考えずに読んで下さいf(^_^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 19:51:57
13936文字
会話率:41%
十六歳のJK、神村真弓は、小さい頃に母を亡くし、外交官の父は一年の殆どが海外勤務の為、孤独だった。ある日、友人が彼女の為にナンパした学ラン姿の男に、お笑い芸人の様な口調で拒絶されるものの、男に自分と同じ孤独を感じて後を追った先で、銃撃シーン
を目撃してしまう。男はヒットマンの川藤武士だと名乗り、九年前に突然事故で亡くなった父の遺した借金のカタとして、礼司と言うヤクザに売られたという、壮絶で孤独な身の上を語った。そして、彼の深刻さを感じさせない関西弁と優しさに、真弓は次第に打ち解けていく。その出会いから一週間後、真弓の父、神村康夫が帰国するが、実は彼は外交官ではなく、警察庁の秘密組織員、国際麻薬取締官だった。そして老舗の帝京製薬が新型の麻薬を密造しているのを知った為、殺し屋から命を狙われていた。武士はその殺し屋の一人が自分だと真弓に打ち明け、上からの命令を無視して、康夫を他の殺し屋から守ると提案する。そして空港まで康夫を迎えに行った帰りの高速道路上で、追手と銃撃戦を繰り広げ、辛うじて神村父娘を守り抜くものの、その後真弓の制止を振り切って単独行動に出た康夫は、何者かに殺されてしまう。康夫は新型の麻薬を作らせている、本当の黒幕が誰なのかを知っており、情報の封印と真弓の安全を引き換えにする為、死に甘んじたのだった。
暴力団同士の銃撃戦に巻き込まれ、不慮の死を遂げたとされる康夫の死を、不審に思った千葉県警の小林は、目撃情報から武士が彼らを守っていたことを知り、真弓を訪ねて、康夫が殺害されたと証明するには武士の証言が必要であり、彼が組織に抹殺されるのを阻止する為にも、逮捕に協力する様求める。だが、そんな真弓の前に礼司が現れ、武士を誘き出す人質として彼女は連れ去られる。武士は真弓を救う為にとある場所に向かうが、そこは帝京製薬が新型の麻薬を密造している研究施設で、彼はその麻薬の被験体にされてしまう。この施設で研究員をする山岸は、武士の情報から武士の父の死も、山岸の妻が植物状態になった原因も、実は帝京製薬の新薬の被験体にされた為だったと知り、武士に協力する。しかし礼司の仕業で彼は昏睡状態に陥るが、武士の居場所を突き止めた小林らによって保護される。意識を取り戻した武士は、小林らの監視をすり抜けて真弓の元に向かい、彼女に康夫が遺した情報から、本当の黒幕が誰なのかを知ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 19:40:43
199165文字
会話率:45%
勇者召還。それは文字通り勇者を召還することを指す。
勇者召還という奇特な事件に巻き込まれた真海雪人は召還された国ハルゴン王国の王が殺害されるのを見る。雪人は王女の強い意志を見て魔族を討伐することにする。
習作というかもはやストーリー構
成をちゃんと行ってないのでめちゃくちゃな作品です。ぶっちゃけると文章の書き方が分からないので迷走中。小説は頭が良くないと書けないのかなぁとか思ったり思わなかったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-27 17:33:41
52619文字
会話率:59%
西暦2021年。製薬会社ウルク新薬の開発した
アルツハイマー性認知症薬が漏洩した。
それは、ヒトの精神を破壊し、バケモノへと
変える、悪魔の薬品だった。
治療方法はただ一つ、殺害すること。
偶然薬に対して耐性を持っていた少年たちは荒廃
した街を周り、『治療』して周った。
ウィルスのゾンビの時代は終わった。
薬害ゾンビの時代だ。
Pixivにも同時投稿。
超近未来ドラッグパニック!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-18 22:50:25
414文字
会話率:50%
YUMEZ(ゆめぜっと)が放つカオティックメタジュブナイルは、意表を突いた矢印小説!
ほとばしる青春、錯綜する眼多、ぶつかり合う情動と衝動!!!
今は平成初期、金のかからぬ娯楽なんてクソくらえ!
抑えきれない魂の呼び声よいざ、熱ッ闘ゥ!!!
!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 22:39:47
110989文字
会話率:46%
少女Xは自殺した。
ある少年は事件の犯人を探し出し、殺害することを決意した。
俺は彼を止めるために、真相を知るために走り出す。
最終更新:2015-02-14 17:11:53
11331文字
会話率:38%
お題 は「車」「テレビ」「天井裏」です
楽しくバーベキューをするはずがおかしなことに…
それは最初から仕組まれていた殺害計画だった!
最終更新:2015-02-14 15:07:30
2330文字
会話率:67%
大西洋に浮かぶ島国リベルタリアでは、第二次大戦後四つの大犯罪組織が東西南北に拠を構えていた。大戦後間もなくして王都で革命軍が内乱を勃発させ、結果国王が殺害されるという歴史的な惨劇が起こる。その為、国は犯罪組織や反乱分子に目を光らせているの
であった。
抗争一つで多くの人間が死ぬまでの禁固刑を言い渡されるような状況下で、4つの犯罪組織間の小競り合いにより小火が上がる。
――誰しもあのような大騒ぎになるとは思いもしなかっただろう。――
この物語はその混沌の渦に身を投じた西の犯罪組織の二代目ドン・エリーザ・ラヴロックを中心とした男女の悲劇の一端である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 10:00:00
19072文字
会話率:54%
満月の夜には茶会が開かれる。参加者に求められるのはチームへの貢献、他チームの殺害。学生には重くのしかかるその言葉に加え、九重透に求められたのは周りの利用、虚偽…Jokerの役職だった。
最終更新:2015-02-11 20:09:36
2647文字
会話率:22%
快楽殺人犯により彼女である鈴木亜愛(あおい)を殺害されてしまう。復讐という感情で暴走する佐々木心優(こう)。
次々と快楽殺人犯を殺していくにつれ、快楽を覚えてしまう。
そしてある日快楽殺人犯の疑いがあるある男性を殺してしまう。
そしてその男
性には大切な彼女がいたー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-09 00:21:06
521文字
会話率:0%