仮題名「ドリフター」は、浮遊する=サーフィンの波待ち状態と、オフロードで四輪ダートマシンが横滑りしながら前に進む様=ドリフトのイメージを掛けたもの。
主な登場人物
三崎 次郎=主人公。都内大学法学部四年。
田村・小森・吉岡・中野=大学の友人
。
土井=三崎の出身高校の同級生。自動車チューニングショップのオーナー。
大野 宏美=元恋人 次郎と同い年だが現役合格のため音大の卒業生。
鈴木 恵子=海で出会った次郎の彼女。
栗田 陽子=恵子の友人。
1970年代に創刊された「ポパイ」「ファイン」など、ベタな「サーファー」世代とロックやディスコ、ライブハウスなど、初めて日本に上陸した若者文化や時代を表現した作品です。不安と経済の停滞で苦しむ現代の日本では考えられない、一部不愉快な部分もあるかと思います。
執筆は2005年で「デンパンブックス」というサイトに投稿していたのですが、ウイルス被害によってサーバーダウンしたまま、この作品も消えてしまったのですが、最近古いPCのファイルを整理していて、偶然、執筆原稿を発見しまして、こちらに投稿させていただきました。
編集前の誤字脱字、取り敢えずそのまま投稿してしまいます・・・(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-03 17:35:24
40322文字
会話率:58%
高校二年の春、前浪 麻香は塾に通っていた。
彼女には、志望校Y大学があった。Y大は、全国的にも名の通った一流私立大学。
Y大に合格するために、塾に通っていた。
全国的に広くチェーン展開をしているその塾に、高一から通っていた。
でも、彼女はこ
の塾で、何度も失敗していた。
この塾は、成績のランクで五段階のクラス分けをしていた。
理由は、個人差のある受講生。受講生は、志望校も、能力も違う。
だから一人一人にあった勉強内容に対応するため、クラス分けしていた。
彼女は、現在Bクラス(上から二番目)にいた。
でも、どうしてもAクラスに昇格できなかった。
そんな彼女は、勝負に出た。
塾で主催する春季合宿を断り、家庭教師で短期集中の学力アップという作戦を考えた。
そこで、母親の高校の同級生で、現役Y大生の子に家庭教師を臨時で雇った。
家庭教師を雇い、彼女は春のクラス分け模試でいい成績を収めるべく、今、自宅で猛勉強をしているところだった……
これは、ある女子高生が目指した夢のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-25 00:00:00
36568文字
会話率:29%
はじめて会ったとき、彼女は黒い服を着ていた。
彼女の目じりににじむ透明な涙を見つけたとき、
ああ、この子はこんなにも静かに泣くのだと思った。
その凛とした姿は。
あいつにそっくりだった。
『城島―――死んだらしいよ。』
高校の同級生の、突
然の訃報。
国立の医学部に現役で入ってたから、きっと忙しくも楽しい大学生活を送っていると思っていたのに…。
斯波は、彼の通夜に出るために地元へと向かう。
そこで出会ったのは、城島の妹。
通夜の席でもくずれることなく凛と立つその姿は、亡くなった城島にそっくりだった。
斯波は、妹に兄の面影を重ねていく。
―――なんで、城島は死んでしまったんだ?
そして、斯波は知る。
これはひとつの許されない愛の結末なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-06 17:26:46
4595文字
会話率:36%
僕は朝の通勤ラッシュ真っ只中の電車にいた。
おなじみの合戦に参加しようとしたんだけれど、痴漢と間違えられてしまった。
それが、同じ高校の同級生で…
キーワード:
最終更新:2010-07-20 18:33:46
2113文字
会話率:39%
幼稚園の頃夜空に見た瞳。それと同じような光景を油絵で描いた高校の同級生。
最終更新:2010-05-05 21:20:36
7053文字
会話率:62%
僕が出会った一人の女。彼女の名前は紅緒と言った。
初めて出会ったのは新生児室。ガラスの向こうで頬杖をつく彼女。
幼児時代にでかけたショッピングモール。警備員室でタバコをふかす彼女。
台風に見舞われた幼稚園の校庭。赤い傘を斜めにかざす彼女。
小学校の屋上の給水タンクの上。ジュール・ヴェルヌを読む彼女。
中学校時代に見つけたホームページの画像。つまらなそうに佇む彼女。
高校の同級生につきまとわれた輸入雑貨屋。僕より背が小さくなった彼女。
いつ出会っても、僕の記憶の中の彼女とまったく変わっていなかった。黒く長い髪。笑っていない顔。甘い煙のタバコの匂い。
彼女は常に僕のそばにいた。いつもの顔で、いつものタバコの匂いを撒き散らして、いつもどこか寂しそうにしていて。
ある日、僕は気が付いた。彼女は歳をとっていなかった。
僕はいつも彼女を探していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-04 21:37:11
33814文字
会話率:19%
目の前に現れた、高校の同級生。同窓会をきっかけに、恋へと急展開していく。まっすぐな恋の行方。
最終更新:2008-03-26 21:55:27
5172文字
会話率:60%
住む場所も、金も、食うものもなくなったクリスマスイヴの夜。比佐男は高校の同級生、明徳に再会する。互いのこれまでを話すうちに、比佐男は、己の犯罪歴を語っていくこととなる。【完結】
最終更新:2007-12-05 02:13:31
8451文字
会話率:32%