心の傷が体の傷となって現れる病気、心因性裂傷。水戸洋子は小児科医として順風な人生を送っていたが、一人息子・大洋がこの病気に罹患してから、人生の歯車が狂っていく……
最終更新:2014-05-30 08:00:00
13493文字
会話率:48%
キスをした相手女性の願いを叶える『力』を持つ少女、琴糸日向。彼女は同姓とのキスを忌み嫌っており、その『力』に嫌悪感を抱いていた。
ある日の方代学院高校の放課後、日向は友人の凪島昭美によって、昭美の後輩である心のペットを『力』で見つけるよ
う、半ば無理矢理協力させられる。心に対しては人当たり良く接していた日向だったが、同姓とのキスには相変わらず嫌悪感を示しており、心のペットを見つけた後で、凪島昭美に対して『力』を使わされたことについての愚痴を零す。
その放課後の帰り道、日向は恋人の綿引六平太に対しても、心に協力させられたことの愚痴を零すが、六平太は心に協力した日向は優しいのだと励ます。
後日、心に礼を言われる日向。心は「日向の力は皆を幸せにする」と賞賛する。
その後、日向は再び『力』を求める少女の依頼を受けさせられる羽目になる。今度の依頼相手は容貌醜悪の少女、奥園みちる。みちるの願いは自身を美しくしてもらうことであり、日向は『力』によってその願いを叶える。
しかし後日、みちるは悲痛な形相で日向の元に駆け込んでくる。すっかり容貌が変わってしまったみちるを、家族や友人は「奥園みちる」として認めてくれなくなってしまったのだ。日向はみちるを憐れに思い、再びキスをしてみちるを元の姿に戻す。
その二日後、六平太が怪我をして入院したとの連絡が日向の元に入る。六平太本人は階段から足を滑らせただけであると語ったが、日向は六平太が何かを隠していると推察する。
その後日の放課後、日向は突然みちるによって半ば無理矢理キスをさせられる。日向の『力』を強引に使用したみちるは、日向に「叶えたい願いができた」という言葉を残して去っていく。
週末、日向が六平太の元を訪れると、そこには六平太とともにみちるがいた。みちるは以前日向の『力』に「六平太と恋人になりたい」という願いをこめたのだという。実は六平太の怪我はみちるを庇ったときのものであり、みちるはその時六平太に一目ぼれしたのだ。
みちるの願いによって六平太と別れさせられた日向は、病院からの帰り道で偶然心に会う。心は日向を励ますため、日向が幸せになれるよう日向の『力』に願いを込める。
後日、学校には女の子大好き人間になった日向の姿があった。日向は『力』を使うことに喜びを感じられるようになり、自分は幸せになったのだと実感した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-21 01:00:51
57468文字
会話率:32%
酔漢を殺めた罪によって六宮刑務所に服役していた丹波隆平は、自由を求めていた。自身の身体が自在であること、心のままに行動ができること。それこそが自由であると彼は知っていた。
隆平は刑務所という束縛から逃れるために、刑務所に定期的に訪れる刑
務作業物品の搬出入用トラックに忍び込む。成功する望みの薄かったその行動は見事に成功し、隆平は刑務所から脱走することに成功する。
刑務所を離れた隆平は自身の故郷の街に戻り、警察からの逃亡生活のための身支度を整える。その過程で隆平は、「人々の目から逃れて過ごす生活に本当に自由があるのか」という疑問を抱くようになる。
身支度を終えた隆平は、街を離れる前に友人の尾瀬道良太の家を訪れる。友人との再会を果たした隆平は、尾瀬道にこれからの目的を尋ねられ、それに対して自分は自由を求めるのだと答える。しかし尾瀬道に「自由とは一体何か」という問いを投げかけられ、隆平は逃亡生活を行おうとしている自身の行動が、身体と心の自由自在という自身が求めていたものからかけ離れていることに気付く。隆平は逃げるように尾瀬道の家を離れ、絶叫しながら街を走る。その様子を描写しながら、物語は幕を閉じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 14:36:26
19581文字
会話率:14%
サークルリレー小説第四走者。
最終更新:2013-12-01 14:16:03
789文字
会話率:10%
君がいたからーー保月瀞の場合ーーの続編です。前作を読まなくても大丈夫……だとは思いますが、読んでからをおすすめします。
前半に説明が多く胸キュンはありませんが、ヒロイン視点です。
最終更新:2014-04-15 23:55:32
4288文字
会話率:32%
12月24日毎年のようにクリスマスを一人で過ごしていた楠悠馬のもとへ三田黒須を名乗るものから1つのゲームが送られてきた。美少女たちがパッケージに描かれているゲーム、萌えゲーといわれるゲームだった。悠馬がそのゲームを起動すると……ゲームの世界
にいた。そんな世界で悠馬は彼女たちと出会う。初めての体験に戸惑う悠馬、そして知る世界の秘密。悠馬たちの苦悩の87日が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-13 22:54:58
6383文字
会話率:37%
とある帰り道、秋月音也は捨て猫を拾った。綺麗な白の毛並みのそのねこはなんと人の言葉を喋り出し、人化までした。
「おいおい、どういうことだよ……」
「わかんにゃい!」
単調だった音也の日常にトラブルが起こる?起こらない?起こらないようで大問題
が! 完璧善人を目指す音也と捨て猫しろの日常物語のようなもの……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-07 15:28:59
35842文字
会話率:56%
両親を亡くし、身寄りの無くなってしまった水戸部蛍夜は遠い親戚の老人に引き取られる、はずだった…
途中ですみません…
最終更新:2014-01-05 13:13:43
3790文字
会話率:32%
一発の弾丸が歴史を変える。
一発の弾丸が人命を絶つ。
たった一発の弾丸でこの世の安寧は崩壊した。
最終更新:2013-04-14 09:17:18
3551文字
会話率:3%
青春の1ページを日々破り捨てるような生活をしている高校2年生の和泉修一。部活もせず、勉強もせず、趣味もない。毎日ダラダラと暇だけを潰す生活が続く。そんなある日を境に彼はRPG風味の異世界で旅することになる夢を見るようになる。しかもその異世界
とは魔族が人間より優位に立つ物騒な世界である。夢の中の喧騒と現実の退屈さの対照的な2つとどのようにして付き合っていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-24 16:26:57
10925文字
会話率:23%
一度も勝てなかった男の話。
ピクシブにもあります。
最終更新:2013-02-02 22:32:10
2940文字
会話率:5%
夢見がちな男。
視野の狭い女。
分不相応な夢を見た二人の愚か者の物語。
最終更新:2010-09-11 18:32:33
1286文字
会話率:80%
悪魔に憑かれた音楽家。
魂と引き換えに「幸せになる」という願いを望む。
しかし、その煮え切らない優柔不断は、渇望する願いの形すらしっかりと把握しているわけではなく・・・・
はたして不幸な男は自らの大願を成就できるか否か?
最終更新:2010-09-09 21:57:51
8549文字
会話率:25%
水戸邦彦の所属する顎門は、私立玖珠音堕学園の敷地内、用務員室に併設した用務員倉庫で開設される特殊クラスである。
ある日、講師の森ルヰが持ち出したのは、埋蔵金の探索だった。
彼らが連れて行かれたのは、熱帯雨林を思わせる森。
そこで邦彦は、埋蔵
金を探すどころか、伝説上の怪物、キマイラと遭遇する。現実逃避、目をこする、といった手段にでるも彼の前から、その怪物は消えない。
最後を悟った邦彦の頭上から、孫の手を構えて落下してきたのは、顎門メンバーの皆藤愛という少女だ。
愛は、煩悩無双百八式という祖母から伝授された技(というかむしろ食欲)を以ってキマイラに対抗しようとする。
両者が対峙する緊張の中、怯える邦彦に哄笑をもって出現するのは、情報屋柊悟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-27 16:02:45
14928文字
会話率:39%
「今日からここを私らの活動拠点にします!」
幼なじみである水戸 心がスカートを翻し、甲高い声で叫ぶ。
俺こと林 巡は、心の呼出しで廃部になった(らしい)『生物研究部』の部室内にいた。
今年から廃部らしい部室はまだ最近まで活動していた痕跡
があり、実験机には色とりどりの試薬の入った試験管が並んでいる。
この物語はまだ再始動の余地のある生物研究部を乗取った水戸 心とその幼なじみである林 巡の半ば暴走気味学園物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-30 00:11:18
2431文字
会話率:49%
*暗殺者のセオリー*
芹沢鴨を暗殺しなければならなかった土方歳三が、その心の内を独白。
*桜の遺言*
芹沢鴨ら水戸派が粛清された後も、その生き残りとして新撰組に止まった野口建司。彼の最期と遊女との儚い交わり、そして永倉新八との友情を交えて
描いた一編です。
*総司微熱抄*
水戸派芹沢鴨の殺害に加わった沖田総司は、それを正義だとは思えずにいた。後悔や焦りに翻弄される総司の姿を描きます。
*夢の続き*
池田屋騒動以降、鬱屈する総司は、芹沢鴨の息子に出会う。ふたりの葛藤を綴ります。
芹沢鴨暗殺を軸に土方歳三、沖田総司と殺した側からのエピソードに続き、総司と常親の出会いから、物語は殺された側、残された者のエピソードに踏み込んでいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-02 00:27:38
15640文字
会話率:22%
新選組初代局長芹沢鴨。悪名高い彼の真の姿を探りながら、新選組は何を求め時代の中でどう走り始めたのか描いて行きます。
最終更新:2007-05-06 01:59:34
41202文字
会話率:30%
芹沢鴨の粛清。決意した土方歳三が、吐露する真意。山南の苦悩。そして刀は抜かれた。語り尽くされた物語のその向こう側。誰も書かなかった、新しい物語。この作品は芹沢ら水戸派粛清を発端とし、関わり合う人間がそれをどう捉えたかを短編でお届けします。(
オムニバス型式の連載にしようと思っています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-03-05 03:03:09
3587文字
会話率:20%
どこにでも居る様な普通の高校生である井水戸玄奥(いみとげんおう)は、運が良い、知らないはずのことを知っている、瞳の色が白と黒に変わるという、ちょっと変わった悩みを抱えていた。
井水戸はある日、知り合いの警視長に“誰に尋ねても面白いと答えるア
ニメ”の情報を集めて欲しいと言われる。そのアニメを見ることが出来た井水戸の前に、アニメの登場人物であるアナザー・ワールドと言う少年が現れ、異世界からの違法侵入者“異名”に襲われる。アナザーの話により井水戸が住んでいる科学世界とは異なる世界の存在や、世界と世界の境界線を監視する紫香楽(しがらき)と言う絶対の存在が居ることを知った。そして、警視長は一人調べを進めていくうちに予想外の事実を知る事になる………。
※ある大賞に投稿し、落選した小説です。誤字は一部修正してありますが、話は全くそのまま上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-30 13:40:42
107395文字
会話率:40%
井原西鶴の『好色一代男』に描かれた、但馬世之介七十七代目の世之介は、父親に「十八才の誕生日までに、童貞を卒業しないと、廃嫡勘当を申し渡す!」と言い渡される。何とか童貞を卒業するため、女だけの惑星「尼孫《アマゾン》星」を目指すため、宇宙船に乗
り込むが、到着したのはツッパリ・ヤンキーがうじゃうじゃ棲んでいる「番長星」だった!
世之介は、何とか地球へ戻るため、この「番長星」で思いもかけない、冒険を経験するのだったが……。
この小説の世界観に疑問が出たら、『温故知新~ウラバン前史~』をお読み下さい。世界設定を説明するための章ですが、人によっては煩く感じるのではないかと、別の短編としてアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-25 12:00:00
161627文字
会話率:31%
不老不死の力を得た無敵の外道である主人公が奴隷ハーレムを作る話。気ままに大陸を旅する主人公と奴隷。時々誰かを助けたり、助けなかったり。水戸黄門的な進行で、主人公一向は行く先々で様々な事件を起こします。世界中から美女を拉致って、レッツハーレ
ム!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 01:00:00
20566文字
会話率:26%
桃から生まれた男の子、『七節桃太』。彼は鬼にさらわれた、姉の友人を助けるため鬼退治の旅に出る。旅を続ける中で徐々に明らかになる鬼の秘密。触れる剥き出しの感情に、ただ翻弄されていく少年。少年の旅路に容赦なく立ちはだかる鬼。自分さえ見失いかねな
い激情の奔流の中で、少年はもがき続ける。「――――鬼を倒すのは、本当に正しいことなの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-14 09:48:40
94944文字
会話率:53%
宇喜多秀家とゆかいな仲間たち。
負けちゃったからには仕方ない。おっさん従え、トンジキ片手、たまには女もひっかけて、ひたすら京まで走るのみ。今日もみんな元気です。
そんなお気楽冒険時代劇。フィクションレベルは、水戸黄門の300%増くらい
。秀家ファンの人はすまんかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 11:41:43
71183文字
会話率:50%
幕末の時代。水戸浪士安島慶四郎には暗い過去があった、幼い頃より尊王譲位論を教えられてきた彼は幕臣・勝海舟土佐浪士坂本龍馬との出会いによって日本に本当に必要なものを考え始める。薩摩藩長州藩彼を取り巻く流動的な時代に、慶四郎の出した答えとは・・
・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-07 23:52:01
13821文字
会話率:43%
何だかんだで面倒見の良い少女が、とても面倒臭がりな少年を少しはマシにしようとするお話?
ありふれた水戸黄門的な冒険者モノ(にする予定)です。
最終更新:2010-04-20 00:39:59
1314文字
会話率:15%
真夏の夜、T県S区の公園で『アレ』と『出会う』ために待ち続ける少年。その公園で一人の少女に謎の人物からの着信。『水戸のKO-MON様』の着歌に乗せ、少年と少女は出会い、喜劇は幕を開けた。
最終更新:2006-02-16 18:28:12
3665文字
会話率:42%
この物語は、ある旅人の物語。各地を周り、弱いものを助ける。水戸黄門みたいな人。
最終更新:2005-10-09 16:18:43
3197文字
会話率:17%