魔法が失われ、前文明の遺産から『機械』を模倣し発達する世界『アル・セリカ』。
様々な超常現象を引き起こす『遺物』が、人の手により悪用される事件——『遺物の歪み』を追う一人の少女がいた。
彼女の名前は『エルトゥールル・ハウル』——通称エル
ル。喋る機械の剣を相棒に、とある遺物を探していた。
それは、己の肉体を幼女化した遺物。
期限は一年。過ぎれば、死に至る。
そして旅の途中、出会うは『世界最後の魔法使い』——『ライザ・テオドール』。
彼は亡き姉の遺言に従い、嫁探しをしているロリコンであり、幼女となったエルルに一目惚れしてしまうのであった。
幼女化した主人公と、ロリコンの魔法使いが織りなす『機械』と『魔法』のファンタジー!
そして至る、世界の真実。
終焉の運命と向き合い、エルルが手にするモノとは——?
幼女なお姉さん
カッコいいロリコン
相反する要素は、決して矛盾しない……‼︎
【★マークに挿絵があります】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 20:30:14
245112文字
会話率:28%
科学が、進みに進んだ地球。
その科学の力によって、人は新たな力を得た。
「異能力」「スキル」「超能力」。呼び方はさまざまだが、特異な力を得たのだ。
「念動力」「透視」「未来予知」「錬金術」「テレパシー」「再生能力」「身体能力向上」など、さま
ざまな能力。
だが、そんな力が悪用された場合、世界に計り知れない影響を及ぼす。
そのことを考慮した政府は、能力の一般使用を禁じた。
しかし、力があったら使いたくなるのが人というもの。
そんなルール知らん、とでも言うように能力を使った犯罪が後を絶たない。
だが、そんな犯罪に対して立ち上がる者もいた。
それが、「ヒーロー」。
彼らは、事件が起きれば直ちに現場に急行し、事件を解決する。
犯罪を起こした者がいたのなら、全力でそいつを捕まえる。
そんな彼らは、世界中から感謝され、英雄のような扱いを受けている。
が、公にはされてはいないが政府公認のとある組織がある。
その名も、「悪党組織」。
その名の通り、悪党達の組織である。
しかし、本当の悪党ではない。
ヒーローを目立たせるため、悪党を演じているのだ。
彼らは、現代の必要悪。
悪党組織の構成員は、全員が少しだけ更生された死刑囚達である。
彼らは今日も、演じる。
ヒーローを目立たせ、真の悪を無くすために。
さて、今日はどんな依頼が来るのか・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 17:19:09
1822文字
会話率:57%
20xx年、日本の経済力が危ぶまれていた頃、技術革新によって国力復帰をしようとした政府は、あらゆる分野の科学者研究者たちを支援・援助の予算案を提出。第5次産業革命を起こす政策
”イノベーター計画”
を
実行。数年後、徐々にその効果が現れ始め、日本の技術・科学力は少しずつ発展していった
しかし一方で、科学者やその関係事業と一般的な企業との貧富の差が社会問題となり、産業スパイ問題や科学者同士の対立が目立ち始めていた
そんな中、発展した技術力で治安維持をしようとする者たち”ヒーロー”が台頭し始める
技術力を悪用し犯罪に走るもの、違法に取引をする者たちへの抑止力としてヒーローの存在が認められた頃、総合科学技術研究所が崩壊してしまう事件が起きてしまう。多数の犠牲者を出した事件には幼い双子の男の子たちが巻き込まれていた…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 21:21:31
3343文字
会話率:40%
いつまでもモダモダしている貴族のカップルをくっつけたり、うだつの上がらない貴族に活を入れたり、王国の制度に瑕疵があった場合はあえてそれを悪用することで為政者たちに気づかせたりなどして、周りの人間のために悪役を演じていた令嬢が、マジ聖女と呼ば
れるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 09:00:00
9866文字
会話率:34%
昔々、とある有名な魔法使いが世界を滅ぼしてしまうような魔法を作りました。その魔法はずっと隠されていましたが、ある時心ない人に悪用されてしまい世界は滅びてしまいました。
滅びた世界で知識や魔法を知りたい特別な本が、滅びた世界でいろいろな町を
旅するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 02:27:28
12622文字
会話率:20%
これはチートツールを悪用して友達と某RPGをプレイした話である。
最終更新:2022-07-13 16:22:00
765文字
会話率:60%
底辺ネット作家の千野地塩。
そんな地塩がネットラジオを聞こうとしたら、天使が話しかけてきた。
天使が言う通りに作品を書いたら、あっという間に書籍化が決まり……?
悪用厳禁!この世の奇妙で恐ろしい成功法則を描くホラー。夏のホラー2022参加作
品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 04:00:00
7688文字
会話率:34%
パワーストーン、それはある種の特殊な力が宿っていると考えられている石のこと。その石を身に付けるなどしていると不思議な能力などがもたらされると愛好家などから信じられている。しかし、その能力を悪用した犯罪、パワーストーン犯罪が横行していた。警視
庁は所轄内にパワーストーン犯罪対策課を設置し、パワーストーン犯罪の取締りを開始した。この物語はパワーストーン犯罪対策課に入った一人の男性の成長と人情の物語である。
~登場人物~
海原恭弥 本作の主人公。ある事件がきっかけでパワーストーン犯罪対策課に入ることになる。人情が厚く、優しい性格。正義を貫き、どんな事件にも前向きに挑んでいく熱血屋。使用パワーストーンは真珠。
日野ひかり ヒロイン。パワーストーン犯罪対策課の新米警官。おっちょこちょいな性格でたまに失敗してしまうことも。いつも恭弥に助けられてばかりいる。使用パワーストーンは瑪瑙。
赤崎秀和 パワーストーン犯罪対策課のベテラン警官。前までは他の部署に所属していたが異動により現在の課に配属となった。強がりな性格でたまに激しくなるが正義を貫く姿勢は誰にも負けない。使用パワーストーンは珊瑚。
大山真二郎 パワーストーン犯罪対策課の課長。頑固な性格で悪は絶対に許さないという考え。剛腕の持ち主で一人で複数人の犯人を捕まえられるほど。使用パワーストーンは翡翠。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 23:27:37
1500文字
会話率:0%
神楽尊(かぐらみこと)が所属する防衛チーム“エデニング”には、少数の少女で構成された主力部隊“魔法少女隊”により、悪魔の組織“シュメルツ”との長きにわたる戦いに終止符が打たれようとしていた。
部下達を敗られ、不利な状況に立たされたシュメル
ツの親玉“リィヴィア”は、その状況を打開すべく魔法少女隊の隊長、園咲恵(そのさきめぐみ)の身体を乗っ取り、その奪った圧倒的な力で他の魔法少女達を全滅させ、エデニングも壊滅させた。
その後恵の身体で、そして魔法少女の力を悪用し世界滅亡を進行しているリィヴィアを倒して恵を助け出す為、尊は、“残された希望”を手に、たった1人で立ち上がるのだった…。
絶望に堕とされた孤独は、悪魔から少女を救えるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 14:00:00
9308文字
会話率:35%
平穏な日常生活を送っていた主人公、麻績優斗は偶然、登校中に坂道から転がり落ちてきた『皇の玻璃』と呼ばれる奇妙な球体を手にし、その所持者、片瀬桜子との出会いによって日常は一変してしまう――。
普段と何も変わらないハズの学園で、奇しくもそ
の日、一人の女子生徒が不可解な投身自殺を行ない、学園に蔓延する奇怪な空気を麻績優斗は感じ取っていた。後にその自殺は、人心に深く作用し、悪用すれば他人の精神に干渉し、精神的支配まで出来得る禍々しい能力を持つ皇の玻璃を悪用した他殺だと片瀬桜子から聞かされ、しかも犯人はもう一人の皇の玻璃所持者で学園勤務の臨床心理士、松永悠司だと知らされ驚愕する。
皇の玻璃を持つ者が全てを制する、そう信じて疑わない松永は片瀬桜子の所持する皇の玻璃を奪う為、ありとあらゆる卑劣な手段に打って出る。現実世界では証拠が残る為、皇の玻璃を悪用し『精神世界』での干渉を執拗に繰り返す松永に片瀬桜子は、強固に自分自身の精神世界をどうにか維持していた。しかし、知識も経験にも勝る松永に精神世界を侵食され、支配下に置かれてしまう事は時間の問題と判断した優斗と桜子は玉砕覚悟で最後の賭けに出る。攻撃性に乏しい桜子の精神世界『ミサ・ソレムニス』では、松永の世界『バインド・サブコンシャス』に対抗出来ない為、まだ未知数である麻績優斗の精神世界に賭けるしかなかったのだ。
精神能力戦の経験に乏しい優斗は苦戦を強いられるが、松永の歪んだ偏愛性や嗜好の根源、コンプレックスや過去のトラウマを突いて松永を自滅に追いやり、松永自身の精神世界に閉じ込める事に成功する。松永を倒し、皇の玻璃を奪取する事には成功したが、しかし、世界中に散らばる皇の玻璃は無数にあり、決して引き返せない苛酷な現実に身を投じてしまった優斗はさらに強い創造性と精神力を身につけ、自らの正義を貫き、片瀬桜子を守る為に、新たな世界へと歩み出す――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 17:58:03
125053文字
会話率:80%
主人公のルセリナは魔法を有効活用(悪用)しながら、仕事をサボって昼寝したり、パーティで余ったご馳走を持ち帰る異世界転生メイドである。しかしある日、悪役令息レイズの粗相に巻き込まれ一緒に国を追放されることになってしまった。悪役令息は自業自得だ
けど、自分の境遇には納得いかないルセリナ。悪徳メイドは自業自得だけど、自分の境遇には納得いかないレイズ。利害の一致した二人は共闘して一発逆転を狙うことにした。
※アルファポリスで先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 21:22:14
178774文字
会話率:53%
ぬいぐるみの闘い……それは裏の人々が暇つぶしに行うスポーツである。だがそれを悪用する外道組織が今動き出す
最終更新:2022-04-26 23:30:46
5846文字
会話率:58%
力なき人間に特殊な能力を与える製作者不明の不思議な物品、"アノマリー"。
悪用されてしまえば多くの人々が被害を被ることになるそれを回収し、封印しようとする組織があった。実行部隊のリーダーである武藤とその仲間たちは日夜アノ
マリーを悪用する組織や個人を取り締まっていた。
その日もとある筋から情報を得てアノマリーの取引現場へ向かったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 06:00:00
9988文字
会話率:59%
20XX年、東京。突如謎の光に包まれ、東京で暮らす人々は「思い出」を根源とする特殊な能力「インスパイア」を身に宿すが、新政府の陰謀によってそれを悪用した人々が日本全国に散らばり、瞬く間に日本を崩壊させてしまう。それを恐れた関東を中心とする
地域が、東京を鋼鉄の壁で囲み、隔絶した。
これは、モラルを失った東京に住まう「悪役」達と悪が蔓延る「政府」達との、「悪対悪」の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 20:22:01
14866文字
会話率:46%
短編小説ですぐに読み切れます!!!(3話で完結にしたいなあと思います!)
貧血症を患った少女は中学時代にいい思い出がなく、高校デビューに震える。
そんな中体育館の校長の話の長さに飽きて、貧血症のひどさもあり気絶するかのように寝てしまう。
す
ると即座に起こされるのではなく、気が付けば初回の授業中の時間にタイムワープしていたのだ。
彼女は自身の弱い体にこのタイムワープを悪用して……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 17:46:58
4259文字
会話率:7%
世界的企業『瞳の使者』で人工的に作られた義眼を埋められた人々
通称『EYES』彼らは皆「病気、事故」などで目を失い『瞳の使者』によって能力と視力を手に入れた者
中には自ら志願して能力を手に入れた者もいる。
『瞳の使者』の本社がある東京では『
目』の力を悪用する集団『12生肖』によって東京の治安は最悪なものとなっていた。そんな中『瞳の使者』は『12生肖』に対抗すべく『黄道12星』を立ち上げた。
この物語は『黄道12星』が一人獅子野の元につく「信哉」「彩乃」「ニクソン」の3人の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 03:21:27
962文字
会話率:89%
・あらすじ
この世界はまれに能力を持った人間が生まれてくる
その能力者だけが入れる能力学校そこでは能力を悪用する人間(神王連合軍)を倒す(捕まえる)ための修行や勉強をしている。
・世界防衛軍
この組織は神王連合軍や敵を倒すために作られ
た組織
この組織は隊長5人、副隊長5人、その下に隊員の構成になっている。
夜桜信は多くの仲間に出会い敵の組織と戦う。
夜桜信と仲間たちに襲いかかる敵に夜桜達どのような戦いをするのか。そして夜桜達は勝てるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 23:45:40
1645文字
会話率:70%
“存在しない”未解決事件やミステリーをネット記事風に綴ったもの。謎を楽しむも、推理するも、恐怖するも、嫌悪するも貴方次第。
投稿頻度は完全に作者の気分や容量次第です。
※下記注意事項、及び、利用規約↓↓↓絶対に目を通して下さい
!!
1.まず、ここに書かれている事は全て、”存在しない事件”です。似た様な事件があったとしても、私が創作したものなので、100%一致する事はない筈です。それを理解した上でこの事件を読んで下さい。
2.この作品はフィクションであり、実在する人物や団体等とは、一切関係ありません。及び、似た様な人物や団体名が出てきても、実際の企業や人物への迷惑行為は絶対にやめて下さい。
3.都道府県など、実際に存在するものの名称を使う場合もありますが、大抵の市町村や場所の名は、存在しない名称です。仮に似た様な名称、及び、実際の都道府県名などが出てきたとしても、実際にあるそれらへの誹謗中傷や虚偽情報の拡散等は絶対にやめて下さい。
4.この作品は、殺人や傷害を助長するものではありません。この作品を、犯罪行為を行う上での参考等にしないで下さい。遊び半分で実行しないで下さい。罪を犯さない事を約束して下さい。
5.ここに書かれた”存在しない事件”をフィクションと理解した上で、フィクションとして扱い、フィクションと明記するのであれば、どこに転載しても構いません。事件を考察するも、事件に尾ひれを付けるも、事件を進展させるも、事件を解決させるも、好きにしていただいて結構です。ただし、出来るだけ書いてある内容の名称などの改竄はおやめ下さい。及び、一部だけ利用して、特定の企業や人物を陥れる様な悪用や偽記事の作成もやめて下さい。転載等々や内容の改竄、その後に損害が生じても私は一切の責任を負いません。全て自己責任でお願い致します。
6.存在しないとは言え、人が死んだ記事などを扱っております。少しでも気分を害される可能性がある方は、閲覧をお控え下さい。この作品を読んだ後、皆様に”どのような事”が起きようとも、私は一切の責任を負いません。
7.ここに書かれている事は全てフィクションです。それを頭に叩き込んで下さい。理解出来ない方はブラウザバックして下さい。「これはフィクション」と、五回以上復唱した上、閲覧して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 03:14:30
2309文字
会話率:0%
2165年。16歳の誕生日を迎えた少年少女は20歳の誕生日の間までに異能が発現する。過徒(かと)と呼ばれる集団は、それを用いて、異能を悪用する留徒(りゅうと)や規格外の強さを持つ異形と戦い、人理を守っていた。そのような中、市之瀬巡(いちのせ
めぐる)は14年前に一人の過徒に命を助けられたことから、過徒になりたいと強く願うようになる。しかし、過徒が憧憬の対象であったのは一昔前。今では、かつての名誉ある役職の面影はすっかりなくなってしまった。それでも、彼らは戦い続けるしかなかった。
そして、巡は数奇な運命に巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 22:08:08
46895文字
会話率:19%
目覚めたら、見知らぬ場所にいた。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお
尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属される。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。
突如、襲い掛かってきた大量の虫に現場はパニックと化す。罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。
この作品(該当描写の有無だけでなくストーリーに変更を加えています)はムーンライトノベルズに載せているものを加筆修正しつつ転載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 07:39:35
20554文字
会話率:33%
※旧タイトル“地味女は美女戦闘員に転生”から、R18要素となる表現を除き、一部加筆修正を加えたR15版です。R18は同タイトルでムーンライトノベルズに投稿中です(時系列の描写や細部設定に微妙な差はあります)。
目覚めたら、見知らぬ場所にい
た。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属された。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。襲い掛かる大量の虫に現場はパニックと化した。
罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:12:16
16699文字
会話率:22%