獣人の男爵令嬢に舞い込んだ子爵家からの求婚話。裏があると踏んだ令嬢はサーカス船で求婚相手と決闘。そこに魔獣が乱入して…
◇
男爵家の第二夫人の娘として生まれ、山の中で暮らすリスザル獣人族のマリアンナ。彼女は帝国屈指のザルリス商会会長
の孫でもある。獣人が虐げられている帝国でマリアンナは貴族と結婚する気などなかったが、子爵家からの求婚話が舞い込む。ザルリス商会会長一族の秘密が漏れたのではないかと考えたマリアンナは、子爵令息と直接会って確かめることにした。
指定されたサーカス船に現れたのは、初恋の人と同じ青色の髪をした青年。マリアンナにとって、初恋は思い出したくもない黒歴史だったが……。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』に収録予定の番外編
★本編未読でもOK。
★本編に登場するマリアンナとスクルースの出会いとマリアンナが騎士団に入ることになった理由。騎士団に入ってからの活躍は本編【デビュタントと悪女の出生の秘密編】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:17:52
23384文字
会話率:55%
ロルタース王国を治める若き王と、
「血染めのリリー」の異名をとる暗殺者。
「もしお前が望むなら、俺のところに来い」
「仰せのままに、国王様」
決して交わるはずのない二人が出会い、
「お前は、穢れてなどいない」
「私はき
っと、あなたを傷つけてしまう。また、殺してしまう……」
互いを大きく変えていく。
「死なないで……お願いだからっ!」
「すまない……君は、一体」
これは、
「必ず戻れ!」
「はい、我が主」
一人の青年と、裏側の世界でも白く咲き誇る少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:49:39
56238文字
会話率:31%
七々扇 紬は少し変わった女子高生。 こんな事になったのは、全ては家の鍵を忘れてしまったこと。そんな事から新しい?出会いがあり、死にかけ?物語が進められていく。 ……一体全ての“元凶”は一体誰?
最終更新:2022-06-06 08:00:00
7472文字
会話率:50%
「お主を即刻──死刑に処す」
知らない土地で目覚めた俺は、気づけばそんな宣告を受けていた。
国を滅ぼした罪で、と言われてもそんなことした覚えは全くない。
日本でひどく怠惰な生活を送っていた俺、津田 央(つだ なかば)。
そんな俺
のすぐ目の前まで、二回目の死が迫ってきてる。
もうあんなに恐ろしい思いはしたくない。そう思ってなんとか逃げ出しても、結局トラブルに巻き込まれるばかり。
それでも進み続けて、あるエルフの少女に出会う。
「人間は良い種族だって、森の仲間たちに伝えたいんです」
そんな切実な願いを持った少女。
彼女との出会いを機に、俺は底辺の人間から誰かの役に立てる人間に変われるのかもしれない。
私の初投稿作品になります、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 11:16:07
25286文字
会話率:50%
突如現れた禍獣と呼ばれる化け物によって、人間の命が何時、何処でも脅かされる世界。剣や火でも傷一つつかないその脅威に対抗する唯一の手段は、魔法。
神様から貰ったとされるその力を、人よりも多少上手く扱える秋葉火群は、ある日道端で泣く真っ白な少女
と出会う。
彼らの出会いはどんな物語を紡ぐのか。禍獣とは何なのか。魔法とは。神とは。人の死とは。
過酷な世界で「生きる」話
※多少の怪我や残虐な描写を含む可能性があります。とても過激なものはそうそう書くつもりはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 08:30:24
42328文字
会話率:26%
祖母によって厳しく育てられた深窓の令嬢アンジェローザ。婚約者の王太子セルディオは残虐な人物で、18歳で父王を殺し、アンジェローザも同じように殺されてしまう。
死んだ彼女は女神に出会い、「王太子が世界を滅ぼすので、それを止めてほしい。こっそり
覗き見できる加護もあげます」と頼まれた。
仕方なく生き返り、12歳に戻ったアンジェローザは誓う――「もう大人しい令嬢を演じるのはやめた! 王太子から嫌われてやる!」と。
再会した王太子に冷たくし、空気読みません宣言をするアンジェローザ。しかしその態度が裏目に出てしまい……???
○王太子から嫌われるつもりが、何故か足長おじさんになってしまう令嬢の話。
○王太子はちょっと可哀相な人。
○アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 19:00:00
11841文字
会話率:41%
旗本の嫡男である冬野は、雪の中、傘もささずに立ちつくしている千夜と出会う。大店の一人娘から、ぞんざいに扱われる妾に転落した千夜は死にたがりで、けれど死に至れない理由があった。
出会いを重ねるうちに千夜に想いを寄せた冬野は、千夜を苦界から救お
うと奔走するが……
すれ違い、秘かに想いを通わせる二人の前には、身分という壁が立ちはだかる。
江戸時代を舞台にした身分差戀愛劇、どうぞご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 18:00:00
131960文字
会話率:28%
出会いは仕組まれていた。それでもよかったのに・・・。
最終更新:2022-05-13 22:55:56
500文字
会話率:8%
一人の青年が不慮の事故で短い人生を終わらせるはずだった。
ところが労働環境に不満を持つ神様と出会い、次の人生へ転生させてくれると言ってくれる。その話しを進めて行く内に、神様の愚痴が始まりそれを聞いてあげていたら何故か気に入られてしまった。
それでも青年は普通に死なない程度に暮らせればと願ったのだが、青年を気に入った神様が必要以上に高待遇で送りだしてしまった。
しかも転生先の神様にも高待遇でと打診までして。
そして青年は記憶をそのままに魔法が現実に存在する世界に生まれ変わった。
美少女といって良いほどの可愛らしい男の子の彼は、その地の神にも好かれ(多分地球で会った神様の力添え?)最強の加護を授かってしまう。
彼やその家族は余りにも強力であろう加護を当面隠して過ごす事に決めたのだが、その加護の影響か、はたまたその美しい顔立ちのせいか、トラブルに周りにいる女の子達や家族身内を巻き込んでは騒がしくも幸せ? な日々を送る事になる。
信頼するメイド達に、王国のお姫様、普通の女性からエルフの民まで、彼を慕う女性が、彼を守り彼に守られながら国家間の戦争にも立ち向かう、可笑しくも真面目?な部分もある物語です。
(カクヨム様で加筆修正したもので投稿をしております)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 00:09:18
347243文字
会話率:47%
これからを約束しあった恋人と死別した|凛輝《りんき》は、世界に絶望し引きこもって生涯を終える。
その後、気が付くと剣と魔法の存在する新たな世界に転生していた。
前世の恋人を探しながら世界中を旅しつつ、いろいろな人との出会いと経験を通
して成長していき、転生した世界で自分にしかできない夢を見つける。
これはそんな主人公の冒険を描いた物語である。
普段はカクヨムにも投稿しているのですが、サイトごとのシステムが異なっていて大変なので、一先ずこの作品は小説家になろうのみで掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
75723文字
会話率:22%
「死なないで!死なないで!」
ごめん。千鶴」
7年前の母親の死をトラウマを抱え夏になると必ず同じ夢を見る。何度だって見たのに一度も救えない
あれいこう一度も何かに向き合えたことはなかった。
川島千鶴は親と喧嘩をして、祖母の家に家出をした。昔
暮らしたその町で月野芽結に出会う。
青々とした緑に真っ黒な空輝く光は蛍と星だけ。見とれた千鶴は絵を描きたいと思った。その主役はきっと彼女だ。直感的にそう思った千鶴は日々言葉をかわす。仲を深めていくうちにお互いのことを話して夏休みを過ごす。しかし、2人を中心に事件が起こる。彼女の嘘がわかる時千鶴は決断する。
「もう逃げるのはやめた」過去を精算して一歩踏み出す。きっとこの出会いを忘れない。
自分と周りに向き合うための夏が動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 20:27:18
31588文字
会話率:73%
魔王レオニズは代々のビジネス契約で勇者に討伐されることが確定なのが嫌で魔法世界から人間界へ。《現代ファンタジー
【オーゴモラール~三位一体×魔と神と人~】主人公の石神ロクトは転校先の学校で魔物と遭遇した。幼い頃に将来は魔物ハンターになれ
と教育されてきた半信半疑だったそれが実在したのだ。それを切っ掛けに彼は教会の娘・白寺原カノンと優等生・國源トオウらと友人になる。彼らの出会いは後に天界と魔界の引き金となるのだが……。《現代ファンタジー
【千年死期】主人公コウリウは平凡な村人だったが、妖怪に滅ぼされた亡国の皇帝の血を引く為、命を狙う者から逃げるべく旅をしている。《現地
【不老不死でも彼女が可愛すぎて死ぬと思う】主人公の双羽ハイリは百年変わらず不老不死。和国を放浪していた彼は母の生まれた洋国へ行く。見知らぬ土地で迷うとリジラという野生少女に出会った。《現地
【ワケアリ物件のゴースト】主人公は地縛霊、仮名ゴースト。家を借りに来るワケアリの人間を観察する。
【財物欲の増長造形(パビリオン)】主人公の蝶樹は孤児院育ちだが普通の高校生。帰宅途中に戦いに巻き込まれ、どちらにの味方に着くか問われた。《現代
【侵略者の核】主人公エウキは突然異界からきた不死者の命令で地球で死んでもいいクズ候補100名を探すことになった。《SF
【罪人プライフォリア】主人公の蒼義は能力者に襲われ、窮地に陥り魔人の女と契約する(ノーハー)
【異常者デガダンス】主人公オリオは珍妙な刺激を求める。(デスゲーム)
【普通と異常の境界線(ノーマライズ・テリトリー)】主人公の朱は異常を隠す(ハーレムラノベ系)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 22:06:56
15670文字
会話率:59%
主人公レッティーヌはクラスのムードメーカーで将来は父の経営するサーカス団の女道化師になる予定だった。そんな中、王国で謎の病が流行りだし、怪しい特効薬の問題を解決することになった。
【次期女皇は偽りの恋を信じる】主人公イヴリシアは両親を人
質にとられ次代の女帝になる事になった。学園で知識を得るまでは求婚回避で男装をする。そんな事情を知らない生徒会長からミスコンの審査員を任される。■キャラ:カレプレン4王子〔エジェル〕、教師〔リヴリン〕、腹黒〔ベルス〕、情報屋〔ヴァルク〕、空気〔ルミス〕、神〔ディーダマ〕
【眠り姫は夢を見ない】主人公エネイラは魔力が高く睡眠過多を治す為に学園へ。彼女は境遇の似た仲間と出会い悪癖を乗り越えていく。
【ミオネラ~君を愛してる】主人公ミオネラは星エネルギーを回収する。
【ミラーコールド~ネフュナは死を回避したい】主人公ネフュナは人魚の血を引くが寿命が迫っている。
【私がボスの娘!?】主人公レクシアーナは自分の父が組織のボスだと聞かされ人生逆転。
【エアリクアトの心】主人公エアリは王族で他者の心が読める。ある日ポイゼェン星の教皇の兄に婚約破棄された。
【カツアゲ令嬢プライデア】主人公プライデアは大公の娘。財政難で覆面怪盗をしている。
【レクサリーナ~お前はもう腐ってる】主人公レクサリーナは腐敗魔法最強で畏怖される。
【妖精姫クシエ~きっと四番目】主人公は四代目の妖精姫で留学することになった。
【恋する科学者】主人公ネティシアは科学者一族の末裔。失踪した兄を探すことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 21:05:51
8814文字
会話率:31%
日本のどこかの主人公の村は吸血鬼に支配されている。ハンターはいない。
【暗黒にまみえる背徳の司祭】主人公の聖愛は望まぬ結婚から逃げた教会で不思議な神父に出会い自分が殺し屋組織の娘である事を知る。
【少女は天界にて愛を集める】主人公リジーは
孤児院を追い出され路頭に迷い金を稼に塔へ登ることになる。
【死への時間】主人公イライナは孤児。弟を探しに未知の塔へ。そこは本当に神の世界に繋がるのか――。
【女教皇ポワリディヌ】主人公ポワリディヌは宇宙の辺境ポイゼェン惑星の女教皇の姪で後継者。
【要塞記~西洋版西遊記!?】マリアレアは男まさりなシスター。魔王退治の旅に出る。
【私はエクソシスト】主人公ヘルディーナは上司とモメてバタカンチン教会を離脱したはぐれエクソシスト。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 16:17:17
5614文字
会話率:43%
《8/30第一章完結しました》
ある悲惨な事故に巻き込まれた相田颯人。彼の心は限界だった。心が擦り切れた彼は自らの過去を閉ざしてしまう。辛く悲しい過去と共に。
その後、高校2年にして編入した私立北影高校。神の悪戯か、学年のアイドル的存在で
あり俺が過去知っていたであろう少女、新川唯がそこに居た。
平凡で無難な高校生活を送りたいと願う颯人だったが、彼女を筆頭に様々な少年少女と出会う。
いつも明るく爽やかなクラスの友人。
生意気な美少女後輩。
高嶺の花と称される生徒会長。
誰も近づくことのなかった赤髪の少年。
そして、辛い過去を必死に乗り越えようとする少女。
彼ら彼女らとの出会いは、失ってしまった過去の時計を動かす運命という名の歯車だった。
もし過去を取り戻すことが出来たなら、彼は一体どんな選択をするのか。
たとえ過去を失っても、この想いはきっと届くはず。
切なくも温かい恋のお話。
カクヨム様、ノベルアップ様、エブリスタ様にも掲載しております。
基本普通のラブコメです。
シリアスも多めです。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 12:51:00
107885文字
会話率:47%
「このままでは輪廻に戻せません」
死後、そう言われて弘人送り出された先は、ある事を目的として実験的に作られた異世界だった。
様々な思惑が交錯する中、『吸血族』の少女アルジェとして出会いと別れを繰り返し、異世界『アーカウラ』の真実に迫る。
彼女の二人の妹と歩む、二度目の人生。
時に笑い、時に怒り、時に悩み、時に泣く。
彼女の選択は奇跡から始まり、軌跡を描いた。
そしてそれは、やがてかけがえのない輝石となるだろう。
『真実は《夢》の中。その軌跡が、《夢》を醒まさんことを』
☆完結済み。
時々後日談をあげる予定。
*処女作。気ままに書く予定です。勇者はしばらく出ません。
✳︎妹1も2章半ばまででてきません。
✳︎妹2は3章で出てくるけど合流はそれ以降です。
✳︎一見御都合主義に見える展開が出てきますが、主人公の勘違いです。後々原因が出てきます。
✳︎2章まではあまり悪い奴はでません。そういう場所を選んで転生させられています。
*ヒューマンドラマチックなところもあります。
*(作者が忘れたため)何度か文体が変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 19:37:09
504433文字
会話率:38%
「――初めまして。これからよろしくね」
彼女はそう言って涙を流した。
それが彼女――風見巡との出会いだった。
都会から妹の小夏と共に文明社会から置いてかれたような小さな町、虹ヶ丘町に引っ越してきた俺こと修平はそこで個性豊かな女の子達と出
会う。
彼女達とはすぐに打ち解けることができ、平和で楽しい日常を送るのが毎日の楽しみとなっていた。
そんなある日、巡から七夕の日に天の川を観ようという話が出る。本当に何気ない提案。この時はそう思っていた。そう、この時までは――。
作:心音
イラスト:RYO折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 18:00:00
838756文字
会話率:49%
ガーネットは妖精の加護を持つ公爵令嬢。最愛の母の死からわずか1年。父の再婚により新しく継母と義妹ができる。が、この妹が転生者でヒロイン。ガーネットを悪役令嬢と言い張り、自分とイケメン攻略対象とのイベントに巻き込んでいくがなかなかうまくいか
ない。「へっぽこ悪役令嬢」と罵り、攻略できないのはガーネットのせいにする。
義妹パールに振り回されながらも、オレ様系第二王子サファイアと出会い愛を育んでいくガーネット。気付いたら第二章のヒロインまで登場⁈
サファイア王子との愛が深まるほど溺愛ぶりは激しさを増していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 23:30:24
227663文字
会話率:54%
普通の女子高生が生死にかかわる大きな決断を迫られるなんて間違っている。
ほのかは普通の女子高生だった。しかしある夜、ほのかは女子高生の血を吸っていた青い目の吸血鬼アイゼンバーグに出会い、さらに赤い目をした吸血鬼デイン、銀の目をした吸血
鬼マリウス、金の目をした吸血鬼ハイネグリフに襲われ、知らぬ間に吸血鬼たちの狂った「鬼ごっこ」に巻き込まれることになり―。
俺様気質の孤独な吸血鬼アイゼンバーグ
どこか人間味のあるお兄さん系吸血鬼デイン
無口で何を考えているか分からない吸血鬼マリウス
ツン(80%)デレ(20%)吸血鬼ハイネグリフ
自分本位な吸血鬼たちが送る、時にラブコメ時に殺伐バトルと波乱万丈な生活。
残酷だけど魅力的な吸血鬼たちに囲まれて生活することになってしまったホノカが下す、さまざまな決断とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 20:00:00
457829文字
会話率:44%
幼い頃の記憶がない冒険者のアズミ。物心ついた時から冒険者だった。
育ての親は死に、一人になったアズミ。
色々な人との出会いや恋愛を通じて人間的に成長していくお話です。
私の他作品「魔王の婚活~美人魔王とヒヨッ子冒険者の旅」のスピンオフ作
品です。
アズミというキャラが主人公のダイチに出会うまでの作品となっています。
前に投稿したものが連載用ではなかったので作り直しました。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 11:13:40
102089文字
会話率:62%
動物が大好きな主人公:沢渡 類(さわたり るい)は子犬と一緒に交通事故で死んでしまうが、今までの善行から死後の選択肢を与えられることに!!
だが、一緒にいる子犬を助けるためには言語理解の能力のみで異世界行きの選択しか選べない!!
そうし
て行き着いた異世界は異界人を道具として利用する王国や恐ろしい魔物がひしめく厳しい世界だった。
ルイと子犬のコタロウは白い巨狼のフェル、龍人族のリン、巨大なサメのメガロたちと出会い、様々な試練を乗り越えていくが、何故かルイの感情は日に日に希薄になってしまう。
ルイは言葉と動物愛で様々な魔獣と心を通わせていくことで異世界のけものみちを突き進み、どんな未来へたどり着くのか?
異世界・獣ファンタジーが今、始まる!
※カクヨムでも閲覧可
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 17:57:02
231107文字
会話率:39%
「中途半端な魔法使いは嫌いなのよ」
幼い時に母に言われたその言葉は四季島碧(しきしまあおい)の魔法使いとしての才能を奪っては、まだ幼い彼女の心すらも壊してしまった。
母を喜ばせようと魔法を勉強していたが、その言葉をきっかけに簡単な魔法す
らも上手くいかなくなってしまう。
魔法学校に通っていたが、魔法が上手く使えない為にクラスメイトから心ない陰口を言われ、次第に学校での居場所がなくなり魔法が嫌いになってしまった碧。
そんな碧を見ていた祖母は“ある提案”をした。
「あおちゃん、もし良かったら東京の学校に行くと?」
それは碧にとって新しい希望の光。
東京にいる従姉妹が通っている学校に転校して気分を変える……母の愛を感じなくなり傷付いた心を癒す為に。
「うん……私行くよ、東京に。もうここに私の居場所は無いから。ごめんね、お婆ちゃん。駄目な孫娘で……中途半端な魔法使いでさ」
祖母を心配させまいと必死に平静を装うが、瞳から涙を流して謝る碧に祖母は優しく抱き締めて魔法の言葉をかけた。
「あおちゃんは駄目なんかじゃない。この世界はあおちゃん次第で七色が輝く世界になる。晴れの日が気分が良いと思えば良く思え、雨が憂鬱と思えば憂鬱になるんだよ。だから自分を嫌いにならないで」
祖母から言われた魔法の言葉を胸にしまい込んでは、母に壊された心と言う名のキャンバスを再び色を塗る為に碧は東京に向かう。
全ては昨日の自分よりも一歩前に進む為に。
それがどんなに小さい一歩でも、他人に大したことないと言われる一歩でも昨日の自分に胸を張って向き合えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:23
160267文字
会話率:43%