この世界には四体の邪神が眠っている。
数百年前に封印されており、今も尚厳重な警備の下封印が解除されないようにされている。
邪神とは言うが、実際はそれほどの力を持っている『獣』だ。
一体は龍、一体は朱雀、一体は白虎、一体は……霊亀
。
世界を滅ぼすほどの力を有し、|失われた技能《ロストスキル》を所持している存在は危険でしかない。
約四百年の間……彼らは封印され続けていた。
その世界に一人、異常な硬さを有した男の子が現れる。
橋から落ちても死なず、殴っても殴られたことに気付かず、ナイフで刺そうものならナイフの方が折れる程の硬さ。
明らかに異常な体質を持つ子供ではあったが、彼こそが……今封印されている霊亀の息子であった。
だがこれは、ほとんどと言って知られていない事実。
彼の周りでこの事を知っているのは母親カルナと、四百歳を超える長寿の鬼、ウチカゲのみ。
かくいう本人はこの事を知らず、今は自由に過ごしている。
そんな彼の名前は|宥漸《ゆうぜん》。
硬すぎる体を持っているが為に、痛覚というものを知らず、更には感触というものも知らない。
前鬼の里という場所で一生を過ごすと思われた宥漸だったが、そんな時山の中でとある少女を見つけてしまう。
それから彼の人生は大きく変わってしまうのだった。
これは霊亀の息子、宥漸が世界を旅することになってしまう……そんな、お話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 18:00:00
599201文字
会話率:34%
少し早い厨二病にかかった十歳の少年、大空 タイキは自分が空気を操る能力に目覚めたことに気付く。
彼は自身の厨二病の昂りに従い、その能力を全身全霊で鍛え上げることにした。
それから5年、最初はほんのつむじ風を起こす程度だった彼の力は、
人智を超越した領域にまで研ぎ澄まされていた。台風をかき消し、地球の気流を一変させてしまうことすら可能な、すなわち世界を滅ぼすことすらできる領域にまで到達していたのだ。
これはそんな彼の序章の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 15:00:44
18941文字
会話率:8%
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて
世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さいさいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
龍が世界を滅ぼす物語です。
それを止めることはできるのでしょうか?
最終更新:2023-03-17 01:43:45
2963文字
会話率:25%
世界には三人の魔術師がいた。
新しく産み出す者
育て、維持する者
有るものを作り変える者
有るものを作り変える魔術師、ラキは、唯一魔法を使った戦闘もでき、世界最強と言われていた。
しかしその魔力は、世界を滅ぼすディーレの封印を解く力をも
持っていた。
ある日ラキは騙されて、封印を解いてしまう。
崩れていく世界を見て、ラキは絶望する。
瞬間、気付けば自分の力が明らかになる前の時間に、ラキは目を覚した。
ラキは力を隠し、生きていくことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 19:02:33
165005文字
会話率:58%
世界を滅ぼす力を秘めているとされる能力、【征服者】をその身に宿す紫城美月。
その危険性から、複数の組織から命を狙われることとなった。
彼女の幼馴染である近衛司は、彼女の殺害を阻止するために奔走する。
最終更新:2023-02-28 19:16:45
5043文字
会話率:54%
小さな村で平和に暮らしていた少女は、ある日突然、世界を滅ぼした一族の末裔として国から追われる身となる。逃亡の中で少女は、一匹の話すネズミと出会う。その不思議なネズミは圧倒的な力で、少女の身に降りかかる脅威を退けていくが、実は魔力がなく、全て
の魔法にかかってしまうという弱点があることが分かり……。
これは、一人の少女が物理最強、魔法最弱なネズミの力を借りながら、苦難を乗り越え、成長していく物語です。
一部に残酷な描写がありますので、ご注意ください(比較的ライトですが)
木曜、日曜に投稿予定です。
なお、この作品は以下のサイトにも掲載しています。
・カクヨム 様
・アルファポリス 様
・40歳を過ぎたので小説を書こうと思った件(自作サイト)
→https://korobenovelist.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 22:17:39
174300文字
会話率:19%
感情を平坦に、生きれたら、それが幸せなのか?
あ、違う、こんな時間に投稿してしまった。ごめんなさい。
って、誰に謝ることあんねん。
せ、せやな。
ま、よろしゅう、頼んまっさ。
キーワード:
最終更新:2023-02-26 04:25:07
745文字
会話率:2%
突発的な事故により死亡し、異世界に転生した少年アレス。
剣と魔法のファンタジー世界に生まれ落ちたからにはと、幼少期から自分の肉体を鍛えまくる。
それは全て、憧れの"魔王"なるため——。
国家間の複雑な問題だろ
うと、世界を滅ぼす大事件だろうとお手のもの。特に何も考えず、アレスは魔王になるために突き進む。
果たしてアレスは、自分の思い描く魔王になることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 21:00:37
32516文字
会話率:26%
各地に点在する生存圏を繋ぐ名も無き連絡員。行き倒れようとしていた彼を拾ったのは、自称、悪い魔女だった。
世界を滅ぼすという彼女にナナという名を与えられ、連絡員は魔女の契約者となる。
そして、魔女と共に過ごすうちに明らかになる魔女の過去。か
つて、今のナナと同じ場所にいた「同族」の存在。そして、彼女が悪い魔女を自称するに至った所以。
連絡員に魔女を止める理由は無かった。
魔女と連絡員の、そして魔女と「彼女」の別れの物語。
月水金日、更新
カクヨムにて同名義で掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 19:03:11
126717文字
会話率:37%
22年前に回復魔法が使えないという理由で勇者パーティを追放された魔術師リールは、苦難を乗り越え、最低ランクの魔術師兼小さな喫茶店の店長としてささやかながらも平和な毎日を過ごしていた。
そんなある日、リールは時間跳躍(タイムリープ)を繰
り返している少女プレミアと出会う。プレミアの目的は勇者アクトスを殺し、勇者パーティの一員でもあり後に追放された母である魔術師セリンを救うことだった。
そして、勇者アクトスの真の目的は、魔王からもらった『賢者の石』で世界を滅ぼすことだと知らされる。
世界を救うため、ついでに個人的な復讐のため、天才魔術師(32)+美人母(36)+美少女娘(16)のパーティの『繰り返しの冒険』が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 00:38:57
140574文字
会話率:43%
銀花の民、シルヴィアン。銀の髪と赤い瞳を持つれっきとした人間。しかし彼らは“魔”と呼ばれる黒い身体と金の瞳をもつ化け物を強力に呼び寄せてしまう特性を持つが故に『呪われた一族』『災厄を呼ぶ一族』『贄の一族』などと呼ばれ、辺境に追いやられて暮ら
すことを強いられていた。
平和を望む彼らはそれさえ素直に受け入れ、互いに傷付けあわずに生きる手段として穏やかに暮らしていた。
しかし、濡れ衣を着せて彼らを害そうと襲撃を行う兵士たちが現れ。それをきっかけに、シルヴィアンの娘ルナは一人の魔人と出会う。魔人は“魔”の頂点にある存在。人間の敵、世界を滅ぼす者と聞いていたのに、その魔人はそうでもなくて……?
「よしルナ。俺はお前が気に入った。今から俺のものになれ!」
「はぁぁ? 今そういう話じゃなかったよね?!」
話を聞かない魔人に振り回されつつ、平和な世界を目指したいルナの未来はどこへ向かうのか。
そんなノリで書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 20:39:09
254963文字
会話率:59%
遥か昔に存在した魔法使いと呼ばれる者達
彼らの力を封印した魔法石と呼ばれる石によって世界は繁栄していた
しかし・・・時に強大な力は世界を滅ぼす道具ともなった・・・
これは騎士に憧れていた少年・シンと国を追われた少女・ララ
この二人と仲間達が
世界を救うファンタジーロボット作品である
<月、水、金、更新>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 11:00:00
568629文字
会話率:80%
世界を滅ぼす“大いなる闇”を打ち倒す勇者の予言のもと、剣と魔法の大国グラディワンドの王リオールと王妃エステカの間に、姉レオナルドと妹ツルハが生まれる。時が経つにつれ、勇者としての才を開花させていくレオナルドこそが勇者であると誰もが信じるよ
うになる中、武術の才に乏しく、努力の末にも成長を見せないツルハは、国中からなおざりにされるようになってしまう。15の歳。待望の戴冠の儀式で、レオナルドが装備できなかった勇者の証である宝剣ウォルンタスをツルハが手に取ることで、勇者の正体がツルハであることが明らかになる。しかし、国民の期待と国の行く末を案じたエステカは、レオナルドが勇者であると偽り、ツルハに”大いなる闇”の正体を掴み、それを討つために国を出て行くことを命じる。大賢者アルフィーと共にツルハはその旅の中で、様々な人達と出会い、成長していく中、重大な事実を明らかにしてしまうことになる――
*ブクマ・評価、ありがとうございます!!
**次回更新は【3/9】になります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 20:28:37
453972文字
会話率:27%
【本編完結済み全100話】
基本(?)に戻ってモンスター進化物語です。
新作VRMMORPG―『イグドラシア・ワールド』のβテスターが全世界に募集され、1万人のβテスターが、地球と同じ広さを持つ剣と魔法の世界に旅立つ。
その裏で、人体
実験で集められた100人の【裏テスター】達が、モンスターの身体を与えられて、秘密裏に同じ世界に旅立った。
その裏テスターの一人である白い少女は、逆境を乗り越え『魔物』として進化を繰り返し、現実世界からの侵略に立ち向かう為、世界を滅ぼす最悪のケモノ――『バニーガール』へと進化する。
白い少女『……え?』
主人公に悲壮感はなく逞しく生き延びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
458437文字
会話率:31%
世界を滅ぼす邪なるモノとの、かくれんぼ
キーワード:
最終更新:2022-12-27 00:12:25
521文字
会話率:53%
その勇者、世界を滅ぼす。
異世界アペプセトに勇者として召喚された、皇海翔(すめらぎかいと)。
彼は自分に巻き込まれて召喚された妹雪菜(せつな)の保護を条件に、魔王退治の旅に出た。
海翔は道中めきめきと頭角を現し、魔王をも瞬殺。
遂に雪
菜が待つ王城への、帰還を果たした。
しかし、そこに雪菜の姿はなかった。
なんと、雪菜は国王に襲われた挙句、嫉妬に狂った王妃に虐殺されたというのだ。
信じていた人間に、大切な妹を奪われた海翔。
異世界人に失望した彼は、世界への復讐を決意する。
――これは、そんな復讐劇を繰り広げた最凶勇者の、その後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:00:00
6805文字
会話率:26%
神の弟候補となる能力を持ち、桁外れの魔力を持ち、人並み外れた身体能力を持つ主人公ルーク。
もともと、一度目の人生ではこの世界で当時では最も不幸な住人の一人であった。
で二度目の人生では、ちょっと魂だけ日本で寄り道したりする。
99歳までの大
往生ののち、三度目の人生はまた一度目の人生に戻る。
二度目の人生を活かして頑張ってねと、神様に言われて。
自重を控えめに、持てる力をなるべくフルで発揮しつつ、幸せな未来を目指して頑張る主人公。
実家の領地を発展させつつ、好き勝手出来る役職を手に入れて、精一杯楽しむために彼は全力で日々を生きる。
家族との絆、強敵と書く親友との出会い。
青春あり、恋愛あり、涙あり……かもしれない物語。
とりあえず、第一章全22話は書き溜めてます。
第二章は、第一章を投稿中に書き溜めていきます。
以下あらすじ
規格外の魔力と、特殊な能力を持って男爵家に生まれたルーク。
しかし彼の人生は人に虐げられ、裏切られ続けるものであった。
その結果、人でありながら魔王となり、光の女神が遣わした勇者と巫女によって討伐された。
彼が討伐された直後、邪神が顕現し世界を滅ぼす。
人と光の女神に翻弄されたルークの人生を憐れと思った邪神が、時の女神に頼み時間を戻し彼に人生をやり直すチャンスを与えた。
なぜか、他の人生を一度与えるというワンクッションを置いて。
結果として、幸せな人生を一度体験したのち、本来の人生をやり直すことができたルーク。
その経験を生かし、前向きに生きる。
周囲の人たちを、過去の彼に対する悪しきものから良い方向に変えながら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 04:39:49
456138文字
会話率:28%
ある日突然異世界の邪竜に転生してしまった。
偶然出会った冒険者の手助けをしたところ、竜狩りが目的の騎士団に目をつけられる。
曰くお前はかつて世界を滅ぼし人間を滅亡寸前まで追い込んだ邪竜であり、平和の為に今から討伐されるのだと。
何とか
矛を収めてもらうことに成功したが、今度はかつての邪竜の信者が世界を滅ぼそうと姿を現した。
だが世界を滅ぼす気は無いので人間側に付き、世界を救い、家族の待つ元の世界に帰るために戦う。
この作品はカクヨムでも掲載しています
火、木、土の週3投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 14:46:24
626348文字
会話率:25%
全ての世界が、たった一人の魔女によって滅ぼされようとしていました。
「世界を滅ぼす魔女」
そう呼ばれる魔女を捕らえるため、神様の命令で天使が「勇者」を集め、勇者の船団が結成されました。
まだ十歳の女の子、パティシエもその一人です。
パティシ
エが乗り込んだのは、海賊船デュランダル。
色々な世界から集められた勇者と共に魔女との戦いに挑みますが、魔女の強大な力の前に勇者の船団は壊滅し、パティシエも海の底に沈んでしまいました。
だけどそれは、「終わりの始まり」。
勇者と魔女と星渡る船の物語は、そこから始まるのでした。
※第1章 10/1~ 火・金 ののんびり更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 16:00:00
411353文字
会話率:38%