山を制するものが、リュックの中を制する。
最終更新:2012-07-08 01:25:58
611文字
会話率:0%
夏の日の仕事がオフの日、俺はリュックを提げ、街の目抜き通りを歩いていた。人気の少ない裏手で夕立に降られ、公園の木陰に入って雨が止むのを待つ。背後に気配を感じ、振り返ると、学生時代の知り合いの三次亮太が立っていて俺と向かい合う形となった。三次
は大学卒業後、入った会社での仕事を苦に自殺を図っている。俺自身その日、彼の霊に遭遇した形となったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-02 18:10:39
2194文字
会話率:46%
目が覚めるとそこは異世界だった。が、焦りや不安の感情は一切無い。
なぜなら、ここに飛ばされたのは事故や強制でなく、自分の意思をもっての行動だったからだ。手には銃。腰にはナイフ。リュックには諸々の消耗品。
やっぱり、旅先は異世界に限る。
最終更新:2012-04-16 16:44:14
19080文字
会話率:33%
自分が育てられた世界には、二度と戻らないと誓って、少女は家を抜け出した。リュック一つを背負っていたけど、生きるために本当に必要なものは、少女にはまだ何もなかった。
「私に絡まったままの鎖は、解けるの?」――自分に問い、さまよいながら、生き続
ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-14 02:13:05
624文字
会話率:0%
少し勉強が出来るだけでごく一般的な中学生だった佐那湧一は土砂降りの雨の中家に帰る途中、近道のために寄った公園で猛烈な頭痛に襲われ、意識をなくす寸前、異世界・ロザ・ファモリナの荒野に投げ出される。一緒に召喚されたらしいリュックサックに入ってい
た食料と水でなんとかしばらく命を繋ぐが、酷暑地域だったため水が不足し、次第に脱水で衰弱していく。死にかけの湧一は傭兵の少女・フィズに助け出され、近くの町まで連れてこられる。そこで湧一はフィズに自らの置かれた状況を全て話し、フィズは帰る場所がないなら、と一つの仕事を紹介する。それはフィズと同じ、傭兵だった。湧一は生活のためとはいえ人を殺してもいいのだろうかと苦悩しつつも銃を取り、普通と少し違う近未来風異世界で生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-04 04:11:59
7483文字
会話率:26%
これは地上に舞い降りた変な天使のお話。
最終更新:2011-04-25 07:00:00
4875文字
会話率:45%
今年9才になったチコちゃんは、1ヶ月前にいなくなった飼い猫のブイを探すためにお弁当をリュックに詰め、1人でいのししの出ると言う山へ向かいます。
最終更新:2011-01-20 22:29:48
5664文字
会話率:28%
キャンプ場へゆういつの友達5人(匹)と遊びに来ていた美香。荷物整理が終わりリュックの場所を変えようとしたら足元に黒い円形のもの。意識を取り戻したらそこは異世界!!!なんと美香は巫女になってしまった1人の巫女と5人の王さま。はたして美香はどう
なるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-24 00:00:00
5799文字
会話率:0%
早朝、出かけようとする冬子に母・和美はある事を思い出し、不思議な話しをし始めるのだが……。
最終更新:2008-08-15 19:15:39
3492文字
会話率:21%
世界でも64人しかこの持病を持っていないと言われる『熱中症症候群』を持っている相川春日≪アイカワカスガ≫。熱中症で倒れているところをイケメンの井上さんに助けてもらい、その恩返しをする為に井上≪イノウエ≫さんと同じバイト先に勤めることにした春
日のハッピーラブラブ(?)バイトライフが始まりますッ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-12 17:46:28
6425文字
会話率:41%