秋薔薇が美しく咲き誇る、とある晴天の日に、都のこじんまりとした教会で一組の若いカップルが結婚式を挙げた。
新郎は伯爵家の二男で城で働く文官、花嫁は男爵家の娘。爵位のない若者の結婚であったが、その式には王太子夫妻と弟殿下を始めとして、国の
中枢にいるそうそうたる人物達が揃って参列していた。
そして教会に入れなかった多くの市井の人々も、街中で祝福の声を上げていた。
そんなお祝いムードで盛り上がる人々で溢れかえる街中を、人波に揉まれながら必死に教会へと向かう紳士がいた。本来ならば街中を馬車を使わずに徒歩で進む事などあり得ない人物だった。
その紳士の名前はオッティ=カラヤント公爵といった。
何故そんな高貴な身分の公爵様がそうも必死になっているのか・・・
残念な結末に向かって必死になって進んでいる残念なとある公爵の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 12:00:00
17066文字
会話率:11%
誕生日は誰にでもある。誰にでもある誕生日をお祝いしているのは、実はそんなに多くはないんじゃないかと思った。奇跡はそこらじゅうにある。そこらじゅうにある奇跡の一つに、おめでとうって言う。
最終更新:2020-09-27 08:26:42
229文字
会話率:0%
かつて、フィギュアスケート男子シングルで絶対的な実力を持ったロシアの皇帝がいた。トリノ五輪の金メダルとともにアマチュアを引退した彼は、サンクトペテルブルクで記念アイスショーを開催する。懐かしき戦友たちとともに彼は、自らのスケート人生について
思いを馳せる。
✳︎「60×30」の番外編です。
✳︎「お祝いはスパークリングワインで」を一読されてから本作を読まれることをお勧めいたします。
https://ncode.syosetu.com/n0683fp/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 22:13:39
17647文字
会話率:27%
2016年7月。出演しているアイスショーの合間に、堤昌親は名古屋駅前でひとりの人物と待ち合わせをしていた。酒を肴に、語られるのはフィギュアスケートについてと、その愛の形。
✳︎60×30の番外編になっています。
最終更新:2019-06-26 23:36:24
10575文字
会話率:41%
勢いに任せてケンカ別れをした彼。
半年後、誕生日にお祝いメッセージが彼から届いてびっくり。それから、またよりを戻すのだけれど?
最終更新:2020-08-24 04:21:28
6818文字
会話率:35%
連載作品『アデリーン・ジ・アブソリュートゼロ』は2020年8月23日で連載開始から半年を迎えました。その記念に書き下ろした特別編――となります。
時系列は特に決まっていませんが、本編の第17話前後(=FILE118以降)が最も近いです。
ま
た、本編とは直接関係のない「if」、つまり、もしもの話でもあります。
※メタネタあり? 劇中で作品名が出てしまいます……ごめんなさい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 00:00:00
2868文字
会話率:68%
内気でおとなしい子爵令嬢のジョージアナは、華やかで可愛らしい双子の妹には振り回されてばかり。いつもはそれも楽しかったが、今回は酷すぎる。
侯爵との婚約が決まり、そのお祝いをした翌朝、置き手紙を残して、妹はかつての恋人と駆け落ちしてしまったの
だ。
自分に一言も言ってくれなかったことに、ショックを受けていたジョージアナだったが、さらに追い打ちをかけるように、妹を説得するからそれまでの繋ぎをするようにと、父に命じられてしまった。
結果、お目付役の従兄弟とともに、ジョージアナは、あまりいい評判を聞かない若き侯爵、クリストファーの家に向かうこととなったのだった。
☆☆☆
全39話。
完結まで毎日更新予定です。
シリアス路線でちょっとざまぁアリ。
メインはジョージアナですが、他の人の視点の時もあります。
楽しんでいただけたら、ブクマや☆を入れてくださると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 00:05:15
78066文字
会話率:53%
高校卒業のお祝いに、異世界をもらいました。
この作品はエブリスタにも掲載しております。
最終更新:2020-08-01 21:42:26
2746文字
会話率:32%
その森の奥には、祝福を与えた妖精との約束を破り、滅ぼされた王国があった。
その国の最後の子供となったアンディエールは、婚約者である妖精の王子が成人する日に、お祝いの晩餐として贄になる事が決められている。
そんなアンディエールの手には、偶
然手に入れた、特別な祝福を授かった一本のナイフがある。
けれども、そのナイフを使おうとした夏至祭の夜に、アンディエールの噂を聞いた一人の美しい妖精が部屋にやって来た。
これは、妖精達に育てられ、誰からの愛も得られなかった一人ぼっちの王女の復讐の作法と、愛情の形を知らない孤独な妖精の王様の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 16:30:46
42276文字
会話率:37%
肉を焼く。
それは、お祝いの日に必ず男が行う、ある種の儀式だった。
最終更新:2020-07-20 15:54:22
553文字
会話率:22%
「酷いわアリス様!」
その言葉からつらつらと続けて出てくる捏造発言。アリスはそれを額に青筋を立てて毎日聞いている。
婚約者、幼馴染、友人は軒並みその娘に奪われ、遂には婚約破棄を告げられた。
「よし!傷心旅行よ!」
「うちに来なさいよ!ホリ
デー期間はうちの国で遊び倒すわよ!」
「はい!私もお供させてください!遊びたいです!」
面倒な婚約者からも解放された!つまりお祝いだ!
その言葉とともに友人が旅行に誘ってくれたのでホリデーで旅行を友だちと満喫しますわ!まぁ、私の友達は『金髪碧眼、まさに王子様フェイスなのにどことなく残念』な人と『褐色黒髪、アジアンビューティなイケメンで女口調をした男性』な人という濃ゆい方々ですし、退屈しませんわね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 21:00:00
13372文字
会話率:36%
「何度異世界をやり直してでも、もう一度彼に出会って、お祝いの言葉を……」
そう願い続けて、何度も異世界をやり直しているカナ。そんな彼女が、もう何度目かわからないやり直しする。
いつも通りに森の中から始まる異世界だが、一つだけいつもと違うこと
が。
森の中で落し物をしてしまったカナに、声をかけてくる青年が。これは、そんな青年とカナが、それぞれの願いを叶ええる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 06:33:38
22367文字
会話率:38%
高校入学のお祝いに買ってもらったVRゲーム用ヘッドギア、早速使って始める大人気VRMMOゲーム
主人公の 美川 伊織 こと、ミイがVRMMO内で活躍?する内容のお話です。
彼女自身はゲーム初心者で何も知らないままに、いつも何かが起こり、
そして終わっていく。
大きな流れに気が付かず、壮大な意思にも無頓着、我が道を行くミイの冒険譚が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 12:28:44
9510文字
会話率:51%
ハッピーバースデーソングは何歌う?
よくあるバースデーソングをいじってみた。
冷蔵庫にあるものをいじって小説にするなんてなんて奴なんだ。
えぇ、わたしはそういう人です。そういうスタイルです。
つゆ、って、え?何?気になりますよね!
では、続きは本編でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 08:48:54
1375文字
会話率:8%
作者のネタ帳です。
思いついた、和風の創作の、
ちょっとしたことを、メモ。
雑記帳。
忘れないように、ここにメモをしておきます。
最終更新:2020-03-04 20:41:13
1655文字
会話率:2%
自分の思いが傾いたことに気づいたら
最終更新:2020-02-12 07:41:28
432文字
会話率:20%
家族に誕生日を祝ってもらうお話
最終更新:2020-02-05 20:44:18
3432文字
会話率:62%
サプライズでお祝いをしたいのでアドバイスをして欲しいと話を持ちかけられた。
だが相談された男は最初から事前連絡を伴わない事には否定的。
最終更新:2020-01-12 00:18:05
298文字
会話率:0%
ある日、春風と共に1通の手紙が届く。
「亮太が退院できそうなんだって!みんなでお祝いしなくちゃ!」
「そうだね、そうしよう」
「そうだ!贈り物をしようよ」
そんな、弟への贈り物を選ぶ姉弟のちょっとしたエピソード
(短いので気軽にサクッと読
んでいただけると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 19:29:39
2377文字
会話率:58%
私の誕生日をキラ星さんは祝ってくれた。キラ星さんの誕生日を今度は私がお祝いしてあげなくちゃ。
最終更新:2019-12-04 09:22:44
4544文字
会話率:57%
今日は私の誕生日。いつもは日付が変わると同時にお祝いのメールをしてくれる彼が今年は何の連絡もよこさない。そんな中、会社の同僚たちがランチをご馳走してくれるという…。
最終更新:2017-11-28 13:48:28
1674文字
会話率:52%
昨年、日下部さんが東京でお祝いしてくれたの。だから、今年は私が高知へ招待したわ。
最終更新:2016-11-28 00:00:00
1128文字
会話率:55%
スラムに住む親知らずの孤児、ライヤが成人である15歳を迎えた日、神からのお祝いとして万人に一人の確率でもらえるギフトスキルを授けられた。
その名は【スキルショップ】。
スキルをお金で買えるギフトスキルはまさに天からの贈り物で、生き
る意味を見出したライヤは冒険者となりお金を稼いでは買って稼いでは買ってと、いつしか名を知らないものがいないほど有名な冒険者へ ときに自分の憧れた冒険者の冒険譚に挑み、時に売られた喧嘩を売り返しもしたそんな物語(冒険譚)である。
二番目に書いた小説ですが、処女作はスマホが故障して書いた分のデータが全損。さらに仕事に追われて書き続ける気がなくしました。いつか処女作も完結にしたいと思った所存です。
ストック10話分ができるまで不定期更新となりますので、ご了承ください。と成り上がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 23:00:00
24440文字
会話率:33%