私、香月さくら35歳。恋愛経験ゼロのOL。
そんな私は夢の中で異世界召喚に応じ、異世界へと転生する。
なんと召喚された私は猫の姿。
私、猫に転生してしまったの!?
召喚主からも猫なんか使えないと当たり前のように捨てられ、トボト
ボ森を歩いていると1匹の魔物に襲われるはめに。
そんな私を助けてくれたのは……
超絶のイケメンだった。
⸺⸺
これは、男への耐性が全くない私が
“猫”と“人”
の姿を行き来しながら色んな種族の
“実は高貴な(?)”
イケメンたちに日々愛され昇天する、スローもふもふライフなラブコメである。
※他サイトにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 12:10:00
108550文字
会話率:52%
魔女は高貴なる存在として地位が確立され、将来の安泰が約束される。
魔女になるために、女装魔法使いとして勉学に励んできたアンジェル。
だが、男という性別が理由で魔女試験の結果は不合格。
「なんで俺が不合格なんだよ!」
「7年も頑張ったところ
で、男は魔女になれないってわかっただろ」
孫のアンジェルを見かねた魔法学園の学園長である祖母は、偽魔女を捕まえるという魔女試験の追試を国が提案してきたことを伝える。
国が魔女に頼りすぎているため、あちこちで魔女の数が足りていない。
魔女と偽って罪を犯す偽魔女逮捕に手が回っていないため、同じく追試験を受ける相方と1年以内に偽魔女を10人捕まえることができたら魔女の資格を与えると約束を交わす。
魔女の家系で育ち、家族を越える魔女になりたいと強く願ってきたノルカ。
魔女試験の合格を目指して真面目に頑張ってきたが、感情魔法という1つだけ得意な魔法があっても現制度では魔女試験に合格できないという現実を受け止める。
性別を理由に魔女試験に落ちた女装魔法使いのアンジェルと、魔女になるには力が足りないノルカが、世間を騒がせている偽魔女を捕まえることで、国から魔女として認めてもらうことを目指す。
【『カクヨム』にも投稿している重複投稿作品です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:29:34
133682文字
会話率:37%
仕事ついでに店で酒を楽しんでいた男爵令嬢ニアの元に、突然高貴な令嬢が詰め寄ってきた。
彼女曰く、ニアは「ヒロイン」なのだそうだ。
学園に戻れと迫る令嬢に、ニアは酒とつまみを差し出し、その話に耳を傾けるのだった。
最終更新:2024-04-12 07:10:00
15498文字
会話率:23%
「女神様、どうか、どうかお願いいたします。次もし、生まれ変わる事が出来たなら…多くは望みません、ただ、ただ、一人だけにでも、いいっ!愛されるような人生をっ…!」
元は高貴な身分だっただろう娘の慟哭が、ひときわ激しく辺りに響いた瞬間。周りを
囲っていた魔獣が一斉に娘へと襲い掛かる。
次の瞬間、娘は激しい光と共に 跡形もなく 消えていた。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 14:43:53
5730文字
会話率:19%
その国には、古くからの取り決めがあった。
"海の神女(みこ)は、最も高貴な者の妃とされるべし"
そして、数十年ぶりの"海神の大祭"前夜、王子の声が響き渡る。
「偽神女スザナを追放しろ! 本当
の神女は、ここにいる彼女の妹レンゲだ」
神女として努めて来たスザナは、義妹にその地位を取って変わられ、罪人として国を追われる。彼女に従うのは、たった一人の従者。
過酷な夜の海に、スザナたちは放り出される。だがそれは、彼女にとって待ち望んだ展開だった──。
果たしてスザナの目的は。さらにスザナを不当に虐げた、王子と義妹に待ち受ける未来とは。
ドアマットからの"ざまぁ"を、うつ展開なしで書きたくて綴った短編。海洋ロマンス・ファンタジーをお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 19:01:24
10074文字
会話率:40%
「フランシス、俺はお前との婚約を解消したい!」
魔法学院の大学・魔法医学部に通う伯爵家の令嬢フランシスは、幼馴染で侯爵家の婚約者・ヘクターの度重なるストーキング行為に悩まされていた。
「真実の愛」を実らせるためとかで、高等部時代から度
々「恋のスパイス」として当て馬にされてきたのだ。
静かに学生生活を送りたいのに、待ち伏せに尾行、濡れ衣、目の前でのいちゃいちゃ。
忍耐の限界を迎えたフランシスは、ついに反撃に出る。
「本気で婚約解消してくださらないなら、次は法廷でお会いしましょう!」
そして法学部のモブ系男子・レイモンドに、つきまといの証拠を集めて婚約解消をしたいと相談したのだが。
「高貴な血筋なし、特殊設定なし、成績優秀、理想的ですね。……ということで、結婚していただけませんか?」
「……ちょっと意味が分からないんだけど」
しかし、フランシスが医学の道を選んだのは濡れ衣を晴らしたり証拠を集めるためでもあったように、法学部を選び検事を目指していたレイモンドにもまた、特殊設定でなくとも、人には言えない事情があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 22:12:19
14174文字
会話率:51%
『ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』(週間異世界転生恋愛ランキング完結済9位☆感謝)の特別編。
本編に登場するキャラクターのスピンオフです。本編未読でも楽しめます。
高貴な身分の彼から逃げたい彼女、追いかける彼
。
二人の恋の攻防の行方は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 08:01:08
63076文字
会話率:23%
孤児のルネは聖女の力があると神殿に引き取られて15歳で聖女の任に付く。それから3年間、国を護る結界のために力を使ってきた。
しかし、彼女の婚約者である第二王子はプライドが無駄に高く、平民で地味なルネを蔑み、よりよい相手を得ようと国王に無断で
聖女召喚の儀を行ってしまう。
高貴で美しく強い力を持つ聖女を期待していた王子たちの前に現れたのは、確かに高貴な雰囲気と強い力を持つ美しい方だったが、その方が選んだのは王子ではなくルネで…
平民故に周囲から虐げられながらも身を削って国のために働いていた少女が、溺愛されて幸せになるお話です。
世界観は独自&色々緩くなっております。
R15は保険です。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 12:00:00
174329文字
会話率:66%
「もうやめて!二人とも、私のために争わないで!」
視界を埋める華やかな礼装。そして裏がありながらも優雅で高貴な人々が今宵も楽しむ夜会の場で、場に相応しくない声が上がった。
人々の注目を一身に集めているのは三人の男女。
まるで夜会は彼らを主役
にするための舞台装置のよう。
けれど、今宵の主役は別の誰か。
くだらない茶番を止めるべく、今宵の主役は足を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:37:38
13174文字
会話率:24%
精霊に愛される王国ルピナスは精霊が死に絶えたナスタチウム帝国から侵略戦争を仕掛けられていた。
しかし、王立騎士団と守護団が力を合わせて防衛している中、煌びやかなお茶会が王城にて行なわれていた。
そのお茶会に出席していた貧乏男爵家ティフ
ァニーの令嬢カルセオラリア。
彼女は滅多なことでは食べられることのないスイーツを前に、家で待っている弟たちのためのお土産を見繕っていた。
その背後から迫る手に気が付かぬまま……。
後日、平民御用達の公園にある池にて明らかに高貴そうな不機嫌な男性を発見。
そーっと通り過ぎるが、犬の散歩ついでにまた様子を伺ってみると……。
「というわけで行きませんか?」
眉間のしわ、少しはとれると思いますよ?
女嫌い真面目殿下と腹ペコ貧乏男爵令嬢の勘違いし合いつつ、恋愛音痴二人でぽけぽけして始まる(?)恋!
「女性なら誰でもいいから殿下をその気にさせてー!」
陛下と殿下に板挟みされた悩める侍従の悲痛な叫びと共に見守り隊!
短中編くらいで終わる予定です、不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 09:25:57
27665文字
会話率:35%
その世界ではかつて機械文明が繁栄していたが、滅びを向かえ、代わりに魔法文明が繁栄した。
そんな世界で機械文明再生システムの戦闘機神に転生した主人公エクシア、機械文明の再生を目的としている統括機神のマキナの2機で世界に再び機械文明を取り戻そ
うとするが…
そう!異世界といったらテンプレ!更にご都合主義!偉い人とコネクション作りまくって機械文明を根付かせよう!
馬車に乗った高貴なお姫様を都合良く助けるなんて!まさにデウス・エクス・マキナでしょ!
これはご都合主義を無理やり引き起こそうとする主人公エクシアと、感情表現が乏しいが寂しがりやのマキナによる機械文明再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 07:39:57
9031文字
会話率:63%
猪や虎が行き交い、猿も住まないと噂の険しい山間に十六歳の娘、紫乃(しの)は猫又妖怪の花見と共に暮らしている。
紫乃は三年前に亡くなった母の教え、「高貴な身分の人に関わるとお前は殺される。山で誰にも見つからずひっそりと暮らせ」という言葉に
従い静かな暮らしを送っていた。
だが紫乃はある日、川に流れ着いてきた一目でやんごとなき身分だとわかる美貌の男をやむを得ず助ける羽目になってしまう。
しかも助けた男はよりにもよって、今代の皇帝・凱嵐(がいらん)であった!
凱嵐は紫乃の料理を気に入り、紫乃の意見を無視して皇都にある皇帝の住まう宮、天栄宮(てんえいきゅう)に無理やり連れ帰り、しかも二百人が働く皇帝のための厨房・御膳所の御料理番のトップへと据え置いてしまう。
こんな場所にはいられない、一刻も早く逃げ出さなければと思う紫乃であるが、反面かつて宮に存在したという「伝説の御料理番」の噂が耳に入り……。
紫乃は花見と協力しつつ宮中にて天才的な料理の腕前を見せつけ、次々に紫乃を見下す人物を黙らせていく。
皇帝の胃袋をがっつり掴んでしまった紫乃の明日はどっちだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 09:42:31
290930文字
会話率:45%
わたくしは何不自由なく育った公爵令嬢ですわ。でもある日気が付いてしまいましたの。この酷薄に見える美貌、高貴な身分、そして王太子の婚約者。わたくしは悪役令嬢だったのですわ!!学園の入学式で愛らしい容姿の平民の少女を見て確信したのです。わたくし
……頑張りますわ!頑張って彼女を苛めます。わたくしのバイブルともいえる小説の為に。そして何より敬愛する王太子殿下が真実のお相手と結ばれるために!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 22:13:52
9040文字
会話率:33%
私は気高き猫である。父も母もとても素敵な猫で、私の憧れである。そんな私を養う人間はどれほどのものだろう。私の両親のように立派な人間なのだろう、そうだ、そうに違いない。
私は私を養う人間のことを思い、期待した。
――まあ、そんな時
もありましたね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 22:26:54
4251文字
会話率:45%
【第一夜: 月下の邂逅】
昔々、遠い平安時代の吉良町に、美しい武田という若者が住んでいました。その名を武田源氏(TAKEDA Genji)といい、彼は美しい花のような容姿と、高貴な家柄からくる優雅な振る舞いで町の人々を魅了していました。し
かし、その美しい容姿の裏には、深い悲しみを秘めていた。
ある晩、武田源氏は吉良町の夜空に輝く満月の下で、美しい庭園に足を踏み入れました。その中庭には、優雅な桜の花が咲き誇り、静かな美しさがただよっていました。武田はふと、そんな美しい景色の中で一人きりでいることに寂しさを感じていました。
すると、月明かりに照らされて、白い和服をまとった姫君が現れました。彼女の名前は吉良 津平姫(Kira Tuhirahime)といい、その美しさはまるで雪が積もった庭園に満開の花が咲くようでした。津平姫もまた、武田源氏の存在に気づいて微笑むと、月明かりの下で出会ったのでした。
「武田源氏様、こんばんは。」津平姫が優雅な笑みを浮かべながら言いました。
「津平様、こんばんは。あなたもまた、この美しい庭にお越しになられましたか。」武田は礼儀正しく答えましたが、その瞳には寂しさが宿っていました。
津平姫はゆっくりと歩み寄り、武田の手をとりました。「武田源氏様、私たちはこの庭で出会ったのですから、もう『様』なんて呼ばないでください。」
武田はその言葉に微笑みながら、津平姫の手を握り返しました。二人は月明かりの下で語らいながら、心の中に芽生え始める禁断の愛の予感に気づいていくのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 13:46:09
3064文字
会話率:23%
何考えてるのかよく分からない監禁してくる謎の男と、高貴だけどお菓子に対して煩悩大爆発な聖女様のギスギスディスコミュニケーション小噺です。
最終更新:2023-12-27 21:05:43
3546文字
会話率:40%
王都で評判の花占い処には、お忍びで高貴な方々がやってきます。
「花占いを頼む」
「好きな花をお選びください」
スキ、キライ、スキ──と口にしながら花びらを一枚一枚捨てていく……。
占いの結果を聞いた高貴な方々が取った行動とは?そして
、占い処にはある秘密が隠されていて──
※「なろうラジオ大賞5」参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 09:37:41
1000文字
会話率:62%
神々の時代は遠く過ぎ去り、英雄の時代も終わり、時は既に近世。
騎士は嘆く
所詮自分は殺し屋だと。
騎士道は殺しの正当化の手段に過ぎないと。
姫は嘆く
自分は子を産む道具だと。
賢母の教えは女性を従順にさせる欺瞞に過ぎないと。
厳しい
訓練を受けた名家の騎士も、辺境で活躍した遍歴の騎士も
徴兵されたばかりの兵士に工場で量産された銃で打ち倒される時代。
華々しい魔術は戦場から去り、魔獣が牽引する砲兵が戦場を支配する。
何故か聖女の奇跡は発現しなくなり、代わりに医学は大いに進歩した。
ある時、帝国から最も高貴な姫が従属国へ旅に出た。
辺境従属国はいまだ古代のままの技術体系、習慣で暮らす国も多い。
帝国も大地母神を敬い子孫繁栄を第一とし、古代のまま貞操観念が緩い。
北方は母系社会で結婚という概念すらない。
東方は厳格な家父長制を続けている。
母の頼みで巡礼に出て辺境を旅する帝国の姫は何を見て、何を思い帰って来るのだろうか。
そして帝国に帰還した後、起きる出来事とは
◆作品について
同じ世界観で違う年代の騎士物語をいくつか描いています。
各作品単体で話が通るように作っておりますので読みやすい作品から読んで頂いて興味が出たら他の作品も読んでみるのも良いかと思います。
『誓約の騎士と霧の女王』1398年~1420年 ★完結 (歴史趣味満載で人を選ぶかも)
『荒くれ騎士の嘆き歌』1425年~更新中 (割とダークな本作品)
『森の娘と最後の騎士』1435年~1453年 ★完結(女の子主人公でカジュアル向け)
2021/2/12 20,000PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:40:49
1377431文字
会話率:48%
世界で最も古い国の妖精王子を主人公として始まる
古典的な騎士物語にしてダークファンタジー。
神代から近代までを舞台とし、最初の10話くらいは妖精王子の出生や物語の大まかな方向性が語られその後もかなりスロースタートですが、作品全体の完成度を
視野に入れて少しづつ話は歴史と共に進みます。
第一部 王の話
第二部 騎士の話
第三部 姫の話
第一部は妖精の国の王子が人類最大の国家に留学して騎士に憧れ、巻き起こる騒動
そして母国に迫る危機・・・
文明の衝突、人類を憎み襲い来る蛮族達が描かれます。
部によって主人公が変わり、数世代に渡る歴史騎士物語が視点を切り替えながら三部に渡り綴られます。
最初から突飛な設定とキャラクターで話を引っ張るタイプの作品ではなく、
かなりゆっくり赤子時代から語ります。
高貴な出生秘話、修行時代、武勲譚の構成は騎士物語の典型ともいえるでしょう。
どうぞ気長にお付き合いください。
◆◆◆
神話や中世騎士物語、児童文学、近代小説などをモチーフに描かれる歴史物語で主要舞台は中世というより近世、近代くらいですが多数の国が登場する為、文明レベルは様々です。
多少は残酷だったり性描写もありますが、レーティングは中高生の歴史教科書で紹介されている文学作品くらいに合わせています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 21:21:54
1055236文字
会話率:48%
岸田和華(きしだわか)は異世界に飛ばされた。自分が読んでいた小説の悪役令嬢ジュリエットに憑依してしまったのだ。だが和華は短気でガサツで、中学高校と番を張ってたヤンキーだ。高貴な身分の貴族令嬢なんてガラじゃない。「舞踏会でダンス? 踊りなんて
盆踊りしか知らないからっ」
一方、リアル世界に残された和華の中にはジュリエットが入っていて・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 21:00:00
120107文字
会話率:51%
封印された悪役令嬢、180年後の世界で冷徹皇帝に気に入られて溺愛――!?
「エレノア・シャテルロー、其方を封印する永久に!」
高貴な血筋と美貌、高い魔力を持つエレノア・シャテルローは、その資質でノワイユ王国の王宮社交界を魅了し女王の如く君
臨する公爵令嬢だった――婚約者の王太子が、子爵令嬢との“真実の愛”に目覚めるまでは。
夜会の場でエレノアは子爵令嬢暗殺を企てたと断罪、婚約破棄を申し渡される。取り合わなかった彼女は、後日離宮に呼び出され、王太子とその想い人の手で凍結封印され眠りにつくこととなった。
◇◇◇◇◇
180年後。エレノアは目を覚ますも、眠っている間に国も公爵家も滅んでいた。
おまけに魔力は多少使えても、二人がかりでかけられた封印は彼女一人では解除できず動けない。
国も身分も失った彼女は、封印解除と自由と身分を保障できる者としてある男に目をつけ一計を案じる。その目論見は上手くいったはずが、男は一筋縄ではいかない人物で……。
「人形というからには私が所有者。君は、ローズィユ帝国第十三代皇帝の“所有物”だ」
「お前、本当は(わたくしが人だと)わかっているでしょうっ!」
これは哀れな落ちぶれ令嬢と人間不信な皇帝の運命の恋――ではなく。
稀代の悪女と冷徹皇帝、どちらが相手を愛でる側かを争う攻防のお話。
※2022年10月、ぐるもり様主催のTwitter企画:お題SS友の会「ご挨拶にキスを」参加作品『封印された元悪役令嬢は皇帝陛下に持ち帰られる』を元にしたお話しになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 17:36:02
23553文字
会話率:26%