貧乏楽師は、家賃のためにいわくありげな貴人の依頼で、とある失せ物の行方を探すことになるが。怪談風幻想譚。
自サイトからの転載です。
最終更新:2012-12-13 10:03:50
9479文字
会話率:33%
昔、寝物語に聞いた、竜神の巫女姫様の物語。
だけど、ある日突然、楓を「竜神の巫女姫」と呼び、迎えに来たという者が現れて――。
***
物語の冒頭だけ、短編にしてみました。
最終更新:2012-12-12 22:00:00
6413文字
会話率:30%
時と時の狭間に存在するミセ。そこは限られたものだけが訪れることができる。そこは女店主と背の高い少女が経営していた。願いを叶えるには代償がいる。それを本当の意味で覚悟した者は彼女たちに会う事を許されるのだ。
これはミセの店主、優華の一緒に暮ら
す少女、素隠と出会う前の物語。かつて、大の人間嫌いだった優華が人間に対して考え方が変わるきっかけとなったある二人組との出会いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 23:42:26
2923文字
会話率:38%
長い長い年月を「約束を果たす」という決意だけで生きぬいた少女は、最後に約束を果たすことができるのか…
最終更新:2012-12-05 17:43:55
1796文字
会話率:46%
それはまだ夜が暗闇であった時代。夜の中には確かに何かが存在していた。はたしてそれは闇か異形か……はたまた人か。世を流れるは歪な異端。彼らはどこにも混ざれずに、目的もなく世をさ迷う。//エブリスタにて連載していたものをこちらに移動しました。※
歴史ファンタジーです。正直、時代考証は行っていませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-26 00:11:53
45001文字
会話率:42%
これはとあるところの、とある時の昔語り。祐市と華世は、幼馴染であり許嫁の仲。家同士の約束とはいえ、二人は確かに愛し合っていた。しかし、とあることがきっかけで、二人は離れ離れになってしまい……。梅の花は待つと誓った。蝶は必ず帰ると約束した。謡
曲「胡蝶」をモチーフとした、和風純愛小説。//梅が香に 昔を問えば 春の月 答へぬ影ぞ 袖にうつれる (新古今和歌集45・藤原家隆)//大学のサークルの作品集で出した作品です。一部手直しをして上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-26 02:54:29
5916文字
会話率:37%
秋も深まり冬が近づいてきたある日。山奥の村に住む子、真砂吾は一人の鬼と出会う。母を亡くしたばかりの真砂吾は真っ白な長い髪に、黄色の瞳を持つ彼に魅せられ――。 昔と今と、逃れられない定めを持った鬼と、その近しき者たちの物語。※ぴくしぶにもお
なじやつとうこうしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-20 18:00:00
49452文字
会話率:28%
学生生活で一番大切なものはなんだろうか。ある者は勉強といい、ある者は部活という。そしてここにいる佐倉葵(さくらあおい)。名前とは正反対で見た目はごつく、泣いている子供も恐怖で顔を引きつらせるといわれる鋭すぎる三白眼を持ち、売られた喧嘩は伸し
つけて返すものの、実は繊細なグラスハートの持ち主である彼の主張は、勿論『恋愛』。中学時代に小さな怪我を負ったとき、可愛らしいウサギのワンポイントが入ったハンカチをくれた美少女に一目惚れして、高校までついていき同じクラスで前後の席になったのをいいことに一途な想いを炸裂させる。悪友の木戸の妹(小学五年生)を師匠に、乙女漫画を読みふけり、恋愛雑学を学んで女心に訴えるアピール方法を日々勉強中。そんな彼が想う相手は自称根暗で無口で地味で友達が居ない女、他称は才色兼備の和風美少女の向坂藍(さきさかあい)。真っ黒な髪を腰まで伸ばした彼女は無口無表情の下で日々重なるトイレットペーパーと番長の攻撃に地味にダメージ受けてビビリまくりで登校拒否寸前。色んな意味で正反対の二人を結びつけるのは、おなじみでありながら恋愛にはあまり関係ないトイレットペーパー!?自らの恋愛アピール方法の方向性の間違いに気付かないで全力の好意をぶつける葵と、手渡されたり投げられるトイレットペーパーは呪いにしか見えない藍。そんな擦れ違う二人のじれじれ勘違いストーリーです。*女の子総受けで、不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 21:01:12
48051文字
会話率:10%
ひっきりなしに依頼が舞いこんでくる忍、琴。
彼女が新しく受けた依頼は巫女の護衛。…何気なく選んだそれは、しかし彼女に大きな影響を与えていく。
巫女の少女、音美の力と琴の力。
二つが揃ったとき、ゆっくりと物語は動き出す。
最終更新:2012-11-11 18:59:10
1528文字
会話率:36%
平安の都で、月に寄せる想い。
最終更新:2012-11-11 01:47:14
2184文字
会話率:24%
自サイトの黒白天狗何周年かの企画短編小説です。それの少し修正したものです。移転とかしてこの短編放置してたのでどうにかせねばと……;ちなみに嫁入りパロなのです。
最終更新:2012-11-07 00:43:51
2756文字
会話率:47%
退治屋一族、本家嫡子の少女と、産土神の異類婚姻譚。少女は妖嫌いの後継がず。後継を巡る当主会から、彼女のさだめは動きはじめる。傷を受け心を閉ざした少女を取り巻く、一族本家の人間、分家の思惑、そして産土神の男がいざなう人ならざるものの世界。果
たして、少女は次代当主を背負うのか。裏切りの糸を引くのは。霊山の封陣に眠るモノは。*土蜘蛛や天狗、蟒蛇や鵺、狐狸精、憑き物など妖の話を少しずつ盛り込んでいく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 22:49:41
67566文字
会話率:43%
両親を亡くしたみおが泉で出逢った童男は、人ではない者だった。
時を重ねる内に心を通わせていくふたりには、どうしても超えられない壁があった。
最終更新:2012-11-02 20:20:51
28827文字
会話率:49%
祖母の葬儀のため実家に帰ってきた主人公は、
ほのかに樟脳の匂い立ち込める薄暗い土蔵で、
見慣れない万華鏡を見つける。
※フリーゲームとして公開しております同名ビジュアルノベルの文章部分です。
ご好評いただきまして書籍化し、自家通販で初
版・再版完売いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-01 21:33:29
24299文字
会話率:5%
古くから、キツネにまつわる伝承が多く残る古野山地区。
そこに暮らす青年・遠野玲は、ある日珍しい毛色をした子狐に出会う。
玲は、怪我をして倒れていたその子狐を、病院へと運んだ。
後日、子狐は人間の少女へと姿を変えて玲の前へ現れる。
記憶を失っ
てしまったという、妖狐の少女。
彼女の失われた記憶に隠されていた、強大な意思――。
それは、人間を逆恨みした、寂しがりやなカミサマの怨念だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-01 11:37:13
365文字
会話率:42%
ほうき星に願いを託したことはありますか?
最終更新:2012-11-01 00:04:00
305文字
会話率:19%
水不足に悩まされつつある、とある村で、結衣はひたすら隠れていた。夕暮れ時、天地が濃紺一色に染まるその時刻に自分が見たモノから。
結衣の姉の嫁入り、若い男の死、村を訪れた商人。これらが絡み合った結果、結衣や村人達にとって多くない未来の選択肢は
更に減っていき、唯一つの運命に収束された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 06:00:00
14224文字
会話率:35%
――妖とは、人の心が映し出すもの。
和風な島国季球を舞台にした、物書きの青年種田草雲と、祓い屋を生業とする兄弟の織り成す、少し不思議で少し哀しい物語。
中編連作。第一幕「桜鬼」第二幕「夢織人」完結済み。
自サイトで掲載中の小説と同じもの
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 02:45:05
87748文字
会話率:33%
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日
、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 13:44:32
13862文字
会話率:30%
人と妖の入り交じる村・守矢(モリヤ)村を舞台に、村の神社・桜麗(ユスラ)神社に棲まう妖狐の神に育てられた主人公・結羅(ユラ)と、秋祭りで出会った人々を軸にして綴られる、人と妖の妖しく哀しい物語、第一編。
最終更新:2012-10-23 21:55:22
14820文字
会話率:59%
戦国乱世。
日の出国の一角、暁星國。
その国の城主・暁 蟠桃が守っていた家宝「麗鳳」が盗まれてしまった。
家宝の奪還と鬼討伐の為、桃太郎は御供と共に鬼ヶ島へ向かう!
道中であった仲間と共に、いざ鬼退治へ!
最終更新:2012-10-16 19:32:26
495文字
会話率:0%