霧島洋介は大学にも行かず怠惰な生活を送っていた。
そんな時、洋介は某インターネット掲示板で不可思議なスレッドを発見する。
魔法ーーそんなものが存在すると示唆する内容が書かれていた。
当然、そんなものを信じる者は居ない。
洋介も信じるわけもな
くネタとしてスレッドを眺めていた。
そんな時、スレッドの投稿者はアドレスを貼付ける。
アドレスはzipファイルをダウンロード出来るアドレスだった。
洋介はウィルスの可能性を考えダウンロードするつもりなかったが、他の人物がファイルを無謀にもダウンロードし、中身を確認した。
その中身には一枚の画像が入っていただけらしく、危険性もないようだった。
他の住民も続々とダウンロードし始め、気になった洋介もダウンロードを開始。
zipを解凍し、フォルダの中身を確認する。
中には一枚の画像ファイル。
ビューアで拡大するとーー読めない文字が刻まれた石盤の写真だった。
結局何のことか判らず、スレッドに居る彼らが投稿者に意味を尋ねるもアドレスを投稿して以降、何の音沙汰もなくなった。
それから2週間が過ぎた頃だった。
テレビのニュースにてアメリカコロラド州より魔術師の遺跡が発見されたと大々的に報道された。
既にいくつか魔法を実現化に成功していることを公表。
そして、アメリカは魔法文字の解読の為に世界各国から知識人を集結させ解読に当たらせることを発表した。またそれらに反対する国には経済制裁、最悪宣戦布告することを公言。
また魔法文字解読後、すべての成果を世界で共有する事を同時に明言した。
当然テレビ界、ネットでも大騒ぎ。
魔法が事実として何故アメリカが公表したのか、宣戦布告などと愚かしい真似をしたのかーー様々な憶測が飛び交う。
しかし、二ヶ月後、その答えを知ることとなる。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアーー世界各国で都市が消滅し始める。
消滅した都市の中心にはーー美しく真っ白な翼を持った少女が立っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 22:57:21
1740文字
会話率:6%
突然、光と共に見知らぬ室内へと飛ばされた鈴木。
そこで彼は、プレイヤーとして迷宮探索をやらされる事になる。
彼と同じ境遇の他のプレイヤーと掲示板という媒体を介して、情報の共有や提供を繰り返し、使い魔と共に探索を進めていく物語。
鈴木自身は
、英雄のようなタイプではありません。
急激にではなく、ゆっくりと確実に強くなりながら進んでいきます。
※この作品は、タイトルの通り過去作の迷宮と掲示板の改稿版になります。
以前とは違う所は多いですが、全体の話の流れは同じになっています。
過去作はこちら
http://ncode.syosetu.com/n1799br/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-18 23:18:43
503008文字
会話率:28%
超不定期更新作。気が向いたら続きを書きます。
あらすじはここから⇒
自分が見ている世界と他の人が見えている世界が違っている可能性を考えたことはあるだろうか?
普通の人間は否と答えるだろう。目の前の人の営みの光景を別の人が見ても同じに映ってい
ると考えるのが普通だ。
別にごく一般的な街を見て、私の場合車は地面を走っているのに隣の人には宙に浮いているといった奇天烈な話を言っているのではない。
例えるならば学校の校舎から見える一本の木。それが風に揺られている光景を見て自分達の日常と照らし合わせてから人は物事を考えた場合の話。
夏の場合、青々と茂った若葉が心地よい風に揺られている。
冬の場合、葉の落ちた枝に寒々と風が吹きつけている。
こういう具合に人は季節や情景、見ている人の感情によってその光景を認識するだろう。そして同じものを同じように見れば、誰もが同じ光景を共有していると考えるだろう。
それが普通だ。
だが同じものを同じような気持ちで見ていても別の物に映る人々がこの世界には存在するという事も知っておいてほしい。
これはそんな世間一般の普通の生活をしつつも、別の世界を見ている人達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-08 19:01:09
11736文字
会話率:42%
目が覚めるとそこは知らない教室だった――。
交通事故により意識不明の重体となった桜坂春幸は、親友である大暮秋広と夢を共有し交流出来るようになる。そして夢の中で起きたこと、起こしたことが現実に反映されることを知る。夢の住人となった二人が繰
り広げる青春ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-07 07:00:00
57134文字
会話率:30%
「結婚しようよ」
主人公は大学生だった頃。主人公はAV女優のイベントに行く事が楽しみにしていた。何故か大学時代の女の同級生とエロの事について情報を共有する。その同級生は主人公が最後にイベントに行ったAV女優とよく似ている。その同級生がある
日、彼女が出来ない主人公に助け船を出して同級生の女は、その女と同じ高校出身の友人である風俗嬢を紹介する。その内、外見だけは結構いいが根暗な為モテない主人公だけど、奇跡的にも大学の同級生の女に紹介して貰った風俗嬢と恋に落ちてしまう。
大学時代から主人公は、大学時代の女が理想の女だったから、大学を卒業して主人公の理想の女である大学時代の女と離れて寂しくなっていた。主人公は大学を卒業した後。ニートになる。主人公は「詐病」ではないが、それでもニートとして思い悩む主人公。そんなある日、偶然にも主人公は大学時代に最後のイベントに行ったAV女優と何時も主人公が時間を潰している公園で再会する……というような内容の小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-31 12:24:46
20749文字
会話率:37%
音楽プレイヤーをランダム再生にしていたら、電車の乗り換えの待ち時間と、ある一曲の再生時間がちょうど重なった。
曲の終わりに表示されていた時間は、五分二十四秒だった。
ある雨の日、遅延する電車を待っていた。
そしてその日から、その五分二十四秒
を見知らぬ女の子と共有することになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-28 18:37:12
4856文字
会話率:26%
http://www57.atwiki.jp/nekodaruma/
ざわめき書店にて連載してる作品を転載してます
あらすじ
とある家にねこたろうはやってきます
家の一室を家族と共有して…
そして仲間の動物たちや飼い主たちとのんびりと暮らし
ていきます。
ねこたろうの生活を書いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-03 15:00:00
5661文字
会話率:65%
彼女との出会いは動画共有サイト。ネットの中での関係。それで僕は満足してた。けどいつしか現実にまで彼女と関わるようになった。気づけば惹かれていった。けど気づけば離れたくなった。でも本当の気持ちに気づいたときはもうすれ違っていて、その距離はどう
しようもなく近くて遠くて目に見えるものではなくなっていた。
すれ違った距離を戻そうとした僕だけの、僕だけじゃ作れなかった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 15:10:59
2923文字
会話率:39%
人は常に心に闇を持ち続け、ある者は壊れ、ある者は乗り越え、ある者は共存する。
少女は悟った。自分は三番目を選んだに違いないと。自分には壊れ、誰かを憎むことも、乗り越え、他者と考えを共有することも出来ないと。
だから、共存し、自分にとって幸せ
なことは何か
そのために息を吐き続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 03:07:59
2881文字
会話率:60%
幼くして両親を亡くした、白石飛鳥は両親を殺した相手を探すべく、探偵になる。一方、双子の兄である、白石要は穏やかな生活で飛鳥との家族としての時間を共有しようとするが、飛鳥はなかなかつかめなくて・・・。
最終更新:2014-02-24 22:45:56
2053文字
会話率:57%
現実世界とネット空間のみを共有する異世界。
人々は謎めいたその場所を『現想園』と呼んだ――。
『現想園』に迷い込んだ鐘威はそこで様々なものを目にする。
現実世界では生まれることの無かった魔術の存在。
『ソウルシティアンペア』という名の組織
。
そして、彼らが狙う“堕天使”の少女。
複雑で曖昧な物語は交錯する。
その世界は何故生まれ、存在し続けるのか。
「さぁ、始めるか」
「健闘を祈るわ。――作戦開始!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 12:56:39
10342文字
会話率:46%
3人の少年、少女たちは夏の海へと繰り出していく。
彼は精霊の声を聞き、それを伝えるために音を紡ぐ。
彼女は彼の音を聞き、それに乗せて歌を歌う。
彼は異界の声を聞き、それを癒すために共有する。
一夏の幻想と恋の物語。
最終更新:2014-02-10 21:47:08
2050文字
会話率:15%
将来に思い悩む主人公は、交差点で不思議な少女と出会う。名前も何も知らないが確かに見覚えはある。そんな彼女との安らかな時間を共有しているうちに、主人公は自分自身を見つめ直していく。そして、彼女の本当の姿に気づくーー
最終更新:2014-01-05 22:08:51
4348文字
会話率:52%
※本作品の文章は全て2013年度の大東祭にて配布された『文芸秋冬』に掲載されたものです。『文芸秋冬』は『大東文化大学 文化団体連合会所属 國文學研究会』が発行した創作冊子です。
~以下本文~
本冊子を手に取って頂きましてありがとうござ
います。同じ創作誌に「飄々」がございますが、この「文芸秋冬」は企画をたてて、それに沿って書いた作品集。
今年度の企画は「一人の人物を共有して書く小説」に決まりました。皆様はシェアワールドという言葉をご存知でしょうか。「小説等のフィクションにおいて、世界設定や登場人物を複数の作者が共有して創作する」というものです。世界設定ではなく人物のみ共有する為、我々は本企画をシェアパーソンと呼び、準備してきました。実は造語です。
そして主人公となる人物は、短編小説「走れメロス」のメロスです。彼がもし原作と違う世界にいたらどうなるのか? 現代社会のメロス、ファンタジー世界のメロス、はたまた戦国時代のメロスが出てくるかもしれません。それぞれ独立した世界で、メロスは何をしているのでしょう。原作と異なる彼の姿を、13話収めました。楽しんで頂けたら幸いです。
またこの場を借りて、有志の皆さん、製本作業にお力添えしてくださった部員の皆さんにお礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-06 09:28:12
57093文字
会話率:46%
不可思議な場所――狭間。そこで出会う、二人の人間の物語。美しい世界は常に穏やかで、優しい。阻まれることのない、緩やかな世界で、二人は出会いを重ねていく。
そこは、狭間という名を付けられた異世界。どれほど共に過ごそうと、共有できるものは……な
にもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-03 00:13:07
15132文字
会話率:43%
これは、今よりも未来の物語。
ネットワーク環境が更に発達し、全世界規模での情報共有が可能となった時代。
それに合わせ、ゲームも独自の進化を遂げ、世界で初のAIによる完全制御のゲームが公開された。
ゲームの名前は"Worl
d chronicle"
公式サイトTOPには【これはもう一つの現実世界】と、簡素な一文が書かれており必要最低限度の情報のみが発表されている。
従来のゲームと同じく、コントローラーによる操作と完全思考制御による操作が選択でき、各ユーザーの好みに調整ができる。
この物語は、そんなWorld chronicleで遊ぶプレイヤー達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-21 07:30:55
113022文字
会話率:29%
17歳の外山(そとやま)ショウは現代の男子高校生。総合商社に勤めている父を持ち、防音完備の自室には一台のグランドピアノ、誰もが羨むような生活を送っていたが、そんな彼にも悩みはあった。自分の人生をどう生きるか。与えられる事に慣れ過ぎてしまった
彼は、進路の事で父親と些細な事で口論になり、怒りに任せて外に飛び出して事故に遭遇してしまう。
目を覚ました彼は何もない「闇」を彷徨っていた。そこは数多の異世界の境界が交錯し、生きとし生けるものの魂が集まる「エーテルの雲」と呼ばれる絶対無の空間だった。彼はそこで言い知れぬ死の恐怖を感じる。「怖い」と思った彼が次に感じたものは「生きたい」という生への執着だった。そして彼は、地球ではない異世界で再び息を吹き返したのだ。ただし、16歳の少女、リエナ・アントーニアとして。
リエナは「マグナブルクの猛(盲)女」の別名を持つ大公国の姫君だった。異世界人というだけではなく、性別まで変わってしまった外山ショウは多いに戸惑うが、次第に彼はリエナを取り巻く不自然な状況に気が付いて行く。父親である大公の異常な偏愛、ごく僅かしかいない協力者、そして「悪竜」という謎の存在、そのどれもが童話のイメージの姫君とは大きく異なっていた。
そして事件は起きる。若干16歳にしてヴェンデン伯爵夫人の称号と領地を得たリエナだったが、戴冠式の1カ月前に家宝の宝刀を盗まれる。取り返そうとするリエナの前に現れた飛竜と謎の黒服の男。一見、単純な事件に見えたが次第にそれは列強の外国勢力の影と「悪竜」の暗躍が見え隠れするようになる。
外山ショウとリエナ、全く別々の魂が一つの肉体を共有する歪な関係は、やがて、リエナの野望を達成すべく一つの道を歩み始めるのである。
※小説タイトルは適当なので将来的に変更するかもしれません
※更新は不定期です。あらかじめご承知おき下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-20 07:18:24
123961文字
会話率:40%
高校に入学した女子たちがまずすることその1、自分のカラーを決める。その2、自分を認めてもらう。その3、共鳴する仲間を見つけて、群を作る。――だけどわたしは、それらを共有できなかった。
高見櫓に登ったわたしは、地上の女子と交流することはないと
思っていた。ある日、クラスの「光」と偶然出会ってしまうまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-06 18:24:39
14472文字
会話率:5%
幽霊や妖怪……存在しないはずのものを見てしまう少年。
人の心を読めてしまう少女。
他の人と同じ世界を共有できないふたり。
ふたりが出会ったとき、漆黒の少女が始まりを告げる。
これは二人の異端の少年少女が、何かを求める物語。
最終更新:2013-10-30 17:00:00
26710文字
会話率:32%
この世界がゲームだった知識を妄想とは思いながらも、備えだけはしていた若き侯爵家当主のロジーナ。杞憂で済めばよかったのだが、知識にあるように魔女の襲来が起きてしまった。知識を共有している妹は、原作開始に浮かれてしまって、魔女の居る迷宮に向かう
気満々で止め用がない。正直、身内が助かればそれでいいのだけれど知識通りの魔女だったら、傍観に徹している方が危険なわけで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 00:49:02
22067文字
会話率:14%