精霊と人とが共存する不思議な世界【アストピア】。この世界に生きる人間の最も特徴的な個性とは、その身に宿した精霊の力を借りて行使する《精霊術》。本来アストピアに住む人ならば誰もが使える精霊術だったが、勉強も剣の腕もイマイチなジン・テオドフロ
ールだけは、使うことが出来なかった。
「おいおい、無能なジンくんじゃねぇか。またボッコボコに鍛えてやるよ」
「……いや、その」
そんな彼は、通っていた騎士学校の大半から、無能と呼ばれ、蔑まれていた。
「ーー僕は、もっと強くなりたい。こんな僕だって、きっと誰かを助けられる……」
ある日、彼の目の前に、一人の謎の研究者が現れた。
「これはこれは兵隊さん。こんな穏やかな日にお勤めとはご苦労だな」
「ーーッ! 天界紋章!?」
それは、アストピアと敵対する超文明世界、【天界アルデラント】の人間だった。
抵抗虚しく、白衣の男によって拉致されてしまった結果、まさかの他世界軟禁生活が開幕!?
「……はやくアストピアに帰りたい」
なんの意味があるのかもわからない謎の実験に日々付き合わされ、淡々と過ぎていく毎日。
しかし、軟禁先で出会った、血塗れの名も無き美少女が、ジンの人生を色鮮やかに染め上げていく。
身元不明の可憐な少女と、才能皆無のひ弱な少年。この二人の運命的な出会いはある事件へと繋がり、その導火線はやがて世界をも焼き尽くす。
無能と呼ばれ続けたジンと、一人の少女の出逢いが紡ぎ始める、淡く名も無き英雄譚。
そして、白銀の翼が目覚める時、また一つ物語が生まれる。
『ーー私の、英雄になってねーー』
「……ごめんね。少しでも早く、自由な世界に帰してあげたかったんだ」
名も無き物語〜無能の白銀纏雷騎士〜
始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 02:39:00
185773文字
会話率:48%
”青春×異能バトル
届きもしない知りながら、それでも空に手を伸ばす”
「人間はみんな、何かに憧れてる。好きなモノがあって、羨ましいって思って、自分もそうなりたいと考える。遙か遠いその先に夢を見て、少しでも近づこうとするから、前に進んで行
けるんだよ」
界力《カイ》という異能が常識となって70年が経過した現代日本。
界術師を育成するために太平洋の無人島を改造して創られた学園『ラクニル』で、平均的な能力しか持たない一般生徒――石瀧圭一は、『探偵』として活動して小銭を稼ぐ日々を送っていた。推理小説みたいに鮮やかに事件を解決する頭脳もなければ、暴漢を涼しい顔で薙ぎ倒せるような戦闘力もない。そんな『普通』な彼が胡散臭い商売を続けているのには理由があった。
全ては、憧れの『あの人』に近づくために。
記憶に焼き付いた彼女の背中は途方に暮れる程に遠い。それでも彼は手を伸ばしてしまった。空に憧れて翼を得たイカロスが、どのような末路を辿ったのか語るまでもないのに。
『メソロジア』シリーズ、新シリーズ始動!
オリジナル異能を使った学園バトル! 世界観は、加速していく!
※追記(2019.08.14)
第1幕『ブルー・アンハッピー』投稿を開始しました!
全10話、すでに投稿予約済です!
【ポイント】
※毎週火、金曜日の20:00に最新話を更新します!
※他作品の知識は不要! この作品から『メソロジア』の世界に入ってください!
※凝った設定と、深い世界観に、絶対の自信あり
※学園島、異能バトル、ギャグ、ラブコメ、と好きな要素を全部詰め込みました。学園異能バトルが好きな方は是非読んでみてください!!
※『メソロジア』シリーズに興味が湧いた方は、是非とも関連作品を読んでみてください!
・メソロジア~ブラック・ストーム~
https://ncode.syosetu.com/n2803eq/
感想やご意見等をお待ちしております!
この小説はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 20:00:00
61817文字
会話率:47%
統一銀河暦一二四六年、混沌とした銀河情勢の中で一人の若い提督が台頭する。
歴史の一場面を鮮やかに彩った英雄達の時代を描いた叙述史。
カクヨムでも同じのあげてます。
最終更新:2019-07-31 15:15:25
40393文字
会話率:35%
三重の方言が含まれます。
タイトルに方言を読み解くヒントがあります。
ルビが多く読みづらいかと思いますが、是非ご感想をお聞かせください。
神主の言う、『エロい話の勘違い』のクダリは、古事記の『国生み』の節から着想したものです。
最終更新:2019-07-31 11:09:52
1325文字
会話率:39%
人とは別の次元に生きる、特別な力を持った存在 亜霊
妖怪・魔獣・妖精…古より人は彼らを様々な名で呼んだ
人の世界に迷い込んだ亜霊を除去する霊封師の家に生まれた少女ノリーは味気の無い孤独な日々を送っていた。
そんなノリーの日常が一変したのは1
6歳の時、ある事件で命を狙われ迷い込んだ森の先で亜霊、黒いドラゴン『ログリネス』と出会ってからの事。孤独な亜霊とノリー、心を通わせていく。
彼女は除去するべき亜霊ログリネスと共に生きることを誓う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 00:57:07
8026文字
会話率:41%
「【NEW WORLD】、それは拡張現実を用いたeスポーツよ」
三年前、中学一年の時に病で右目の視力を失い、剣道を止めてしまった少年・志村一心。
打ち込むこともなく、灰色のまま学生生活を送る彼が、ある日目にしたのは、ジャージ姿の戦乙女だ
った。
その出会いをきっかけに、彼はARを用いた剣戟eスポーツの世界に足を踏み入れる。
AR(拡張現実)×eスポーツ×青春!!
拡張現実の刃が、灰色の青春を鮮やかに切り裂く!!
ーーーーー
日間アクションランキング、最高3位‼︎
※MF文庫J公募予定作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 08:22:53
39629文字
会話率:40%
旅の途中、僕は、音楽の都と名高いロンバルトの街を訪れた。
評判の割に陰鬱とした雰囲気が漂うこの街で、その少女が奏でるリュートの音色は鮮やかに僕を魅了した。
やがて月日は流れ。
音楽だけを愛した少女は、驚くほど前向きで楽観的な大人に姿
を変える。あろうことか「魔王の花嫁」なんていう生贄に選ばれ、公然と死を望まれても、無邪気に喜んでしまうような馬鹿娘に。
おめでたい妄想に浮き立つ彼女と、彼女の音楽を守るために振り回される僕。互いに明かせない事情を抱えたまま、二人で過ごす時間が終わりを告げる。
果たして、僕の孤軍奮闘の結末は。
僕たちの歯車は噛み合うのか。
それより、魔王って一体誰なんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 16:00:00
56858文字
会話率:23%
婚約破棄され、もふもふを引き連れて家出した悪役令嬢イライザ。彼女の侍女をしていたアイリスは、今日も『もふもふガチャ』に課金する。
たとえ重課金廚、廃課金者と蔑まれようとも、ガチャへのお布施はやめられない。
だって、もふもふが大好きなお嬢様と
の想い出が、こんなにも鮮やかに蘇ってしまうんだもの。
しかし、せっかく得たレジェンドレアもふもふを借金取りに奪われてしまう。
色々と悲観して号泣しつつ彷徨っていたアイリスは、ついにーーー!?
※百合はほのかな香り程度です。
※「異世界転移したおっさんは婚約破棄された悪役令嬢と、もふもふいっぱいのダンジョン経営をして最強賢者に成り上がる」
https://ncode.syosetu.com/n3908fp/
の侍女サイドストーリーです。
悪役令嬢サイドストーリーはこちら。
→https://ncode.syosetu.com/n4371fp/
よろしければどうぞ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 01:20:25
998文字
会話率:27%
空の蒼が眩しくて光った雲が泡に溶けて行く。
真夏の草原緑が青い空に鮮やかに透明な水の色に溢れて。
息を吐く度に白く青く光る泡広い空の中心へと昇ってく追いつけないくらいに早く。
最終更新:2019-05-23 03:00:00
254文字
会話率:0%
「こちら、人生カスタマーセンターです。
自分の人生、誰かの人生、どんなものでも狂わせてご覧に入れましょう。
少々お高くつきますが、そこはご愛嬌。
——さぁ、人生変えてみませんか?」
とあるビルの三階にある、「人生カスタマーセンター」。そ
こは、人生に行き詰まった彼ら彼女らが、最後の助けを求めてやって来る場所。法で裁けない悪を、私情にまみれた正義未満のガラクタを、拾い集めて救う場所。
信憑性の怪しげな組織にすがるほど落ちぶれて絶望した彼らの人生は、詐欺師、冤罪人、不登校児、元アイドル、探偵の五人によって、鮮やかに狂わされていく。
この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/)にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 22:42:49
65019文字
会話率:35%
雑木林に囲まれたその芍薬の庭園は、その青年を寄せ付けない、何かがあった。
ある春の暮。
青年は、その庭園に足を踏み入れた。
しかし、そこで青年を待っていたのは、桃色の憂いた芍薬などではなかった。
それは、鮮やかに洗練された、灰色の鷹であっ
た。
青年の儚いような、あるいは薄汚れた恋が、どこかで崩れた音がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 22:28:24
3192文字
会話率:15%
色彩のない世界できてきた私。
大学で彼と出会い世界が変わる。
モノトーンな世界で鮮やかに輝く彼に惹かれないはずがなかった。
彼が光っているわけでも、彼だけがカラーに見えるわけでもない。でも私の瞳にはそう映るのだ。
※ホワイトデーもの
※
名前出ないです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 00:00:00
1867文字
会話率:9%
「僕は今――匂いソムリエとなる!」
少女の部屋を匂いで探り当て、ピッキングで鮮やかに侵入する少年。彼が優れているのは五感や侵入技術だけではない。その生まれ持った魔力量は常人を凌駕し、いざ戦闘となれば高い戦闘能力を発揮する。
しかし
少年には大事なものが欠けていた――そう、少年には倫理観が欠けていた……!
絶大な力を持つ不安定な少年。その触れてはならない『厄災』に大国が触れた事で、世界は大きく動き始める。それは、世界の変革の始まりだった――
※全体的にはコメディ調で話が進んでいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 20:27:30
233119文字
会話率:18%
17歳の夏、私は夢の中で、私の知らない恋をする
**…☆…**
結城梨佳(ユウキリカ)は17歳の高校1年生。生まれつき心臓疾患を患っていた梨佳は、治療の末2年遅れで高校に入学した。そのころから梨佳は不思議な夢を観はじめる。夢の中で梨佳は『凪
沙(ナギサ)』と呼ばれ『センセイ』と恋に落ちるのだ。頻度を増していく夢は、より鮮やかに荒々しく、梨佳の心を侵食する。その変化に気付いたのは、同じ高校に通う3年生、幼なじみの楠原大河(クスハラタイガ)だった。
**…☆…**
生きることも、死ぬことも諦めていた私に、この『記憶』はいったい何をさせたいんだろう
**…☆…** あまのiん(☆amanoain☆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 23:27:15
17254文字
会話率:33%
錦百合(にしきゆり)には幽霊が取り憑いている。幽霊と言うにはあまりにも明るく活発で、女好きな記憶喪失の幽霊。クロと名付けられた幽霊との日常は、百合の世界を鮮やかに彩った。
※2015年8月28日前アカにて投稿
最終更新:2019-01-20 13:03:44
12660文字
会話率:37%
仕事に不満を持つ美晴は、気分転換のための旅行で紅花資料館を訪れた。真冬にもかかわらず、ガラスハウスの中で鮮やかに咲く紅花。紅花を通じて出会った青年・爽太が、美晴の疲れた心を温めていく。
佐倉治加さん主催『真冬に染みるくれなゐ』企画作品
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 14:46:01
3254文字
会話率:44%
少年とハムスターは旅をする。
映像記憶を持つ少年。彼には忘れたい過去がある。ふとした時に流れ続ける悲しい過去の記憶。少年はそんな記憶を忘れるために旅をする。
相棒であるハムスターはそんな少年に惹かれて共に旅をする。
ある少女との出会い、
そして告白。少年は次第に成長していく。
この世界が鮮やかに彩られるまで。
***
<一章 私と少年、二章 僕の過去とハムスター、三章 ある少女と少年とハムスター、四章 僕らの生き方、五章 私たちの戦い、ハムスターの願い>で、書いていきます。少女が登場するのはだいぶ先になるかと思います(ごめんなさい!)緊張します。更新遅めで、拙い点も多々ありますが、温かい目で見て感想を書いて頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 18:06:51
2872文字
会話率:23%
異世界。
そこは目を疑う光景が広がっていた。
見上げる程に高い建造物が色鮮やかにいくつも立ち並び、人はみな平然と歩いている。
さらには見たことのない形をした四輪のものが馬車をはるかに凌ぐ速さで走っている。奇妙なことにそれがいくつも走っている
のに衝突することはなく規律をまとっているかのようにスムーズに移動しているのだ。
嗅いだことのない匂い。感じたことのない汚い空気。そして見たことのないものばかりだ。
そんな場所にいきなり転移してきたのだ。決して望んできたわけではないではないが元の世界とは全く異なる世界に少しだけ興味がそそられることも事実であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 18:18:24
729文字
会話率:9%
鮮やかに染まる秋に迫る冬。
長い今年の秋に、想いを込めて──
キーワード:
最終更新:2018-11-11 23:23:12
213文字
会話率:0%
多くの青年がそうであるように、赤城直時も自分に自信を持てない青年だった。
皆、それぞれに理想とする姿があるのだろうが、彼の場合、それは城だった。
あまたの軍勢が押し寄せようともびくともしない、その盤石さを自分も得たいと願ったのだ。
ある日
、彼は訪れた山城を探索中に坂から転落してしまう。
目覚めた彼は自分の体が人の手のひらほどの大きさに縮んでおり、しかも自在に空を飛べることに気づく。
そこは彼の住む世界ではなく、中世日本によく似た世界だった。色鮮やかに威(おど)された鎧を纏う武者の世界だった。
異なるのはいくつかの種族がともに生活していることと、その生活を脅かす鬼が存在していることだった。
困惑する直時は、鬼の軍勢に攻め立てられる小さな城にたどり着き、1人の若武者と出会う。
直時は若武者の勇敢さに感じ入り、若武者は直時の特異能力に活路を見出す。
ふたりは鬼の軍勢を撃退すべく協力し合うことになるのだが……。
※1日2回更新
※完結した作品の順次投稿なのでエタりません
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 06:00:00
317990文字
会話率:58%