俺の名前は佐倉優(さくらゆう)、高校2年生で17歳。平凡な高校生で、勉強も運動も特に得意なわけじゃない。将棋同好会の幽霊部員で、クラスでもあまり目立たない。当然、彼女なんていない。いや、そもそもできたことすらない。中学生の頃は「高校生になれ
ば自然と彼女ができるだろう」なんて、甘い期待をしてたけど、現実はそんなに甘くない。中学でモテなかった奴は、高校でもモテない。――これは真理だと思う。だから、高校2年の春、新しいクラス替えに何も期待していなかった。
そんな俺が新しいクラスの隣の席の金髪美少女と出会ったことから始まる不思議な関係の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:11:58
7354文字
会話率:19%
僕の隣の席に座る銀髪の彼女を、一言で表せって言われたら、なんて答えるだろう? そうだな。
それなら僕は『ハサミ』と答えるかもしれない──。自分でいうのはなんだが、それはずいぶんと言い得て妙なモノだと思う。
だって実際に彼女はハサミみたい
な少女だったし、ハサミをこよなく愛していたのだから。それは傍から見れば異常にしか感じられないぐらいには、それほどに。
「このシャープで強固な、漆黒の剣が美しいのよね」
銀髪美少女『冬坂(ふゆさか)カナデ』はなんといってもハサミが好きだったのだ。
そして、よくハサミに似ている。
僕はそんなハサミ少女の逆鱗に触れたのか、彼女に殺されかけてしまうことになるのだけれど。
まあ言ってしまえばつまりだ。
彼女は実にキレやすい。ただそれだけに尽きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:34:04
8389文字
会話率:44%
クラス替えが終わり、新しい学級にも慣れてきた五月。高校二年生の僕『氷室政明』はなにがキッカケか、隣の席に座る”元”優等生、竜舞坂緋色に溺愛されていた。竜舞坂はこの学校でも、全国模試でもトップクラスの成績を維持し続けてきた優等生だった。だがし
かし、僕を溺愛するあまり……一か月たらずで成績を落とし、バカになってしまったのだ。
ある時、彼は数学教師であり、恩師でもある貝絵瞳に職員室へと呼ばれることになる。そこで色々な因縁を理由に『将来有望の優等生であった竜舞坂を潰したのは氷室の責任だから。お前が先生の代わりになって、彼女を再教育してやれ』と命令が下るのであった。
そんな馬鹿げた話。喜劇ではあるが、当の本人にしてみれば笑えない話。なにせ──氷室は、勉強が大の苦手であり、いわゆる劣等生であったからだ。
これはそんな彼がこの日向第二高等学校を舞台に、出会っていく様々な同級生たちと試行錯誤しながら、竜舞坂を再教育しようとしていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 23:11:07
65389文字
会話率:42%
卑屈で、謙虚で、屁理屈を言うことが得意な事以外は普通の高校一年生である『氷室政明』。入学早々、教室の端っこで窓際の席+隣の席に座るのはスーパー清楚系美少女『逢瀬雫』という座を手に入れて歓喜する彼は、今までの自分の行動の不甲斐なさを思い出し、
勇気を出して彼女にある事を告げる。
「突然だけど……お願いします、俺の友達になってくれ!」
「ふん、陰キャが哀れね」
だが、それは虚しくも空振りに終わった。
しかし転機は訪れた。その日の夕方、彼は目撃する。駅近くの路地裏で雫が、先輩たちに襲われかけているその姿を。政明は自然と体が動いて彼女を助けるのだが、恩を仇で返すというのか、次の日から彼女は彼に対して暴言を吐く様になった。
なんでだ。こういうのって、助けてくれた俺を惚れるパターンじゃ……とそんな思想も彼女には見透かされて。
「まさか、私を助けるてくれた事にそんな悪心があったとはね。変態、公然わいせつ犯罪者」
「へぇ⁉ そんなに言います⁉」
「まぁ、感謝してないわけじゃあないけど……」
「え?」
だがそんな彼女も、満更ではないらしく。慣れ合っていく中で、徐々にそれぞれの想いが変化していく男女。
政明は担任の策略にハマり仕方がなく入部する部活『創作部』には、何故か柔道部に入部予定だった彼女もいて……。
愉快な仲間達と共に事なかれ主義の政明は、ツンツン少女と共に高校生活を謳歌する。
きっと俺の求めている青春は、ここにはない。
さぁ、創作部へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 20:01:04
128466文字
会話率:37%
高校三年生の私。卒業式が近づくある日、隣の席の下野君が居眠りしていた。下野君の寝言はなんと、卒業式の答辞練習でした。
なろうラジオ大賞6参加作品。キーワード3個乗せ。
最終更新:2024-12-09 20:03:57
939文字
会話率:43%
怪物が跋扈し、戦争が絶えず、戦々恐々とした異世界から折角転生したのだから、俺は彼女を陰ながら守る事にした。
異世界から現代に転生して16年。
俺は高校1年生として日常を過ごしている。
因みに、隣の席の横柄な性格で金髪ツインテールにバチバ
チのピアスという目立つ見た目の彼女、土御門さんは魔術師である。
俺は彼女の正体に気が付いているが、彼女は俺に気が付いている様子はない。
だから俺は、知らない振りをする。
でも、もし彼女に何かあったら俺の平和な学園生活が暗い雰囲気になってしまう。
だから、俺は仮面を被って夜の彼女の前に姿を現す。
俺が幸せな青春を送る為、隣の席の彼女を守るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 13:47:29
1806文字
会話率:13%
主人公の、高校生1年佐藤涼太(さとうりょうた)が、隣の席の美少女伊藤友里(いとうゆり)が無表情なのが気になり、1日1日の何気ない会話が、積み重なり……
甘酸っぱく、暖かい恋愛物語
最終更新:2024-12-07 09:30:46
3525文字
会話率:57%
広く浅く、深い関係の友人がいない小原結衣は、クラスカースト最上位の二人に挟まれている。
一年でサッカー部レギュラー入りしたイケメンの倉橋康太と、読モ経験もある美少女ギャルの御蔵陽菜乃。
そんな二人が両隣の席にいる結衣は、たまに彼等と会
話するくらいで休日に遊んだり、少人数で放課後遊びに行くほどの仲ではない。
しかしある日、なぜだか陽菜乃とゲームをすることになり、急に仲が深まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:54:09
7280文字
会話率:70%
ヤンキー退魔師×臆病ポンポコ妖怪女子
血の気の多い都会のヤンキー退魔師・安倍清春は、あまりの血の気の多さから「ごく普通の善悪を身につけて、ごく普通の青春を送ってこい」という理由で四国に強制転校させられることになった。
転校先である妖怪だ
らけの高校で、清春は隣の席のポンポコ女子・田貫千代と恋仲に……果たしてなるのか、ならないのか?
小心者で、すぐに死んだふりをする田貫さん
お願いだから、死なないで……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:22:19
4732文字
会話率:64%
恋人のいない宮原千楓[みやはら/ちはや]は、ある日、同学年の黒井愛華[くろい/あいか]や後輩の川瀬風花[かわせ/ふうか]から告白に近い事をされたのだ。
そんな経験をした日の放課後。千楓の事が嫌いな隣の席の望月彩羽[もちづき/いろは]から
告白されたのである。彼女は千楓の秘密を知っており、それを拡散されたくなければ付き合ってほしいと言われ、しぶしぶと付き合う事になる。
千楓は大きな秘密を抱えたまま、ハーレム的な学校生活を送る事となり――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 07:00:58
33294文字
会話率:54%
高校二年生の夏の季節。
恋人のいない難波啓介[なんば/けいすけ]は、夏休みに向けて恋人が欲しいと思っていた。
そんなある日の事。隣の席になった、ビッチだと噂されている美少女――月見里莉子[つきみさと/りこ]から付き合ってほしいと言わ
れた啓介。
もしかしたら、恋人として色々なことが出来るかもしれないという願望を抱き、莉子と付き合う事となったのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 14:35:15
11194文字
会話率:31%
なんだか訳あり気な主人公「久我遥灯(くがとおや)」
眠そうな彼にいつもちょっかいをかけてくる
隣の席の「後藤美来(ごとうみく)」
いじり、いじられ、いじられ、いじられ、
そんな日常&ラブストーリー
最終更新:2024-11-25 00:49:12
1125文字
会話率:42%
告白なんてとても無理なヒロインが、ちゃんと告白せずに告白するお話(短編)です。
最終更新:2024-11-17 14:45:55
5934文字
会話率:34%
私の名前は桂木夏人。
同じクラスの木原さんは、学年でも一、二を争うくらうの秀才で、現在私の隣の席に座っている。
流した黒髪セミロングにロイド眼鏡という格好はこれぞ秀才と言わんばかりのお姿で、事実彼女はいつもテストで高得点をたたき出している。
ただ、近頃、私は彼女が「実は結構アホなんじゃないか」と疑っている節がある。
普段は誰とも話さない木原さんだが、話していくほどにどうやらこの人アホだぞということに気付き始めて――――
才女の皮が剥がれていく。でも仲良くもなっていく。そんなラブコメ短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:37:09
8730文字
会話率:30%
高校二年に上がって初の席替えで、俺――赤宮(あかみや)光太(こうた)の隣になったのは加茂(かも)九杉(くすぎ)という女子だった。
彼女とは未だ話したことがなかった俺は、これも何かの縁だと思って会話を試みる。
「よろしく」
「…………(ぐっ!
)」
――無言で親指を立てられました。
後に聞いた話によれば、彼女は言葉を一切発しないらしい。
会話はいつも身振り手振りと、必要に応じて手持ちタイプのホワイトボードを使った筆談。
表情はころころ変わるのに、そこに声はない。
しかし、声帯は正常で、単に本人が喋りたくないだけなのだとか。
これはそんな彼女に振り回され、時々振り回し……手探りの距離感で互いに歩み寄っていくお話。
※★が付いてるお話には挿絵があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 17:01:24
763299文字
会話率:50%
今年の春から中学二年生になった叶(かなた)の隣の席は、新学期が始まった時からずっと空いている。クラスメイトはもう誰も気にしていないが、叶は何故だかずっと、彼女のことが気になっていた。
そんなある日、叶は些細なことで友達と喧嘩をしてしまう。教
室に居場所が無く、どこか休憩できる場所を探していたら、裏庭の隅に木に隠れて目立たない小さな丸太のベンチを見つけた。
隠れスポットを発見したと浮かれてそこに向かった叶は、やがてもう一人の利用者と遭遇する。
それは浮世離れした雰囲気の、とても綺麗な女の子だった。しかし、同級生だと名乗る彼女を学校で見たことが無い。……もしかして私の、隣の席の人?
同じ場所を共有する秘密の友達として徐々に仲良くなっていく二人の、友情と恋愛の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:44:06
19171文字
会話率:48%
隣の席がイケメンというだけでいじめられて、転校を余儀なくされる主人公の話。
最終更新:2024-11-08 19:00:08
984文字
会話率:41%
中学一年のころ、隣の席になった女の子のお話。
最終更新:2024-11-08 13:32:06
1894文字
会話率:11%
眉目秀麗、運動神経抜群、ノリが良くて頭も良く、周りには人が絶えない。草宮大樹はクラスの中で1番の人気者と言っても差し支えない人物だ。
ある時、席替えで隣の席になったのはボサボサの髪に分厚いメガネをかけ、少し猫背気味な日陰女子、佐渡茜である。
初めはクラス1の日陰女子との隣席だということをハズレだと思う大樹だが、お互い珍しい共通の趣味があることで意気投合し、次第に惹かれあっていく。
大樹は彼女との関わりを続けるにつれて彼女の持つ影に気がつき……
「好きなものは好きなんだよ!黙って受け入れろ!」
「ありがとうすらもちゃんと言えてないんです……!」
互いの過去に踏み込み、互いの現在を救い、互いの未来を誓う
これは正反対の二人が巻き起こす時に明るく時に切ない儚き純愛の軌跡
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 21:09:47
6203文字
会話率:38%
大学生にもなって付き合えたもののあっけなくフラれてしまった隼斗。
心の傷は癒えないままで未練を引きずって歩いていた。
そんな中、たまたま英語のクラスが隣の席だった子に一目惚れをしてしまう。
あくまでも”気になっている”。確実に”好き”
とは言えない。ここでも元カノのことが尾ひれをひいてしまう。
秋の寒さが身に沁み始めた頃、悪友の稜真が勧めてくれたのはまさかのコンカフェ。隼斗にとって初めての夜の世界。雑居ビルにたたずむ扉を開けるとまさかの光景が広がっていた。
前代未聞!?のナイトワークラブコメ!ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:06:17
2409文字
会話率:58%
中学生一年生の朝霧悠也(あさぎり ゆうや)は、どこにでもいそうな男子生徒。教室の隅でひっそりと過ごす日々に、小さな変化が訪れる。ある日、彼の隣の席に小柄で控えめな少女、神崎奏(かんざき かなで)が座ることに。
「何か好きな本はある?」
不意
に彼女からの問いかけが悠也の心に火を灯す。その日から、彼らは言葉を交わし、他愛のない会話を重ね、互いを知る。彼女の誰にも話せない悩み、彼の誰にも知られたくない苦悩、お互いにどうしようもないという無力感。席は隣同士という「近いけれど遠い」そんな距離から始まる友情、そして恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 22:09:14
1095文字
会話率:43%
僕は小浦悠斗、クラスの中で目立つこともないごく普通の高校生だ。隣は僕が片思いをしている美少女、小野美咲の席なので幸せな毎日だ。
いつもと同じように授業を受けていると、どこからともなくおならの音が聞こえてきた。席が遠い奴らにはわからなか
ったかもしれないけど、僕にはその音の主が誰だかすぐにわかってしまった。静まり返る教室でみんなは周りを見回しながら犯人探しを始めている。
隣へ目をやると、恥ずかしさで顔を真っ赤している美咲の姿が見えた。やっぱりそうかと確信したのは僕だけじゃなく、「まさか美咲が……?」との声も上がってしまい彼女は今にも泣きそうだ。
なんとかしなければ、と義務感のようなものにかられた僕は思わず椅子を蹴飛ばしながら立ち上がってしまった。こうなったらやるしかない!
「おなら、出ちゃった!」と、堂々とおなら宣言だ。
教室は笑いに包まれ美咲もホッとした笑みを浮かべている。僕はその笑顔を見るだけでまた幸せな気分になっていた。
だけどそれはただのきっかけにすぎなかったのだ。なんとそれから僕と美咲は急接近、一緒に過ごす時間が増えていく。もしかしてと言う期待とまさかという疑念に挟まれた僕は、美咲の気持ちを確かめるための一歩が踏み出せない。結局一年が終わろうかという今も、隣の席のクラスメートのままだ。
しかしやってきましたクリスマス、僕は勇気を振り絞って一緒にイルミネーションを見に行こうと美咲を誘った。彼女には奇跡的に予定がなかったらしく、OKを貰えて舞い上がった僕は、景気付けにコーラを一気飲みしてから待ち合わせ場所へと向かった。
初めて女子と一緒に見るイルミネーションに緊張したけど、美しい光の中で見る私服の美咲は最高にカワイイ。この雰囲気なら言えるはず、僕は今日こそ心の内を打ち明けようと決意するのだった。
こんな風に、おならから始まった少し恥ずかしい恋物語はハッピーエンド? それとも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 16:40:00
24118文字
会話率:40%
首都郊外、芽野市に住む15歳の少年、頸木八雲は双子の妹、叔母と共に、表面上は穏やかな日々を過ごしていた。
平穏を取り戻しつつあった彼の人生は、高校入学を期に転機を迎える。
「会の存続のため、オカ研に入ってほしい」
隣の席の同級生、布瀬
夜須美に誘われるままオカルト研究同好会の一員となった八雲は、日常の裏に潜む非日常と関わっていく。
「芽野高には魔性が潜む」
オカ研に代々伝わる噂の正体を明らかにすべく、奮闘する八雲と夜須美。
絵画の乙女、生霊、夢。
異なる怪奇譚との邂逅の末、八雲は魔性の正体を知る。
※本作品はハーメルン様でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:18:33
44900文字
会話率:38%
中学生になった松尾竜太。
陸上部にはいり、親友かつライバルと出会う。
クラスの隣の席にはかわいい女の子。
こんな子と仲良くなるのは陰キャの俺には、難易度高すぎー
しかし、親友との出会いや部活を通してだんだん自信がついていき!?
最終更新:2024-11-01 16:17:34
2505文字
会話率:44%