長年片思いしていた幼馴染みが、姉と結婚した。二人の結婚を素直に喜べなかったアリシアはその日、不運にも蒼の吸血鬼に襲われ――目覚めると吸血鬼になっていた。
助けてくれたのは、紅の吸血鬼の住まうハイグランド帝国の皇太子フォルネウスだった。
アリシアはそこで破格の厚待遇を受けながら、吸血鬼として生きていくための知識を身につけてさせてもらう。
さらに普通の血が飲めず血液錠剤で食事を取っていたら、フォルネウスが毎晩自身の血を与えに来てくれるようになった。
魔力にも目覚めたアリシアは特殊な魔法も覚え、無事一人前の吸血鬼になれた。
借りすぎた恩を返すため、そろそろ自立して頑張ろうと思っていた矢先に、とある現実を知る。
何故かハイグランド帝国では幼い頃の自分が、皇太子様を救った奇跡の聖女と祭り上げられていて銅像まで作ってあった。
確かに昔、迷子になっていた吸血鬼の少年に血を分けて助けてあげた事がある。その少年がフォルネウスだったようで……
私が、皇太子様を救った奇跡の聖女?!
血嫌いの皇太子様が唯一美味しく飲めるのが、私の血だけ?!
愛のある結婚しか許されていないこの国で、アリシアは未来の皇太子妃として期待されていた。
平民の自分にはそんなの相応しくないと、地に足をつけて自立しようとしたアリシアだが……
「ずっと、好きだった。あの時俺を助けてくれた君の事が、ずっと好きだったんだ。たとえ君の心が別の者へ向いていたとしても、それでも……失いたくなかった。こんな邪な気持ちで君を縛り付けた者に、感謝などしなくてよいのだぞ」
フォルネウスの溺愛に、溺れずにはいられない?!
「脅されてあんな吸血鬼の花嫁にさせられたのでしょう?! あぁ、可哀想にっ! 貴方の居場所は私が作るわ。だから一緒に帰りましょう」
その上実は、姉が対立する蒼の吸血鬼を統べる女帝で?!
このお話は、二つの愛の力で奇跡の聖女として覚醒したアリシアが、遠い昔に仲違いして二つに分かれた吸血鬼の種族を一つにまとめあげ、世界を平和へ導く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 19:02:23
195956文字
会話率:61%
ブラックな店舗に勤めている赤木座恵は、帰り道で、飛び降り自殺に遭遇し、助ける事に成功。
助けた相手は、初恋の相手であった。緑銅院妃。
傷ついた妃の提案で、VRゲームで青春を取り戻す事になり。
二人の関係はどうなる。
最終更新:2022-07-14 21:00:00
10399文字
会話率:50%
「朝早くからすまんな。エステル。お前は今日限りでこのパーティーを抜けてもらう。今までご苦労様」
主人公のエステルはパーティーのリーダー、グラン=デルタニアに呼び出されいきなり追放宣言をされた。
理由はもっと強い仲間を探している。だか
ら弱いお前はいらないんだよ。と簡単な理由。そして更に「お前のジョブはなんだ?『スカウト』だろ?なら尚更役立たずじゃねぇか。時代遅れなんだよお前のジョブは。」
エステルのジョブは珍しい『スカウト』。敵の気配を感じ取り事前に察知したり、罠の発見をしたり出来るジョブ。戦闘ではあまり役に立たない、それでも一生懸命サポートをしていたがエステルの頑張りは誰も認めてくれない。周りからは「時代遅れのジョブ」と思われているだけだった。
しかしエステルはダンジョン攻略に必要な『危険回避』『マッピング』『罠解除』『索敵』『開錠』『アイテム係』すべての能力を持ち合わせているサポートマスターだった。彼女が不得意なのは『戦闘』だけ。
今までの給料「銅貨2枚」を握りしめ、貧民街に行き、そこで『妖精の隠れ家』と呼ばれる酒場を経営している、元冒険者のマスター アリシア=フォン=ルーザリアと出会うのだが……。
この物語は今時珍しいジョブの『スカウト』のエステルがスカウトされ新たな『妖精の隠れ家』で、「おしゃべり陽キャのアサシン」「怪力の破壊魔少女」「腰痛持ちの剣聖」「超絶美少女の男の娘クレリック」……etc
超絶個性派な仲間たちと成り上がっていくファンタスティックストーリーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:00:00
108111文字
会話率:67%
コンビニでバイトする男の話。
最終更新:2022-06-25 03:06:25
1456文字
会話率:29%
とある世界に転生したジリーク。
去年はパン屋だったが、今年は念願の勇者に!
魔王倒して銅像作ってもらって安らかに眠るつもりが異常事態発生ジリークは仲間と生き残ることができるのか?
最終更新:2022-06-20 22:39:01
37026文字
会話率:38%
黒猫ツバキは魔女コンデッサの使い魔である。
ある日、コンデッサは畑で怪しげな銅鏡を発見する。鏡の中には複数の女神が……。
『黒猫ツバキと魔女コンデッサ』の番外編です。単品としてお読みくださっても構いません。
※「畑を耕していたら、古代
の銅鏡を掘り起こしてしまった!?」という、お題をもとに書きました。
本作は『ノベルアップ+』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:36:09
10526文字
会話率:70%
日曜日、僕は友人達と一緒に、カーリングを楽しんでいた。
そして、僕が投げたストーンが他のストーンとぶつかった時、パカッと二つに割れて、中から小さい男の子が生まれた。
男の子は自分の事をストーン太郎と呼び、ストーンを投げた僕の事をお父さんと呼
んだ。
そんなストーン太郎を、僕は、仕方なく育てる事になったのだが、時が経つにつれ、ストーン太郎の奇妙な体質が、次々と明らかになっていく。
その体質とは、うんちを、カプセルに入った常態にしてガチャガチャ方式で出せたり・・・
ちんちんが、マジックテープで引っ付いていて、自由に脱着できたり・・・
瞬きや血の流れる力を利用して体内で発電し、携帯を充電できたり・・・
ストーン太郎は、信じられないような能力を身に付けていた。
そして、ストーン太郎と出会ってから、様々な、変わった人とも出会うようになった。
オリンピックの銅メダリストで、銅メダルを、強力な握力で十円玉くらいの大きさにして、財布の中に入れて持ち歩き、いざ、人に見せる時には、銅メダルをワカメのように水で戻し、元の大きさにして見せる人とか・・・
どう見ても三十代にしか見えない男が、実は、まだ生まれていなくて、未だにお母さんとへその緒でつながっていて、今日はたまたま、お母さんの体から抜け出して食事している所だと言う人とか・・・
その他にも、僕は、色々な変わった体験をするようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 15:36:51
32801文字
会話率:80%
会社の同僚に虐げられてきた男【鉛沢充】
突然の異世界転移!?大好きなあの子にもう一回会いたい!こうしちゃいられない!帰る、帰るぞ!世界よ!
……え?そんな方法は簡単にはできないから嫌だ?自力でやれ?
……やってやろうじゃねぇかよ!
魔法でも
剣でも物理でも!なにがなんでも元の世界に帰って花菜に会うんだ!そして……
もうすぐ30歳の一般男性の世界を越えた愛の物語(?)とそれに巻き込まれるさまざまな人々の物語!ぜひ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 16:49:29
169068文字
会話率:44%
「お前は死ぬんだ」 三つの願いをかなえてくれるという白銅色の指輪を突きつけ、不吉な黒小人が告げる。
指輪を使っても使わなくても、今夜十二時でぼくの時間は終わると言う。
「おまえの願いが正しければ、指輪は更に耀くだろう。おまえの魂を取り込ん
で、更に美しく燃えるだろう」
正しい願いってなんだろう。
二つ目の願いで破滅の光を視た少年は、三つ目の願いを手元に残したまま、親友に会いに行く。
何を告げるのか、何を願うのか、未だ決められぬままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 23:00:00
4064文字
会話率:10%
大学受験塾の中で、最も入塾難易度が高いとされる赤銅館。そのなかのSAクラスには、天才しかいません。その中ですこしだけ天才な人間は、どのように生きていくのかを書きました。
最終更新:2022-04-29 13:44:04
484文字
会話率:34%
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-04-24 00:42:48
222文字
会話率:0%
魔法もない、文明は低く、武器は銅の剣しか無く 町は孤立し、血縁関係が濃くなり、新たなる遺伝子と鋼の剣で町を救う 転移者キムラの物語
最終更新:2022-04-17 19:29:22
8655文字
会話率:21%
俺、金時(かねとき) 銅次(どうじ)は昼寝してたら未来へ飛んだ。
50年後の世界で俺は、双子の兄と再会を果たす。
そこで、この世界は【魔族】によって、人間同士で競わされている事実を知る。
未来へ飛んだ影響か、俺は時を操る力を手に入れた。
時間を貯蓄し、好きなように扱う能力は世界全体に影響を与える異様な力だった。
魔族を倒し、快適な昼寝環境を手に入れるため、俺は戦いに身を投じることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 21:18:04
110935文字
会話率:35%
とりあえずいろいろないじめを受けてきた僕、|北村頼一《きたむららいいち》は、グレて不良の仲間入りを果たす。そこで僕はある約束を不良仲間と交わす。いずれ僕たちは不良チーム【銅鑼絵紋】の|〖七色の秘密道具〗《なないろのひみつどうぐ》(笑)とまで
呼ばれるようになった。高校入学を果たした僕は、とにかく楽しく過ごそう!と意気込んでいたが……波乱の青春が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 10:00:00
3601文字
会話率:30%
同じ村の出身者で構成された金級の冒険者パーティ『暴風』。しかし、主人公のマーリングには剣の才能も、魔法の才能もない。しかし、彼にはバーサーク化する事で一時的に強くなれるという魔法が使えた。それ以外はポンコツであり、パーティ唯一の銅ランク冒険
者だ。そんな彼は吸血鬼との戦闘で仲間たちに見捨てられる。彼は吸血鬼と相打ちになり、死にかけるも、殺した吸血鬼の血液を体内に取り込む事で吸血鬼となる。
「町に戻って吸血鬼だとばれたら討伐されるかもしれないなぁ。仕方ない、森の中で好きなように生きてみるか」
森の奥深くには吸血鬼の館がありマーリングはそこを拠点に生活していく。森には様々な魔物が生息していたが、新たな肉体を得た彼はあっさりと森の有力な魔物を倒し、生態系の頂点へと君臨する。やることのなくなったマーリングは吸血鬼の館にある魔導書を読んだり、魔物の眷属に畑を耕させたりして時間を潰していった。
そんなある日のこと、マーリングは森のはずれにある林道にて、盗賊に襲われている馬車を発見する。
一方で、金級冒険者パーティー『暴風』はマーリングがいなくなったために全てがうまくいかなくなり、解散の憂き目にあっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 18:07:01
22239文字
会話率:40%
中国の墓泥棒家族の物語は、ネットで見られる他のトレジャーハンター小説や、ホラー小説とは全く違う。
これは、私自身が墓泥棒をした経験を記録した本だ。私は高校卒業後、家族と共にウイグルの砂漠にある、楼蘭に行き、実際にお墓に入り、トレジャーハント
をしたのだ。その後、私は四川にある大学に進学して、四川で師匠に弟子入りし、一緒に盗掘作業をする仲間を集めた。
私は龍穴を見付けることや、陰陽五行と八卦、歴史推理、古美術鑑定などが得意である。
ところで、日本人なら誰もが一度は目にした事がある、中国のお宝文物、お茶碗、刀、古代絵画、金や玉の飾り物などについて、実はその中には、古代のお墓から盗まれた物が多数あるのをご存知だろうか?
それでは、本当の盗掘はどうやって行うのか、何があったか。この小説の原作は200万字あまりあるので、どうぞごゆっくりご覧いただきたい。
この本は、20回に及ぶ盗掘作業の実際の体験を詳しく記録したものである。見つけた宝物は、天然の金塊、古い刀剣、肉形石(肉の塊に見えるよう掘り出されたメノウ類の石)、ミイラ、太歳、五帝幣(清王朝の皇帝、順治帝、康熙帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝の時代の銅銭)、幾重にも連なった城と同じ値打ちがある玉の杖、高僧の金剛菩提子など。ある時、マニ教(明教)のお墓で、一つの夜明珠(いったん光にあたると闇のなかで何日間も神秘的な光を放ち続けることから、永遠の生命とパワーを祈願する王族の埋葬時にも使われた。)を手に入れた。
もちろん、墓泥棒は極めて危険な職業である。私は水銀の毒にあたったことがあるし、見えない所に矢が仕込まれた宝箱に出会った事もあった。そして一番命拾いした体験は、大きなお墓の中でのことである。そこには十数個の棺桶が安置してあり、主な棺桶の材質は極めて珍しい楠木だった。棺桶の中には、明かりを手に持つ男の子の彫刻があった。男の子の腕はお墓のからくり仕掛けを起動させるスイッチだったのだが、私はそんなこととは知らずに、ナイフで彫刻像の腕を切り取ってしまった!
では、作者はどうやってこの危険を回避する事が出来たのか?お墓の中にはどんな驚くべきお宝があったのか?そもそもお墓の持ち主は誰なのか?ぜひこの本をお読みになって、あまり知られていない古墳文化を味わっていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 18:03:38
8438文字
会話率:45%
中国の玄幻小説「遮天」翻訳してからです。
寒くて暗い宇宙の深い深い奥、ある青銅の棺は九つの大きな龍屍に引っ張られて、恒久存続している。
これはスペースディテクターに寂しい宇宙で取られた人を揺さぶる写真である。
九龍で棺を引っ張る、いっ
たい太古に戻るか、それもと星空の彼岸に来るかが分からない。
広大な仙侠世界、幻怪だり神秘だり限りない。熱血は沸いて噴火している火山のような、情熱は逆巻いている海のような、欲望は深淵みたいに底無し……
天に登り、歌を踏みゆき、指を引き天を遮る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 19:40:03
728文字
会話率:0%
新社会人として社会に出た主人公。
超スーパー有名企業に就職した主人公は意気揚々と出社日当日を迎える。
その1年後
世界は崩壊を始めていた。
ゑ?
何が起こったん?唐突すぎん?
最終更新:2022-03-14 19:19:54
409文字
会話率:9%
カインプロジェクト全年齢版で書いたものがBANされたので、18禁版で書き直した際消したものを再録。
多分21鬼と霊符(18禁版の黄銅)からがヤバかった。ので赤銅までのせます。
18禁が読める方は比較すると方向性が変わっているので、全年齢版を
続けていれば18禁とは別の結末になったでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 10:56:42
49325文字
会話率:61%
まだ寒い初春のフリーマーケットで、錆びた銅剣、銅鏡、勾玉が親子連れにより売られていた。
銅鏡の文様に興味を持ち購入してから、成り行きで保護した親子とのドタバタ生活が始まる。
最終更新:2022-02-17 01:42:03
953文字
会話率:30%