俺のクラスには泥棒がいる。
犯人の正体は最近判った。
学年一位の成績でいい子ぶってるが、
実はとんでもない悪党。
名前は藤島。
滅茶苦茶男前だが、
部室から部費をくすねたり
CDプレーヤーを借りパクしたり、
小さなものでいくと
シャーペン
やシャー芯を平気で
他のひとの筆箱のなかから取っていっちまう
悪い奴だ。
傘を持って行ったのに。
いざ帰ろうとしたら、傘置き場になくなっていた。
名前を書いておらず、
俺はやられた、と思った。
黒い傘であり、ありふれている。
それを藤島くんときたら、平気で持って行って、女子と相合傘をして帰るあたり、
腹立つ。
「お、おい、その傘、俺の...!」
「は?おまえのだって証拠はあるのかよ?
あるなら返してやるけどよ...
ないだろ、どこにも」
「...っ!」
大抵。
弱いやつから奪っていく。
そんな奴だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 18:51:08
4127文字
会話率:33%
「ヨォ...!山吹。奇遇だな...」
「え」
「こんなとこで会うなんて、思っても見なかったぜ」
オシャレ過ぎる見た目。
高価なブランド物を着飾り、
髪型もイケてる。
そして、顔も男前。
同じ高校に通ってる性格の悪いイケメンの藤島くん
だった。
金持ちのボンボン。
貧乏な母子家庭の俺を見下し、
更に邪魔がってる。
何故ながら、俺がいるせいで、
学年二位だから。
何でも一番でいたい男、それが藤島くん。
学校一のモテ男であり、運動神経も抜群。
そして親が金持ち。
俺は学年一位にこだわっていた。
何故なら、特待生でいれば、
授業料が免除になるから。
そのくらい、俺は頑張って勉強し、
この地位を築いてきた。
ま、そのため。
俺はお洒落などすることもなく、
冴えない眼鏡男子。
服装も、ちょっと毛玉だらけの
パーカーに、着古したジーパンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 12:19:37
6977文字
会話率:29%
元ヤンキーのあたし、真理亜。今は更生して父親と弟三人の世話を焼いて暮らしていたんだけど、どうも死んだらしい。気がついたら借り物の乙女ゲームの世界の中に転生してた。どーなんの? 令嬢とか絶対無理っしょ。
皇太子の婚約者? 無理……え? 婚約破
棄された側? なんかヒソヒソ言われてるし無性に腹立つんですけど!
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 20:00:00
70414文字
会話率:41%
生まれる前から、遊郭にいた
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上が
ろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-03 21:47:45
6560文字
会話率:20%
偉大で恐れられて崇められてきた神。いつしか人間は我の力を恐れ封印した。見えもしないくせに勝手に願い祀り我の姿を想像しそして用がなくなれば恐れる。小さな神社の片隅に封印されて数百年。どんどん力もなくなり消えかけ姿も変わり果てたそんなときからそ
の人間は現れた。___「こんにちは、神様!今日は挨拶だけ!」「今日はこんな日でした~」「こないだ振られまして…」飽きもせず願うこともしないこの人間を見かけるようになったのは一年程前から。不定期にくるその人間はとても不思議なやつ。男前アラサー派遣女子と封印された神様との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 05:13:38
2314文字
会話率:25%
男爵家の次男テオバルトの前世は「聖女」幼い頃からうっすら覚えていた前世の記憶とうまく折り合いをつけることが出来ずにいたテオバルトは、自分の生き方を模索し始める。
その頃王都では新しい聖女様が目覚めたという噂が……
最終更新:2021-11-03 01:23:19
4732文字
会話率:32%
喬椰の告白をきっかけに付き合い始めた喬椰と昭利。
付き合い始めて長い年月が経ったある日、喬椰は昭利にある話をし始めて……
*゜*゜*゜
攻:國立 喬椰(こくりゅう たかや)
うじうじと考えこんでしまうけど決めたら一直線。
そのせいで突拍
子もないことをしでかすことがある。
受:藁谷 昭利(わらがい あきとし)
男前。この一言に尽きる。
楽観的な部分もあるけど聡明な部分も併せ持っている。
この作品は同名義にてPixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 15:00:00
2370文字
会話率:24%
薄茶色の瞳に同じ色の長い髪、垂れ気味の大きな二重の目は少し眠たそうに見える小柄な美少女サツキ。庇護欲を掻き立てるようなサツキは4人の超イケメン兄ちゃんたちから溺愛されている。
どこからどこまでが友達?恋ってどんな感情?
美しい見た目に反して
口が悪く時々男前なサツキは少し変わり者の自由人。そんなサツキが兄、友達、クラスメイトと過ごして色々なことを学んでいく日常コメディー。ラブコメ要素もあるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 23:28:07
24833文字
会話率:47%
職場のマイクロバスで買出しをしていた杵島桜子(きしまさくらこ)は、山中の職場に向かう途中で不思議な世界デ・ア・バディル(美しきモノ達の楽園)へたどり着いてしまう。そこは美しきものが君臨し優遇される世界。だが、当の本人は最初にたどり着いた大森
林から出るつもりがなく、引き籠もりのような生活を営んでいた。そこへ迫害される者たちであるウィガス人と呼ばれる子供達と元騎士が迷い込んでくる。そんな彼らとの関わり合いで、明らかになる神話と歴史。月隠れの大魔女と呼ばれることになる桜子は、その歪な世界で何を見るのか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 14:41:57
68735文字
会話率:31%
裕福な伯爵家の三男が、金銭的な援助目当ての侯爵家の令嬢と婚約を結び、理不尽な扱いを受け続けて離縁された後に幸せになる話。
《注意》前半ヒーローが碌でもない目に遭っています。ハッピーエンドにはなりますが、最初の婚約者に植え付けられたトラウマの
せいで少し壊れてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 06:00:00
21576文字
会話率:26%
第二王子の誕生を祝うガーデンパーティで突然、悲鳴があがった。泣きながらオレの胸に飛び込んできた少女は公爵家のご令嬢。子爵家の三男と公爵家のご令嬢に接点はなかったはずだが…?
死に戻りした第二王子ロードとその婚約者レオノーラ…の未来の記憶で、
どうやらオレがえらく男前だったらしい…、オレが?本当に?ってか、そんな未来のオレ、恥ずかしすぎるんですがっ?
※個人的な理由で誤字脱字報告、感想、レビューなどは閉じています。申し訳ございませんが個別対応もしておりません。誤字脱字や適当な言い回し、あまい設定が許せない方はブラウザバックをお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:00:00
11504文字
会話率:35%
町田三樹はどこにでもいる普通の中堅OL。素直でカワイイ後輩のヒガシくん、超絶マイペースで空気の読めない、ただ男ウケだけは抜群の後輩OL水沢杏、男前で切符の良い先輩の宿さん(女性)に振り回されながら、日々の業務をこなしたり、こなせなかったり。
そんな三樹には裏の顔があった……。
世間の(地味な)悪を成敗する「OLレンジャー」である。
日々、職場の癖のつよい人たちに揉まれ、小さな悪と戦う三樹だが、恋愛に対しては不器用で臆病。でもいつか、少女マンガみたいなロマンティックな恋愛がしたいと思っていた。
そんな彼女のもとに訪れたのは、目まいを起こすほどのイイ男だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 17:27:03
101202文字
会話率:23%
アーウィナには可愛い可愛い妹のローレライが居た。
上手くまとまりそうな縁談もローレライが姿を表すだけで、令息の視線は全てローレライへ。
そろそろ婚約者が居てもおかしくない年頃であるのに一向に婚約まで結びつかない。
アーウィナの努力は全てロー
レライの行動で無に帰る。
そんな時、ローレライに靡かない念願の婚約者を見つけたのに、無常にも18歳の誕生日に婚約破棄を告げられる。
アーウィナは酒場へと向かった。
「今までで一番酷い気分だわ‥今日は飲むわよ」
「今日は私の奢りよッ!!みんなでパーッと飲みましょう!!!」
全てを忘れたかったアーウィナは浴びるほど酒を飲んで‥‥‥‥朝起きたら、知らない男とベッドに寝ていました。
ヤケ酒した令嬢がヤケになって幸せを掴むまでのお話です
(*16歳から飲酒可能の世界です)
アルファポリス、カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 10:00:00
33938文字
会話率:39%
「何だ生きてんのか」
魔女が棲むと恐れられている北の森。月明りの下で、少年は恐れられている魔女に出会う。
Twitterタグ魔女集会で会いましょう派生。pixivで投稿した短編をちょっとだけ加筆しての投稿になります。
最終更新:2021-08-21 23:12:18
6569文字
会話率:25%
軍人のような令嬢と気弱な令息の身体が入れ替わっちゃった・・・!的なやつ。
入れ替わったせいで見た目的には立派な男性騎士(中身女性)と淑女の鏡(中身男性)になってしまった二人。
のプロローグ的なお話。
最終的な着地点の構想はもわっとあるん
だけど長文書けないせいでこんな終わり方。
ジャンル設定が分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 16:38:35
10512文字
会話率:35%
VRMMOが現実になった時代。
その中でネットゲーム人気ナンバー2の『Pandora Ark Online.』
十年前に正式サービスが開始された時からやっている古参の橘花(きっか)は、突然目の前にできた何のイベントで発生したかわからない簡易
ゲートを面白半分にくぐったのだが、通り抜けた途端ゲートが消失して戻れなくなってしまう。
小説によくあるプレイしていたゲームに似た異世界かと思ったら、五年前にある事件でネット上から消滅したはずのパンドラ・アーク・オンラインが独自の進化を遂げた世界だった。
ただNPCが意思を持つようになっただけかと思いきや、腹も減るし、眠気も感じるし、死にもする。
現実と変わりない世界となっていることに愕然としながらも、同じ世界に迷い込んだプレイヤー達と仲間になったり敵対したりしながら元の世界に戻るための手立てを模索していく。
※ネカマ・ネナベのキャラクターが出てきます。MMO設定上、容姿と中身が違うのはよくある話なので傍から見たら男同士・女同士に見えるだろう場面が入るということと、腐女子・腐男子のキャラクターが登場します。話す内容もそちらに偏りがちになるかと思われますので、ガールズラブとボーイズラブのタグをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 15:30:37
148237文字
会話率:27%
『王子』と呼ばれていた女子中学生の森川くれはは、修学旅行中事故で死んでしまう。
だが目覚めたらそこは、くれはが生前皆に内緒で嵌っていた乙女ゲームの世界『恋せよ乙女〜金の娘と守護者たち〜』だった。
しかも転移した身体は恋金で最強最悪
の悪役令嬢クレメンティーヌ。
クレメンティーヌの最期は良くて身分剥奪、悪ければ処刑。
転移したクレメンティーヌの頑張りを知ったくれはは、バッドエンドを回避しクレメンティーヌだけを愛してくれる人を探す決意をする。
だけどバッドエンド回避の為、婚約者を含む攻略対象やヒロインと距離を取ろうとするが、何故か攻略対象から近付いてくる。
えっ、攻略対象って前世の幼馴染み?
くれはと同じく転移した攻略対象達に翻弄され、決意とは違う方向に……。
くれはの悪役令嬢転移人生はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 11:00:00
184285文字
会話率:31%
前世の記憶を取り戻した公爵令嬢、王太子殿下の婚約者に! いや 前世は男だったので、男に嫁ぐなんて無理に決まっています。 だから…さぁ! 婚約破棄してくださいませ! 極大な魔力を持ち、創造神に愛された愛し子のアリシアが国も家族も捨てて 自分
の幸せを追い続け彷徨う物語。 そのためならドラゴンだって倒しちゃいます。
本編は完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 06:00:00
717854文字
会話率:52%
男より男前の男装令嬢セシリア(セシル)と訳あり女装令息エリアスのギャグありシリアスあり、友情ありの日常話。
最終更新:2021-07-03 13:34:52
6106文字
会話率:23%
何を好み何を嫌おうが人それぞれで全く問題はないのだが、趣味嗜好にいちいち「乙女」だの「男前」だのラベルをつけてくれるな。
というような話です。
最終更新:2021-07-03 13:30:12
1587文字
会話率:0%
チャンネル登録者数13人。配信の同時接続者数も常に一桁。底辺配信者として活動を続ける杉並和泉(すぎなみいずみ)。
だがある日、バイト先の後輩、豊島要(としまかなめ)から「Vチューバーになりませんか?」との誘いをうける。
実は彼女、豊島要は
、大人気Vチューバーグループ『カラフル』のメンバーだったのだ。
杉並和泉はとまどいながらもその誘いをうけ、Vチューバーになることを決意する。
活動を続ける中で出会う個性的な先輩達。
エナジードリンクマニアのゲーマー泥酔炎上経験者。普段は男前、配信中はママ。悩めるミュージシャン。
杉並和泉はそんな先輩達にこう聞いてみる「どうしてVチューバーになろうと思ったんですか?」と。
はたして、どのような答えが返ってくるのだろうか──。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 16:11:36
65239文字
会話率:44%