――ただ、強い!! それだけ!!
二年前に勇者としてファルス・A・プリルに召喚された篠塚 風流は魔王を倒し、ついに日本に戻った。……はずだった! しかし、そこはステータスエフェクトなる謎のシステムがはびこり、ダンジョン化した街を魔物が闊歩
する日本にあらざる日本だった!
風流は異世界ネクストマーチで手に入れた勇者の力と、ダンジョンの世界に来て手に入れた新たな勇者の力、二つの勇者の力を駆使して、ダンジョンを攻略していく。
立ちふさがる障害もなんのその、圧倒的な力だけで全てを薙ぎ払っていく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 01:00:00
197835文字
会話率:24%
10 代の少女は、読書に夢中で倒れた後、有名な Web 小説の登場人物の体になっていることに気づきました。 キャラクターの運命を書き換えようと決意した彼女は、圧倒的な力を持つヒロインとそのサポートクルーとの衝突を避けるという危険な道を歩まな
ければなりません。 今回は物事はそれほど単純ではないかもしれません。退行するヒロインが復讐によって駆動され、ターゲットがロックされた致命的なミサイルであるからです。
しかし、磁石のように問題を引き寄せる不思議な能力を持つ彼女は、自分の物語を書き換えることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 21:10:21
3281文字
会話率:20%
"悪"の定義とは、個人の立場や知見によって変わるものである。同様に、"正義"の定義も個人によって変化し得る。
"正義"のためなら、人は残酷になれる。人を殺し、他者の死を称賛す
ることができる。自らや親しい人物の死は怖いのに。理不尽な人の死を嘆き、怒ることができるのに。
無条件に人々を"悪"にできる。彼らに対する残虐は、正当なものとすることができる。
そして人々は自らの持つ被害性と加害性に対して無顧慮になり始めた時、"正義"に堕ちることができる。
――――――
物語の舞台はとある小さな島国。温暖な気候と豊かな自然に囲まれたこの国の"日常"は、一瞬にして崩れ去った。
国土全域にまで広がった暴動は正規軍の圧倒的な力を前にしてあっという間に鎮圧され、反乱を主導した抵抗組織も壊滅状態にまで追い込まれていった。
そして廃墟と化した街に1人の男が降り立つ。彼の姿は国民の誰もが認知していた。毎日のように、テレビや新聞、ポスターで彼の自信たっぷりな笑顔を浮かべた肖像を目にしていたから。
彼はそこで、負傷した女性の姿を目にする。向けられる視線は憎悪に満ち、その炎は死の間際にあっても燻っている。
決して交わることのなかった、2人の人生。その奇妙な邂逅が、1つのストーリーとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 20:20:48
2343文字
会話率:29%
平和主義で戦闘能力を持たない、丸くてモフモフで好奇心旺盛――最弱とも呼べる一匹の魔物は、とっても甘えん坊だ。
生まれてすぐに訪れた命の危機を、人間の少女に救われ友達になった。七海と名乗る少女は、魔物をとても可愛がり愛してくれた。モフモフの
毛並みを撫でられれば魔物は嬉しいし、少女も喜びwinwinの関係だ。構ってもらえないと寂しくなってしまうのはご愛嬌。
そして、友達になった少女はデタラメに強かった。天下無双――何者も寄せ付けない圧倒的な力を持つ彼女は、魔物を守ってくれる保護者のような存在になる。
その柔らかい胸の中、温かい庇護の下、安心安全快適な二人旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 09:16:38
421036文字
会話率:30%
人間と、あらゆる種の獣人とが共に存在する世界。
かつて文明の圧倒的な力を得た人間の国々は、獣人とも、同じ人間とも争い続け、支配してきた。
未開の地に住まう獣人の多くは人間に従属し、或いは駆逐されていった。
41世紀中頃、少年アルが生を受けた
犬獣人国「ゼクス帝国」は、世界有数の強国へと成り上がっており、この勃興は次第に人間諸国がこれまで主導してきた国際秩序を脅かすものとして捉えられる様になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 20:00:00
31586文字
会話率:33%
如月ユイト 20歳 日本人。
その日も専門学校が終わると、近くのコンビニへバイトに出かける。
いつものように仕事をこなし、いつものように帰り支度を整える。
その時、突然視界が揺らぎだした。
直後、目の前に広がるのは、獰猛な魔獣が跋扈する
巨大な森。
事故ともいうべき偶然で、ユイトが転移したのは異次元世界「ハミルガルド」。
地球と理(ことわり)の異なるその世界において、ユイトはあまりに無力。
命を守るべく必死に逃げる中、ユイトは古代竜と奇跡的な出会いを果たす。
そして古代竜の元、圧倒的な力を身に着けたユイトは、その後、旅に出ることを決意する。
古代竜の元を離れ、旅に出たユイト。
その旅の最中、ユイトは1人の少女と出会った。
その少女との出会いが、そして、その少女の想いが、その後のユイトの生き方を決定づける。
これは、突然異世界へと放り出された地球人と、”いくつもの偶然”が織り成す英雄譚。
笑いあり、涙あり、驚きありの、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 20:20:36
587044文字
会話率:34%
人気VRMMO【クロス・ファンタジー】で名を馳せていたギルド【聖光の五英傑】はギルド対抗イベントの攻城戦に参加していた。そのイベントで来る挑戦者を撃退し、圧倒的な力で一位の順位を死守することに成功した。
しかし攻城戦終了時、ホームに転
送される予定だったギルドメンバーたちを異変が襲う。足元に奇妙な闇の渦が出現し、彼らを飲み込んでいったのだ。自分の置かれる状況も理解できないまま成す術もなく、弓術師ライもその被害に遭ってしまった。
そうして気を失ったライは目覚めると、見覚えのない森の中にいた。様々なことを試しながらライは自分のいる場所が、クロス・ファンタジーの世界ではないことを予想し始めるが……。
これは突然異世界に召喚された、ある弓術師の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 17:20:55
477624文字
会話率:45%
広大な魔界に唯一存在する国「サタナキエル」
人間が暮らす人界の領土と、魔族たちが暮らす魔界の領土の境目では頻繁に小競り合いが起きていた。
だが魔族は一人一人が強い力を持っているため、その小競り合いはすべて魔族側の圧勝で終わってる。
そんな
時、人界側は勇者召喚の儀式を行い異なる世界から強い力を持った3人勇者を召喚した。
今までとは違う圧倒的な力を駆使しながら勇者軍は魔界を進軍していき、ついには王都であるサタナキエルに到達する。
そしてサタナキエルは危機に陥って…いなかった。
魔王軍第一軍団団長として働くリアムや他の軍団長がより圧倒的な力を持って勇者を撃退する。
これはそんなお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 18:12:38
10401文字
会話率:48%
圧倒的な力と恐怖により長くエオスの半分を支配していた魔王は
多くの人々から協力を得た一人の少年によって倒された。
しかし、魔王の恐怖から解放されたエオスに訪れるはずの平和は来ず
更なる混乱と不安、理不尽と恐怖が世界を覆った。
魔王を倒したこ
とによって引き起こされた悲劇を前に
少年は心に消えぬ傷を負い、絶望した。
しかし、大切な人が口にしていた言葉を胸に秘め
彼はこの世のある闇を更なる闇の深淵へと落とす死神となった。
たった一つの目的を果たす為に――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 19:04:22
200210文字
会話率:75%
『魔物』突如として出現したその存在は積極的に人間やその他の生物を襲い、その圧倒的な力で大陸を支配した。人間も必死に戦ったが、無限とも思えるようなその数と「魔」の力によってなすすべなく追い詰められていった。2千年ほどかけて人間の生活領域は狭ま
っていき、現在ではゲルドニア山脈という天然の要塞に囲まれた小さな場所に隠れるようにして暮らしていた。
人間の生活領域に存在する三つの国家のうちの一つであるゲルドニア王国の小さな貴族「ニクロス家」の屋敷で虐げられていた主人公は「最前線」からの徴兵を受けたニクロス家の命令で、最も危険な土地へと送られることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 23:50:42
564文字
会話率:74%
超能力が科学的に解明された現代。
父親の虐待により弟を失った洋平は、圧倒的な超能力の力に憧れていた。弟を守れなかった自分の弱さを、悔やみながら。
洋平は、あるとき、一人の少女に出会う。親の愛を知らず、自分の体を売ることでしか自分の価値を
見いだせない美咲。
個人売春をしていたことから暴力団員に絡まれていた美咲を、洋平は助け出す。そこから、彼女と行動を共にするようになった。
美咲に絡んだ暴力団と繋がりがる秀人は、超能力を自在に使いこなし、圧倒的な力を誇っていた。彼は両親を冤罪で亡くし、警察や司法に強い恨みを持っている。
洋平、美咲、秀人。三人が数奇な運命に翻弄され、出会い、そこから人生が大きく変ってゆく。
これは、過去や自らの生い立ちに心を縛られる人達の物語。
※作中に犯罪行為の場面がありますが、本作は上記犯罪行為を助長、推奨するものではありません。
※ツギクルにも掲載します。
※カクヨムにも掲載します(2022/7/10)
※エブリスタにも掲載します(2022/11/3)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 16:00:00
218729文字
会話率:22%
舞台はマッドシティ。
この頃、血を抜かれた死体が発見されるという事件が立て続けに発生していた。
この事件にヴァンパイアが絡んでいると睨んだ「闇の支配者」イハラ=ウラトは、背後に蠢く者共を炙り出す為に鉄砲玉として謎の青年ジェイを召喚する。
ウラトは手始めにと、部下のアサトと共にジェイを溜まり場となっている「リュクス」に向かわせる。ジェイは圧倒的な力でもってそこにいるヴァンパイアを殲滅する。
そこには、カナという少女のヴァンパイアがいた。だが、ジェイは何故かカナを殺すことをせず、血を与え 、そして連れ戻った。
そのあとも、ジェイは圧倒的な力でもって次々とヴァンパイアを倒していく。
一方、事態を重く見た事件の首謀者であるミドリ製薬は、裏仕事専門の部署「特殊総務部」所属にしてヴァンパイアのセントウダ=サトシを差し向けた……。
血で血を洗うヴァンパイア・ノワール!
※暴力表現があります
※嘔吐シーンがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:17:51
120323文字
会話率:47%
その場所には1人の青年がいた。孤高にも己の身一つでそこ死守し、大きな流れの渦にも争う気高き戦士。まだまだ新米だがこれから更に経験を積み数々の猛者が鎮座する高みへ青年は駆け上がる。しかし彼はまだ知らない。行手には数多の困難があることを………と
、ここまでは妄想。真実は不登校の自称高校3年生(退学済み)が哀れにも1人で自室に引きこもり、社会の圧力から逃げ親の期待を裏切り猛者(ニート)に転落していく物語。そういう物語のはずだった。しかしその日、歯車が狂った。自宅に突如として飛来した隕石により青年は死亡。そして異世界で生まれ変わったのだ。それはもしかすると何の変哲もないことなのかもしれない。だが彼の転生した姿は何と「ノーム」だったのだ。これはそんな姿になってしまった青年が地下帝国を築き、圧倒的な力を手にする物語。そんな、少しだけおかしな物語だ………(投稿は気が向いた時にします〜)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 02:10:32
18402文字
会話率:19%
魔王を滅ぼすことができる唯一の存在、勇者。勇者アレンは仲間と共に魔王討伐に乗り出すが、魔王の持つ圧倒的な力の前に敗北。アレン以外の仲間は死に、アレンは重傷を負って小さな田舎村に流れ着く。
アレンが目覚めたのは、魔王との戦いから1ヶ月後。勇
者の敗北によって、世界は魔王の手に落ちていた。滅びゆく世界を救うため、勇者はもう一度剣をとり、戦いに身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:13:13
26507文字
会話率:41%
遠い未来。
AI(人工知能)が搭載された機械達が、人類を支配していた。
人類はAIの圧倒的な力により、人口の削減及び活動領域を狭められることとなった。
あっという間に人類滅亡の危機に直面してしまったこの世界。
もはや為す術などないと
絶望していたその時、一人の天才科学者『ゴールド・フライト』が対AI殺戮兵器を生み出した。
これらの兵器によって、人類は一命を取り留めたと同時に、占領されていた土地を広げることにも成功した。
人類は領域をエリアA、エリアB、エリアCと着実に生活領域を広げた。
斯くして、人類とAIの戦争が始まった。
その戦争に勝利するために、ゴールド・フライトは新たな殺戮兵器及び人造人間を作り出した。
いつしかその兵器の名を、こう呼んだ。
その名は--。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 17:00:00
9930文字
会話率:41%
かつて、たった一人で世界を敵に回し、世界征服一歩手前まで迫った神がいた。その名は、破壊神バイラヴァ。最悪にして最強の神と謳われた男である。
しかし、バイラヴァは世界征服の直前に、ありとあらゆる垣根を超えた世界の人々の団結と、自分以外のす
べての神が敵に回ったことによって、敗北し封印される。未来永劫解かれるはずのなかった封印は、1000年の時を経て解かれ、バイラヴァはついに復活する。
目的は、もちろん世界征服! 世界に暗黒と混沌を齎すため、彼は手始めに近隣の村に襲撃を仕掛け……今まさに自分以外の何者かに征服されかけ、虐殺される村人たちを見るのであった。
「えぇ……やりすぎだろ……」
1000年前に自分を倒したヒロインたちは大変なことになっているし、成り行きで助けたら病むし……。
傍若無人にふるまい好き勝手暴れまわる連中を、世界征服のために圧倒的な力で無双し叩き潰すと、怖がられずに崇められるようになって困惑する破壊神様の物語である。
「ありがとうございます、救世主様!」
「いや、破壊神だから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 20:58:28
468437文字
会話率:27%
――『東京』の中心。
パンドラクライシスと呼ばれる事件をきっかけに、
人知を越えた生物『異形の者たち』が現れた。
異形の圧倒的な力を前にして、短期間で崩壊した東京は首都の機能を失う。
人類は防壁を築き上げることにより、
内界と外界で区分
けされ、
旧首都――内界では異形と戦う兵士『サイファー』を育成する施設が作られた。
――第十八区、関原養成所。
養成所の〝普通科〟に在籍する東堂宗二郎(とうどうそうじろう)は、
生徒の誰もが保有することの出来る魔力を扱うことが出来なかった。
自らを無能であると理解しながらも、それを良しとせず、
彼は自分にできる〝能力〟を成長させていた。
……そんなある日。
彼は〝魔導科〟の二年生。
『完全無欠』と呼ばれる養成所のエリート。
石蕗祈理(つわぶきいのり)と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 14:18:25
652070文字
会話率:36%
2018/05/24 行頭(1文字下げ)編集。全て完了しました。
文章の内容そのものは変更ありません。
2018/04/22 短編投稿での活動再開しました。
過去作の補完になりますので、
場所は第三話&
lt;Epilogue>から下の【 】で閉じられた話になります。
完結しておりますので、全投稿可能です。
==========================
…………東京の中心で。
前触れもなく、空間に孔が開いた。
次元の向こう側から現れたのは『異形の者たち』と呼ばれる怪物。
人類は抵抗を試みるも、異形の圧倒的な力の前に敗北。
東京の中心を明け渡し。彼らが外部に広がらぬよう、
都市を囲むほどの大規模な防壁を築いた。
――事件から数年後。
完全封鎖された防壁の内側――『内界』は〝旧首都〟と定められ、
全ての元凶である、東京に開かれた孔を塞ぐべく、
内界の各地にある学校で特殊能力を持った子供たちを集め、
『サイファー』と呼ばれる異形殲滅専門の兵士を育成。
変わり果てた土地『異界』で異形と戦いながら進攻を試みていた。
壁の向こう側――『外界』にある士官学校を卒業した、
谷原真結良(たにはら まゆら)は自ら志願して、
内界の第十七区。旧三鷹訓練所へ、訓練生として転校する。
異形を倒し、かつて人が栄えていた土地を取り戻すため、
強い志をもって向かった先、彼女を待ち受けていた運命とは……。
※本文には残酷な描写が含まれていますので、御注意下さい。
続編につきましては、活動報告にてコメントしていきます。
宜しくお願いいたしますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 12:59:53
987989文字
会話率:34%
王国に魔王の危機が迫る時、異世界から青年がやってくる。
圧倒的な力で魔王の軍勢を蹴散らす青年。
国王の命を受け、青年は魔王を倒す旅に出る。
――これはそんな異世界転移者につき合わされ振り回される、1人の女騎士の物語――
最終更新:2023-04-01 10:32:48
13694文字
会話率:53%
奇天烈少年ウェイヴは渋谷二中のひねくれもの。学校が大嫌い。だけど、ラップトップでつくる音楽は好き。音楽で有名になれば、楽しいかなと夢をみていた。でも、不登校の問題児はひょんなことから、テクノロジーの力で社会を変えられると信じるグループの救世
主に指名された。
しかし、巨大な敵が現れた。暴力で人間を服従させたがる宇宙帝国だ。ウェイヴのクラスメートのビートがその地球代表となり、圧倒的な力で世界のほとんどを自分たちのものにした。ウェイヴのグループはひん死の状態に追い込まれた。
ウェイヴは仲間を集め、復活のための冒険に出た。冒険は困難を極め、執拗な攻撃にさらされた。間一髪で生きのびたウェイヴは、打開策を数珠つなぎにしていく。それは鹿を複製することだったり、火星人と話し込むことだったり、最先端技術を盗んでオープンにすることだったりした。長い冒険の末ついにウェイヴは「運命の少女」に出会う。それは歴史的な転換点だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 15:44:56
134187文字
会話率:34%
オルガニア大陸。そこは様々な国があり、魔法や魔物が存在する大陸。その大陸には人類を脅やかす七人の魔王が存在していた。圧倒的な力を持っていた彼等は自身の配下を使って人類を蹂躙し、土地を奪い、虐殺し、人々は日々怯える生活を余儀なくされていた。
そんな恐怖の対象であった七人の魔王達はそれぞれの特徴から一人一人に"二つ名"が付けられていた。傲慢の魔王、嫉妬の魔王、怠惰の魔王、色欲の魔王、強欲の魔王、暴食の魔王、そして憤怒の魔王と。
過去形なのは言葉通り、かつて存在したのは七人だったからだ。今ではその内の四人が死に、魔王の数は半分以下にまで減っている。
では何故魔物、魔族の頂点である魔王が死んだのか。それはとある伝説の存在が関係している。その出自は誰も知らない、気付いた時には魔王との戦線の最前線に立ち、魔王を四人も殺した今では生きる伝説となった七人の英雄。
彼等は今、次に来るであろう侵略に備えるため各国で戦いの準備をしている。国同士の協力戦線を作るためにとある国の国王になったり、人を育てるためにとある魔法師養成学校の学園長になったり、または自分の実力を磨くために行方不明になったりと様々だ。
そんな彼等を人々は尊敬と畏怖の意を込めてこう呼ぶ、世界を壊せるほどの力を持った人類最強の集団、『黙示録のラッパ吹き』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 01:24:14
293083文字
会話率:53%