少し昔…1999年に世界は滅ばず、2012年に人類滅亡も無かった。
紛争内戦は各地にあれど、多くの国家は普通に歴史を紡ぐ。
普代(ふだい)雪斗(ユキト)の学生生活も取り立てて変わった事は無かった。
いつものように寝坊しかけて、朝のメー
ルチェックをして、
朝食を摂って準備して学校へ行くはずだった。
しかし…スマートフォンに何の前触れも無くいきなりインストールされた
「AR異界存在」という何とも色々香ばしい感じのするアプリを
削除しようとしたその時…
目の前にこの世ならざる怪物が立体映像のように現れたのだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 10:04:36
25925文字
会話率:46%
かつて、人類の希望という存在でありながら、戦争の兵器として人類に牙を剥いた勇者がいた。帝国勇者と呼ばれたその男は、やがて戦火の渦中に姿を消した。
それから六年。帝国の属国となった王国では、駐屯兵による横暴が繰り返されていた。彼らを食い止
めるために奮闘する姫騎士ダイアンはある日、ダタッツと名乗る青年と出会う。だが、彼の実態はかつて最強と恐れられた「帝国勇者」だった!
帝国の悪徳貴族を必殺の剣技で打ち倒し、褒美も求めず立ち去ろうとするダタッツ。その背を追うダイアンは、恋心と怒りを胸に、ダタッツを王国騎士へと取り立てた。
彼への執着は果たして――恋なのか。憎しみなのか。
(「Arcadia」「カクヨム」「ツギクル」「暁〜小説投稿サイト〜」「ハーメルン」「エブリスタ」でも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 02:27:28
249141文字
会話率:38%
バルガルド丘陵地の農民であったグリムは、戦争によって父親を連れて行かれた後に戦死し、母親は毒を飲んで後を追ってしまい、妹ファナと2人で生きていかなければなくなった。
しかし、帝都に野菜を売りに行った際、バルガルド帝国 第6皇子のヨアムと出
会い、彼に気に入られて軍の情報部の耳役として取り立てられることになる。
軍人として、商人として生きる中で世界に振り回される日々が始まる。
ーーーーーーーーーー注意事項ーーーーーーーーーー
・転生、転移作品ではありません
・ゴブリン等の怪物は出てきません
・天使や悪魔、妖精または精霊が多く出ます
・魔法要素あり
感想、ブクマお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 00:01:54
40348文字
会話率:27%
同人原稿の通常締め切りを落としたアラサー喪女のもとに、少年の姿をした妖精がやってきて、あの手この手で寝かせようとする小話。
最終更新:2019-01-18 08:00:00
1575文字
会話率:73%
マーレイン王国の世継ぎフランセス王子は、優れた剣の腕前とその容姿から人気があった。おまけに預言を授けられ、庶民から取り立てられたものだから『選ばれし王子』なんて呼ばれる始末。「ーーーいや、私女の子だからね?」
これは、剣と魔法の世界に生きる
王子の、(本人だけ望まない)冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 22:18:37
57607文字
会話率:53%
誤解から痴漢と間違われた高校一年生の高山光紀。
高校入学早々、心に傷を負い、現実逃避の末登校拒否を始めて一か月。
外出したはずが気づくと見たことのない世界、見たことのない危険な動物がいる世界。
自分の身に起きた様々な出来事から光紀
はふと気づく。
「もしかしてここ……異世界じゃね?」
取り立てて大した能力もないがチート級に強い女の子と旅するお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 02:58:22
62934文字
会話率:34%
「チート能力貸してやるよ、利息付きでな」
チート能力を持った異世界転生者に敗れ全てを失ってしまった魔王コントリーティアは、奇妙な因果から様々な異世界に転移しそこでチート能力を貸し付けている男、出利葉 栄と出会ってしまい、共に利息分を払え
ない『チート債務者』から金を取り立てる仕事を始めることとなる。
二人はチートを駆使しあの手この手で逃れようとする債務者から取り立てることはできるのか!?
『借り者の力を使い異世界を無双する者たちが、ある時突然力を失ってしまうとどうなるのか』をテーマに、力を持たざる者の出利葉と、努力でのし上がってきたコントリーティア、二人の視点から描くダークヒーロー闇金ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-17 22:07:13
3303文字
会話率:37%
いにしえの昔より、人々に愛された歴史ある温泉地、ゆかずち温泉。
恋人に友人と浮気され、就職先も決まらず、崖っぷちの大学四年生、中川夏波は、大学生活最後の夏を二年ぶりに地元で過ごす為、帰省していた。
免許取り立てで、弟の車で一人ドライブに
出たものの、途中、ゲリラ豪雨の後、濃霧に見まわれてしまう。
目の前には古いトンネル、元来た道は、蛇行する崖沿いの危険なもの。
霧の中を戻るべきか、ナビにも無いトンネルを抜けるべきか?
意を決して進むと、トンネルの先には、自分のよく知る世界と、少しだけ異なる世界が広がっていた。
もうひとつのゆかずち温泉、星流楼を舞台に、過去と現在が重なる異世界恋愛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 22:00:00
100066文字
会話率:35%
港町の食堂の息子ピートは神蓋の力を持っていることをユグナシード帝国の皇帝に教えられ皇族に取り立ててもらう。友好国クルースで修行に励んでいたピートは帝都に召喚され戦に行くよう命じられるが皇妃の反対にあって初陣は取り止めとなる。だがここで皇帝が
皇妃に意趣返しをして初陣が駄目なら留守番をさせるとピートを副帝にしてしまう。副帝は皇帝と同格、皇帝に何かあればピートが帝国の統治者、出陣した帝国軍から急使が帝都に派遣され帝都軍壊滅、皇帝陛下戦死と伝えた。うそ~んとピートは嘆くが皇族になって約一年半で大帝国ユグナシードの実質皇帝に成り上がりきってからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 00:44:54
8085文字
会話率:23%
竜神、女神、魔神と呼ばれる3人の神がいる世界。
5歳児が受ける祝福の儀にて前世での記憶が戻った主人公が、容姿と知力以外最低値、平均ステータスも一般平均と同じ2、職業孤児という、前世での記憶以外は取り立てて何もなし、むしろ前世では赤点常習犯な
残念知能しかない只人として異世界生活をスタートさせる。
更に追い討ちをかけるように、とある事件でほぼ全てを失うが、1匹の竜に出会うことになる。
それを機に強さを求め、考え、努力することで全てを乗り越えていく。
そしてその先にあるのは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 16:45:14
13458文字
会話率:33%
この世のありとあらゆる【不運】を配合し、焙煎させて粉砕し、抽出したものをさらに濃くしたような不運を経験し、最終的にしょーもない死を遂げてしまった主人公、タカシ。
神様はそんなタカシに一抹のお詫びを込めて、古今東西ありとあらゆる最強スキル
を地獄の特訓の末に身につけさせた。
「もはや人の身で、そなたに勝る人間はおらぬだろう。……たぶんね。はぁと」
「ジジイが。いまさら可愛い子ぶってんじゃ――あああああああああああああ!!」
神は無責任にもそう言うと、剣と魔法が支配するファンタジー世界へ強制的に転生させた。
どうせなら、と第二の人生を、おお手を振って謳歌しようとするタカシ。
しかし、その転生先は不運にも、死に瀕していた最弱女騎士のルーシー。
タカシは腹を刺し貫かれている最中に乗り移ってしまった。
痛みを我慢し、とりあえず、周りにいた敵ぽいやつらを殲滅したものの、体の元・持ち主であるルーシーもヒトダマとなって復活していた。
『ちょっと、わたしの体、返してくださいよ! 敷金礼金取り立てますよ! 家賃だってまだなんですからね? わかってますか? ……あれ? 返事がない……おーい、聞こえてますー?』
「チッ……、またあとでな」
『ああ! いま舌打ちしましたね!? 聞きましたよ、聞いちゃいましたよ! あーあ、怒っちゃったもんね。怒っちゃったんですよ! わたし! おこ!』
「(なんだこいつ。無視しよ、無視)」
周りの環境に翻弄されながらも、持ち前の最強スキルと汗と涙、その他いろいろな液体を垂れ流しながら頑張る、ドタバタサクセスストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 00:02:38
359320文字
会話率:74%
今度の作品も出来るだけ読みやすく短め(2000~3000文字)でまとめていきたいと思っています。書き溜めが有るうちは毎日8時に投稿させていただきます。2018/6/16投下分で書き溜めが切れました。出来上がり次第投下に変更となります。
なろう小説愛読者の佐江梨は絶賛無職中、ハロワに向かう途中に轢かれそうな少年を助けるが、そのトラックには『転生トラック便』と書かれていた。
だがしかし、死んだはいいが神様に怒られる、そのまま転生送りにされそうになるが何とか頼み込みアイテムボックスだけ貰える事になった。
生き返えれると聞いてびっくりしたのがそこが剣、魔法が有り、エルフ、ドワーフ、魔族、獣人の居る『ゴレスン』と呼ばれる異世界であった
ちょうど心不全で死んだ天涯孤独のおっさんが居るとの事でその体を使うことに・・・
元の体より少しは若返ったし髪もふさふさ、メタボだった体も引き締まったものに変わっていた。
髪は茶色、瞳も鳶色で取り立ててイケメンと言うわけでも無いが元の顔よりは・・・イケメンである
日雇いで様々な職業についていた元の体の『マルコン』となりおっさんはどう生きていくのか?
この世界にもアイテムボックススキルはあり、それが有れば商会などに引っ張りだこと言うスキルであったが日雇いばかりしていたマルコンに紹介も無しでは信用もないため長期契約にならず日雇いを続けるようになる。
マルコンはどう生きていくのか?というお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 20:13:17
68834文字
会話率:50%
目覚めた男の最初の記憶は、木の葉から漏れる『二つの』太陽の光だった。無骨な大剣を背負って森の中をさまよう男は、同じように死の瀬戸際をさまよっていた少女モーントを助け、彼女にある事を頼まれる。
一方中央国【ロドニア】では、年々強くなる諸外国
の圧力から王族を巻き込んだ権力闘争が始まり、一部の貴族達は既に反旗を翻していた。その中で、王属騎士団のひとつ『パラディン』の副団長シーラは、ある村から取り立てられた騎士アイーダと、教会推薦を受けた騎士サラを伴いアイーダの故郷、【ウィルー】へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 22:16:06
13198文字
会話率:42%
第四次マーダー大戦。その中でグラン王国に誕生した戦時標準船、アーシア級スクーナーは取り立てて特徴の無い平凡な船だった。
しかし、その内の一隻、ラグパルナは数奇な運命を辿り、天才錬金術師の魔改造によって最終的には海の大海魔リヴァイアサンに対す
る必殺兵器と化したのである!
『ハーメルン』にも掲載しています。
投稿期間開始前、大分、フライングですが「架空戦記創作大会2018春」参加作品。例題2、「架空の戦時標準船」に関する架空戦記です。
ハーメルンの方での拙作『エロエロンナ物語 -港湾都市編-』の外伝になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 23:00:00
8265文字
会話率:6%
地球を起源とする人類が宇宙の星々を支配し始めて数万年の時が流れた。
とある銀河が永遠と思える輝きを失おうとしていた時代。
銀河の覇権を手中に収めようと勢力を拡大しつつあった新カスメニア帝国皇帝ドルノア・デル・レイは豊富な資源を埋蔵する惑星
フォスを侵略する。
最大都市国家ハポーニャの指導者ジャジャトフ・ムは勝機の乏しい戦いを避け降伏。自らの命と引き換えに民衆を救う道を選ぶ。
ジャジャトフが永久生体冷凍刑に処された10年後ジャジャトフの息子ラカルトフとその一族は皇帝の意向により貴族に復権していた。
帝国の支配下に置かれた惑星フォスは著しい経済発展を遂げる。
フォスの民は豊かな生活を約束されたかのように見えた。
しかしレアメタルを始めとする資源の権益は帝国と帝国系企業に牛耳られ関連する職業に就く一部の市民がその恩恵にあずかるのみであった。
ジャジャトフが民衆を率いた時代の有力者たちは次々と貴族に取り立てられ帝国総督府の庇護下に置かれた。
ラカルトフもまた何不自由ない青春時代を送る中で自らの置かれた境遇に迷いを感じるのであった。
そんなある日、母トリシアの幽閉先である古城ガル・シュタン城に幽霊が現れると言う噂が広がる。
トリシアに懇願されしぶしぶ幽霊退治に乗り出すラカルトフだったが、彼の目の前に現れたのは時空の狭間を無限に彷徨うと言うタイムコンダクターの少年ノアだった。
ノアはラカルトフに
「君は銀河の命運を握る存在だ」と告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 14:54:05
108076文字
会話率:29%
俺は夕凪穹。極々普通の一般人。顔が悪くなければ良くもなく、取り立てて良いところなんか何一つない人間だ。人に言えない秘密はあるけど、俺の親友の方が凄かった。とりあえずお前はそれでいいのか。そしてこの世界は柔軟過ぎるんじゃないのか。今俺の忍耐力
が試される……かもしれない。
このお話は『主人公にとっての現実世界が唐突のファンタジー世界に』という要素で構成されています。シリアスかコメディか、登場人物に左右されます。俺達の明日はどっちだ。用法、容量を守ってぬいぐるみを抱き潰しながらお楽しみ下さい。
予告無く文章を変更する場合がございます。予めご了承下さいませ。少々スランプ入りまして、不定期更新になりますご了承下さいませ。
小説一部変更致しました。ご了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 00:52:34
43543文字
会話率:44%
それなりに容姿が整っていることとちょっと不思議な事が出来る以外取り立てて特徴のない青年であったコウ。
いつもと同じ方法で出掛けてみるとなにやら不思議な空間に。
まあ自分が「こんなこと」出来るから他にも同じような事があっても不思議ではないか、
と思いつつもそこに現れた女神さまに言われて異世界に行く事になってしまう。
「あなたは選ばれし者、その力でわたしの世界をどうかお救いください」
今コウの愛と勇気と冒険の異世界バトルファンタジーが始まる・・・・・・・・・。
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
Y Y *
ファンタジーな異世界(いせかいはとうぜんファンタジーです)
白熱したバトル!(はないです)
心揺るがすラブロマンス!(あってさんりゅうコメディです)
抱腹絶倒のコメディー(ハードルたかすぎです)
怪奇極まり無いミステリー!(むりです)
空気張り詰めるシリアス!(ふかのうです)
勇気溢れる決断!(きほんながされます)
こころおどる冒険!(あほがおどるぼうけんのまちがいじゃないですか?)
キャラのセリフにぶち込まれる無理やりな長文説明!(それだけはさくしゃののうりょくがたりないのであります)
くっそこの流れだったら否定されると思ったのに(わたしそこまであまいこじゃないですあまいのはコウにだけです)
・・・誰だお前!?(いまさらですか、さあだれでしょう)
とまあゆるーく異世界のお話を書いて行こうと思っているのでよろしくお願いします(せめてごまんもじはつづけようね)
出来るかなあ・・・(不安感)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 08:54:44
12716文字
会話率:45%
魔獣を内部に誘い込み、効率的に倒すための施設「ダンジョン」。
それは、人間が住む領域を守るために、欠かせないものであった。
代々ダンジョンを生業にする一家に生まれた「ジェイク・ベルウッド」は、ひょんなことから西辺境地域の新ダンジョン立ち上
げ事業にかかわることになる。
なんやかんやあって、ダンジョンマスターをやらされることになったのだが、彼は資格取り立て。
実務経験は豊富なものの、ダンジョンマスターとしては駆け出しも駆け出しのド新人であった。
それでも何とか切り盛りしようとするジェイクであったが、次から次へと問題が降りかかってくる。
果たして、無事にダンジョン運営を軌道に乗せることが出来るのであろうか。
ダンジョン会社に勤める人達の奮闘する、ダンジョンお仕事ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-05 04:43:38
200382文字
会話率:22%
人知れず形のないものを貸し、それを取り立てるものが存在する世界。
「借金取り」と呼ばれる彼らから、ある物を借りた男の物語。
最終更新:2014-01-04 01:48:42
5451文字
会話率:12%
小野透子はノーコンセプトガールというアイドルグループに所属する、いわゆるアイドルだ。
透子のグループには神様に愛された者と神様に選ばれた者がいた。神様に愛された万李歌は驚くほど美人で踊りが上手い。神様に選ばれた彩雪は歌や踊りが特に優れて
いるわけではなく、容姿に関してもグループの中で取り立てて良いわけではなかったが、なぜか真ん中に立たされ物語の中心になっていた。
そんな二人を見ながら地道に活動していた透子だったが、突然新しい曲のセンターに指名される。その時を境に、神様に愛されても選ばれてもいない透子のアイドル人生は思わぬ方向に動き出す。
ある日、透子はアイドルになるきっかけにもなった憧れのダンスグループunkNownのメンバーのタエと知り合い、その同居人であるロックバンド百尺玉の中心人物ヒデヨシと出会う。現在は落ちぶれているものの、かつて一世を風靡した彼の言葉は透子の心に静かに闇を落とし、これまでとは違う透子を生み出していった。
センターとしてめまぐるしい毎日を送る中で透子は彩雪の何気ない一言をきっかけにそれまで溜め込んでいた感情を一気に爆発させてしまう。失意の透子は救いを求めるようにタエの部屋を訪れるも、そこにタエの姿はなく、代わりにヒデヨシによって出迎えられた。同じ頃、久々のライブを行うもまったく評価されず意気消沈していたヒデヨシが透子の体を求める。ヒデヨシとの触れ合いで少女でも大人でもなくなった透子は世界に居場所がなくなってしまったと感じ、外側から世界を見ているような感覚に陥る。
そして人が言って欲しいことを言ってあげ、理想として追い求める姿でいてあげることこそがアイドルの存在意義であるということに行き着く。
これまで煩わしくまとわりついていた長い髪を切り落とした透子は、自分の世界を変えるのではなく、誰かの世界を今より少しだけ良くするために休養を経て再びステージに舞い戻る。
神様に愛されても選ばれてもいない透子の復活のステージは悪天候に見舞われ中止寸前になってしまうが、メンバーや周りの大人が言って欲しがっていた言葉を投げかけてあげることで突き動かし、ライブは強行される。
次の新しい曲でもセンターに指名された透子は、ヒデヨシの作った歌に乗せてまた歌って踊り出す。神様に愛された万李歌と、神様に愛された彩雪を後ろに引き連れて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 19:41:05
117810文字
会話率:27%
とある魔術学園の生徒、イザは取り立てて特徴のない少年であった。周囲の人間の能力のレベルの高さと自らの凡庸な才能に悩む中、たった一人の肉親である祖父が急逝する。祖父が残したものは、学費にすれば消えてしまうような遺産と、わずかな書物のみであっ
た。根無し草となってしまったイザは自らの身を立てていく能力を身に着けることを静かに決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 07:50:33
2021文字
会話率:27%