弟と一緒に命を絶ったはずの兄は、目が覚めたら人外達に囲まれ、そしてその世界で「姉」として転生か憑依していた。
新たな世界に戸惑うよりも、兄は一緒に死んだはずの弟のことが気がかりで、色々と考えた末、弟は転生しないで天国にいるのではないのか
と考察する。
そう断定した兄は、直ぐ様死ぬ為に準備をし始めた。だがその途中で、弟の名前が思い出せないことに気づく。
その事実に呆然としていた兄に襲いかかったのは、ある試練だった。時期王を決める試練で兄は皆に嫌われ、城を追放されてしまう。
このまま死ねば楽だ、弟の元へ会いに行けると踏んだ兄は、最後に弟の名前を思い出そうにも思い出せず、目の前に人がいるのも一瞬でしか気づけず、気を失ってしまう。
この出会いで、転生か憑依した兄の今世が変わることなど、この時はまだ兄は想像も出来なかったのだ。
ーーー「俺には、あいつしかいないんだよ。あいつがいなきゃ、俺は壊れちまう」
それは、亡き弟の記憶を探す姉の言葉。
ーーー「信じられると思う人が、そう簡単にいるわけがないんです。だから僕は、いつも一人」
それは、心に深い傷痕を刻まれた純心の言葉。
ーーー「綺麗なあいつらが汚れるのが、一番嫌なんだ」
それは、彼らの美しさに目が眩んでいる魅了の言葉。
ーーー「アタイは強い男が好みなんだ。あんたは、アタイの心を奪ってくれるのかい?」
それは、自分を守る為に自ら壁を築いた妖艶の言葉。
弱肉強食の魔法と冒険の世界で、彼らは歩み出す。
数々の思いを秘め、今解き放つ。
これは、様々な憧憬が駆け巡った、血と涙の冒険ファンタジーである。
「新たな世界に目覚めた時、天の運命は動かされる。
全てはーーーの赴くままに」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 19:04:35
188399文字
会話率:32%
どんなに昔でも変わらないものがある。
はるか頭上の大空。そこに広がる無限の想い。
あなたは何億年も独り輝き続けている星の気持ちを考えたことがあるだろうか。
独りぼっちが哀しいのは、傷つけられるのが辛いのは、人間だけじゃないんだよ。
最終更新:2017-02-22 02:12:15
209文字
会話率:0%
日本でも、行方不明事件はある。いやなにリアルの話ネットに持ち込んでんのって言われるだろう。いや、嘘じゃないんだよ。どうしても解明できなかった事件。あるよな?
たぶん、俺が見つけちまったこれは、そういうあれの解が記されてるってことで間違い
ないんじゃねえのかな、って思う。だから、俺の気が狂う前に、ネットに上げとくわ。
信じてもらえるかどうかは、お前ら次第ってことで。
※「代筆募集 アイデアはあるのに文才がありません」のアイデアを利用させていただいています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 18:33:12
23669文字
会話率:54%
昔々の小さな村の神社の家に生まれた。
双子の巫女の話だよ。
神奈(かんな)は、巫女として代々受け継がれてきた儀式まで、後1年もないんだよ。
19の誕生日に、神様のお嫁さんになるんだ。
こっちの世界へは帰ってこれないし、一生死ぬことすら許され
ない、巫女の話。
思春期の娘の悲しき事実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 16:36:57
4492文字
会話率:51%
ニラの味がしないんだよ。
キーワード:
最終更新:2016-09-30 04:52:10
1577文字
会話率:22%
最高にグルービーでロックな人生を
歩みたいところなんですけど、世の中そうそう上手くはできてないみたい。
実に不毛。実に不快。実に辟易する。でもそういうの嫌いじゃない。
だって何かそういうのロックじゃん。知らんけど。
そんな馬鹿と三つの臓物
の心温まる物語。
温まるはず。分かったら鼻かんで尻ふいてママのおっぱい飲んでから地獄に落ちろゴミども。
俺は暇じゃないんだよ。ウソです。暇です。
だいたいそんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 09:00:00
9157文字
会話率:47%
アタシはこの街に従兄(あに)を捜しにきた。一年前にこの街の大学に合格して以来、一人暮らしで連絡のないあの人を。そんなアタシが街で出会うあらゆる人種の人々。彼等は、どこかで必ず“魔女”に繋がっているという。しかし、アタシは自分の心配を第一とす
るべきだったのだ。“三羽市(みはねし)”に来て一週間も経たないうちに、アタシは街を騒がす“殺人鬼”になってしまったのだった…。
あぁ、だから“魔女”なんて関わりたくないんだよ。ねぇそうでしょ? 瑞樹にいさん、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 14:41:31
4643文字
会話率:42%
お菓子で可笑しい話。人って、君の常識にとらわれた人間ばかりじゃないんだよ。
最終更新:2016-02-13 14:14:34
1547文字
会話率:0%
「死ぬのは本当は恐くないんだよ。見えなくなるだけなの。私は此処にいるの。」
今日の魂と一週間前の魂がようやく本当の“死”に気付く話。
空の上に天国なんてただの妄想。
本当の天国は、すぐそばにあるんだよ。
最終更新:2015-12-18 22:24:00
1709文字
会話率:32%
俺と彼女のあいつ。
俺達は3人でずっと、一緒に生きてきた。この、小さな世界で。
それが崩れ去ったけど、俺はまだ、認められないんだよ。まだ、忘れたくない。
最終更新:2015-09-23 00:00:00
2021文字
会話率:32%
春。僕は家を出る。母さんと、マロと、あの風景を過去として。
でもさ、僕は、その実感がないんだよ。
時期的には今くらいか、ちょっと前です。
最終更新:2014-04-03 14:43:55
2606文字
会話率:34%
なぁ、あいつの乗ってる飛行機を知ってるか?
長距離飛行用にカスタマイズされた化け物さ。
ただな、一発の弾丸も積んでないんだよ。
こんな世界を渡り歩く必需品を放棄するなんて、
あいつ…何を考えてるんだ?
最終更新:2015-08-25 01:21:19
585文字
会話率:6%
佐賀の田舎産まれの美弥(みや)は地元の中学を出て高校に通う事になったのだが、通う高校は何と遠く離れた東京だった。
それには、祖母が関係して来るのだった。美耶の家系は江戸時代の佐賀鍋島藩の化け猫の血を引いていて、皆が化け猫に変身出来る訳で
はなかったが、どうやら美耶はDNAにその血が濃く組み込まれているようで、幼い頃から気が付くと猫の姿で遊んでいたりしていた。
これに困ったのが両親と祖母で、「なんとか普通の娘に育てたい」と願っていた。
そんな時に祖母が「普通の人間と交われば血が薄くなる」と思いつき、縁結びの神様の出雲神社に出向く。ところが、そこの神主さん曰く「ウチの神様はもう暫く東京に遊びに行って帰って来ないよ。神様が居ないから、善男善女がいくらお参りに来ても、ご利益がないんだよ。だから、最近のの本は少子化で人口が減っているだろう。本当は誰かが東京に行って連れ戻して欲しいんだよ」
それを聞いた祖母は孫の美弥に「お前もイケメンな彼氏が欲しいでしょう? ワタシだって器量の良い曾孫が見たい! だからお前が東京に行き、出雲の神様を探して来るのです。そして自分にも良い縁談が来るように頼むのです」
そう言いつけられて、東京の高校に通う事になったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-12 11:22:37
38662文字
会話率:63%
ねえ知ってる?七不思議はね噂がある限り無くならないんだよ。例え、ソレが欠けても噂がある限り、ソコに存在するんだ。七つ、あるいはそれ以上奴らはひしめき合ってるけど、その時間その場所で語られるのは絶対に6つ、それ以上は危険だからね。ね、だから貴
方も絶対に6つしか見えない筈なんだよ。
欠けてはそっと増えてく七不思議を描いた理不尽な物語、不定期更新です。オムニバス形式折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 01:46:16
12594文字
会話率:50%
買い物からの帰り道、佐伯善こと俺は穴に落ちた。いやいや、何言ってんのかわからないとは思うが俺もよくわかってないんだよ。
わけがわからないよ!なんで?なんで穴の下にドラゴンがいるの!?外出たらどこここ!?生体迷宮ってナニ!?
社会人3年目の2
4歳が不思議なダンジョンで四苦八苦!どうなんの俺!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 13:05:32
44958文字
会話率:42%
なあ、この世には日の光で皮膚が爛れてしまう人間がいるっていうが、雪でその柔肌が傷つき、血を流す人もいるそうだ。
あり得ない? まあそうだ、どれだけか弱くてどれだけ脆くてどれだけ死にそうなのだといいたいがそうじゃないんだよ。
まあ、簡単に言
えば、その雪がただの雪だったらの【話】だがね。
まだまだ書き途中、読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 17:37:43
810文字
会話率:45%
戦争はしたくないんだよ。人が殺しあうんだから。
最終更新:2015-05-16 12:57:01
349文字
会話率:0%
早い話を言うと「輪廻転生」と言う概念は諸君達は知って要るかな?仏教の教えで、「肉体は朽ちても、魂は別の所へいく」のが輪廻転生だ。
ああそうだ、一部の選ばれた人間は「中世の欧州みたいな世界でハーレムを作ったり」、「特殊な力を持って人々から
尊敬される」来世を手に入るだろう。
だが、俺はソンナ物は手に入らなかった。だが歴史上の人物に成ったがな。
コンコンコンガチャ「同志、演説の時間ですよ」チッ部下が来やがったせっかくの休憩時間が「同志お時間が迫って居ます。どうかお早く」
ああ今いくから、ああ長く休みたいが安心して休めない。如何してかって?早い話俺以外に「転生してる先客の人」が、世界史を改竄しまくったんだよ。だから俺は安心して余生を過ごす事が出来ないんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-02 00:44:54
305581文字
会話率:6%
運命を信じるかな?でもね、それが本当に運命とは限らないんだよ。運命は変えられる。そんな大層なことを言うつもりはないけどね。運命は絡み合う糸だよ。切るも繋ぐも自由だ。
キーワード:
最終更新:2015-03-17 18:33:21
816文字
会話率:0%
だーれも、知らないんだよ。
最終更新:2015-01-23 18:57:52
438文字
会話率:10%
君は私が怒ってようと、何しようと気づいてくれない。
文字でしか伝えられない愛なんて要らない。
そんなもの必要としてないんだよ。
馬鹿なの?ねぇ。……………気づいてよ。
最終更新:2015-01-06 23:00:33
724文字
会話率:0%