※漫才に付き合っている暇がない方は、最後辺りだけをお読みください。
「あらすじよ! ここに作品のおおまかな流れを書くの!」――豆崎はのんは誇らしげな表情で言い放った。
「あらすじであらすじの説明をしてんじゃねえ!」――海部春賀は本気でツッ
コんだ。それもそのはず、この某サイトでの小説たちは大体が「あらすじは短く、簡潔に!」みたいな暗黙の了解事項を持っているので、彼もそんな短カッコイイあらすじを目指していたというのに、あららこの説明だけですごい文字数使っちゃっておりますわ。
「この作品は、そうね……。ある日超能力に目覚めたヒロインが、へっぽこ主人公を連れて世界征服を企む魔王に戦いを挑むという、世界を巻き込んだ壮絶なファンタジーしょうせ」
「何一つ本編を沿ってねえ! まずジャンルから違う!」
「ええ~。じゃ、ジャンル変える。ある日、事故で家族を失い、帰る家もなく街を彷徨っている主人公に超良い人なヒロインが手を差し伸べ、自分の屋敷に招待する。だけど、その屋敷は巷では幽霊屋敷と呼ばれている場所で――」
「長っ! しかもジャンルなに!? 幽霊屋敷である必要性ある!?」
「ストーリー性がないじゃない! そんなんじゃ読者が引き寄せられないわよ!」
「未だに本編のどこにも触れられてないんだけどな! つうか聞いてたら主人公たる俺のポジション可哀想過ぎねえ!?」
「出ているだけで、幸せじゃない」
「当初、存在していなかったようです、俺!」
「ってえ! もうこんなにも文字数ムダ使いしちゃったじゃないの!」
「あれえ!? 俺の所為!?」
「もう! こんなのちゃっと片付けちゃうよ!
『この物語は、フィクションです』
以上! あらすじ終わり!」
「もはやあらすじでもねえし……」
豆崎が去った後、取り残された海部は独り言のように、前々から考えていた本物の「あらすじ」を語っていた。
「『この世界には、二種類の人間がいる。
片方は世界に回される者、もう片方は、世界を回す者。
この区別だけで世界を見ることができるなら、前者なんて御免。
人間逆撫で上等チビ高校生。もとい豆崎はのんはそう思ったのだ。
これは、そんな彼女が愉快な野郎共と織り成す、超ドタバタ青春コメディーの一篇……』
……。今さらだけど、俺出てきてないじゃん、これ。
……あ、涙ってしょっぱい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-08 23:27:18
20099文字
会話率:63%
山道を狼の親子が歩いていた。
そこに一匹の山羊が躍り出た。
「やあ、狼さん。どこへ行くのかな?」
キーワード:
最終更新:2009-10-30 19:55:18
1175文字
会話率:57%
年下の彼女をもつ神宮空人(かみやあきと)年下の彼氏をもつ水野蒼依(みずのあおい)そんな2人がどんどん惹かれあっていく
最終更新:2009-10-24 20:54:56
1380文字
会話率:66%
下手な比喩です、ハイ。
最終更新:2009-10-22 21:42:08
215文字
会話率:0%
だれもが知っているものだけど、気にしていない、こんなことやあんなことを考えてみました。
キーワード:
最終更新:2009-09-27 03:16:46
683文字
会話率:16%
やあやあ、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!我こそは誰あろう、サウロロフス王家の末裔、レジェナ・マルディールその人なるぞ!わたしの名はレジェナ。十数年前に滅び去った王国、サウロロフス王家の生き残り。御供は東洋から来た修行僧、美
形の大男マニ・ツェンガ。わたしが旅に出た理由?勿論、王国再興の為……というのはテテマエで、正直なところ__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-14 21:32:05
65954文字
会話率:43%
さかなまたななかしかまはやなたあさたまなたあぬさかなまらふちたすちまやなあにまらあなかあたなまかいひらやつかかたなめたさなまりひたなまかうなはてきなやはたらまらみやあさかたなたまやかたなさらまちやたまたさはやたあなたらやなかはやなやらなたあ
さはまやなあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-13 20:49:24
1780文字
会話率:0%
天宮梓(あまみやあずさ)は携帯の電話を怖いと思っていた。それはある種の、予感だったのかもしれない――。
最終更新:2009-04-15 20:03:10
3768文字
会話率:30%
男たちが吉原に行って、なんやかんやあったというものです。当時の遊郭の情景などに重点を置いてあります。では。
最終更新:2009-04-06 10:18:13
5674文字
会話率:51%
基本的には野球の、特に打撃の事について。思ったことやあっしの考えを載っけやす。
最終更新:2009-01-23 23:06:31
4568文字
会話率:3%
私やあなたにある心を書いていこうと思います…よかったら見て共感していただけたら嬉しいです。
最終更新:2008-11-14 07:01:33
235文字
会話率:25%
黒猫と鈴の音の主人公のまたもやありふれた…?お話です。そう…僕にとってありふれた話ですよ。
最終更新:2008-10-13 11:32:05
1608文字
会話率:42%
等身大の20代♀のライフスタイル。BlackMusicが好きでクラブに夜な夜な出かけていきます。ただただ遊び盛りな10代じゃない20代。人間の汚い部分やあたたかさであい、色んなことを考えます。人との出会いや別れ、20代にもなると誰にでもひと
りひとりstoryがあります。こんな生活も捨てたもんじゃないよな、そんな感じがします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-30 04:12:48
3409文字
会話率:6%
高校で、1番人気の空(そら)から、夜朝(やあさ)に、思いもよらない告白。そして、付き合うことになった二人。ある日、空と並ぶほどの美男子が転校してきて・・・!ドッキドキの恋愛小説です!
最終更新:2007-04-22 19:34:30
3545文字
会話率:57%
それはひとつの握手から始まった物語。大学の四年間で間宮彰(まみやあきら)は大窪春樹(おおくぼはるき)と出会いフットサルを通じて少しずつ変わっていく。
キーワード:
最終更新:2005-09-07 11:09:07
11957文字
会話率:48%