17歳の始累翔(しるいしょう)はある時、親戚をたらい回しにされてきたことに耐えきれなくなり、家を飛び出す。そしてとりあえずの気持ちで東京へ向かい、無事に着くのだが手持ちは一銭も無く、途方に暮れていた。そんな時、ある1人の女性と出会う。その女
性は彼にとって見知らぬ女性だったが、何故か幼少期にに殺人事件によって殺された母の名前を知っていた。話を聞くために女性に付いて行くと、女性は自分自身が魔女であるということを明かし、加えて殺された母から預かっていたという手紙を渡される。そこには母が魔女であったこと、ある組織から逃げるために異世界からこの世界に来たこと、そして翔の本当の名前、【ハンス=ラースト】という名前が書かれていた。その手紙が母親の特徴的な筆跡であることが分かっていた彼はその手紙が本物であることを知る。加えて母親が「ある組織」によって殺されたということを女性から明かされた。そして女性からある提案をされた。それは女性と共に歩む真実を知る道か、真実を知らずに今まで通りの生活を続けるかというものであった。彼は女性と歩むことを選び異世界へと足を運び、自らの母を殺した組織への復讐をするために、女性の弟子になるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 13:23:24
11173文字
会話率:52%
「俺から絶対に離れてはダメだよ、でないと誰にも見つからない場所に君を閉じ込めておかないといけなくなるからね」
悪役令嬢に転生した私が、まさかもう一人の悪役である公爵令息様に重い愛を受けるなんて絶対におかしいっ!
小説キャラの悪役令嬢
ミラリス・カルバンに転生してしまった。
小説のストーリー通りに行けば、ミラリスは17歳の秋に処刑されてしまう。
幸運な事に、前世を思い出したミラリスはまだ10歳。
処刑回避のために、目立たぬよう優しく穏やかにをモットーに生活するが、ある日間接的に悪役令息であるジルベール・エルヴァンの両親を救ってしまう……?!
この小説の中では魔法が使えると思い出し、暇な子供時代は魔法の練習をして遊んでいたが、この世界で使えるのは"魔法"ではなく"魔術"だった。
小説のストーリーが始まる前から目立ってしまい主人公の王太子にも目をつけられてしまう!
小説の舞台の魔術学園に入学すると処刑ルートを避ける為に、主人公やヒロイン等の主要キャラとなるべく関わらないように努めるミラリスとそんなことは知らずにミラリスに惹かれていくジルベール。
階級が絶対のこの国で無視することは出来ず……
「俺が嫌い?」
「嫌いじゃない?なら好き?」
小説のキャラ通りの重い愛でミラリスを逃がさない!?
目指すは断罪回避でひっそり幸せライフ!
はたして、断罪回避できるのか?
ジルベールのアプローチはどう躱すのか?
とにかく普通に楽しく生きたいヒロインのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:16:27
172149文字
会話率:34%
無愛想な公爵様と、異世界スローラブ 第2章
中身「17歳の女子高校生」の伯爵令嬢シャルロット(元・高野みつき)は、この世界に少しずつ馴染み、ついに無愛想な婚約者レオンと想いを通わせた。
でも、恋の始まりは、ゴールじゃない。
公爵邸のク
セ強メンバーたちや、能天気な王太子リオに振り回されながら——
シャルロットとしての日々は、ますますにぎやかに、そして甘くなっていく。
笑って、悩んで、ちょっとずつ大人になる。
これは、シャルロットとして生きていくと決めた女の子の、その後の物語。
※『目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした』の続編です。
※ こちらは、以前投稿していた同タイトル作品を加筆・修正したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 18:42:17
115298文字
会話率:35%
R-15は念の為。
【簡易なあらすじ】
謎の箱が設置されたパーティ会場で、ややコミュ障気味で引きこもりな箱入のご令嬢モカと、第二王子サイフォンが出会い、婚約を交わすなり色々とトラブルがやってくるけど、二人で乗り越え最後には結婚するお話。
【普通なあらすじ】
「箱? 何だ……あの箱?」
成人会――貴族が17歳を迎える際に招かれる、王族主催のパーティー。
その会場の片隅に、誰もが目を引く謎の木箱が置いてあった。
誰もが気にしながら、誰もが触れることのないその箱に……この国の第二王子サイフォンが近づいていく。
そしてその箱がキッカケで知り合った公爵令嬢モカ。
サインフォンは互いの利益の為に、モカと婚約を結ぶことにする。
その出会いは良くも悪くも、国を騒がせる出来事の始まりでもあった。
これはサイフォンとモカが出会い、結婚するまでをモカの視点で描く物語。
『その在り方を認め合う為の幻想譚』
※以前、読み切りで書いたモノの連載版となります。
最初の数話は、連載ベースで加筆修正していますが、読みきり版と大きく変更はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 17:46:02
422807文字
会話率:32%
「箱? 何だ……あの箱?」
成人会――貴族が17歳を迎える際に招かれる、王族主催のパーティー。
その会場の片隅に、誰もが目を引く謎の木箱が置いてあった。
誰もが気にしながら、誰もが触れることのないその箱に……
この国の第二王子サ
イフォンが近づいていく。
果たしてその箱の正体とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 21:44:31
12983文字
会話率:40%
隣の家の窓越しに話すDKと、それを聞く17歳の女の子。
最終更新:2025-05-28 20:40:00
1486文字
会話率:64%
1980年、昭和55年のある住宅街で、当時17歳の女子高生が惨殺される事件が起こる。容疑者は被害者と同じ高校に通う同い年。この事件は警察すらも知らない「未発覚事件」である。彼女が殺された理由には驚くべき真実が!?ラスト一行で、あなたの思い描
いていた世界観が瓦解することだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:20:29
5575文字
会話率:32%
中嶋芽実、17歳。アイドルグループの公開オーディションに挑んだが、最終選考で脱落した。オーディション自体がバズったことにより、盗撮されたりストーカーされたりと合格していないのに“有名税”を払わされる日々。一緒に脱落した仲間は他事務所からどん
どんスカウトされていくのに、自分には全く来ない。
夢も自由も失った芽実は心を病み引きこもりになってしまう。そんな時、近所の塾で講師を勤める現役大学生、一ノ瀬蓮が中嶋家を訪問してきた。
「最も短期間かつ確実な方法で、芽実さんの現状を打破する方法を提案いたします。」
高卒認定試験を受けて、現役世代と同じ時期に大学入学を目指すことを提案する一ノ瀬。一ノ瀬が芽実の成功を強く願う理由には、ある秘密があった…
絶望どん底の女子高生×ミステリアス天才大学生による人生逆転ストーリー
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは一切関係ありません。
※同じペンネームで同様の作品をエブリスタにも投稿していますが、タイトルや一部展開が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 21:50:00
29083文字
会話率:54%
現在週一投稿中。
自己満足で小説を書いている表現力・語彙力ゼロの作者が投稿する駄作小説です。
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いつものようにいろんなゲームに入り浸る17歳の青年、白石紫電。
いつものように新作のゲームを買いに家を出たところ、謎の光が自分の中に入ってきて自分はある大陸を守護している女神だと名乗った。
そのはた迷惑な女神と名乗る謎の人物によりいつもの日常が崩れさり、その女神を狙った者により現代日本にモンスターが召喚され、モンスターが溢れる世界になってしまう。
紫電は女神に助けを求められ、女神の力を借り、いつもの日常を取り戻すため、渋々モンスター討伐に乗り出す。
この物語は日常を取り戻すために戦う青年と志を共にした仲間達による現代冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 15:00:00
256787文字
会話率:58%
神々の暇つぶしとしてハイスペック男子17歳の体を与えられ、日本人女性の意識を持ったまま異世界に放り込まれることになった宮本瑞希27歳。
外身と中身の性別が違うため、自分にだけ聞こえる声が神から賜ったアドバイザーとして存在しているが…。
終着
点のある物語ではないので未完になる可能性大です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:55:10
155904文字
会話率:37%
「……君は、“この世界の可能性”に触れてしまった。」
17歳の高校生・**東雲 漣(しののめ れん)**は、ある朝、駅の階段から転落し、そのまま命を落とした――はずだった。
しかし目覚めた場所は、どこか現実から“ズレた”世界、《ライーゼ
》。空には裂け目が走り、大地はさざ波のように歪んでいる。
異常な光景の中で、彼は「選ばれし者」として目覚める。
漣が授かった力は――
『存在再構築(リコンストラクト)』
それは、己の過去の選択を巻き戻し、“別の可能性”を選びなおす力。
だがその代償は、現実の記憶を失うこと。
選びなおすたびに、自分が誰で、どこから来たのかすら曖昧になっていく。
この世界《ライーゼ》は、「十三柱(ちゅう)」と呼ばれる超越存在によって成り立っていた。
彼らは「選択」「夢」「死」「記憶」といった抽象的概念の具現であり、世界の理を支える一方、
そのうちの五柱は**“裏の柱”**として世界に災厄をもたらしている。
その災厄――“魔獣”たちは、狂気・絶望・記憶喪失など、あらゆる人の内面を喰らいながら世界を蝕んでいた。
漣は、「世界を記録する少女」エルナと出会い、柱の謎を追う旅に出る。
自らの力に潜む真実を知り、世界の構造を知る中で、漣は次第に“現実の自分”を失っていく。
果たして彼は、「選びなおし」の果てに、本当の自分を取り戻せるのか?
そして、“自らの存在”を賭けてなお、この世界に選ぶ価値はあるのか?
世界を綴る旅が、いま、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:19:44
1625文字
会話率:14%
現代にありふれる異世界系の漫画・ラノベを愛する、一般高校生の説田実17歳。彼はいわゆる無自覚に他人を敵に回してしまう少し損な性格。そんな彼は不良の絡まれ追っかけられている内に、異世界へ転移してしまった。よくあるチート能力とかは授からず、まし
てや女神様とかそういう存在にすらお目にかかれず、ただただ異世界へ飛ばされた彼。自前の並平均の頭脳と最低限持たされた能力を駆使し、この世界でしぶとく生きてやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 10:03:12
36128文字
会話率:54%
魔術国家デ・ラ・ペーニャには、魔術の研究機関である『魔術大学』が無数に存在する。
学内では各分野における教授の指揮の下、新たな魔術や道具を開発すべく、大勢の魔術士が試行錯誤を繰り返していた。
17歳の少年、アウロス=エルガーデンは最
低水準の魔力しか持たない魔術士。
彼は魔術そのものではなく、魔術が出力されるまでのプロセスを簡易化・高速化する為の論文を作成しようとしていた。
過去に多くの魔術士が諦め、現在では“一攫千金論文”と揶揄される研究に臨むアウロス。
才能も愛想もないその少年の揺るぎなき信念は、それぞれに質の異なる闇を抱えた同僚達を巻き込み、やがて大学、そして国家にさえも多大な影響を及ぼす――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:00:00
1454495文字
会話率:34%
閉め切った部屋の中で一人パソコンと向き合う17歳の少年、杠葉一千汰『ユズリハ イチタ』。ある夏の昼下がり。イチタは買い出しがてら立ち寄った公園のベンチで休んでいると急な眠気に襲われる。目覚めた時、彼はどこかわからぬ深い森の中にいた。見たこと
もない動植物が潜む薄暗い森の中で、イチタは白銀の剣を携えた謎の少女と出会う。ただひたすら魔物を狩り続ける少女の背中を見ている内、イチタもまた、彼女の力になりたいと強く願うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 23:35:21
207102文字
会話率:48%
『放課後のホルン・シンフォニー』あらすじ
大学3年の佐久間美紀は「永遠の17歳」と呼ばれるベビーフェイス。就活では見た目の若さがネックとなり、落ち続けている。春休みに実家に戻った美紀は、懐かしさから夜の母校・聖桜台学園に忍び込むが、そこで
ホルン奏者の秋田弘樹と鉢合わせに。咄嗟に「ユリエの幽霊」を演じた美紀は、コンクールに向けて悩む弘樹の秘密特訓を引き受けることに。
4年前に自殺した親友・友里恵になりきり「幽霊先生」として弘樹を指導するうち、美紀は教えることの喜びに目覚めていく。やがて弘樹の彼女・知子にも正体がバレるが、二人と共に秘密の特訓は続く。
東京のIT企業に内定した彼氏・明宏との距離が広がる中、美紀は徐々に教職への思いを強くしていく。過去に友里恵を救えなかった罪悪感が、生徒の心に寄り添える教師になりたいという願いへと変わっていた。
藤原先生の後押しもあり、美紀は吹奏楽部の先輩として公に紹介される機会を得る。屋上での演奏に部員たちは感動。弘樹と知子は特訓の成果を発揮し、コンクールで金賞を獲得する。
友里恵の死の真相に迫りながら、美紀は自分の進むべき道を見つける。明宏とは互いの道を尊重して別れ、教員採用試験に合格した美紀は、来年の教育実習で母校に戻ることを約束する。
永遠の17歳と言われた美紀は、本物の「先生」になるための第一歩を踏み出す。夕暮れの音楽室、彼女が演奏するホルンの音色に、友里恵の幻影が微笑む──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:01:09
26001文字
会話率:0%
こんにちは、僕の名前は空(そら)そう10年前の暑くて短かったあの夏まで
10年前の17歳の夏に僕は空気になった。
空気とは元素記号も無ければ、色も味も何も無い「無」だ
風に揺られそよそよと流れ、必要とされる人々や動物の元へと漂っていく
何処
にでも居て誰も気にもしない、当たり前の存在で感謝されることも無い
でもね空気って色々な物へ姿を変えて体の中を駆け巡りイタズラもしたりする。
空気の「気」は殺気、陰気、陽気等々目には見えない。
人の感情を、最も簡単に支配していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 14:22:40
8418文字
会話率:11%
【追記:一部分に挿絵を追加しました(私の落書き絵なのでクオリティはお察し)】
異世界からやってきた魔王を倒すため、同じく異世界からやってきた変なマスコットキャラに唆されて魔法少女となった主人公・大間裕美。
別段特出した才能がなかった裕美だ
が、魔法少女としての才能はとてつもない逸材だったようで
魔法少女に変身して、即魔王を秒殺する。
「力こそ全て」な魔族によいしょされ、俗物人間裕美は新生魔王の座に君臨し、その勢いで世界征服に成功。
それから3年…
17歳の魔法少女・裕美は、魔王としての正体を隠しつつ、普通に学校に通いつつ、魔王討伐に送られてくる新たな魔法少女達を返り討ちにするだけの、普通の生活をおくる。
そんな日常のお話……たぶん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 00:56:12
706815文字
会話率:34%
修学旅行中のバス事故にて異世界転生した倉田朝香(享年17歳)。
「異世界を平和にしろ」と言われて転生してきたものの、魔物はいても世界滅亡とかとは程遠い、そこそこ平和な異世界。
特に何事もないまま年月だけは経過して、気が付けば婚期を逃
したどころか、その世界での平均寿命を考えれば、棺桶に片足突っ込んでいる年齢となってしまっていた。
『むしろ転生前の方が、夢だったんじゃないか?』と思えるようになってきた晩年。
転生前の友人『飯島愛花』を名乗る不思議な少女から届けられた、バス事故で亡くなったクラスメイト達に宛てられたという同窓会の通知。
その通知が、異世界転生者達の晩年の物語を動かす事になる・・・
【この物語は、私の作品『創造主は世界平和を望まない』と『ゲームは遊びじゃできません!』の間の物語となっております。未読でも問題ないようには書いているつもりですが、余裕がありましたら両作品を一読していただけると嬉しいです。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 02:38:54
74525文字
会話率:24%
ゲーム作りが趣味の17歳女子高生・沙川マヤは、修学旅行の最中にバスが事故を起こし、クラスメイト共々死んでしまう。
そして、そこに現れた自称・神曰く「記憶を持ったまま異世界転生させてやるから、そのクソみたいな世界を平和にしてこい」という。
一緒に死んだクラスメイト共々転生させられた世界は、マヤの良く知る世界……マヤが作り出したゲーム内の世界だった。
自分の作ったゲームをゴミゲー扱いされ『世界を平和にしろ』という言葉は『とっととサービス終了させろ』と同義と受け止めたマヤは、その異世界の平和を絶対阻止しようと心に決める。
神様以上に世界のシステムを知り尽くしている少女が、その熟知している世界へと転生する。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 10:34:45
267042文字
会話率:27%
まだ17歳の中村春は、日本の半農村として知られる---という場所に、大祖母と一緒に住んでいる。
単調で平凡な生活を送っていた中村春は、新しい友達を作ることで大きな変化を遂げる。
最終更新:2025-05-18 05:38:35
14948文字
会話率:57%
突如日本に現れた巨大な門ーー’禍門(カモン)’が開き魔物の軍勢が日本列島に侵攻を開始して10年。関東南部を除きほとんどの領土を失った日本は高さ100メートル全周400キロの壁を築き自ら檻に閉じこもった。
最後の砦を守るのは東京防衛軍。
柊蒼
夜(ヒイラギ ソウヤ)は17歳ながら軍に入隊し激戦を戦い抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:43:28
6102文字
会話率:41%
超自然能力、所謂“超能力”。
それを扱える者は確かに存在すると確信している勢力もいれば、そんなものはフィクションだと揶揄する者もいる。
だが、多くの人々にとって、超能力など頭の中心には存在しない。
何故なら、凡その人々にとって、超能力がどう
こうなどどうでもよいことだからだ。
しかし、もし、それが第三者によって仕組まれた世論だとしたら?
もし──“超能力者”なるものが、本当に実在しているとしたら?
17歳の青年、「榊原メイ」はごく普通の高校生である。
しかし、ある日学校帰りにトラックに轢かれ、命を落とした──はずだった。
何故か蘇った彼は、自身が「超能力者」であると知る。
事故をきっかけに、超能力者を集め、管理する組織『Snowdrop』に勧誘されてしまうメイ。
これは、一人の青年と超能力者を巡る、戦いと葛藤の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:19:49
4088文字
会話率:25%
「私の中に、虫がいます」
17歳の少女から届いた、一通の奇妙なメール。
“誰かに身体を支配されている”と語る彼女は、医者に寄生虫だと診断され、薬を処方されたという。
だが、薬を飲むたびに“自分”が薄れていくと感じている。
依頼を受けたナズ
ナは、静かに調査を開始する。
だが次第に明らかになるのは──
それが本当に“虫”なのか、それとも“言葉”によって埋め込まれたものなのかという、曖昧で深い問いだった。
これは、「自分の中の自分でないもの」と向き合う少女と、
その声の正体を探る、ひとりの探偵の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:31:41
1452文字
会話率:7%