人は見た目で判断してはいけない。
なんて言葉があるけれど。
見た目通りの人間だってこの世界にはごマンといる。
そう、この俺!夜葉杉丸!通称ヨワマル!のようにね。
ひょんなことから異世界へと転移した俺は、冒険者になった。
よくある勇者召
喚ってやつじゃなくて事故転移ぽくていきなり一人ぼっちだったけど。
元の世界ではうだつの上がらん大学生だったけど、この世界ではちょっくら見せつけてやりますか!って意気込んでたまではよかった。
神様ってやつはいじわるなんだよな。
俺にチートみたいな能力を一切くれなかったんだよ。
まあ言わなくても分かるよね?あとは。
戦いなんて経験した事がない日本人の俺が異世界で活躍するなんて無理だよね。
でも冒険者稼業は結構楽しくてさ、割と充実した生活を送ってたんだけど......
この世界を滅ぼそうと企む魔王を倒さないと未来はないとか言われてさ。
やらざるを得なくなったわけよ、魔王討伐ってやつを。
これは異世界転移したヨワヨワ大学生が送る奇跡の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:10:00
82454文字
会話率:38%
15歳の少年、預咲は女神によって死後の案内を受けている最中、眩い光に包まれた。
そして目の前には女神を召喚したと宣う少女、狼狽する女神。それに巻き込まれた様子の預咲。
さらに目の前に広がる光景は異世界の物であった。
こうして異世界での預咲の
冒険が始まる。その存在はいずれ世界と時代を大きく揺り動かし、その渦中に自身が巻き込まれて行く事も知らずに。
これは異世界の事をまるで知らない少年の冒険譚。その軌跡の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:20:00
921401文字
会話率:36%
頭脳明晰で冷静沈着な青年・アルス・ファルカは、RPGのようなファンタジー世界で“超越魔法”という異能の力を持つ。しかし、その力は相手を完全に解析し、戦闘中は無敵となる一方、戦いが終わると元の無能力な状態に戻ってしまうという特殊なものだった。
超越魔法の力を隠しつつ、アルスは平穏で静かな日常を望んでいるが、熱血剣士のローディンや優しい賢者アリスといった個性豊かな仲間たちに巻き込まれ、数々の冒険や強敵との戦いに巻き込まれていく。
冒険者としてのレベルは低いままながら、超越魔法の力で圧倒的な戦闘力を発揮し、やがて世界の運命を揺るがす陰謀に立ち向かうことになる――。
「ただ静かに暮らしたい」その願いは叶うのか?
超能力×ファンタジー、静かなる超越者の戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:00:00
34168文字
会話率:39%
この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:00:00
158909文字
会話率:52%
魔王軍と大連合軍が大陸の覇権を賭けて争った『神魔大戦』。
終始劣勢だった大連合軍ではあったが、総大将であるアルメリア国王は切り札『勇者』を投入し、
ついには魔王軍に勝利を収めることができた。
それから10年。復興目覚ましいアルメリア王国で
は、一部の国民の間で奇妙な噂が流れていた。
〈この世界のどこかに神が住まう『希望の塔』がある。そこに行けばどんな願いも叶えることが
できる〉
大連合軍が勝利したのもアルメリア王が希望の塔で願いを叶えたかららしい、と。
辺境の村の『ボーイ』は、ちょっぴりひねくれた、普通の少年だった。
ある日衝撃の事実を聞かされた少年は、真実を知るため、希望の塔に登ることを決意する。
これは一人の少年がいくつもの出会いと別れを繰り返しながら成長していく、
ロードムービー的な物語です。
(言うほどシリアスじゃありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:38:32
638219文字
会話率:58%
目が覚めたらそこは夢の世界だった。
子供の頃によくやっていたRPGのゲームの世界だ。
よーし、せっかくの夢だ!楽しむぞ!
しかし、動かない。
冒険者ギルドにも、武器屋にも、入れない。
あれ?もしかして、私は、、、
誰もが勇者に転生できると
は限らない。
これはそんな村人Dに転生した中年サラリーマンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 13:04:52
36917文字
会話率:30%
世界最大の都市・サイファス。
各地に出向いて依頼をこなす冒険者や、海に面した地理関係を活かした水産業で栄えるこの都市では現在、ある問題を抱えている。
それは…………魔王の手によって、状況理解に必要な"地の文"という
概念を奪われてしまった事!!
地の文が失われてからは、要所要所でやたらと説明口調になってしまい、話がただただ冗長となり、そのせいで都市に住まう住民の人間関係が悪化してしまう……。
……だが、この問題に対し、一人の青年が立ち上がった!
この物語はそんな彼と、その周りの仲間達を中心に繰り広げられる、一癖も二癖もあるハチャメチャな冒険を描いた、王道?ギャグファンタジーである!!
本作は基本的にSS形式(「」の前にキャラクター名を付ける)で物語が進行していきます。
初回のEP1(第1話)からEP21(第21話)までは29日〜30日にかけて30分ごとに一挙投稿するのでよろしくお願いします。
※ただし、現在進行形で連載中の自作品"四勇冒険記"の連載都合により、基本的に不定期更新となっていて連載ペースは亀よりも遅いです。
一年に少なくとも1話、多くて2、3話投稿できるように最大限精力を尽くしますが、何卒ご了承下さい。
また、この小説は本サイト以外にも、pixiv、カクヨム、ハーメルン、ノベルアップ+にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 04:40:00
23707文字
会話率:88%
【大まかなあらすじ】
勇者として異世界召喚された男――ユキミチが我が儘に旅をし、世界規模の追っ手から逃げながらもファンタジーに満ち満ちた異世界を楽しむお話。
【詳しいあらすじ】
――ここは剣と魔法にあふれる異世界。ある日、世界的に有名
な"預言者"がこう言い放った。
「一人の我が儘な勇者によって、この世界は滅びます」
これに人々が震撼する中、この異世界に召喚された一人の男が旅に出ることを決意する。
名をユキミチ。本来ヴァルトリア王国にて"国を救う勇者"として召喚されたはずだったが、ユキミチは逃亡し、国を出て旅を始める。
「俺は自分のやりたいように生きる。そう決めたんだ」
国王の頼みを断ったユキミチは"反逆者"としてとある世界規模の組織から追われる身となる。しかしそれでも彼は旅を止めず、我が儘に行動する。ある"目的"を果たすために‥‥‥。
冒険者に憧れる王女、強さを追い求める勇者殺しの剣士、かつて何もかもが世界最高と呼ばれた女騎士――。
旅の中で様々な出逢いを経て、ユキミチは徐々にこの物語の核心へと導かれていく。
※1話2000字程度で30話くらいまでは連日更新、それ以降は週1、2回を目安に更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 04:10:00
105482文字
会話率:49%
かつて勇者に討たれた「最凶最悪の魔王」は転生し、ダンジョンの最下層で静かに暮らしていた。しかしある日、一人の迷い込んだ少女冒険者が現れたことをきっかけに、彼は「教える側」に回ることを決意する。
魔王は100の知識と行動指針をもとに、弱小冒
険者たちに“生き残るため”の知恵を授けていく。それは、戦い方、魔法、戦略から、日常生活の知恵やメンタルケア、ダンジョン経営に至るまで多岐に渡る。
「勇者を倒すなんて簡単だ。でも、日常を生きることのほうが、遥かに難しい。」
これは、かつての大魔王が教える、100の実践的で少しズレた“人生(ダンジョン)攻略法”の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 17:00:00
17914文字
会話率:32%
かつて魔王の脅威にさらされた世界は勇者のパーティによって救われた。
平和になった世界では冒険者達が各地を旅し、世界平和の維持の一端を担っていた。
そんな中剣士ミディは冒険者達が当たり前のように持っているスキルを一切持たない無能力者だったのだ
。今日も今日とてパーティに入れてもらえない彼は、世界一の冒険者になると宣う少女と出会う。
「スキルとかなんだとか、そんなのいらないよ。僕には剣だけがあればいい。これがあればなんだってできる。そう在りたいと願ったから」
剣であろうとする男が織りなすファンタジー。細々と始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 03:20:30
4647文字
会話率:50%
ドタバタ異世界アドベンチャーズ:
最強の先輩じゃなくて、なぜか私が魔王と呼ばれるんッスけど!?
自由都市アドヴェンタウン
ここは冒険者の楽園であった。
この広大な異世界の踏破率はわずか10%に過ぎなかった。
冒険者ギルドは、この未踏の世
界を探索し、
調査するための機関なのである。
彼らの使命は、未知の地を探索し、
新たな発見をもたらすこと。そして、
世界の隅々まで冒険の足跡を刻むことである。
この世界は、いまだ解き明かされていない謎で満ちてるのだ。
そこには伝説の財宝やアーティファクトが眠り、
失われた魔法が再び光を取り戻す時を待っている。
だが、世界は危険に満ち、未知の脅威が待ち受けていた。
闇の支配者である魔王の存在や、突然襲い来る原因不明の厄災などだ。
しかし、それこそが冒険者の血を沸き立たせた。
自由都市アドヴェンタウンは、
そんな冒険者たちの集う楽園であり、彼らの壮大な旅路の出発点なのであった。
この物語は冒険者たちが、
絶え間ない危険を乗り越えながら、未踏の地を切り開いていく。
そんな、英雄たちの物語・・・ではなく。
この話は、異世界にやってきたものの
地球に帰れなくなった先輩と後輩ちゃんが、
世界の伝説のアーティファクトを集め地球に戻るための冒険の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:16:36
269508文字
会話率:20%
私はこの冒険記を余すことなく記さなければならない。それは真実を残さなければならない理由があり、贖罪でもあるからだ。
私の嫁は世界で一番美しく、そして世界で一番暴虐なバーサーカーなのだ。
すべての冒険記をここに記す。見てほしい。
すべての罪をここに記す。許してほしい 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 14:24:45
2206文字
会話率:9%
没落魔王の末裔である俺が継いだのは、女冒険者しか入れない変態ダンジョン!? 来る日も来る日も、侵入してくるヒロインたちをエロトラップで辱める毎日。だが彼女たちは、絶頂するとパワーアップする特殊能力者だった! 快感に悶えながら強くなるヒロイン
たちと、ダンジョンを悪と断じる「勇者」から、俺は日常(エロダン)を守れるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:04:18
24990文字
会話率:21%
地味な女子大生・日向(ひなた)は、ひょんな事故で異世界に転生。
目覚めた世界で手に入れたのは、なんと「貢がせスキル」!
イケメン勇者、鬼畜魔王、果ては聖女様まで、なぜか日向に惚れて財宝・装備・スキルをバンバン献上!?
笑撃のぶっ飛びギャグで
、パパ活女子は冒険者ギルドを席巻し、気づけばSランク冒険者に君臨!
貢がせ、成り上がり、笑い、恋愛、異世界の常識をぶち壊す、抱腹絶倒の成り上がり劇場、開幕!
果たして日向は世界を救うのか、それとも貢がせまくって世界を崩壊させるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 16:16:51
10070文字
会話率:27%
ある時悠真は友達の正人に誘われて
the second timeと言うゲームを始めるとそこはthe second timeの中だった⁉︎
知り合いも誰もいない未知の世界に突然投げ出されたがキャラクターメイキングで設定した通りの能力が使
えてその能力でこの困難に立ち向かう!
元の世界に戻るため四苦八苦する途上気がつけば信頼できる仲間ができこの世界の為に頑張っていた
果たして悠真は元の世界に帰れるのか?
彼がこの世界に来た理由は?
今ここに後世まで名を残すゴーレム使いと呼ばれた男の冒険譚が始まる
2020年
12/6
PV160万突破折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 13:07:48
404592文字
会話率:32%
幼い頃から超能力者になりたいと考えていたある日、超能力者に目覚める。
目覚めた後、期待していた闇の組織などは現れなかったので、自分で世界中で好き勝手にしてみるが、現れるのは警察や軍くらいで他の超能力者は現れなかった。
だが、ある日突如足元に
魔法陣が現れ異世界へと転移する。
そこは剣と魔法のファンタジー世界であり、彼ー上条圭ーの妄想した通りの闇の組織などが存在した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 06:00:00
68927文字
会話率:39%
世界に三百余年ぶりに魔王が現れ、冒険者たちは世界の秩序回復のために命をかけて冒険する。
しかし、魔物の脅威が低く、初心者から中堅くらいの冒険者が多い辺境の地では平々凡々な日常が続いていた。
そのとある辺境都市の外れに佇む年季の入った道具屋。
そこで店長を勤める少女リーゼロッテ。彼女は三百余年前、名もなき勇者に討伐されたとされる人類史上最強最悪と怖れられた魔王その人だった。
彼女は魔王であることに飽きて、当時の側近の一人を店員として雇いながら、道具屋として隠居生活を営んでいるのだった。
――――――――――――――――――――――
不定期更新で、月一回くらいは投稿していこうと思っています。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 20:10:00
14657文字
会話率:40%
異世界に転生した元レッドベレー軍人──三つの太陽が照らす神々の箱庭で、運命の戦国が始まる!
ロシアとアメリカのハーフ、特殊部隊の精鋭レオナルディア・ディカプリアスは、日本での休暇中に突如異世界へ転移する。若き耳長族の姿となった彼が目覚めた
のは、三つの太陽と五つの月が輝く平面世界「ルドゥス・デオルム」。ここは五つの強大な国家が覇権を争い、冒険者と魔物、そして兵たちが激闘を繰り広げる戦国時代そのものだった。
特殊部隊の技と転生特典の力を携えたレオナルディアは、この混沌の世界で己の宿命に挑む――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:11:28
15993文字
会話率:17%
「与えよ、さらばスキルは返る!チート受付嬢の冒険者育成物語!」
異世界の酒場で働く12歳のルイーダ十七世。伝説の大賢者の末裔である彼女は、転生時に神からチートスキル《ギブ&テイク》を授かる。「何かを与えれば、必ず力が返ってくる」――こ
の能力を使い、死にかけたスライムを救ったことで《物理耐性》を手に入れる。先祖が残した酒場を拠点に、彼女はこのスキルで冒険者たちを育て、国を支えることを誓う。今、最強の受付嬢が伝説を紡ぐ――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:09:39
5416文字
会話率:17%
冒険者登録、剥奪され、勇者もやめられ、王都も追い出されました!が!魔王に拾われました!
最終更新:2025-06-10 21:05:53
6333文字
会話率:79%
【書籍版第4巻・コミカライズ第1巻好評発売中!】
少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。
全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。
肩身の狭い思いを
しながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。
だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。
奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。
しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。
戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。
――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。
日間最高1位、週間最高1位、月間最高2位にランクインしました。みなさんの応援のおかげです、ありがとうございます!
カクヨムとノベルバにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:10:00
2330721文字
会話率:35%
冒険者になるため、田舎から帝都に出てきた幼女、サーヤ。
しかし帝都のギルドには『冒険者になれるのは男だけ』というルールがあった。
見た目は女。中身も女。男装しようにもお金が無いし、そもそも見た目が男装に向いていない。
彼女はそれでも冒険者に
なりたくて、考えに考え抜いた末、ある一つの作戦を思いつく。
それは――「女装です」と言い張ってゴリ押しすることだった。
もちろん失笑され、疑われることになるのだが、まだ彼らは知らない。
サーヤが拳からビームを放ったり、音速を超えて移動したり、聖剣を素手で砕いたり、世界で最も硬い鉱石を素手で握り潰す最強の幼女であることを。
そして田舎から出てきたばかりで常識を知らないサーヤ自身も、自分がどれだけ強いのかを自覚していなかった――
これは最強の幼女であるサーヤが、無自覚に魔王軍を壊滅状態にして、いつの間にか世界を救ったりする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 02:28:31
422426文字
会話率:50%
孤児院で育った少年・ウィルはある時、院長から両親を物心つく前にモンスターの襲撃で失っていることを聞かされ、人々を守れるような強い冒険者になることを決意する。
やがて成人になったウィルは冒険者になり、クエストをこなす毎日を送っていた。し
かし、現実はそれほど甘くなく、冒険者になってから1年、まだFランクだった。
それでも諦めずに頑張っていこうと決意した矢先、ウィルは不慮の事故で命を落とす。
しかし、気づくと謎の空間にいたウィルは別の世界の女神から、勇者として転生するか、このまま人生を終えるかの二択を提示される。勇者になれば世界は違えど人々を救うことができると考えたウィルは勇者となり、魔王を倒す運命を背負うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:34:05
138144文字
会話率:28%
世界が絶望の闇に包まれるとき、異世界の賢者たちは『救済の鍵』を呼び寄せる――その名は「勇者」
――が。
「……って、え、俺? マジで? しかも靴、片方ないし!」
突如として異世界「エルファリア」に召喚されたのは、日本のどこにでもいる高校
二年生、佐藤義夫(さとう よしお)。
見た目は平凡、スキルもなし、戦闘経験ゼロ。しかも召喚は失敗扱い。王様も神官も、「帰れないなら勝手に生きてくれ」と門前払い!
だが、義夫は挫けなかった。
「ま、やってみなきゃわかんないしな!」
――それが彼の信条。とりあえず野宿、拾った棒で戦い、盗賊に絡まれ……なぜか彼を中心に色々と巻き起こっていく。
やがて義夫は、世捨て人のような冒険者たちに出会う。
元聖騎士、元魔王の娘、冤罪貴族の盗賊――皆、訳ありすぎる連中。だが義夫の無謀でぶっ飛んだ行動力が、彼らの止まった時間を少しずつ動かしていく。
一方、世界を脅かす魔王はかつて人間だった存在。
ただ力に溺れたのではない。
ただ世界を憎んでいるのでもない。
その胸に秘められたのは、「人間と魔族の共存」という理想だった。
正義とは何か?
悪とは誰か?
この世界に「正しい答え」なんて、はじめから存在しているのか?
そんな問いに、義夫はこう返す。
「知らねーよ。まずは、やってみなきゃ始まらねーだろ?」
これは――
召喚ミスの勇者未満が、訳ありの仲間たちと共に、世界の矛盾にぶち当たりながら、
拳と魂で本当の答えを掴みに行く、無謀で痛快な冒険譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:00:00
26093文字
会話率:45%