なくて七癖とかいいますが、人の癖というのは面白いもので。ある女の子の癖は、「本人の意志にまったく関係なく突然タイムスリップして、10分くらいすると元の時代に戻ること」。そんな難儀な体質というか癖にも負けず、きょうも元気にタイムスリップに巻
き込まれていたり。
今回は、どうやら未来に来たようですね。ちょうど神社にいたので、未来の神社です。しかも秋大祭の真っ最中。女の子はタイムスリップに慣れているので、素直に未来の秋祭りを楽しむことにしました。
おや、屋台ではちょうど金魚すくいがあるようです。元の時代でも金魚すくいは減ったのに、とか思いつつこれはラッキーと堪能するようですね。
ところが、これは金魚すくいではありませんでした。立体映像の群れから本物を探す「金魚探し」だったようです。ポイは破れてしまい、結局失敗。屋台のおじさんに笑われます。かちん、ときた女の子はおじさんにイタズラするのですが……。
未来って、進んでますよね。
(自身のブログに発表した作品の加筆訂正分です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 11:05:24
1840文字
会話率:30%
僕の家に、従妹の雅がやって来る事になったのであった。
久しぶりの妹との対応に、僕は難儀するのだが……。
別のサイトで書いた作品を書いたものを載せさせていただきます。
【指定キーワード】
クリスマス 巨乳 長身 従兄妹 素直クール デレデレ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-25 16:48:54
4450文字
会話率:35%
鳴枝ノ国。太古の昔から存在する島国。五百数十年前、隣国斗和佐ノ国との争いにより、大地は裂け、元々陸続きであったものが島国となった。斗和佐ノ国が復活させた魔神亜籠により、大地は血に染まり、数え切れない命が失われた。鳴枝ノ国の十一人の勇士に
より、亜籠は倒され、戦は集結した。その後は両国和睦により、更に島国になったことによる侵攻の難儀により、鳴枝ノ国の平穏は破られることなく続いた。それが破れたのは、斗和佐ノ国が北の大国藍王国に占領されたことによる。藍王国は、南の同じく大国、桜蔡帝国を手中に収めるため、鳴枝ノ国に封印された魔神亜籠を復活させようと目論んだのだ。魔神復活の鍵を握るのは、美形の霊能師紗那姫。そして、復活を阻止するのは勇士の血を引く十一人の守護者。新たな戦乱の風が、島国に吹き荒れようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-04 18:42:45
3674文字
会話率:25%
突然出来た妹は宇宙人!? 降ってきた宇宙人にぶつかった主人公は難儀な体質になってしまった。 そんな難儀な男が難儀な経験をするお話、始まります。
最終更新:2011-11-14 22:56:16
7417文字
会話率:43%
その声が聞こえたのか、唐突に建て付けの悪い戸が開けられて中から小さな娘が顔を出した。迷惑そうな顔をしている。
「お坊さん、中に入んなよ」
伊織の身につけている梵天袈裟も衣もぐっしょり濡れて体に纏わりついている。娘は一瞥して托鉢僧だとわか
ると先回りするように口を開いた。
「家にはお布施になる様なものはないけど、そのままじゃ風邪ひくよ。囲炉裏の火で着物、乾かすといい」
睨むような目をした娘は抑揚のない低い声でそう言うと中へ引っ込んだ。
伊織は自分の手に持っている鉢に目を落とし、苦笑した。最初から布施を期待してここに立っていた訳ではないのだ。それにしても七つか八つ程にしか見えないが、可愛げのないその娘の小生意気な態度に返す言葉が見つからなかった。
「それはありがたい。拙僧は、蓮虎と申す。急に強くなった雨足に難儀しておったのだ」
「朝からあんなに降ってたのに、出かけるかなぁ……」
托鉢修行に出た伊織はひょんなことから小生意気な娘を預かった。その娘を軸に老舗太物屋のお家騒動に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-21 00:00:00
38236文字
会話率:48%
長い春休み。
暇を持て余したモテナイ星人こと「私」は難儀な娘と出会うのでした。
最終更新:2011-04-10 19:20:57
2172文字
会話率:47%
ある落ち武者が、見知らぬ山に迷い込み、難儀していたところを山里の娘にみつかり、山里の主「内裏様」のもとに招かれる。天女のように美しい内裏様は、都からの客人を歓迎する宴を催す。その夜、琴の音に誘われ内裏様の寝所に入った男は、彼女の正体を見抜
き…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 21:17:41
4996文字
会話率:38%