気付けば、知らない道を歩いていた。
約半年前、ニートの肩書きを手に入れた少年ーーハヤミ・マヒトは、ある日突然、異世界にいた。
異世界モノなのに、チカラも知識も何もない彼が、何かを得るために生きていく。
こ
の世界で、彼は何に成るのかーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 21:26:06
116892文字
会話率:30%
世界を救い英雄となった冒険者ジュリアのパーティで雑用係として働いていたミナヅキは、非力で魔法が全く使えない戦力外の役立たず扱いされてパーティから追放されてしまった。
パーティを去ることを渋々承諾したミナヅキは、本人に内緒でジュリアに施し
ていたひとつの魔法を解除した。それは、己の能力を相手に貸し与える魔法──ジュリアが持っていた英雄としての能力は、元々はミナヅキの才能だったのだ。
居場所は失ったが本来の能力を取り戻したミナヅキは、自由気ままに暮らすために新天地へと旅に出る。一方、英雄としての力を失ったジュリアは、本来の実力に伴わない肩書きに振り回されて順風満帆どころか急転直下の波乱万丈な冒険者生活を送る羽目に。自分が捨てたものの本当の価値に気付いた時には──全てはもう、手遅れ。
本作は試験的に投稿したものです。更新頻度は不定期であることを御了承の上、御覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 22:36:08
60995文字
会話率:36%
それは、異界に住む魔族との争いが終わった後の時代。
地上の国々が分裂し、領土拡大のために戦争を繰り返すようになった頃の時代。
かつて魔族と戦い、世界を救った英雄であるレオン・ティルカートは、現在は勇者の肩書きを捨てて辺境の街で新米冒険者を育
成する指導教官として冒険者ギルドで働いていた。
そんな中、彼の元に近くの森に落下した彗星の調査の依頼が舞い込む。
調査のために現地に赴いた彼は、そこで一人の少女を発見する。
記憶を失った少女に残ったたったひとつの記憶「水晶が煌めく場所」を求める少女に、その場所へ向かう力を与えるため、レオンは彼女を一人前の冒険者として育てる決意をするのだった。
これは、魔族の呪いを背負って徐々に力を失い死にゆく元勇者が、破壊兵器である記憶を失った少女を冒険者に育て上げる日々の様子を描いた「旅立ちの前」の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 14:57:57
115217文字
会話率:32%
「リセに会いに来たのだが」
華やかな暮らしとは縁遠い、地味でマイペースな伯爵令嬢リセ。そんな彼女のもとに、子供のころ出会った『将来を誓い合った男』クルトが現れた。あろうことか、隣国の第二王子という肩書きを携えて。クルトが王子であったことなど
知らなかったリセは困惑するが、彼の留学中のお世話役を任せられてしまい……。少々おせっかい気質な令嬢リセと、そんな彼女を気に入っている王子クルトのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 07:10:50
54573文字
会話率:42%
ある日、どこにでもいる平凡な高校生『一条新太』は、ワケあって別れた声優の元カノ──『日比谷琴音』に、自身の血の繋がらない妹『碓氷詩葉』の世話係を任せられる。
詩葉は元天才子役の中学生であり、その肩書きで回りの人に見られることが嫌で、今では
不登校となってしまっている。 しかし、新太は詩葉を子役としてではなく一個人として接し、徐々に詩葉は新太に心を開いていく。そして、やがて詩葉は新太を世話係としてではなく────
これは、それぞれ悩みを抱える少女達と新太が織り成す、じれったくも甘い青春ラブコメディー────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 12:01:10
63223文字
会話率:48%
高校を中退して、ふさぎこんでいた主人公、西山はひょんなことから、拳法道場の師範、松本と知り合う。拳法道場に通うようになり、新聞配達のバイトも紹介してもらい、仕事と拳法、日々、強くなるために、ひたすらに稽古に打ち込むかたわら、松本の妹、真
美と恋にも落ちる。
同じ門下生で、弁護士という肩書きを持つ、橋口という男が登場、二人は技を競い合う。
そんな時、もっと強くなる為にはと、橋口の提案で、道場破りをすることに。
いざ、道場にいってみると、酒に飲まれた、落ちぶれた男が、道場の看板を持って帰ってくれと、逆に言われる。松本師範にそのことを告げると、激昂され看板を返しにいくことに、そこで目撃したのは男の自殺した姿だった。罪の意識にさいなまれる西山、通夜の席で、冷たい目をした男に出会う、自殺した男の弟、加賀 巽だった。加賀は大物ヤクザでもあった。
ヤクザの復讐が始まり、西山は追い込まれていく、松本も仕事をほされ、四面楚歌に、しかし、松本は、西山に戦いだと、宣言する。そして、西山は道場に住み込むことに。さらに橋口と、西山は、加賀の事務所を襲撃する。それが、功を奏したのか平穏な日々が続く、しかし、真美がさらわれ、事態は思わぬ方向へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 10:13:23
28523文字
会話率:21%
エルフィング=アンバートは疲れていた。
侯爵という地位、そして次期宰相候補という肩書きに群がる淑女の皆様からの猛烈なアピールに。
癒しが欲しい、と街へ向かうと一人の女性と出会う。
それは偶然だった。
見た目は可憐でお淑やかな女性。
そ
れなのに、頭と手には変な道具。
偉大な祖父に憧れ、発明家を目指している彼女。
鞄の中から取り出される幾つもの珍しい何かと、それを語る彼女にいつの間にかとても癒されていた。
そこで、彼は考えた。
彼女を妻にすれば毎日癒されるのでは無いか、と………
☆カダール王国シリーズ第二弾☆
※アルファポリス様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 22:27:05
74142文字
会話率:39%
――俺はただ、かけがえのない日常が欲しかったんだ。
穂倉市立紫葉学園中等部に所属する3年生、笹宮悠理は部活の引退と一学期中間試験を終えて、天音、隼介らの幼馴染み達と落ち着いた学園生活を送っていた。
だが、悠理には中学3年生以外に、もう
一つ肩書きがあった。
皇族直属特別公安組織――八咫烏。
迫りくる逃れられない陰謀と脅威を与えられた超常の力『第七能力』とオーバーテクノロジー、そして剣技で切り伏せていく。
「彩色明衣流――蒼燐花月」
「お話します。私の能力……第七能力は―――」
「私と二人の時はカエデちゃんって呼んでイイゾ。ユウくん❤」
「ただの中学生はこんな戦い方しないよ。君の名前は俺たちの中ではそこそこの有名人なんだよ……彩使いの剣士くん?」
「俺は世界を完結させる者だ」
「モテる男は辛いな、ユウ」
「最強の防御札を手に入れたと解釈しても良いんですか?」
「今咲いている黄色のアルストロメリアの花言葉はね――」
「もう無理なんだよ! 俺がこの世界を一度終わりにしないと! 俺の! 俺だけでいい! 俺が満足する世界を創らなくちゃ!」
「ヒナ鳥を皆殺しにする刀だ」
「レナトスに導師、それに千里眼の巫女か…………分からないことが多すぎる……俺たちは一体何に巻き込まれるんだ……」
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などは一切関係ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 17:00:00
95612文字
会話率:32%
中堅商社に勤める中年男性。
肩書きこそ課長補佐とそれなりだけど、あとは容姿も能力、性格も、すべてがそこそこどまりの、いかにもモブな人間だった。
しかし、実は彼の正体は――
ラブコメ(?)が書いてみたくて、初挑戦です。
でも、主人公
(?)は、冴えないおぢさんですし、性格的にも枯れてます。
つたない筆力で、どこまでラブコメできるものやら……。
お楽しみいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 00:00:00
58927文字
会話率:25%
要塞都市アーカム
都市の外縁に隣する迷宮【不覊暗渠《アビス》】に挑む者達が集う街。
昨日と今日では違う顔ぶれが行き交い、また次の日は新しい顔がやって来る。
彼らは【探索者】という職に就いているが、厳密にはそんな職業は無い。
探索者とはあくまで迷宮に挑む人間を管理する為に街が用意した肩書きの様なモノであり、また彼らの実力を把握する為の名札《タグ》であった。
彼らの多くは“酒場”に集まる。そこで共に迷宮に挑む仲間を募り、やがては“一党《パーティ》”となり迷宮へ潜る。
──今日も酒場では新しい顔と古い顔が言葉を交わしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 04:57:06
20087文字
会話率:25%
かつて、最凶最悪の『物の怪』と人々から恐れられ、世界から永久追放された少年、湊本エルマ。
彼は、『英雄』の一人として異世界に召喚される。
そこは、六つの種族が途方もなく長い闘いの歴史を繰り返している世界、レクサトルス。六種族の一
つ、妖族に召喚されたエルマは、同じく英雄の肩書きを持つ六人の『代闘者』同士で、代理戦争を闘えと要求されることに。
しかし、意外にも戦争に否定的だったエルマを含める、六人の代闘者。彼らは、召喚主である六種族たちの意志を無視し、勝手に停戦宣言をしてしまう。
前世で散々闘い続けたエルマも、一人山奥で静かに隠居生活を送ろうとするが……召喚主である妖族たちは、「薄情者だ」と彼のことを強く非難するようになっていた。
そんな中、戦争の熱が冷めない他の種族からの襲撃が起こり、妖族は存亡の危機に晒されてしまう。
一方、強い非難を受けて孤立しながらも、彼らの代闘者として存在する最凶最悪の『物の怪』、湊本エルマは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 00:06:17
239401文字
会話率:44%
とある【異世界】に【聖女】として【召喚】された女子大学生は、付き合ったばっかりの彼氏とラブいちゃするためと、溜まりにたまった課題のために、猫かぶりしながら、元の世界へ戻ろうと奮闘する。
この女子大学生は【聖女】【勇者】【魔剣士】レアな肩書き
ばかり持っているが、当人は愛しのたっくんのことしか考えてません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 20:22:22
4044文字
会話率:48%
俺ね、ほんっと汚い浮浪児だったんすよ。まじで。
ある男が自身の半生を語る話。
最終更新:2021-07-31 13:22:37
5629文字
会話率:3%
【書籍化】&【コミカライズ】決定しました!ありがとうございます!
告知が入らないので一部タイトルを削りました。
原題:『初級職【アイテム師】を追放したS級パーティの評判が世間で地に落ちているようだ
~騎獣から王宮、鍛冶屋に商店、冒険者ギルド
や冒険者まで怒っているらしいと噂で聞いたが、まさかアイテム腐らせてたりしないよな~』
初級職【アイテム師】として『三日月の爪』に所属していたガイウスは「S級にあがったパーティーでは庇って戦えない」という表向きの理由から(本当は5人パーティなのに2つのカップルが居て居心地が悪かったのだ)、退職金と申し訳なさそうな顔で見送られパーティーを円満に出ることになった。
他のメンツは皆上級職だから戦力にならないのは分かる。とはいえSランク冒険者なのはガイウスも変わらないので、今後は一人で田舎で嫁さんでも見つけて肩書きに見合った仕事をして暮らそう、と思いながら旅支度を始めた。
しかし、そこから『三日月の爪』の面々は城を含めた街中の嫌われ者になり、さらには冒険者としても落ちぶれる一途を辿ることになる。
ガイウスは、元々孤児だからと、『三日月の爪』の噂を聞きながらも「そんな、まさかな」と思いながら王都近くの初心者の森に偶然足を止める事となり、トラブルに巻き込まれては中々帰る事は無く……。
初級職【アイテム師】にしか出来ないことで、知らず知らず『三日月の爪』の尻拭いをしながら、いつしか【アイテム師】ガイウスの株は相対的に上がっていき……。
※日間総合・ジャンル別1位ありがとうございます!(2/2 夜)
※この作品は感想・レビューを受け付けていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 07:00:00
83194文字
会話率:41%
妹の護衛騎士がずっと好きだった王子。
国が滅び、王子という肩書きがなくなることで、自分の気持ちを告白できるようになったのだった。
香月よう子さんの『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
最終更新:2021-07-28 19:28:21
2516文字
会話率:46%
英雄という肩書きを夢見て鳥籠の世界から飛び立ち、探索者となって世界を回り始めて30年と少し、
彼ーープロウスは未だ英雄になっていなかった。
理由としては、これといった功績が無いのもありながら、その最たる例は、バグスキルであった。
バグは
バグでも、内容が特殊、レアと言うわけでなく、読めないのだ。
自身のステイタスに記載されている文字は、自身が読める文字で全て表記される筈が、スキルだけ読めないのだ。
一人一つ必ずスキルを持つ世界としては最悪の枷となり、英雄としての道を失いながらも諦めずにここまで来たプロスは、探索者最後の仕事として、墳墓型ダンジョンの最上位、地下大墳墓型ダンジョンに潜るが、
ダンジョン内で低確率で発生する、《神の狂乱》で出現したミノタウロスによりその命を散らす。
ミノタウロスへの再戦を誓いながら死んだ後に目にしたのは、彼の故郷ーー初めて英雄に憧れた場所だった。
英雄に憧れて外に飛び出す前に戻ったプロスは、英雄への道を、歩むーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 12:29:06
1139文字
会話率:4%
異世界転移した先のジョブは『学生』?!
◆
上野 泰知(かみの たいち)少年
御歳16である
時は高校入学式の翌日
彼は遂に異世界へと転移してしまう。
『職業(ジョブ)』と『スキル』に溢れたこの世界で泰知少年が手に入れたのは
【学生
】
現代日本では肩書き以外役に立たないこの名前
異世界でジョブとして成立するととんでもないパワーを発揮するのだ!
これは最強職業人が無自覚に異世界で暮らす話
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
基本的に主人公は戦いません。
*作者の気が変わったら戦闘シーンが入るかもしれません
主人公にチート要素は沢山ありますが、なにせ無自覚なので発揮されるかは未知数となっております。
最初は繋がった話ですが、落ち着いたら1話完結型にしていく予定です。
ゆるりと繋がりを持たせて行くのでお楽しみに。
2020.02.20→ジャンル変更しました。以降ハイファンタジーとなります
2020.07.07→第2回アース・スターノベル大賞に応募しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 01:08:29
77836文字
会話率:56%
※カクヨムにも同時投稿しております。
「やっと、完成だ。これで、第二人生を嗜める」
アイザック・クロス。70歳。
物心ついた時からアイザックは錬金術師になることを志した。そして何年も研究した挙句、彼はついに、有名な錬金術師の肩書きとステ
ータスを手に入れた。
けどそれは果たして、いいことなのか?
有名な錬金術師になったのは、アイザックが40歳となった頃だった。師匠が亡くなり、1人になったアイザックだったが、決して悲しまず、アイザックは動じることなく研究をし続けていく。
するとあの時に、
「これを使えば、不老不死になれる?」
50歳になったアイザックは、あることに気づいた。
それが【エリクサー】という、特別なポーションの存在だ。
材料を見ると、魔の森に生息するもので作られたことに気づいたが、ひとつの材料はそう簡単に手に入れることができなかった。
それが賢者の石だった。
世界各地の錬金術師たちが求める、あの賢者の石だ。
この物語は、アイザック・クロスの第二人生についてである。生涯を費やすと感じられ、アイザックは賢者の石とエリクサーを使って200年間の眠りに落ちた。
そして目が覚めた時に、研究所じゃなく、森の中にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 10:07:00
82048文字
会話率:35%
世の中には、手を繋いでデートまでした異性に告白したらフラれたヤツがいるそうですよ。誰とは言いませんが。スマホなら少し上に、PCなら下の方にそいつの名前が書いてあるとか。
男女の仲というのは当人達以外にはワケが分からないものです。
いや、当人達ですらワケが分からないこともあるようです。
周りから見たらどう見てもカップルなのに、実は違ったり、日によって恋人のつもりになったり、友達の気分になってしまったり。
友達以上、恋人未満? いちいちカテゴライズすんなと文句を言いつつも、肩書きがないとそれはそれで不安だったりへこんだり。ああ青臭い。
異世界でもない、転生でもない。そもそもファンタジーですらない。
今時、奇を衒わな過ぎて逆に誰も描いてなさそうな、なろうじゃ無謀なラブコメです。
ある一組の男女のお話。
少女漫画の背表紙に書かれていそうな陳腐なあらすじではございますが、似たような体験をしてきた方の心には、懐かしい気持ちを甦らせることができればと願いを込めた物語。共感していただけたなら幸いにございます。
ハーフノンフィクション!
……いや、クォーターノンフィクションくらい?
いずれにせよ。作者の恋の供養になることには違いない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 18:45:10
76719文字
会話率:40%
普通の人生を送っていた、主婦牧野あかり38歳
その人生を狂わすような
ひとりの年下男性との出会いで
世界が変わっていく
恋…愛…
感じた事のない感情があかりを女として
導いていく
最終更新:2021-04-30 13:17:51
1058文字
会話率:22%
高校3年生の字見蓮斗は夏休み明けクラスメイトと共に異世界に召喚された。現実世界ではヲタクボッチとして過ごしていた彼にとって気分を高まらせた。
さらに蓮斗は「闇ノ勇者」といういかにも異世界転移もので無双出来そうな肩書き得てさらに気持ちが昂り
気分上々!異世界生活!
というどこにでもありそうな普通の物語。
そう普通の物語なら。
彼に待ち構えていたのは悪夢、地獄、絶望いずれの言葉に表すことの出来ない窮地へ······
これはある少年の異世界を簒奪する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 06:54:21
565文字
会話率:0%