王国に、かつて一人の高名で偉大な聖女がおりました。彼女は大変清らかな心と膨大な魔力を持っていました。
国民達が毎日のように些細なことで諍いを起こす姿を目にして心を痛めた彼女は、この国の人々が未来永劫幸せになれるよう、一つの祝福を与えま
した……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 20:13:25
2186文字
会話率:41%
魔族のリーフは、「落ちこぼれ」として他の魔族に迫害されてきた。
魔族は必ず二種類の魔法の適性を持って生まれるはずなのに、リーフは【回復魔法】しか使えなかったのだ。しかも魔族には自己再生能力があるため、【回復魔法】は全く役に立たなかった
。
魔族の中で唯一、清らかで優しい性格の持ち主だったリーフは、どんなに痛めつけられても決してやり返さず、ただ黙って自分の体を治し続ける生活を送っていたが、ある日とうとう魔族の世界から追放されてしまう。
野垂れ死ぬ寸前だったリーフだが、人間の冒険者、《剣聖》と呼ばれる美しい少女との出会いが彼の人生を変えていく。
僕の【回復魔法】は、本当に【回復魔法】なのか――すべての謎が解けたとき、リーフの魔法は覚醒を遂げる。
心優しい魔族と《剣聖》少女が、最強パーティーへと成り上がり世界を救う。リーフをいじめていた魔族も、《剣聖》少女を裏切った人間たちも、謝ったってもう遅い!
※本気でランキング入りしてみたいです。毎日一話以上投稿します。どうか応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 21:47:01
89731文字
会話率:52%
この世に於いて最も清らかな存在の話
最終更新:2021-04-30 20:37:43
4240文字
会話率:28%
うむ。清らかなる乙女の気配がする……。吸血鬼は無垢なる姿で祈りを捧げるお約束の|ご馳走《生贄》を前にし、はしたなく舌舐めずりをした。自慢の牙をポッケットからシルクのハンカチーフを取り出し、キュッと音立て拭き清める。
逃げるなよ……。彼女
を運んだ荷馬車の幌の中で潜む、大蒜の首飾りをぶら下げた衛兵達とガタガタ震え、十字架を握りしめ祈りの言葉を唱える、ヘナチョコ神父。兵士達は尖らせた杭を片手に息を殺し、行く末を見守る。
マリアはドキドキとして、この日を待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:07:55
3373文字
会話率:39%
「そういう訳でネフェリアさん。あなたはもう不要です。神子ではなくただの愚民です。この毛玉と一緒に出てってくださいまし」
清らかな天使の加護を受ける白神子《しろみこ》と、闇に携わる堕天使の加護を受ける黒神子《くろみこ》。両者の神通力に支え
られて国は栄えてきた。
しかし白神子シビリアーナは、己の力があれば十分だ、汚れた力は要らぬのだと、黒神子ネフェリアを追放した。
ネフェリアはとにもかくにも、これだけは叫びたかった。
「いや黒神子はあんたの方だから! イメージ悪いの嫌だからってどっかの誰かがピーピー泣くから、本当は白神子であるあたしが黒神子ってことにしてあげてただけだから!」
思うも後の祭り。高飛車猫かぶり腹黒女に親切にした自分が悪いのだと諦め、ネフェリアは愛犬パトリックと共に神殿を去った。田舎にでも帰って静かに暮らそうと。
しかしそんな彼女に、さらなる災難が降りかかろうとしていた。
◇ ◇ ◇
【同お題・異種ジャンルの三題噺】
お題:「追放」「天使」「苦痛」/ジャンル:「コメディー」と「シリアス」の二作……より「コメディー」作品。
この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 19:24:46
28209文字
会話率:40%
匠は、若くして病気で死んでしまった。
愛する怜子との別れは悲しい。でも、先に進まなきゃいけない。
先とは、あの世の事だ。
聞くところによると、人は死ぬと清らかな光がさしてきて、そこに吸い込まれていくという。
そして、その先に待っているのは、
あの世だ。
でも、その光が、2つあったら、どうする?
匠は、そこで知り合ったおじさんと、どっちを選ぶか迷いに迷う。
そして、選んだ光に吸いこまれていった先に待っているのは、別の光と同じ場所だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:29:28
7986文字
会話率:39%
白鳥星蘭(しらとりせいらん)には、16歳になったら迎えに来ると約束をした王子さまがいた。
彼の望みは、迎えに来るその日まで、星蘭が清らかに過ごすこと!
真実の愛を貫くためになら、手段を選ばず清らかに過ごしましょう!財力も権力も乱用します
!
家ではレディを目指す星蘭は、
過保護なイケメンに囲まれて、理想のプリンスとして学園に君臨する!?
※タイトル「オデットはオディールが羨ましい」を変更しました。
ちまちまと更新予定です。
※百合のお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 21:14:45
18582文字
会話率:22%
花の名前はお好みでどうぞ。職場のビルの花壇で毎年咲く花がありまして、今年も蕾が膨らみ始めました。咲くと、香りでわかるのです。ああ、今年も咲いたなあって。書きながら、えっちくさい気がして仕方がない。なのでR15つけたけど、これえっちって思うほ
うがえっちなんじゃ…。というかえっちくさいというよりは犯罪くさい!?大丈夫かなあ!?これ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 00:40:03
314文字
会話率:0%
憧れの異世界召喚! やったね!
でも、なんか様子がおかしい。
異世界の人たち、俺のこと「聖女様」って呼んでね?? え、なんで??
俺、男なんだけど!!
全然清らかじゃないんだけど!!
「何を言いますか、あなたこそ『聖女』でございます!」
(正気か?)
「聖女に男も女もございません!」
(あると思うよ……)
「あなたこそ、我らが救世の聖女様ですッッ!!」
(そ、そう言われるとそんな気がしてきた……!?)
異世界人たちのまっすぐな瞳に心を打たれた俺は、「聖女」として救世の旅に出ることに決めた。
初期スキルは『ヒール』に『テイム』に『エンチャント』。
戦闘スキルはないけど、どうにかなるだろ。
死にかけてた最強魔法使いを蘇らせちゃったし!
最強の精霊(もふもふ)をテイムしちゃったし!
仲間がエンチャントでめちゃくちゃに強くなってるし!!
男が聖女で何が悪い!?
――勘違い救世録、開幕。俺が聖女になるんだよ!!
※中編です。サクッと完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 12:00:00
8294文字
会話率:34%
闇の忍者集団「鬼人党」は、上忍である鬼王丸を筆頭に外道揃い。
だが鬼王丸の娘・あやめは、悪に染まらぬ清らかな心の持ち主だった。
文久2年の秋。
鬼人党が過激な攘夷派から米国大使の暗殺を請け負った事実を、あやめは知ってしまう。
彼女は暗殺計画
を止めるべく抜け忍となるが、鬼人党の追っ手が迫りつつあった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 06:55:28
990文字
会話率:30%
俺はユリウス・ローゼン。誰もが羨む圧倒的な美貌を持った十六歳のイケメンだ。
数年前に母親を亡くし天涯孤独となってしまった俺はどこからかその話を聞きつけてやってきた親戚に家を乗っ取られてしまい残った財産もすべて使い尽くされまるで悲劇の主
人公のように不幸な人生を歩みはじめていた。
来る日も来る日も過酷な労働に明け暮れよく知らない親戚のために生活を支えていく日々を送りながら俺はひたすらに救いが降ってくることを願っていた。
そんなある日転機が訪れる。
この世にはびこる悪の権化、魔物の頂点に立つ魔王を打ち倒すべく女神様より圧倒的な力を授かり遣わされた転生者の少女が暴漢に襲われている現場に出くわしたのだ。
しかもその子めっちゃ可愛くてなんていうか、清らかさと可憐さと儚さとあと諸々のいいところをすべて兼ね備えた絶世の美少女だったんだよね(笑)
少女のピンチを華麗に救った俺は、どん底の人生から這い上がるにはこのチャンスをものにするしかないと思い、咄嗟に自らを聖剣士と名乗り記憶をなくしたせいで混乱する少女を巧みな話術で誘導し仲間へ引き入れることに成功したのだった。
俺の話をすっかり信用し安心する少女だったが、実のところ俺は魔物討伐の経験すらないただのイケメン紡績職人にしか過ぎなかった。
このうそがばれてしまえば俺はまたもとのどん底人生に逆戻りしてしまうだろう。
残された手はただ一つ。
俺は持ち前の度胸と天才的な発想を武器に世界のすべてを欺くことを決意した。
超絶モテモテハーレムタイフーンをつくるという大いなる野望のため、他人の力を利用しまくって口先だけで英雄へと駆けあがっていくぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 20:06:05
53720文字
会話率:52%
ある日俺は異世界から日本に『落とされた』。
聖女を召喚するための贄にされたらしい。
見知らぬ場所で、親もなく、10歳の子供が一人で生きていかなくてはならなくなった。
4年後、交換で召喚されたはずの聖女の声が聞こえてくると、辛く苦しい人生に
、それは清らかな光のように降り注いだ。
魔法を使い、聖女と手紙だけのやりとりを始める。5年の月日の中で心を通わせ合いながら、俺は彼女を助けるために生きていく。
*短編「世界を捨てる、5年前」の月人sideです。
*こちらだけで単独で読めます。その為、聖女と交わす手紙のやりとりや一部内容が短編と重複します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 12:19:12
32182文字
会話率:35%
魔法が普及し始めた現代日本。
天才経営者として名を馳せた金田誠。ある日リストラした元社員に殺害されこの世を後にした……はずだった。
――どうしてこうなったのだろう。
神や仏の存在を信じてはいないが、これはあんまりだ。
……百歩譲っ
て、性別が変わっていることは大目に見るとして。会社を立て直しに邪魔になって排除した元社長の令嬢になるなんて、当てつけのつもりか。
しかも、父親の性格はどこまでもお人よし。とてもではないが、経営者には不向きな性格だった。だが、技術者としての腕は一流だった。
個人経営の小さなお店。
それを日本有数の大企業に成長させることに使命を感じた美琴は動き始める。しかし、どうにも雲行きが怪しい。
世界に名を轟かせる妖怪の孫娘で、跡継ぎに選ばれそうになり。
怪物と恐れられる者からは、目をつけられ。遂には、清らかな心で誠実を心掛けているというのに、悪魔や魔王だと呼ばれることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 12:00:00
392583文字
会話率:39%
「二十年後」の粗筋
秀一は字が読めないことや書けないことで苛められた。それを庇うのが学である。
中学を卒業すると、秀一は寺に出され、
出家してを暗記することもできないので、寺の掃除ばかりで一日が終わる。そのため同僚からはバカにされてい
る。
僥雲は本尊の前で惰眠を貪ったと叱られ、寺から追い出される。
一方、学は某風俗街で女誑しとなり、たまたま見かけた妙信尼を手練手管で一夜を共にする。それから学は追いかける妙信尼から逃げ回る。
僥雲は某風俗街で、お経は覚えられないので、「あなた様は心が清らかでございます、有り難いことことでございます」と唱え続ける。それを学は何度も見ているが、僥雲が秀一であることには気づかない。だが僥雲は学に気づく。
ある晩、僥雲は原因不明の病気で捨て置かれたタイのソープ嬢を救い、掘っ立て小屋で最期を看取り、そのまま自分も餓死して死ぬ。
学は妙信尼に捕まり、嫌われるために掘っ立て小屋でデートをするが、妙信尼に無理心中を計られ、二人は生死の境をさ迷うことになる。
極楽で釈迦といる僥雲は学と妙信尼を助けてくれと頼む。なぜなら学は心中した時に真っ先に弔いの金を恵んだからだという。釈迦は学の願いを叶え二人を助ける。
助かった二人は互いを忘れて生き返り、元の生活に戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 15:13:07
13285文字
会話率:32%
ふうわり院は、船越財閥の息子・源一郎を入院させるために別荘を改造したメンタルクリニックである。
源一郎は松林流・四段、京都大学法学部で、在籍中に、ホステスを救うためにチンピラを打ちのめしたのが原因で、「強いは弱い」とノートに走り書きして、
閉じこもり、喋らなくなった。
そこには精神分裂症のアファゴンと支離疎がいる。支離疎は戸籍さえなかったが、神秘を持つ超人とアファゴンは彼を認めていた。
その病院へ新興宗教に入信し親兄弟を捨て、尼となった三塚節子が父親に運び込まれる。
頭脳明晰だが、計画的に家で大暴れして、自分で再入院したアファゴンが、節子に源一郎の極度の悩みを解決してくれれば、閉じこめられた部屋から出してもいいと提案し、節子はそれを約束する。
だが節子が幾ら尽くしても祈っても、源一郎はよくはなならない。
アファゴンはそんな節子に好意を持ち、世界一家教会の情報を集める。そして、ネットで教祖の乱交の盗撮のムービーを手に入れる。アファゴンは世界一家教会の内幕を節子に告げ、教祖を追放しなければ、教会はその買春容疑で教団は捜索され、警察によって解体され、清らかな信者が路頭に迷うと忠告する。
アファゴンは教会の武闘派に病院のピクニックで節子を連れ戻すために襲わせて、捨て身のショック療法で武道の達人の源一郎を蘇らせて、治すという手段に出る。
アファゴンと節子は恩納ナベの琉歌をきっかけに結ばれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 13:36:58
36147文字
会話率:57%
神々の創造したものが必ずしも清らかで正しく、美しいとは限らない。神々は完璧であれど、世界は歪に歪んでいるのだから。これは混沌と一時の平和を幾度も繰り返した世界で【導きの天使】に憧れた、一人の名も無き【天使】の物語。
最終更新:2020-09-01 15:53:38
709005文字
会話率:58%
竜が人とともにあり、世界の平和を守っていた時代。
「聖王国」と呼ばれる緑豊かな国に、白く輝く巨大な竜と、その竜に寄り添い平和を祈る清らかな乙女がおりました。
これは、その乙女が偉大なる白竜から「蓮の聖女」の名を賜った、よく晴れた初夏
の出来事を綴ったお話です。
……が、伝承では伝わっていない、本当のお話をこっそり記します。
※しいたけ さまが切り開く新ジャンル「ケツダイナマイト」の作品です。
時代考証その他諸々、何も考えず、頭を空っぽにしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:34:57
5924文字
会話率:65%
時は幕末、黒船の来航により日本は危機に陥った。
黒船には神の力を宿した装備を持つ騎士たちが乗っており、異なる神を信奉する日本を蹂躙しようとしていたのだ。
騎士たちの剣は武士の刀を裁ち、鎧をも切り裂いた。
彼ら力は圧倒的で、日本人の運命は風
前の灯のように思われた。
だが、日本に住まう八百万の神々は日本人を見捨てていなかった。
助けを求める真摯な祈りに答えた神々は、『祝福』を清らかな少女たちに与える。
神々の祝福。
それは彼女たち――戦乙女――の肉体を強化するだけでなく強力な装備、霊装へと変わる。
多くの血を大地へと吸わせた異国の騎士たちとの戦いは、使徒による黒船の撃破により日本の勝利に終わるのだった。
――それから時は流れ、一度の世界大戦を経てた1939年12月初頭。
アメリカ合衆国からの先制攻撃により、佐世保は紅く染まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 06:00:00
94894文字
会話率:37%
エリッサ・リュオシュタインは公爵家に生まれた齢16になる令嬢。
幼い頃からの厳しい教育によって、美しい令嬢へと成長した。
しかし、彼女は自分だけでなく、淑女たる振る舞いに関して周りの令嬢にも厳しく当たってしまった。
清らかな淑女を育てる
学び舎である学園に入ってから、その厳しさに、次第に人は離れていった。
エリッサはひっそりと学園で過ごすようになっていた。
そんな落胆の日々に突然、皇太子から婚約を迫られる。
そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 07:00:00
55965文字
会話率:43%
高校時代に付き合ってた愛してやまない大切な彼女。
その大切な彼女と別々の道を選択しつつ、再び偶然の出会い、いわゆるセレンディピティを夢見てる。
約束して会うという必然を選択しないで、運命なら必ず偶然出会うと信じている男の真実のストーリー。
最終更新:2020-07-12 01:42:09
3397文字
会話率:17%
小説家を目指して上京した青年、清水義孝。しかし、彼の努力が報われることはなく、コンビニアルバイトで食いつなぐ日々が続いていた。
彼自身夢を諦めかけていたある日のこと、彼は"天使"と出会った。
清らかな光、厳かな雰囲
気。それと対照的に映る無機質な車椅子。彼が見染めた彼女は、足の自由を失っていた。
これは、夢に縋り付こうとする青年と、夢を見ることを諦めた少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 21:15:48
123617文字
会話率:46%