春の優しい陽光が木々の若葉を照らし、その緑が心に染み入るような感覚がある。そんな中で君と一緒に過ごす時間は、まるで静かな湖に浮かぶ白いボートに揺られるような、穏やかで幸せな気持ちにさせてくれるんだ。
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最終更新:2023-04-02 10:40:16
642文字
会話率:0%
ここは魔物や魔法が存在する、現実とは違う世界。
その何処かにある『帰らずの森』にはとある一匹の恐ろしい魔物が住んでいました。
その魔物の名はミナコロと言います。
ミナコロは森の木々を下に見る程の巨体を持ち、身体は植物に覆われていて、そ
の肉体と植物の間には沢山の武具が絡まり付いているのです。
それは彼が今まで倒してきた人間達の遺物なのでした。所有者を亡くした彼等はミナコロの一部となり、最早がしゃがしゃと音をたてるだけの駄楽器と成り果てています。
そう、この森で沢山の人間を殺し、喰らい、森を『帰らずの森』と人々に言わしめているのはこのミナコロなのです。
そんなミナコロは、今日も獲物を探して森を歩き続けます。
さて、次に彼の胃袋へと収まる、哀れで愚かな来訪者は誰なのでしょうか?
皆様もどうか宜しければ、静寂ばかりが幅を利かせるこの森で唯一の娯楽である彼の日常を、私共と一緒に楽しんで頂けたら幸いです……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 21:03:01
13078文字
会話率:34%
※2022年7月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもあり
がとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 19:54:47
1276文字
会話率:4%
ノーマン・ゴーツビィは公園のベンチに腰を下ろしていた。背後には柵に囲まれた小さな芝生があり、背の低い木々が植わっている。目の前には馬車道が広がり、ベンチのすぐ右手に面しているのが、粗野な声が行き交いガタゴトと車輪が響くハイドパークの街角であ
る。英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「Dusk」(短篇集「Beasts and Super-Beasts(1914)」所収)を翻訳したものです。サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 08:03:16
4478文字
会話率:28%
とある森に迷い込んだ男女4人がいた。彼らは、迷い込んだ理由はもちろん、自分自身についてのことも何一つ覚えていない。出口の見えない深い木々の奥で、彼らは生活を共にすることを余儀なくされる。ただ4人には、それぞれ『お仕事』が与えられていて……。
月水金更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 12:00:00
103449文字
会話率:36%
ある時、ふと男が目覚めるとそこは見慣れない森の中だった。目の前には木々の他に森の中では一際目立つ、掌に収まって仕舞いそうな程小さく絵本から飛び出したかのような紅い妖精の姿が一つ。状況が呑み込めずに驚いて居ると紅い妖精が話掛けて来た。
最終更新:2023-01-31 17:38:07
3621文字
会話率:22%
『6月15日(土)明沙原市で一緒に死んでくれる人はいませんかー?』
私がツイッターに投稿した文章。
アプリを開き確認すると1通のDMが届いていた。
集合場所と地図を送信し、当日を待つ。
風により運ばれてきた草木の匂いと木々のざわめく音が響
き渡る自然豊かなパーキングエリア。
集合場所に姿を表したのは中学時代の同級生、朝日さんだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:15:46
16741文字
会話率:45%
『MISTLTIN』通称ミストと呼ばれるこのVRMMORPGはいままでのVRMMOを一新させるタイトルだった。
時にそれは‐
‐これまであった五感の不具合はまるで無く自分のアバターがもう一人の自分の様に動く。
時には‐
‐これま
でのガタガタのグラフィックなどではなく、木々の一本一本、葉っぱの筋まで鮮明に映し出されている。
時には‐
‐今まで常にあった怠いラグが綺麗になくなって、超快適に遊べるなど。
いままでのゲームにはありえないような評価を受けたこのミストに今二人の超絶姉妹が冒険する!
主に冒険!たまに百合百合!ちょいエロもあるかもね♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 01:01:26
12223文字
会話率:51%
木々の間を走る4人が見たのは、体を丸め横たわるボロボロの男。魔物の徘徊するこの森で眠っているなど見た目どうりの'もの'ではないのだろう。
最終更新:2023-01-05 08:00:00
18593文字
会話率:38%
―すっかり葉を落とした木々のなかにたたずむ、白い彫刻をぽつぽつと見た。女性の横顔であった。
濃霧のなかたどりついた山中の美術館にて、私は深い青の世界に足を踏み入れた。
最終更新:2023-01-02 12:04:41
714文字
会話率:0%
「贖罪の婚約なら破棄してください」
ポーラは婚約者のルイードに言う。ポーラ・ローキンスは、大国に挟まれた、テイジア王国に生まれた。ローキンス家は地味な子爵家だが、両親と二歳上の兄の愛情に包まれて、ポーラはすくすくと育っていた。何事もなく、幸
せな生活だった。あの日までは。子爵家周辺の貴族の子どもたちと、ポーラも兄のクアールも一緒に遊んでいた。特に公爵家のマジェスティ家の兄弟とは、爵位に関係なく、四人で仲良くしていた。マジェスティ家嫡男のハウダーはクアールと、弟のルイードはポーラと、それぞれ同い年で、外での遊びに夢中になっていたのだ。テイジア国の冬は、初霜が降りた日から始まる。木々の梢にも霜は降り、朝日にキラキラと輝くのだ。初霜が降りた枝を持っていると、願い事が叶うという。四人はある年の初霜の日に、木に登り枝を取ろうとする。だが、登った少年たちの一人が落下して、ポーラを傷つけてしまう。傷を負わせたお詫びに、マジェスティ家のルイードとポーラは婚約する。それから十年が過ぎた。二人の関係にも微妙な変化が訪れる。足の動きが万全ではないポーラも、夜会へ招待される。「ダンスが踊れない令嬢なんて」
ポーラはどうするのだろう。ルイードとの婚約はどうなるのだろうか。
※本作は、XI様主催の「真・恋愛企画」参加作品です。
◎R15は保険ですが、ケガをするシーンがあります。なお、他の作品の登場人物が出てきますが、他の作品を読んでいなくても全く問題ないでしょう。でも読んでくださいますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 22:40:07
7499文字
会話率:30%
前回までの超武闘伝は…
嬉しいことに俺んちのマンションは丘の上にあって、ベランダに出ると、赤紫に染まる街並みと深緑の木々を見下ろせる
その情景に溶け込むように、ガラスのグラス片手にアルコールとニコチンを摂取する。
さっ
き買った気狂い水と目覚め草のことだ(^^)
「あぁ……、俺……かっけぇ…。」
あらゆる事象にただ「反応」してしまう、快楽主義者さ
お気に入りの日本酒、黒騎士を用意して
この神飯たちをピアノの上に並べベッドに座る(((^^;)
時刻は19時過ぎ…
ふっふっふ…
さぁ、本日の晩餐といこうじゃないか
その瞬間……ふと壁に目をやり……
黒い何かに気付いた…。
奴だ…
ジョージだ!!!!!!
『え!!!??ちょっと待て、、お前どっから入ってきたんだよ!!!!!!』
うおおおおっっ!!!!!!!!!!
ドンっ!!
完全に捕らえた!!!!!!!!!!!
叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け叩け!!!!
次の日、昼頃…
Truuuuuuu....
俺「あ、もしもし、俺です」
?「不動産会社の者です。昨晩、叫び声が五月蠅いうるさいと住人の方から…」
!!!??
俺「実は……ゴキブリが出やがりました」
そして、今回夏の真っただ中、奴が帰ってくる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 18:57:12
14398文字
会話率:18%
ここは暗い暗い森の奥。陽の光も入らないような鬱蒼とした木々の合間に、ぽつんと開けた土地があるそうで。そこには、煙突のついた小さなおうちが甘い香りを纏って建っていました。
これは、その小さな小さな家に暮らす、おっちょこちょいで見栄っ張りな
、1人の魔女の物語。なんでもない日々を綴った、なんともない日記。魔法のおやつを作ることと、おやつに魔法をかけることしかできない、のんびりした女の子の日記。
今日は、友達を探す優しいヤミフクロウに出会ったお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 04:18:15
2507文字
会話率:55%
雪の降らない冬
木々が余りにも寂しいから
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最終更新:2022-12-09 23:45:18
210文字
会話率:0%
何者もなければ何事もない
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最終更新:2021-04-03 23:37:49
211文字
会話率:0%
木々の葉っぱが色付き始める季節。でも、モミジ(カエデ)だけが紅葉ではありません、というお話です。
※写真載せてます。
最終更新:2022-11-03 08:35:31
1783文字
会話率:0%
昔々ある時あるところ、深い森と山に囲まれた自然豊かな小さな国がありました。
その国は色とりどりのたくさんの花が年中咲き乱れる、とても美しい国でした。
その王国の名前は『ローザタニア』。
そしてさまざまな花々に囲まれるようにそびえ立つ白い大き
なお城には、若くして国王となった聰明で清廉な青年のウィリアム国王陛下と、その妹で光り輝く宝石のように美しく可憐と評判のプリンセス、シャルロット様が住んでおりました。
さて今日もお城は穏やかに時が流れて行っております。どこからともなく優雅なピアノの旋律が奏でられ、木々にとまる小鳥は朗らかに囀り、ポカポカと暖かな午後の日差しは庭でお昼寝をしている猫に優しく降り注いでおりました。
そんな優雅な午後の昼下がりでしたが、何やらバタバタと一人の女性がお城の中を駆け回っております。白髪頭の髪を結い上げて帽子の中に詰め込み、眼鏡が曇るくらいの勢いで走り回り誰かを探している様子です。廊下ですれ違う人に会うたび何かを聞いておりましたが皆首を左右に振り、そのたびにその老女はがっくりと肩を落としておりました。
探し疲れた老女が壁に手をついて溜息をついていると、そこに真っ白な制服に身を包んだ一人の青年と出くわしました。ことの経緯を説明するとその青年は眉間に思いっきり皺を寄せ、腕組みをして大きな溜息をつきだしました。しかしふと何か思い出され、その老女に告げると老女は青年の手を握り感謝を述べてまたバタバタと走り出しました。青年はやれやれ…と息を大きく吐かれると老女の後を追って歩き出しました。
今日も大変賑やかなローザタニア王国―――…少し一緒に覗いてみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 00:00:00
546530文字
会話率:72%
ずっと昔の、小さな国の貧しい村が物語の舞台。少年ソラは、両親と二人の弟、一人の妹の家の長男。村はかつて繁栄していた。ソラが生まれる数年前の暴風雨による川の決壊で壊滅していた。
今、村の為に男達は、遠い町まで行商に出る。
留守中の畑を耕し、家
畜の世話をする母親とソラ達兄弟。
ある日、男達が不在の村は盗賊に襲われる。その時、村に戻って来た父達も返り討ちにあう。
ソラは妹を抱いて逃げる。そして力尽き気を失った。目覚めた時妹は死んでいた。
村に帰ると若い盗賊に拉致される。盗賊の首領は、額に十文字の刀傷のある男だった。
獲物を求めて出かける盗賊達。隠れ家に残る盗賊の一人とソラは共に過ごす。
盗賊はソラに不思議な力を感じ、自分の命を賭けてソラを逃がす。戻った首領は、その経緯を透視しその盗賊を処刑する。ソラは東に向かって走り続ける。
国軍配下の少年達にソラは又しても拉致され野営地に連れて行く。
隣国軍が身近に迫る。そして国軍は壊滅した。
星空の下、屍の中でソラは気を取り戻した。今度こそ東の森に向かって走り出す。
森の奥に辿りついた。ソラは獲物を求め森を走りまわる。
ある日、森の中で恐ろしい声を聞く。盗賊の首領の声の思念だ。
暗黒勢力の首領は、ソラが光の勢力を従える存在であることを知っていた。ソラがそれを自覚する前に殺してしまおうとしていた。
逃げ戻ったソラの魂は肉体を離れた。
ソラの魂の前にいつか見た少女が現れ言う。「十年森に留まり、約束を思い出す為の生活を送れ。そして正しい力を持て」と。
ソラはやがて木々や動物と会話をし、星の声さえも聞くことも出来るようになった。
ある日、黙想するソラに、ソラ自身である光の玉が現れ語りかける。「千年王国のために戦え」と。
目覚めたソラに二頭の狼が訪れ、戦いが来たことを告げる。森を出たソラを天の使い達が舞い降り囲む。
やがて邪悪な勢力を従える盗賊の首領との戦いが始まった。首領はソラの刃に振り払われる。
ソラは戦いに打克った。しかし敗れ去った暗黒の勢力は息絶えることなく、ソラを狙い続けると告げられる。これからも戦いは終わることはないとソラは知る。
天の使いたちは帰った。そして二頭の狼は、死んだソラの二人の弟の姿に戻り別れを告げた。
微笑むソラは懐かしい村に向かって帰って行く。そこには父親が待っている。美しい娘となったソラの許嫁と共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 00:00:00
82777文字
会話率:9%
ある日、山を訪れた私は、木々を薙ぎ倒して横たわるマッコウクジラを発見した。クジラは私を見つけると、「助けて」とヒレをバタバタし始めた。
喋るんだ……。
最終更新:2022-10-23 10:28:09
1857文字
会話率:79%
【日浦海里/小池ともか】の個人企画。
同一テーマから作品を構想してみよう!
というコンセプトで作成した作品です。
ベースプロット「日浦海里」
ベースキーワード「小池ともか」
△▼△▼
通学バスに乗っていた少女は
バスの揺れ心地の
良さに眠ってしまう。
はっと目が覚めるとあたりは木々に囲まれた薄暗い道。
普段の通学路では観たことのない景色だった
「やばい、乗り過ごした」
慌てて次のバス停で降りるが、
降りたバス停は聞いたことのない名前で。
それでも、反対側のバスに乗れば帰れるだろうと
道反対のバス停に目をやると
同じ年頃の子がバス停の椅子に座り本を読んでいた
その子がこちらに気づくと、笑みを浮かべ
「やぁ、忘れ物かい?」
と、声をかけられる。
やり取りを経て
「忘れ物」を思い出した彼女が
その「忘れ物」を手にしようとすると
そこで意識が途切れる。
そうして、気付くと少女はバスの中にいた。
何か夢を見ていた気がするが、
それがなにか思い出せない。
「次は、〇〇。次は、〇〇」
「あ、降ります」
慌てて学生鞄を手に、少女は降車口に向かった。
▽▲▽▲
こんな感じのプロットを元に、キーワード『寿命間近の大木は何を思うのか?』を絡め、比較的自由に書いた作品です。
同時刻で日浦海里様の書かれた『不思議の森の動物たちと忘れてしまった忘れ物』も完結済み連載として上がっていますので、ぜひ読み比べてみてください。
前半部敬称略です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 07:00:00
5666文字
会話率:12%
スカイツリーがビル群に隠れるほどの都市開発が進んだ未来の東京。そこには人間がかつて守っていた森や木々の姿はなかった。神聖な森を失った精霊たちは憎悪にまみれ悪霊と化し、人々を襲った。警察や自衛隊でも対処できない事態に、精霊を研究する機関『森羅
』が対抗策を提示した。それは悪霊を沈静化し、森を再建すること。そのために生み出された改造人間『改樹』。その中の一人モリヤと、女の子の体を乗っ取った精霊ジカイとの出会いが東京の未来を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 13:07:37
1746文字
会話率:21%