四精の呪縛に守られし平安京。
華やかな王朝文化の時代。
誰知らず都の闇を生きた者が一人。
四精を朋友と従える。
その髪、長くぬばたまの輝きを持つ。
その瞳、妖を映し、鬼を裁く。
その口、紅く艶やかにして、猛毒の牙を隠す。
その体躯、細くしな
やかにして、強さあり。
平安を駆けた一人の女陰陽師。
今、ここに摩訶不思議な物語の幕が上がる。
※やたらと章の数が多いのですが、最初の方は一つの章が一頁しか無いのが殆どなので、それ程長くないです(;´д`)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-30 08:00:00
19121文字
会話率:24%
夜の平安京を一人で歩いていた安倍晴明は弱虫・泣き虫・意気地なしで、まだ陰陽師としての才能もなく、突然現われた鼬の物の怪に襲われて腰を抜かして怯える始末。
そんな晴明を救ったのは同い年の少年の陰陽師、村主崇慧だったが、崇慧は鼬を退治すると
気を失った晴明を当然のように放置して姿を消した。
それから数日過ぎたある日の夜、崇慧が鬼を退治している場面に出くわすと、その退魔行を晴明がやったことにし、今後は手伝いもしろと脅迫してきた。
ものすごく嫌なのに文句が言えない晴明は、渋々それに付き合うことになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 21:06:32
83242文字
会話率:41%
2020年、人類は、様々な分野において、成長をとげており、新たな資源の発見など将来が切り開けているときであった。
このまま何も起きずに平和に時を刻むと誰しもが思っていた。だが、世界各地で封印されていた悪魔や妖怪の類いの封印が崩れていった。
その理由が人々が土地を開拓していったために、昔の我々のご先祖様方が施していった封印が弱まってしまったので崩れやすくなってしまっていったのである。
また、日本でも現在の都である東京や、平安時代に平安京が栄えていた京都、奈良時代に平城京が栄えていた奈良、その他にも昔都があった場所や城がある場所にて魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し始めてしまう。
そして、その現象が大きすぎたのか、昔は霊感のある人にしか見えなかった妖(あやかし)でさえも一般の人に見えるようになってしまったのである。世界中がパニックになってしまった。
それに危機感を感じた日本政府は陰陽師(おんみょうじ)を復活させるために、陰陽寮を再設させたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-14 02:04:20
415文字
会話率:0%
曖昧適当現代人/三宅こまちと、元祖アキバ系/紫式部を中心に無理矢理繰り広げられる曖昧適当時代背景まる無視な平安京トリップコメディ!
※漢数字が付いたタイトルは大幅な加筆修正がしてあります。
最終更新:2011-07-30 22:56:23
14723文字
会話率:35%
十六夜ノ巻から二年。
平安京では、陰陽師・法師の変死が頻発していた。
そんなある日、安倍晴明《あべのせいめい》に婚姻の話が舞い込んでくる。
相手は、つい最近左大臣に任命された藤原密《ふじわらのひそか》。彼は晴明との婚約を受け入れねば
賀茂家を潰すと、賀茂保憲《かものやすのり》を脅してきたのだった。
賀茂家を守らねばならぬ陰陽頭としての使命と晴明への恋情の間で、保憲は苦悩する。
愛する者の為。
自分の居場所の為。
保憲が下した決断は……。
SAKURAシリーズ、遂に完結! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-17 00:39:58
193文字
会話率:0%
今を遡る事1000年の昔、倭国が藤原氏の支配下に置かれていた頃、
京都の平安京に国の重役を務める大臣がいた。
その名は大根麻呂という。
この男、重役を務める割には怠け者。
しかし、彼が織り成す仕事の質はとても高く評価されている。
我々と
変わらない気持ちで、「嫌だ」「眠い」「疲れた」と嘆きながらも、
大根麻呂は国を動かす力を持っているのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-10 17:50:31
5421文字
会話率:27%
さてと、どの時代にも「天然」という最強の、「秀才」にも勝る種族が
存在する。貴族が謳歌したこの平安の世にも。
平安京に暮らす男の名は大根麻呂。天然な男である。
まあ、天然とはいえども、本人は「⑨」だと言うのだが。
最終更新:2009-10-30 22:47:47
202文字
会話率:0%
平安京には、「五天宗」というものがあり。
その一つ「陰陽宗」に二人の若者がいた。
威神 陰夜と威神 陽天だ。
その二人が妖怪殺しに奮闘する姿。
今どの歴史書にも載っていない新たな歴史が切り開かれる!!
最終更新:2010-07-25 23:21:57
2554文字
会話率:55%
舞台はいまから1,000年以上前の平安京。そこには闇と光の混在するこの時代に生きた人々のたくさんの物語が埋まっている。これは狐の子と呼ばれた男と、見鬼の才を持った姫君の物語。
最終更新:2009-08-27 19:53:23
2886文字
会話率:29%
仁和三年(887)一月七日未明。上鳥羽は鴨川の舫に、一艘の小舟が着けられた。船を降りた青年は北へ、平安京を目指して歩き出す。土師季満が貧しい膳をかこい、菅原道説が使庁の甍を仰ぎ、泰佑が密議をこらす、平安京――たいらのみやこへ。
最終更新:2009-03-24 23:03:23
196930文字
会話率:50%
高校2年生のサッカー部エース、片桐修平が突然迷い込んだ、過去でありながら歴史とは異なるおかしな世界。タカビーなお姫様に振りまわされ、イメージを崩壊させる歴史上の偉人変人に絡まれ、次々に垣間見える真実の歴史。それでもシュウは、めげずに家に帰る
方法を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-16 20:05:11
74733文字
会話率:59%
魑魅魍魎はこびる平安京。安倍晴明、そして彼の元で動く「蝶」という名の少年。そして晴明を敵視しつつも、その力を認める蘆屋道満。彼らの見る、平安京の行く末とは・・・。
キーワード:
最終更新:2005-10-14 22:35:46
13820文字
会話率:46%