僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。
男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだ
けで何も無い空気とされていた。
かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。
かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。
目指すは、なかよく楽しいのんびりライフ! に美味しいごはん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 22:00:00
4071136文字
会話率:5%
嵐の日、灰色の肌を持つ謎めいた存在が空から落ちてきた。
見えない力に導かれるかのように、彼は未知の世界への旅を始める。
旅の途中で、自分が灰色の雲という特別な存在であり、
その種族を巡る暗い謎があることを知る。
彼自身とこの世界の秘密を解き
明かすため、
彼は雲の町の指導者、デュオルクと向き合わなければならない。
デュオルクは灰色の雲に対し、激しい憎しみを抱いているが、
その理由は謎に包まれている…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:53:05
148949文字
会話率:44%
深い霧の中、事故に遭った宮部郁が、江間、福地、佐野、菊田、寺下と共に辿り着いた先は、化け物のうろつく異界の森――祖父の故郷だった。
言葉も文明も環境も何もかもが異なるこの場所で、保護という名目のもと、彼ら‟稀人”の争奪戦を始める異世界人
を前に、どこで、誰と、どう生き延びる?
【ケース1:宮部の場合】
Q1.稀人だと――明かす? 隠す? どうやって?
A1.隠す。言葉が使えることを利用して、勘違いするよう仕向ける。
Q2.友達と協調――する? しない?
A2.人を化け物の生贄にして自分たちは逃げるという間柄を、そもそも友達と言わない。
Q3.向こうの知識を利用――する? しない?
A3.利用する。ただし、向こうの知識ではないと見せかける。
Q4.何になる――王様? 神様?
A4.一般人。王様も神様も面倒くさい。
Q5.こっちの‟幼馴染”を――頼る? 頼らない?
A5.頼らない。顔を見たらぶん殴るとわかっている権力者には近づかない。
Q6.向こうに――帰る? 帰らない? 誰と?
A6.帰る。どうしようもなく馬鹿なお人好しと、以前の稀人に育てられた子と。
――騙す相手は、自分を含めたすべて。
※舞台の性質上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物たち置かれた環境や関係性の表現のため、性描写があります。※「カクヨム」様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:06:21
784538文字
会話率:45%
王立召喚学園四年イシュカ・ヴィーダは、今はもう誰も使わない古い召喚術を有し、複数の幻獣の融合によって強大な力を生み出すことのできる唯一の家に生まれた。
最高位の幻獣たちを友とし、契約による縛りもないまま、彼らを精霊たちの世界から呼び出す
彼女の悩みは――、
「痛いっ、ちょ、噛まないでっ、って、歌うのもダメっ、またみんな眠っちゃ……った……」
召喚した幻獣たちを扱い切れず、落ちこぼれ街道まっしぐらなこと。
汚名返上と、自分と友人の幻獣たちを“使えない”扱いする生国からの脱出を企み、日々成績向上・技能上達に励む、そんなイシュカのライバルは幼馴染の天才召喚士ラグナル・ガードルード(推し)。
自分はラグナルの足を引っ張るだけ――そう気付いて、何年も距離を置いていた彼が、ここにきてイシュカに急接近、無人島での精霊探査試験に一緒に挑むことになる。
精霊たちの世界とこちらの世界の接点『界境』や精霊たちの痕跡を探して、離れていた時間が嘘のように楽しく過ごせていたのに、島の遺跡に異常を見つけたことで、封じられた巨大な界境が開き始め――。
「イシュカを危険にさらしてまで守りたいものなんてない」
「私には私を危険にさらしてでも守りたいものがある――ラグナルだ」
――信頼と無自覚な浅い恋心を寄せ合う二人の召喚士、そして精霊たちの物語。
※カクヨム様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:40:00
110775文字
会話率:44%
異世界と繋がるダンジョンが存在する学園。
生徒も教師も授業の一環としてダンジョン攻略を行うが、「放課後の残業は禁止」という校則がある。
だが、 リシア・クレメンタイン 先生は、今日もこっそり放課後ダンジョンに潜ろうとしていた。
真面目で責任
感が強く、生徒のためなら命を賭けることも厭わない教師。
しかし、それは違う。
「先生、残業は禁止ですよね?」
俺、 天城 悠真 が彼女の前に立ちはだかる。
先生が一人でダンジョンに入るなんて、危険すぎる。
仕方なく、 俺が代わりに攻略することになった。
だが、この学園では俺は「問題児」扱いされている。
理由は単純。 授業では実力を隠していた からだ。
しかし、本当の俺は――
✔ ダンジョン適性Sランク。学園内最高の戦闘能力を秘めた存在
✔ 禁書指定の「賢者の書」を読んでしまい、ダンジョンの本質を知っている
✔ 先生が好きなので、放っておくなんて選択肢はない
「放課後ダンジョンか。いいだろう。
なら、モンスターの死体で通路を舗装してやる」
俺の 放課後ダンジョン無双 が始まった。
だが、進むにつれ 学園が隠しているヤバすぎる真実 が明らかになっていく。
✔ 学園のダンジョンは二重構造になっていた
✔ 先生が放課後ダンジョンに潜るのは、消えた兄の行方を追っているためだった
✔ 生徒会と教師の一部が裏で怪しすぎる動きをしている
✔ 俺のダンジョン適性は、そもそも人間向けの能力ではなかった
「先生、俺のことをただの問題児だと思っていましたよね?」
「まさか……君は一体……?」
放課後ダンジョン。
そこは 学園の裏側 であり、 この世界の歪み を生み出す核心だった。
先生を守るため、学園の真実を暴くため、そしてダンジョン最深部に眠る「世界の秘密」を解き明かすために、俺は戦う。
「先生、残業は禁止です。
……だから、俺がこの世界の理をぶっ壊す。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:01:39
68810文字
会話率:37%
この世界には、様々な魔族が入り込んでいた‥
だが、それと同時に、様々な異世界の武器も入ってきた
魔族を倒すには、異世界の武器それぞれにある色々な力を使わないといけない‥
しかし、これらの武器は、ある特定の条件に合う人しか使えない‥
その
条件とは
子供であることだ
異世界から来た魔族を退治するため、警察署にとある部署が作られた
その名も 異世界対策少年課 (異少課)
そこに雇われたのは中学校刑事たち
ただ剣を拾っただけの男 神代新
美少女抹茶オタク 波山愛香
デリカシーのない自称弟子 大木翔
これは、彼らの物語だ
毎日20時投稿です
感想などを書いてくれると筆者のやる気に繋がります
この小説はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:00:00
1046809文字
会話率:59%
元々書いていた異世界対策少年課の小説が1話分の長さはそんなに多くないのに話数が多いせいで読みづらいなーと思っていたので1章分を1つにまとめて一部を削った読みやすさ重視版を作ります。
削ったとことかが見たかったらメインの異世界対策少年課の方を
見て下さい。
これにまとめない番外編とかもちょくちょくやるので。
完成している22章までは一定の投稿頻度でできそうですが、その後は1章完成させたら出すので不定期投稿にこっちはなります。
で、ここから先は小説の紹介です。
この世界には、様々な魔族が入り込んでいた‥
だが、それと同時に、様々な異世界の武器も入ってきた
魔族を倒すには、異世界の武器それぞれにある色々な力を使わないといけない‥
しかし、これらの武器は、ある特定の条件に合う人しか使えない‥
その条件とは、想像力豊かな子供であることだ
異世界から来た魔族を退治するため、警察署にとある部署が作られた
その名も 異世界対策少年課 (異少課)
そこに雇われたのは中学生の刑事たち
復讐のため異少課に入った頼れるリーダー 神代 新(かみよ しん)
抹茶が異常に好きすぎる素直な美少女 波山 愛香(なみやま あいか)
デリカシーがない自称弟子 大木 翔(おおき しょう)
彼らの異少課での生活、警察官として、敵の魔族から守ることができるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 22:00:00
759018文字
会話率:58%
TL小説オタだった私、転生したら超絶美人ママンに可愛がられる赤ちゃんになってました。
自分の容姿も将来有望なのではとwktkしてたけど、あれ?もしかして私のママン、前世で読んでたシークレットベビー系TL小説のヒロインさんなのでは??
もっと
言えば、ヒーローの家族が生理的に受け付けなさすぎてイライラしてた、あの作品のヒロインなのでは???
シングルマザーになってるってことは、読んでキレ散らかしてたエピソード、実績解除済みってこと????
絶 対 許 さ ん。
小説じゃ優しいママンがヒーロー家族を許してハッピーエンドだったけど、酷いことしてきた相手とあっさり和解してキャッキャウフフとかできるはずない。何より今のママンは女手一つで私を育てる立派な母親。大好きな彼女を不幸にするやつはみんな敵なのである。
自己満足でも構わない!私のストレスフリー人生のためのぷちざまぁ作戦が幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 20:21:39
3044文字
会話率:6%
「この家に弱者は要らん。ここから出ていけ」
能力強度測定の日、主人公クロノ・エルザードは持っていた能力『破壊者』の力で測定器を破壊してしまわないように、力を極限まで抑えたところ測定結果が「0」となってしまう。クロノの家であるエルザード家は元
々勇者の家系で、誰一人として弱い者は生まれなかった。そのため、能力強度「0」という結果を叩き出したクロノは一族の恥だと言われ勇者の里から追放されてしまう。
クロノが家を追放されたその日、丁度古来に勇者が封印したとされる魔神の軍勢が復活する。追放されたクロノもその戦いに巻き込まれ、その中で『破壊者』の力を存分に発揮し、いつの間にか偉大なる人類の五大勢力の一つとして数えられるように。しかし、他の五大勢力が広く知られる中、クロノだけはその正体を知る者は誰一人として存在しない。いつしか五大勢力の中で最も強く謎な存在、“黒の執行者”と呼ばれ尊敬されるようになる。
これはそんな最強のクロノが魔神が封印された後に実力を隠しながら拾ってくれた公爵家の令嬢の付き人として学園生活を送る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 20:17:22
474063文字
会話率:53%
ある日、一人の男が死んだ。
なんの障害も無く生きてきた男の人生は順風満帆そのものだった。
しかしその人生は病魔によって終幕を告げられる。
必死に抗い続けた男だったが、その努力を嘲笑うように病魔は男を蝕んだ。
そして周囲に慕わ
れ、頼られ、好かれた男の生涯は多くの知人に看取られながら呆気なく幕を閉じた。
穏やかな死に顔を見せる裏で、男は達成する事がついぞ叶わなかった一つの夢を思い、最期の最期まで願望を実現できなかったのを悔やみ続けた。
その後悔は妄執とも言うべき程に夢に固執し、魂だけになっても男の自我を保つほどに強烈な物になっていた。
時が巡り、転生を迎えた男の魂は一人の少女の元でその自我を顕にする。
人を喰らい、人を蹂躙し、人を嬲る存在が跋扈する異世界で、第二の生を歩み始めた男は笑う。
ただただ嗤う。
かつて果たせなかった唯一の夢――――
“命を狩る”
――――と言う、たった一つの悲願を達成できる素晴らしき世界に。
※第一回書き出し祭り 第一会場参加作品『その者、化けの皮につき――』の連載版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 20:10:00
849951文字
会話率:28%
私と長男と次男の
平々凡々で
次男へのツッコミどころ満載の
我が家の会話がメインの
エッセイ?である。
最終更新:2025-03-04 20:00:00
42312文字
会話率:14%
小学生のころから一昔前のゲームが好きで、当時流行りだしていたフルダイブVRに手を出していなかった赤石信吾。おかげで周囲と話が合わなくなり、大学生になるころには立派なぼっちでコミュ障。そんな赤石もついにフルダイブVRゲームに手を伸ばす時が来た
のだが……。
「なんともぼっちに厳しい世界だ……」やたらと多い協力・他者とのコミュニケーション要素に辟易したり最新技術に驚愕しながらも、少しずつ青年は変わっていく……。
※講談社レジェンドノベルス様より書籍化致しました。これも全ては皆様のご声援の賜物であります。
※作者は定期的にネットの無い世界に行きますので、一定期間更新すると当分更新無し、というような具合になります。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:16:33
1131377文字
会話率:42%
「面白そうだし国中の武具を集めて説明文付きの図鑑を作ろうか」なんて、そんな簡単に言わないでくださいよ国王陛下ぁ!ただでさえ自分の持ち物にカッコいい由来や逸話をつけるのが流行ってるんだから、そんなことしたら……
来るわ来るわ、俺のを載せろワシ
のを載せろと大挙してやって来るわ。しかもそのほとんどは市販品よりちょっといいくらいの微妙な品じゃん!こんなのに図鑑に書くような由来とかあるの?……ああそうですね僕たちが書くんですね。知ってたよ、クソが!
※一話だいたい5000~6000文字くらいです。
※不定期更新の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 05:01:11
66501文字
会話率:53%
幼い頃からスーパーロボットに憧れていた佐倉頼善は、その生涯をスーパーロボットの開発に注いでいた。
だが、七十五歳を迎えたその時、今から完成したとしても、パイロットとして乗り込む事は叶わないとタイムリミットを悟る。
そこで佐倉頼善は最後の賭
けに出た。エンジンの動力源の研究中に偶然発見した『魂の存在』。
これを応用する事で、理論的には転生が可能なはずだった。
今世では叶わぬ夢も、来世でなら可能かもしれない。夢を諦めきれない男は、最後の望みに賭けた――
だがしかし。
次に目覚めたその世界は、科学も機械も存在しない、剣と魔法の異世界だった。
竜人の少女として生まれ変わったサクラ・ライゼンは、それでも忘れ得ぬ夢を追い求めて旅に出る。
目指すは純粋なる科学で動くスーパーロボット。
第一歩として、まずは魔力を用いた道具……魔道具で試作品作り。
その過程で生まれた品々が、周囲に驚愕を轟かせていく――
※R15は念のためつけています。
※一章の3話まで一時間置きに更新、その後毎日18時ごろに更新、二章以降は週二回(水・土)更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:10:00
132081文字
会話率:33%
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――
※短編版の続きは5話からです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:01:41
151918文字
会話率:48%
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:01:20
13092文字
会話率:38%
優等生として笑顔の仮面を被るのが日常となっている糸井多希(いといたき)。彼女が親の再婚によって転校したのは私立のお嬢様学校だった。
そこで担任として紹介されたのは糸井桂(いといかつら)。多希の義兄でもある。
完璧な笑顔を浮かべ、生徒から人気
を集める彼だが、その瞳の奥底が冷たいことに気づいてしまった。
みんなに平等でみんなに優しい桂は、多希にだけ『特別』を向ける。
その『特別』は彼女の日常を、彼女を、少しずつ歪めていく——。
***
手に入れるためならばどんな手段も厭わない教師
×
自らを守るために優等生を演じる少女
担任と生徒、兄と妹。嗤う教師と笑う少女。
差し伸べられたその手には黒い手袋が似合っていた。
※毎日17時40分ごろに更新します。全6話(プロローグ、エピローグ含む)です。
※この作品は、「ノベマ!」と「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:40:00
22035文字
会話率:31%
どーもー。アタシよ。
アタシはフリーの家庭教師をしているの。
今朝、知り合いから突然アタシの携帯に電話がかかってきて、「今日一日だけ高校で臨時教師をしてくれないか」って頼まれちゃったわ。生徒が作った57577の歌を一人一人順番に聞いて添削
して欲しいんですって。
「アタシは歌の添削なんて出来ないし、教員免許も持ってないから無理」って断ったんだけど、「今さら他の人を探すアテが無い。添削が無理なら感想を言うだけでいいし、一日くらい教員免許が無くても何とかなるから」なんて言うから引き受けちゃったわ。だって日給が3万円なのよ? たった一日、生徒が作った歌の感想を言うだけで3万円ももらえるなんて、こんなに割のいい話は無いじゃない?
さっき校長先生にも会ってきたわ。今日アタシが受け持つクラスについて簡単に聞かされたけど、アタシにはさっぱり理解できなかったわね。生徒が100人いて全員が百人一首の歌人だとか何とか、わけの分からないことを言ってたわ。でもそんな事はどうでもいいの。アタシは3万円さえもらえるなら、それでいいのよ。そうね、でも普通に感想を言うだけじゃつまらないから、アタシは生徒の歌に77で感想を付け足すことにしようかしら。
あら、授業開始のチャイムが鳴ってるわ。それじゃ、さっそく順番に生徒の歌を見せてもらいに行くわね。あれ? 教室って3階だったっけ? 階段ダッシュしなきゃ間に合わないじゃないのー。
※ご注意※
この作品はエンタメを目的としています。
記載している内容については、正確性を一切保証しません。
※文部科学省推薦!
※書籍化決定! 発売未定!
※池上彰もTwitterでつぶやく!
「私よりも分かり易い解説ですね」
※サラダ記念日の著者・俵万智も絶賛!
「百人一首の奥の深さを知りました」
※百人一首の選者・藤原定家も思わず現代に生まれ変わって執念のコメント
「うそつくな!」
※本作品は、過去に別アカウントで投稿して削除したものを若干修正して再投稿したものとなります
※連投にならないよう、二日に一回くらいのペースで投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:00:00
256689文字
会話率:2%
2020/08/07
前々から書き直そうか、でも書き直すの面倒くさ…大変だとスルーしていたことを今直す時なのだろうと感じたため初っ端から腰を据えて直していきます。
最新話の更新はしばらく気分次第の更新になります。最新話を楽しみにしている人が
いるかどうかはさておきお知らせまで。
詳細は活動報告に書いたので気が向いた人は読んでみてください。
~~
「勇者御一行」として、旅をする勇者一行の旅物語。
表向きは確かに勇者らしく爽やかで偉ぶらない上品な人なんだけど、本当は性格も悪いし金にも汚いし女にも汚いし自分勝手だしそこらの悪党より頭の回転が早いから余計に性質が悪い勇者、サード(性悪)
裏表の激しい勇者があまり好きではなく、よく勇者と言い争い、勇者の裏の顔が皆にバレればいいのにと密かに願っている、見た目は金髪碧眼の美しい見た目で魔法の力が強い女魔導士エリー(人ではないらしい?)
元々商人になりたかったのに無理やり武道家にされ、心は商人で非戦闘員と言い張って全く前線に立って戦わないが、計算力と商才はピカイチの肩書きは武道家のアレン。
そんな三人はいく先々でクエストの依頼や国の思惑や事件などに巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 16:59:49
2914109文字
会話率:41%
「国民が食べる物も無くなりつつあります、可哀想だとは思いませんか」
近衛隊長の私が言うと、冬の女王は返した。
「あなたは私が可哀想だとは思わないの!」
「…は?」
最終更新:2016-12-30 16:16:33
3014文字
会話率:56%
テンプレを詰め込みに詰め込んだ転生から始まる、死ねない転生者ポチの人生
それは『絶対』の名を冠するスキルを持つ転生者達による戦ったり戦わなかったりする物語である
そこには涙あり、笑いあり、出会いと別れあり…倫理観とかはあんまり無いかもしれな
い
※血生臭い描写などがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 16:45:23
514870文字
会話率:59%
どんなゲームにも、【バグ】は存在する。
そして俺は、バグをこよなく愛し、バグと共に生きてきた男だ。
気がつくと俺は、愛するべきクソゲー『ズエラルオンライン』の世界に転生していた。
しかも、よりによって悪役貴族「レグナス」──勇者アルバート
に敗北し、無惨に散る運命の“咬ませ犬”キャラとして。
「……ふざけんな! なんでよりによってコイツなんだよ!?」
レグナスは序盤こそ強敵だが、最終的には勇者に負けて消える哀れな存在。
このままじゃ、俺は決められた運命通りに負け犬のまま終わる。
だが、俺は知っている。このゲームの“本当の姿”を。
『ズエラルオンライン』──それは、開発会社がデバッグを放棄したせいで、バグまみれのままサービス開始し、
バグ技の発見と攻略こそが最適解となった、愛すべき“バグゲー”だった。
なら、使わない手はない。
「バグ技フル活用で、勇者も世界もぶっ壊してやる!!」
勇者パーティーが手に入れるはずのレア装備を先回りして奪い、経験値バグでレベルをカンスト。
魔法無効の裏仕様を悪用し、攻撃力を無限に増やす裏技を極限まで活用。
俺だけが知るバグ技の数々で、王国最強の存在へと成り上がる!
──その結果、ゲームにはなかった新たな展開が生まれた。
(以下妄想)
「貴方が私を守ってくださるのですね?」
「……いや、勇者のヒロインが何言ってんだ?」
「もう勇者など必要ありませんわ。貴方が最強ですもの♡」
ちょっと待て、ヒロインまでバグってないか!?
これは、バグ技を駆使して成り上がったはずの悪役貴族が、
気づけば勇者を超えて最強となり、さらにはヒロインたちに溺愛される物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 16:03:20
15998文字
会話率:21%
現世で死んでしまったことにより
異世界で生まれ変わってしまった青年な物語
しかし、人に生まれたわけでわなく
黒曜石のような鉱石っぽいものに生まれ変わってしまった
最終更新:2025-03-04 16:00:00
136174文字
会話率:45%
高校二年生の|棚谷流星《たなやりゅうせい》は、母親を亡くし、そりの合わない父親と生活し、鬱々とした毎日を過ごしていた。
流星の通学途中、子供が電車ホームから転落。子供が電車に轢かれそうになった時、黒原乙羽《くろはらおとは》が現れ、不思
議な力により生と死の狭間の世界から、子供を助け出す。
乙羽と出会いにより、共に行動することが多くなると、流星自身にも不思議な力があることを知るが…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 14:10:32
43210文字
会話率:26%
黄山雪音(こうざんゆきね)。22歳。家庭の事情で高卒、これと言った資格なし。父親の死により、母は長年鬱病になっていた。彼女は高校時代から家計を支え、社会人になった今は、昼は賃金の高い工場で働き、帰ったら家事をして小学生の弟の世話。そして夜は
ドーナツ店で閉店後の清掃係のバイトをしている。
長年、彼氏なし。服も量販店のものしか着たことがない。地味な女子だった。
ところがある日、雪音の前に白い髪の、ツノが生えた変なイケメンが現れる。『不審者だ!』慌てて110番をしようとした雪音は、熱烈なハグをされ、気を失い、気がつくと龍人しかいない町に連れて来られていた。
『君にとっては初対面だが、僕は君をずっと見ていた。結婚してほしい』
『あなたですか? 誘拐犯は? こんな外国のコスプレしてる町に私を誘拐したのは?』
二人は会話が噛み合わない。
果たして二人はうまくいくのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 14:08:26
1819文字
会話率:22%