「いい加減に諦めろ!」
「この化けものが!」
自分と違うものに情け容赦の無い声。
人間を殺したくない鬼は、その人間に追いかけられ追い詰められて、心身ともに深手を負ったまま濁流に飲み込まれる。
「人間だったら良かったのに――」
数日後、人の姿で発見された彼は、全ての記憶を失っていた。
恋愛要素有の和風ファンタジーです。
12/08/03…第一部完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-03 18:04:06
59376文字
会話率:37%
ある集落には雪の神様・六太がいる。昔々からいる神様だけど、祈る人が居なくなり、小さく小さくなってしまった六太。ある日、集落に住む一子の家に居場所を求めて転がりこんでしまいました。雪に守られた集落で暮らす人々と神様のお話。
最終更新:2012-06-10 13:24:23
5981文字
会話率:18%
聖堂の四作目です。
このお話は、前に書いた「友人、恋人、下僕、お好きにどうぞ。」というお話に出てくる骨董屋の店主の過去のお話です。
基本的に過去のお話なので、前作を読まなくてもいいよって内容になってます。
舞台は古い日本をイメージしてます。
山間の集落の長の娘と、流れてきた祈祷師のお話です。
和風ファンタジーで、恋愛要素も少し(?)あります。
これを読んで興味を持たれた方がいて、暇で暇で仕方ないと言う時があれば、「友人、恋人、下僕、お好きにどうぞ。」も読んで頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-23 16:44:19
29864文字
会話率:43%
和風ファンタジー? なお話。
炎に照らされる山奥で、物語は終わりを告げた。反逆者として追われた剣豪と、死出の旅路にさえも付き従った従者。終わった筈の物語は、不思議な巡り合わせにより、新たな展開を迎える。
最終更新:2012-04-25 01:08:49
5113文字
会話率:58%
花街の少女シャナは、いつもこっそりと余った食事や端布を分けてくれる遊女ライカのもとへ通ってくる魔術師アウグと出会い、やがてある決断を下す。異世界ファンタジー。
◆ 「覆面作家企画2」参加作品に加筆修正したもの。本サイト「雨の庭」からの転載。
最終更新:2012-04-18 21:46:20
6880文字
会話率:50%
「それでも俺は、狼だから…」山の小川で出会った恋を知らない二人。獣族の狼少年と貴族の少女。そんな許されない恋を中心に展開していく、少し切なく変わった物語。山神の存在、人間の野望…、辿り着いた答えとは?
最終更新:2012-04-04 19:05:16
81311文字
会話率:42%
ルーマニアより、美しき伯爵が、とある目的のため現代日本に上陸しました。
大昔、チートな能力を自力で獲得した、黒マントの伯爵様です。
お供は、美しくも黒いメイドさん。
ご多分に漏れず人狼です。
訳あって、貧乏神社の古い寮へ転がり込んだので
すが……、
そこには天津神の天照大神と、月読様が、先に間借りしていました。
伯爵の財政も、密かに破綻した模様です。
そこへ輪をかけてカグツチと、国津神のタケミナカタと、悪神アマツミカボシといった神々が伯爵と敵対、または利用しようとして、事態をややこしくしていきます。
舞台は現代ニッポン。
勇者も魔王も出てこない和風ファンタジーっぽい何か!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-03 19:59:04
92344文字
会話率:33%
人と妖怪がまだお互いに存在を認めあっていた頃。
黒い烏の中に白い烏が一羽。その烏の名前はサエキ。サエキは小さい頃から仲間外ればかり。大きくなってもそれは変わりなかった。
ただ一羽の烏を除いては・・・。
そんな烏のヒノデとも大きくなるに連
れて関係が少しずつ変化していく。
そんなある日にサエキは神様に『初めての御使い』を頼まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-22 19:13:24
2745文字
会話率:31%
雪国シギアの農村で暮らす少女ミヤは、ある日いつも祖父から立ち寄るなと言われていた<鳴滝川>で一人の少年と出会う。そのころ王都では、戦を終えて新しい時代<拓きの時>が始まろうとしていた。<舟渡り>の能力をもつ皇子センリは、妹の誕生式典で信じ
られない光景を目にする。次第に明らかになっていく、<ナリノカミ>の真実。
これは、それから十年が経ったシギアに伝わる<鳴ノ海>にまつわる物語――。
塞の神/鳥追い唄をモチーフに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-31 17:05:29
56168文字
会話率:26%
桜咲き誇る南の国は火の都で、空色の髪の少年は一人の少女と出会う。肩上でざんばらに切った漆黒の髪に、水干と短い袴を纏う小柄な少女。足には高下駄、両手に木刀、腰に脇差を差し、悪漢達を前に少女は不敵に笑う。そして何より少女の片目は、武骨な眼帯に
覆われていた。少年と少女はやがて、都を騒がす人攫い事件に首を突っ込んでいく。(和風ファンタジーな世界で繰り広げる、少年と少女の物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-17 20:26:58
40547文字
会話率:35%
あやかしをはじめとする、古種族と人間とが共存する世界。
千早は古種族狩りを生業とする影狩師だが、親友の恋人はあやかしだし、死にかけていたところを助けてくれたのもあやかしだ。
このまま影狩師でいていいのかと不安に思う千早だったが……
最終更新:2012-01-01 20:00:50
141187文字
会話率:33%
和風ファンタジー
妖魔蔓延る異世界に転生した主人公。生前プレイしていたゲームに良く似たその異世界で、キャラデータを引き継いた形で転生する。馬鹿な主人公が馬鹿なまま突き進むそんな不思議な物語。エロなし、ハーレムなし、ちょっとネタがお下品だ
ったりもしますので、お気を付け下さい。
※一話3000字~5000字を目安折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-27 00:00:00
26960文字
会話率:20%
俺、天木竜司の趣味は空を眺めること。
仕事で訪れる町に着くと、まず俺は空を見上げる。
青空の後に決まって目に留まるのは、鳥でも、雲でもない。
村では見かけない、翼を持った人間――有翼人の姿だ。
俺も、いつかあんな風に空を飛びたいと
思っている。
しかし、村では未だに翼を持つ人間への差別が残っていた。
空への憧れを許されず、有翼人と未成年の村の出入りを一切禁じる。
それが俺の村に残る掟だ。
妹の茜は賑やかな町への憧れを抱いているが、村から出る事をまだ許されていない身。
連れていけと言われても、連れていけば掟に破ることになる。
耳が痛くなるほど言われても、連れていく事はできない。
そんな俺達兄妹の生活に刺激を与えたのは、流行り者の着物とは駆け離れた法衣を羽織り、リンと名乗る一人の少女だった。
追記:
『サイクル・トランス 転生した僕らは二重人格で通ってる』
海斗視点の約二年前のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-17 20:17:08
59885文字
会話率:64%
むかしむかしに村を救った龍神様への感謝を込めて百年に一度行われる龍華祭。その主行事であり神事である“龍嫁の儀”の主役、栄誉ある花嫁役に選ばれたのは決して選ばれる筈のなかった娘、龍神様に捧げられし最初の娘にして唯一拒まれし花嫁の血を引く娘、フ
ユだった。
マイペースで暢気でちょっぴり天然な龍神様と、気の強さは人一倍、胸にイチモツ秘めて龍神様に嫁す事になった村娘の物語。
/さっくりと楽しめる物語を目指して投稿させて頂きました。ゆったり更新になりますが宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 00:00:00
6981文字
会話率:12%
一人暮らしの霊感体質の少年がある日家に帰ると、そこには見覚えのない一人の少女がいた……少女は座敷童子(派遣)で少年の家に居候することになるが――派遣座敷童子の少女『沙雪』と霊感体質の少年『浅野和久』が繰り広げる六畳間ほのぼのコメディ。(FC
2小説からの転載作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-01 22:00:00
15821文字
会話率:58%
安里の住む世界には、ときどき人間が迷い込む。帰れる人間は一握り。安里はある想いから、寄る辺のない彼らを守り、帰る手助けをする。 R15、残酷な描写ありは一応保険。
最終更新:2011-11-01 00:38:15
13574文字
会話率:48%
白い直垂に身を包んだ紅丸が新月の夜を往く。
辺りに轟くは、人食いの妖、猩々どもの不気味な咆哮。
咆哮に混じる少女の慟哭を聞き、紅丸は其の身を翻す。
最終更新:2011-10-11 00:43:10
4101文字
会話率:31%
ある日、神子の子のくせに神子を嫌い現実主義な高校生の主人公が
たまたま、白蓮神社に行きそこでみた妖(あやかし)と
ひょんなことで関わることになってしまった。
そこで知ったのは、神子と妖との間で戦が行われていることだった。
主人公は、自分の家
が神子族のため複雑な気持ちになる。
しかし、主人公が妖とかかわっていくに従って
神子と妖は戦ってほしくないと思いだし・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-09 23:10:04
10362文字
会話率:40%
お祭りの日の夜、綾斗は不思議な狐の祭りに巻き込まれ、狐の世界に巻き込まれ……
最終更新:2011-10-02 20:54:22
2421文字
会話率:24%
仮想幕末を舞台にした日帝国の陰陽師、玉依奏炎。陰陽師の軍隊の一員である彼は、都を騒がせる連続殺人犯を追う任務を与えられる。
しかし、その犯人と思われる人物は、強大な力を持つ妖だった。
「ある事情」から、その妖に共感を抱くようになる奏炎だが・
・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-01 09:00:00
64816文字
会話率:46%